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吉田豪とぱいぱいでか美 ブスいじり問題を語る

吉田豪とぱいぱいでか美 はあちゅうを語る SHOWROOM
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ぱいぱいでか美さんが『猫舌SHOWROOM』火曜日に出演。吉田豪さんとアイドルファンなどがアイドルに対してテレビで見たのと同じような「ブスいじり」をしてしまう問題について話していました。

(ぱいぱいでか美)BUBKAといえば、もう……。

(吉田豪)これもまた説明すると長いんですけど、BUBKAはスキャンダル雑誌ではあったんですけど。巻頭&表示はスキャンダル路線だけど、それ以外のページはハロプロの愛に溢れているというねじれた雑誌だったわけですよね。

(ぱいぱいでか美)分裂症(笑)。

(吉田豪)そう。まあ表現はあれですけども。それでいわゆるモーオタ的な文化を作っていったのもBUBKAであり……みたいな。ねじれていたんですよね。

(ぱいぱいでか美)でもBUBKAにスキャンダルも載っているっていう。リアルタイムで見たスキャンダルもあったもんな。すごい嫌な雑誌って当時は思っていましたよ。

(吉田豪)フハハハハハッ! 「何、この雑誌?」って。

(ぱいぱいでか美)でもいまや平手友梨奈さんのめっちゃかっこいい表紙とかで並んでいるじゃないですか。

(吉田豪)そうそう。ど真ん中。オフィシャルな雑誌っていう風になって。

(ぱいぱいでか美)きれいなアイドル路線で。

(吉田豪)これもよく言うんですけど、実はスキャンダル雑誌時代にも編集長以外は全員オタだったから、スキャンダルを持ち込まれてもオタが潰していたんですよ。実は(笑)。

(ぱいぱいでか美)ええーっ! なんかいい話って言っていいかわからないけど……。

(吉田豪)いい話なんですよ。そいつが当時、しみじみ言っていたのが「僕がこの編集部に入った意味はこれだと思うんですよ」っていう(笑)。

(ぱいぱいでか美)ええっ、泣ける!

(吉田豪)体を張ってあるハロー系のスキャンダルを潰したりとかしているんですよ。

(ぱいぱいでか美)へー! 私も文春の編集部とかにファンを作ろうかな? いつか、なにかが起きた時のために潰してもらえるように。

(吉田豪)フフフ、いろいろあるんですよ。ただの敵だったわけじゃない。編集長の意向でやっていた。

(ぱいぱいでか美)まあでもそうですよね。会社ってそういうものですよね。組織って。

(吉田豪)そうそう。編集長がスキャンダル路線でやって。ところが、スキャンダル路線でやって問題が起きたら編集長が責任取るわけでもないから編集長と下の溝がどんどんできていって。編集長がいなくなった瞬間にオタの雑誌になった。それがいまっていう話なんですよ。

(ぱいぱいでか美)いい話ですよね。転覆しかけた国が……みたいな感じの(笑)。

(吉田豪)そうそう。だからBUBKAは突然変わっていったというか、ベースはオタ雑誌ではあったんですよね。

(ぱいぱいでか美)ああー。新潮もそうなるといいですよね(笑)。

(吉田豪)フハハハハハッ! 突然そんな政治的な話を混ぜるんですか? 新潮45を語りたい?(笑)。

(ぱいぱいでか美)いやいや、全然詳しくないんで。ちゃんと勉強をしてきているわけじゃないんですけど、ふと言っちゃった(笑)。

(吉田豪)フフフ、まあね、最近はすっかりフェミニストになられてることでおなじみの……。

(ぱいぱいでか美)おなじみですか?(笑)。なじんではいないと思っていますけども。でも隠れフェミニストというか。

(吉田豪)フェミニズムにちょっと目覚めて。

(ぱいぱいでか美)そうです、そうです。

(吉田豪)今日はいくらでもそういう主張をしていいですよ。

(ぱいぱいでか美)でも、なんて言ったらいいのかな? 本当にまだ勉強不足なんですけど。なんかいろんなことを、大人になったからかいろいろと思うようになりましたね。でも私も当時のBUBKAじゃないですけど。本当、SNSとかでは自分の正義を主張するんですけど、テレビはテレビだから、別にテレビで私がたとえばブスいじりとかされることは別になんとも思っていなくて。

(吉田豪)『おぎやはぎの「ブス」テレビ』ね。

(ぱいぱいでか美)まあ番組のタイトルとかは結構ギョッとするタイトルだなと思うんですけど、内容的には……。

(吉田豪)AbemaTVの『おぎやはぎの「ブス」テレビ』というね、本当にギリギリのバランスで成立している、おぎやはぎさんの技術によってどう考えてもこれ、アウトでしょう?っていう企画をギリで成立させる恐ろしい番組があって。僕も好きで結構見ていますけども。

(ぱいぱいでか美)あれに出ている時は別に「なんだろう?」とかはないんですけど。でもなんか、言ったら表に出る人っていうのはプロのピエロみたいなもんだから。別に大丈夫なんですよね。

