プチ鹿島 韓国海軍駆逐艦レーダー照射問題を語る

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プチ鹿島さんがYBS『キックス』の中で韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊の哨戒機にレーダー照射をした問題について話していました。

(プチ鹿島)嘘見出しです。「日韓レーダー照射問題、嘘をついているのはだあれだ?」。いいですね。レーダー、これ年末からね。これに関しては僕もお話しようと思ったんですけども。年末にちょうどいろいろ忘年会があって、いろんな方とお話したんですが。お話してみると面白いなというその一例としてね、マスコミ……大まかに「マスコミ」と言っておきましょう。記者の方とお話をした時に、いまの世論というか。たとえばネット世論でもいいです。それについてお話してくれた方がいて。いわゆる保守派……「保守派」って言っていいのかわかんないですけども。「特にネットでのその側の人たちというのはいま、韓国しかないんだ」って言っていたんですね。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)というのは、ロシアはいま、北方領土交渉で本当に大事な時期であろうから、ロシアはうかつには叩けない。中国はいま、米中貿易摩擦なんていうことで、これもアメリカも挟んだ話だから迂闊に中国も叩けない。だから、韓国だけなんだと。おそらく、そういうバッシングをする人たちにとっていまとっておきの相手は。「気持ちよく叩くという相手は韓国という選択肢しかないから、それを頭に入れて新聞なんかも見ておくといいよ」って。あくまでもマスコミの話だったんですけども。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)そしたら、この話じゃないですか。で、やっぱり見ていると、報じる側もすごいですよね。媒体によっては毎日「対韓国、レーダー、ほら、嘘ついてる!」っていうのを連日、年を越してもずーっとやっているんですよね。だからその話が頭にあったんで、「そうか、対韓国となると……」って。もちろん、向こうもそうですよ。またこれでノーガードで好き放題に叩くっていうのが起きちゃっているなって思うんですよね。

(塩澤未佳子)うんうん。でも、そういう感じのチョイスっていうことですか?

(プチ鹿島)いや、チョイスっていうか、そういう状況にまたなっているじゃないですか。で、こういうことが起きるとやっぱり特にネットとかだと憎しみVS憎しみのぶつけ合いになっちゃっていて。もうなんか、それが永遠に続くみたいになっているじゃないですか。でね、今日の日刊スポーツのコラムなんですが、タイトルが「政治決着 模索するのが内閣の仕事では?」っていう。要は、事態収集どころかむしろ火に油を注いでいるじゃないか。政治決着をしなきゃいけない側の人たちが。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)たとえば、内閣には関係ない人たち、外野の議員がいくら騒いでも、少なくとも内閣の担当者たちは感情的にならぬよう諌める役回りなのではないか? ところが、その諌める側がどんどんどんどん煽っちゃっているっていうので。記事では最後にこう結んであるんですよ。「前回の衆院選は北朝鮮の脅威を全面に出したが、今年の夏の参院選は韓国の脅威でも打ち上げるのか?」っていう。まあ、これは皮肉ですよね。

(塩澤未佳子)ええ。

(プチ鹿島)で、これまた年末に読んだ本の一節をご紹介しますと、こんなことが書いてあったんですよ。いまの政治状況に関して。「とにかく敵を作って、わかりやすく敵か味方かにわけて、どんどん敵を叩く。そういう政治手法はたとえば小泉政権以降、演出としてわかりやすくなっている」っていう。今回のレーダー照射も、結局この日刊スポーツのコラムに書いてんですけども。僕も新聞を読んでいて、どっちの方が分が悪いか?っていうと、韓国の方ですよね。だからそこを、たぶん「まあまあまあ……」って言いながら利用するのが……オープニングで話したプーチンの話と逆ですよね。相手がちょっと参院選対策でお土産がほしいんだったら……っていう相手の状況を知った上で交渉に臨むっていうのがある意味、したたかで狡猾な政治家じゃないですか。

