吉田豪と松村香織 Google+で秋元康に気に入られた話を語る

吉田豪と松村香織 佐倉絆と三上悠亜を語る SHOWROOM

元SKE48の松村香織さんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』にゲスト出演。吉田豪さんと暇だった時にGoogle+に張り付いて秋元康さんにコメントをして面白がられて推された話をしていました。

(吉田豪)松村さんがここまで来たのは秋元康っていう人の存在が大きいわけですよね?

(松村香織)秋元先生、まあそうですね。

(吉田豪)いなければ、たぶんこうはなっていない?

(松村香織)もちろん、もちろん、本当に。それはそうですね。やっぱり、ねえ。秋元さん、それこそGoogle+。もう終わっちゃいましたけど。それがあったからこそ、秋元先生に覚えてもらったりとか、きっかけがそこで生まれたり。

(吉田豪)暇な時期にね、ひたすらがっついて。

(松村香織)ありました。本当にありましたね。

(吉田豪)あの有名な「松村調べて」事件っていうね。

(松村香織)フフフ、だから本当にね、名字が一緒でよかったなっていう風に思っていますね。

(吉田豪)いわゆる松村支配人へのメッセージを勝手に自分へのものという受け取った風にがっついていって。

(松村香織)がっついていったら覚えてもらえてラッキーみたいな。

(吉田豪)だから自力でなんとかそっちに這い上がっていった人っていうね。松村さんは会社が売ってくれた人じゃなくて(笑)。

(松村香織)あの時はでもたしかにめちゃめちゃ張り付いていましたもん。ぐぐたすに。それこそ秋元さんの投稿とかにめっちゃ張り付いていたけども。でも、ファンの人たちも結構あの時は755とかもあったけど、秋元さんが読むコメントに自分のコメントを書けるってないじゃないですか。いままでは。

(吉田豪)うん。はいはい。このへん、結構誤解している人が多いんですけど、メンバーと秋元康って思った以上に距離があるっていうか。

(松村香織)めっちゃありますよ。

実は距離があるメンバーと秋元康

(吉田豪)ごく一部のメンバーは交流があるけど、基本本当にコンサートで1回、みんなの前で挨拶をしているのを見たぐらいとか。本当に接点がほぼない人なんですよね。

(松村香織)オーディションとか大きいコンサートの総括みたいなのを話してくださるぐらいしかなかったので。

(吉田豪)そこと絡めるチャンスっていうのが、ファンが絡めるだけじゃなくてメンバーも絡めるチャンスもできたっていう。

(松村香織)そう。それがGoogle+だったので。だからみんな本当にアピールもしていたし。私もそうですけど。ファンの人も推しメンのことをちょっとでも気にかけてほしいから、それこそ「あ」っていう枠だけ取って後で編集するみたいな。

(吉田豪)ああ、そうか。とりあえず1個だけ投稿しておいて。へー!

(松村香織)その枠を取ることですら、上限の500コメントがすぐに埋まっちゃうので。それはすごい熾烈な戦いみたいな。

(吉田豪)過酷だなー!

(松村香織)そうそう。だったから、本当に……。

(吉田豪)その過酷な戦いに普通に参加していたんですね?

(松村香織)そうそうそう! あの時は参加していました。

(吉田豪)なぜなら、時間があるからっていう(笑)。

(松村香織)そう。暇だから。

(吉田豪)なぜなら、推されていないからっていう。

(松村香織)そう。クソ暇だったんで。本当に。だから本当に、あれも暇だったからできたことだったし、あの時にもし中途半端にちょっと運営の人にプッシュされていたり、小忙しかったらそこまで追っていなかったと思うから。だから本当にいろいろと運がよかったなって思いますね。松村さんっていうスタッフさんもいなかったら、「業務連絡、松村」みたいなのもなかったし。そう思うと本当によかった!って思って。

(吉田豪)「ここしかない!」っていうタイミングでがっついて、それがいまにつながっているっていう。

(松村香織)そうそうそう。本当にね、よかった(笑)。

(吉田豪)僕も秋元さんって本当にほぼ交流がないわけで。

(松村香織)はいはい。でも仲良さそうに勝手に外から言われていますよね?(笑)。

(吉田豪)ずーっと言っているんですけどね。本当に1回、取材をして1回、イベントをやった意外では5分ぐらいしか会話をしたことがないっていう。全然知らない。

(松村香織)なのにすごいズブズブ感を周りが勝手に出していますよね? そんなことないのに。

(吉田豪)そうです、そうです。面白がって、秋元康さんが企画・監修をしている番組で始球式をやって、カレンダーを出して……っていうことがあったから、「秋元康プロデュース」的な打ち出し方をしているようでいて、実は秋元さんはタッチしていないですからね。番組の新人ディレクターの企画ですからね。それを承認した程度のことなんで。

(松村香織)あら!

(吉田豪)そのへんがたぶんね、伝わりづらい。

(松村香織)そうですよね。なんかね(笑)。

(吉田豪)松村さん、でもそこからうまいこと気に入られたというか面白がられていったと思うんですよ。僕の印象では秋元さんって面白がる。根が放送作家の人だから「これは面白い」って思ったらそこをフックアップする人っていう感覚なんですよね。

(松村香織)ああー、うん。まあでもその後はね、それ以降はじめて「推され」っていうのを体感しましたもん。「ああ、推されってこういうことか」って。

(吉田豪)急激に仕事が増えるんですか?

はじめての「推され」体験

(松村香織)まあ、でも週刊プレイボーイさんで連載が決まったり、写真集もだし。あとはソロ曲のデビューとかもだし。もうガラッと変わりましたよ。待遇というか、そういうのも変わったし。

(吉田豪)大人の見る目とかも変わるもんなんですか?

(松村香織)ああ、変わった、変わった(笑)。変わりましたよ。スタッフさんたちの対応も変わりましたし。まあでも、本当にね、きっかけってどこに落ちているのかわからないから。本当にあの時にがっついてよかったなっていうのが結果、思いましたし。本当にアイドル生活を振り返っても充実はすごいしていたなって思いますね。だってソロの曲のお披露目とかがAKBの五大ドームツアーとかやっていた時のナゴヤドームのアンコール一発目に出してもらったりとかして。

(吉田豪)超いいポジションじゃないですか!(笑)

(松村香織)そうなんですよ! めちゃめちゃいいじゃないですか。

(吉田豪)まあ出オチ感ですよね(笑)。

(松村香織)フフフ、でも本当に振り返って、ドームでですよ、1人でソロを歌える人もグループの中でもそんないないじゃないですか。しかも、全盛期の時のドームツアーだったんで。本当に、あの時はやっていてよかったなって。緊張もしていたけど。すごい振り返ると本当にありがたいなっていうか、恵まれすぎていたなって思いますね。

<書き起こしおわり>

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