PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中でライブ前などの緊張のほぐし方について話していました。
(PUNPEE)はい。お送りしたのは『夕陽は赤く』。加山雄三氏の『加山雄三の新世界』という自分の『お嫁においで』が入っているミニアルバムの中から『夕陽は赤く(Yah-man Version)feat. RITTO×ALTZ』でした。
先日、加山さんは軽度の脳梗塞になってしまったらしく、少しの間入院して検査をしていたらしいんですけども。もう大丈夫ということで後遺症もなく、これからゆっくりとまた活動を再開するというニュースを見ました。自分もリミックスだったりとかでいろいろとお世話になったりしているんで。ちょっと心配をしたんですけども、さすがはそこは若大将パワーということで。難なく復帰という感じで安心したっす。ゆっくり安静にしつつ活動をしてくれたらなっていう感じです。
で、メッセージ。11月2日に来たメールですね。埼玉の方。「PUNPEEさん、こんばんは。先週の放送も楽しかったです。僕の最初のおっぱいは……」。ああ、これはあれですね。エド・ピスコーっていうコミック作家と話した「はじめて見た漫画のBoobs(おっぱい)」っていう内容についてメールを送ってきてくれているっぽいんですけども。「……ドラゴンボールのブルマさんかみやすのんき氏の作品だったと思います(笑)。Pさんはみやす氏を知らないと思いますが……」。いや、いっぱいそういう当時の美少女系の少しエロい感じのを出してた方ですよね? 名前は……代表作は申し訳ない。存じ上げないっすけど、名前は知っています。
「……ここからは真面目な話で、5lackさんの京都のライブにPさんも出演されたと思いますが、この間の中国でのライブの時に『P氏はステージ上ではあまり緊張しなそう』という風にメールをしましたが、スポーツ選手がよく試合前に緊張をほぐすためにルーティンという決まった準備とかをしたりするらしいのですが、P氏はライブ前にする緊張をほぐすルーティンとかあったりしますでしょうか?」。
なんかよく「緊張をしなさそう」って言われるんですけども、結構自分なりには緊張はしていて。でも、それが人で言うと「全然緊張をしていない」に分類されるものなのかもしれないですけども。なんですかね? もともと、昔は本当に緊張をよくしていて。最近はそこまでしなくなったのかもしんないですけど。MCバトルに出た時にエッグマンっていうところで行われたMCバトル……人生で2回目に出た2005年ぐらいのバトルがあるんですけども。
それに出た時、やっぱりバトルに出て自分の音源をいろんな人に聞いてほしいからCDのデモとかテープのデモを持ってきていて。やっぱりそれをいろんな人に聞いてもらうっていうのが目的だったんで。で、バトルに出て、もう人生で2回目のバトルだから緊張がヤバすぎて。もちろん、お酒も飲んでない状態で車で来て。車で来てMCバトルに出て帰るっていうのを昔、よくやっていたんですけども。フライヤーをまきにクラブにバイクで行って帰るとか。酒を飲まずにっていうのを結構よくやっていたんですけども。
その時、1回戦目で勝てて。それでもデモのCDかテープを車の中に忘れちゃって。そこの駐車場が歩いて10分ぐらいのところにあって、そこに取りに行かなきゃってなった時に緊張をしすぎていて腰が抜けちゃって。それで帰りに結構、もう足を引きずりながら「はあ、はあ……」って帰った記憶があるぐらい、昔は結構緊張をしていたっすね。いまはそこまでしなくなったっすけど。でも、たまに緊張する時があったりとか、本領を発揮できなかった時があって。
K-BOMBからのアドバイス
その時、BLACK SMOKERのK-BOMB氏が……「俺、今日全然本領っていうか、出せなかったっすね」っていう風にK-BOMB氏に言った時に「アニキさ、その鍛錬をしたり、練習をしたり楽しんでやっていれば、いちばん最低限の本領を発揮できなかった部分でもすげえかっこよく映るから。練習をしたりとか、毎回チャレンジをしていればそれで十分だよ。それを試している場でしょう?」っていう風に言われて。「うおお、すげえ!」って。なんか失礼な感じじゃないんですけども、こういう感じのアドバイスをK-BOMB氏にされるとは思わなかったんで。
でも結構、その時に「ああ、そっか。練習するのとかそういうのは楽しいし、発表している時とかもすげえ楽しい時があるから。今日は今日でこれがいまの自分という感じだったんだな」っていう風になった記憶があって。まあでも、それに一発で本領が発揮できない人だったりとか、鍛錬だったりとか考えた仕込みだとか練習っていうのは必要なのかなって。たまにそういうのが天然で出せたりする時もあるっすけど。うん。なので、まあ緊張をほぐすあれとかはあまりないのかな?
