星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『POP VIRUS』と『YELLOW DANCER』の重量盤2枚組アナログ盤のリリースについて話していました。
今夜の #星野源ANN は、ニューアルバム『POP VIRUS』に収録されている「KIDS」の歌詞や曲作りのエピソードについてじっくりお話ししました!そして、約1ヶ月ぶりの”夜の国性調査”をお送りしました!これからも皆さんからのおハガキお待ちしています。
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— 星野源 official (@gen_senden) 2019年2月12日
(星野源)星野源のニューアルバム『POP VIRUS』、そして4thアルバム『YELLOW DANCER』ね。『POP VIRUS』の前のアルバム『YELLOW DANCER』のアナログ盤がそれぞれ重量盤2枚組仕様で来月3月27日(水)に発売することが決定しました! やったぜ! あのね、アナログ盤をずっと作りたかったんで非常に嬉しいです。メール届いております。岡山市の男性の方。
「『YELLOW DANCER』、そして『POP VIRUS』、アナログ2タイトル発売おめでとうございます。宇多丸さんも宇多丸さんの番組『アフター6ジャンクション』でおっしゃっていましたが、ついに待望のアナログですね。いまからターンテーブルに乗せるのが楽しみです。個人的には『YELLOW DANCER』を2枚買いしてターンテーブルで『SUN』のイントロを延々とリピートができるなんて考えたら興奮してたまりません」。ああ、いいですね。そしてそこにラップを乗せていただきたいですね。いいですね。「……予約します」ということで、ありがとうございます。
そして続いて、「3月27日(水)に『POP VIRUS』、そして『YELLOW DANCER』の重量盤発売おめでとうございます。先日、源さんが以前発売した『YELLOW DANCER』のアナログ盤は1枚だったので音質がな……とぼやいていたので、いつか重量盤の2枚組で出てくれたらいいのになと何となく思っていたら、まさかの重量盤での発売、本当にびっくりしました。源さんと同世代の僕は10代の頃にアナログにハマり、AIWAのレコードプレイヤーで聞いていましたが、いつしかアナログを聞かなくなっていました。このラジオを2年ほど前から聞き始め、源さんの影響でまたアナログ盤を聞き始めました。
そして『POP VIRUS』を聞いた時、『このアルバムはいい音で聞かないと』と背中を押されて、よい音響のためにアナログプレイヤー、スピーカーなど一式買い直しました。アナログとCD、デジタルで音楽を楽しんでいた矢先にこの嬉しいニュース。アナログ2枚とも買います。そして『POP VIRUS』はCDとアナログの、『YELLOW DANCER』はCDと前作のアナログ、今回のアナログのマスタリングなどの違いを楽しませていただきます」。ああ、すごいね! それぞれね。前回のアナログもありますからね。『YELLOW DANCER』は。そうなんですよ。
あの、まず宇多丸さんの番組にゲストで出させていただいて、『POP VIRUS』の話をした時に「アナログ盤を出したらいいのに」って言っていただいて。実はその時、もう完璧に決まっておりまして。というか、もう刷っておりまして。「あっ! 先に言っておけばよかった、宇多丸さんに! ごめんなさい!」って思って。「そういうの、考えているんですよね」みたいな言い方しかできなかったんですけども。すいません。もう決まっておりました。
アトロク出演時にはもう発売が決定していた
星野源と宇多丸 アルバム『POP VIRUS』を語る https://t.co/D1wHSgF18X
(宇多丸)『POP VIRUS』のアナログ予定はないんですか?(星野源)ちょっといま、考えています。
(宇多丸)絶対に合うと思いますけども。『YELLOW DANCER』と『POP VIRUS』は絶対にアナログが合うと思いますけども。
— みやーんZZ (@miyearnzz) 2019年2月13日
なので、ぜひすぐに宇多丸さんにはお渡ししたいなと思っているんです。まだね、いわゆる完成版みたいなのは僕ももらっていないので。いわゆるダブプレートっていうのがあるんですよ。CDを作る時はCDでまんまサンプル盤というかね。「これでちょっとチェックして下さい」っていうのが来たりするんですけど。レコードの場合はレコードの材質よりもっと固いですね、バッキバキので来るんですよ。それで「チェックして下さい」ってチェックしたらめちゃくちゃいい音で。本当にいろんな人に聞いていただきたいので。
で、もう予約開始していて、一部ではなんか予約がいっぱいで売り切れましたってなってるらしいんですけど、全然焦らずに。またちょっとしたら復活するようなので。来月に入ったりとかしたら復活するところもあるので、ぜひ焦らずに、ぜひ定価で買ってくださいね。ちゃんとみなさんに行き渡るような枚数を刷れると思いますので。なのでみなさん、ぜひ焦らずに。どこかで見つけていただいて、予約をしていただければと思います。
で、前回『YELLOW DANCER』を出した時にアナログ盤を出したんですけど、その時は僕がちょっと「もう分数が結構ギリギリですよ。なので2枚組にした方がいいんじゃないですか」なんて言われたんだけど、「いや、僕は1枚のが好きなんですよ。1枚で安い感じのやつも好きなんですよ」って言ってギュッと1枚にしてもらったんですよ。でも、収録分数が多くなればなるほど、レコードって溝があるわけで。溝に針を落として聞くわけですけど、その溝が狭くなるんですよね。浅くなるといいますか。なので音質がどんどんどんどんよくない方向に、分数が伸びれば伸びるほど行ってしまうという。
なので、でもそれでもいいからちょっと……で、あとは安くして売りたいっていうのがちょっとあったんで。気軽に買えるようにしたいっていうのがあったんですけど、もう発売した瞬間に売り切れてしまいまして。店頭に並ばないというちょっと切ないことが起こってしまったんですけど。なので今回、そういうことがないように、『YELLOW DANCER』もちゃんと2枚組にしまして。重量盤というものすごい分厚い、音のよい重量盤で出させていただきますので。『POP VIRUS』もとても……これはレコーディングしている時から、普段からいわゆるサブスクリプションで音楽を聞いていますが。「好き!」って思った瞬間にもうすぐヴァイナルを買うという生活になりまして。
もちろん、レコード盤がなかったらCDを買うという生活になっておりまして。で、最初からCDで欲しい大好きな人はもう最初からCDとアナログをどっちも買うっていう、なんかそういう生活なんですけども。なのでいいステレオを自分も買ってね、そこからちょっと生活が変わりまして、それを踏まえた音作りをですね、『POP VIRUS』の時にしてたんで。なので、これはもう絶対にアナログでいい音で出したいぞ、なんて思っていたので非常に嬉しいです。
僕もね、完成品をもらえるの、楽しみにしております。なのでみなさん、ぜひ予約してください。よろしくお願いします。
<書き起こしおわり>