で、今回どう見ても分が悪いのは韓国ですよ。いま、新聞とかニュースでもいろいろと。動画とかも公開されて、あれを普通に見ていてもね。だったら逆にそこを利用して「まあまあまあ……」って言いながら見えないところで「韓国さん、ほら……ねえ、わかっているよ、こっちは」っていう感じで。「落としどころ」ですよね。昭和政治的なね。あの頃、僕は落としどころとか政治的妥協っていうとただの談合みたいな感じですごく嫌な感じはしたんですけども。でも、物件によってはそういうのも必要なのかな?って思い始めるわけですよ。

(塩澤未佳子)まあ、だって世界とそうやっていろいろと……。

(プチ鹿島)だって絶対に日本が有利に決まっているんだもん。日本が有利だからこそ、「まあまあまあ。えっ、なに? ちょっとちょっと、こっち来て……」っていうのも、ズルい狡猾な……ここで言う「狡猾」っていうのは褒め言葉ですよ。それはやっぱりさっきのプーチンじゃないけども。そういうしたたかな手も必要なのかな?って思うわけですよね。

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(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)今日の日刊スポーツのコラムを読んでみると。それが、ところがいまは一緒になって、SNSを超えて一緒になってどっちも煽りたてているじゃないですか。これ、日本も韓国もいいことないですよね。

(塩澤未佳子)そうね。これはだから、利用したらもっと違うのに……。

(プチ鹿島)というぐらいのずる賢さも必要なんじゃないかな?って思うんですよ。だから、これは年末の新聞なんですけども。日本が年末に動画を公開しましたよね? で、東京新聞を読んでみると、当初防衛省は動画の公開に慎重だったんですって。というのは、日本と韓国の関係を一層冷え込ませるから、それはやめた方がいいと、防衛省が言っていたんですって。ところが、トップ判断で。これ、東京新聞を読むと「韓国に苛立ちをつのらせる安倍首相がトップダウンで押し切った」っていうことで。「首相は韓国に対して相当頭に来ていた。首相の不満が爆発した模様だ」っていう。

気持ちはわかるけど、あの防衛省が「この動画公開は……」って。つまり、相手を追い詰めることになりますからね。で、逃げ場がなくなると人って絶対にまた噛み付いて来るじゃないですか。で、いまそうなっているじゃないですか。だからこれ……これもいろんな人に聞きたいですよね。この政治判断はよかったのかどうか?っていうね。

(塩澤未佳子)ええ。

(プチ鹿島)結局動画公開したら、また「ウワーッ!」って。憎しみVS憎しみじゃないですか。

(塩澤未佳子)その動画を見たら、そうなりますよね。

(プチ鹿島)これ、ベストな落としどころというか判断ってなんなのかな?っていうのは記事を見て、ずっと思っていましたね。だって絶対に日本が有利じゃない。そこをどう振る舞うかですよね。というのを思いましたね。で、最初の話に戻ると、どうしてもいま、韓国っていうのが……「ロシア、中国、韓国っていうのでどこがいちばん叩きやすいか?っていうと、韓国じゃないか。だからノーガードでこれからもあるだろう」っていうことを聞いていた上でのこの話だったので。まあね、もちろん韓国としても政権が変わって。お互いに国内の世論ってあるじゃないですか。

(塩澤未佳子)はい。

(プチ鹿島)で、韓国も対日本っていうのは有効なカードですよ。だから「キーッ!」っとなるし。で、日本だって「じゃあ、今回ぐらいは行くか!」っていうような判断もあったのかもしれないし。だけど、これなおさら燃え上がってますよね。年が明けてね。どうするんだろうね?

(塩澤未佳子)ねえ。ずっとこんなのが続いたら、ねえ。

(プチ鹿島)という風に思いましたね。ただ、それがたとえば敵と味方をはっきりわけずに、「昨日の敵は今日の友」みたいな、そういう狡猾な政治家のおじさんがいた昭和とか平成のはじめぐらいだったらどういうような対応をしていたのかな?っていうのは僕、気になりましたけどね。

<書き起こしおわり>

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