練習したり考えたりするのが自分にとっては緊張ほぐしなのかもしれないっすね。すいません、なんかためにならないかもしれないですけども。でも、呼吸をなんか……口で6秒吸って鼻で8秒出すとか。結構緊張すると体の上の方に血だったり力が溜まりやすいから。それを下に持っていくために結構空気をお腹の方に入れてやるとか、そういうやり方もいろいろと聞くっすね。言ったらヒップホップの場所とかじゃない人に話を聞くと、たとえばミュージカルだったり舞台俳優の人とかに聞くとそういう気持ちを落ち着けるやり方を知っている人が結構多いかもしれないですね。うん。
そういうのをこっちの場所にも盗んでくるじゃないけども。そういうのができたらと思って、いろんな話を聞いたりとかしますね。なのでこの方にはジングルの入ったCD-Rとステッカーをお送りしておきます。コミコン、たぶんライブが今日は終わってその夜だと思うんですけども。いかんせんバタバタしている水曜日の収録になって。ちょっとコミコンがどんな感じだったのかわからないんですけども、来週にしゃべろうと思います。来ていただいた人はありがとうございました。
#PUNPEE が東京コミコンでスペシャルライブを開催? フリースタイルでマーベル愛を歌う!「俺の一番はスタン・リー」
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— Fan's Voice (@FansVoiceJP) November 22, 2019
あと、オープン前の渋谷パルコにTSUNEさんのツテで入ることができて、最近行っていたっすね。なんか新しいパルコになにができるのかな?って見て回ったりしたんですけども。DOMMUNEがパルコに移転になるらしく。あとはディスクユニオンだったりとか昔、すごいレコードを買っていた人がお世話になっていたWAVEっていうレコード屋さんが復活したりするみたいで。あとは任天堂のショップとかカプコンのショップとかメディコムさんだったりとか。あとは劇場だったりとか。回りはすごいファッションの最先端の方がいっぱいいて。俺らとか「居場所、大丈夫かな?」とか言いながら行ったりしてたっすけども。
で、AKIRA展がやっていて。パルコが工事していた時にその回りにAKIRAの画を飾っていたと思うんですけども。この前来日していたコミック作家のエド・ピスコー……自分のBlu-rayのジャケットを書いているエド・ピスコーがその壁をどうしても見たいって言っていたんですけども、期間に間に合わなくて見れなくて。でも、エド曰く渋谷の街が……彼はハロウィンの時もいたんですけども、その時に仲間が鉄雄の格好をして撮った写真が1万いいねとかついて結構バズったりしていたんですけども。渋谷のあの最近できた曲がっているビル、LEDがついているビルだったりとか、薬局とか……いっぱいLEDがある感じとかを見て「マジでこれ、ネオトーキョーだな」って言っていて。
外国の人から見るといまの日本はかなり当時のそれに見えてたらしく。たしかにでも、あん時に影響を受けた人とかが大人になって、もしかしたらそれに携わってるっていう風に考えると、そこからの影響だったりもなくはないんだろうな、なんて思いながら考えたりとかもしていまして。パルコなんか、新しい感じで。ちょっと若い人に向けている感じのあれなのかな? 前もそうなのかな? なんかそれがどういう……DOMMUNEとかができたことによって渋谷の中でどういう役割を果たしていったりするのかな?っていうのも楽しみだったので。はい。そんな感じでした。
じゃあ、最後にそのネオトーキョーつながりじゃないですけども。SEEDAくんの2005年に出た『花と雨』から1曲、『TOKYO』という曲を聞いて終わろうと思います。映画も来年、その『花と雨』をモデルにしたものが出るらしく。自分はこのアルバムに非常に食らっていた世代なので。新しいBlu-rayのジャケットにも『花と雨』のジャケットがちょっと載っていると思いますので見てみてください。ということで、あなたの親愛なる隣人の凡人、板橋区のダメ兄貴がお送りした30分でした。というわけで、来週もよろしくお願いします。さよなら、さよなら、さよなら……。
SEEDA『TOKYO』
<書き起こしおわり>