(吉田豪)プロのピエロ。

(ぱいぱいでか美)言われて平気な人たちが言われているだけだから。

(吉田豪)そして、ああいう場においては言う側の人プロだから。プロとプロの――表現はあれですけども――やっぱりプロレスになるじゃないですか。

(ぱいぱいでか美)そうです、そうです。でも、それをやっぱり普通の社会においてやっちゃうとそれは誰だって傷つくから。

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プロのいじりとアマチュアのいじりの差

(吉田豪)もちろん。いまの「アマのピエロ問題」っていう。そうなんですよね。アマチュアの攻撃をする側の人がさじ加減をわからないでやると、それはもう問題になりますよ。

(ぱいぱいでか美)それはいじめ、パワハラっていう風になりますよ。なんでも。

(吉田豪)「『「ブス」テレビ』に出ている人はみんなブス扱いしていいんだ」って、そういう話じゃないじゃないですか。

(ぱいぱいでか美)そうなんですよ。こういうバランス感覚なんですよね。「テレビに出ているから、こういうキャラだからいじってもいい」っていう風に見えちゃうのは仕方ないとしても、「親しみを持つ」ぐらいにしないとダメだと思う。

(吉田豪)本当に僕、だから「ブス」っていう単語も相当言わないですもん。

(ぱいぱいでか美)いや、私も本当に言わないですよ。

(吉田豪)番組名とかそういうようなものでもない限り、基本は口にしないようにしている。うん。

(ぱいぱいでか美)でも、結構時代が移り変わってきたというか。そういう風潮にいま、あるじゃないですか。でもその中で「ブスいじりとかデブいじりとかハゲいじりとかがないと面白いことができない」って思っているのは古いなとは思っています。別にあってもいいけど、それだけじゃないなっていうか。

(吉田豪)あっ! たぶん(SHOWROOMのコメント欄は)「ブス」も「☆」だ。

(ぱいぱいでか美)ああ、そうなんだ。あるんですね。

(吉田豪)SHOWROOMってものすごく気を遣ったシステムになっていて。コメントで「クソ」とかそういうのが全部「☆」になるんですよ。すごいな。「ブスが星になった」ってすごい詩的な表現だな(笑)。

(ぱいぱいでか美)本当だ(笑)。

(吉田豪)たしかにそうだ。「バイブス」が「バイ☆」になっていたとか(笑)。

(ぱいぱいでか美)ヤバい!(笑)。そうか。「バイブス」も言えないのか。でもなんかムズい感覚だなって。本人がいじられることに対してちゃんとできるか?っていう。お互い、いじる人もいじられる人も。私、アポカリップスっていうグループをやっていて最年長なんで。「ババア」とは言われないですけど、言ったら最年長いじりみたいなことをされるし。

(吉田豪)アイドルの基本ですよね。

(ぱいぱいでか美)それは「していいよ」っていう風に言っているんですけど。本当に年齢にコンプレックス持っている人にはしちゃいけないじゃないですか。

(吉田豪)もちろん。

(ぱいぱいでか美)でもそれを普通に……なんだろう? 普通の人間の心の感覚を持って生きていたら、それは備わっているはずなんですけど。ネットとかテレビとかだけを全て真に受けるじゃないけども。ちょっと(いじりの)セミプロ的な感覚になっちゃってそれを自分の周りの人にやっちゃうような人とかがちょっと増えてきているから、こういう話になるような気がします。

(吉田豪)遠藤舞さんとの話とちょっと近いと思うんですよ。バカリズムさんのキツいいじりもお互いの信頼関係があってできていたのであって。でも握手会とかでそのノリ、バカリズムさんと同じノリでやってくる人がいて。それがもう本当に腹が立ったっていう(笑)。そりゃそうじゃないですか。

(ぱいぱいでか美)「あなたは有吉さんじゃないじゃん?」とかは本当に思いますよ。

(吉田豪)そうですよ。あの技術があるからひどいあだ名を付けても成立するわけですよ。

(ぱいぱいでか美)そうそう。そうなんですよね。だからなんか、ステージに立つ側の、それこそアイドルとかするがお客さんのハゲいじりとかも、それはアイドルにされるから笑いになるというかうれしいわけで。そのへんですれ違った自分と同い年ぐらいの女性に「あなた、ハゲてますね?」って言われたらすごい傷つくと思うんですよ。

(吉田豪)そりゃそうだ(笑)。

(ぱいぱいでか美)それをやっているんだよなっていうか。そんな風にすごい思いますね。うん。

(吉田豪)最近も眉村ちあきさんがファンのオタクのハゲをいじったりするけど、それは完全に信頼関係があるわけじゃないですか。

(ぱいぱいでか美)信頼関係。そうなんです。だって私だって初見のオタクに「ハゲてるね」とは言わないですよ。ある程度来ている人にだけ、「今日もまぶしいね」とかは言うけども(笑)。

(吉田豪)フフフ(笑)。まあね、オタクはある程度キャリアを積むとね。ハロヲタも含めて、白髪・ハゲは多いもん。

(ぱいぱいでか美)そうそう。「いじられたくなる」って言ったらおかしいけど。なんかアイドル側にいじられるっていう喜びも私はオタクとしてわかるから。

(吉田豪)さゆ(道重さゆみ)に「ハゲ」って言われたらうれしいっていう(笑)。

(ぱいぱいでか美)そうそうそう! そういうことです。

(吉田豪)そういう関係性。

(ぱいぱいでか美)関係性なんで。それは思うな。オタクとの接触問題で私はあんまり不快なこととかはないんですけど。ファンに優しい人が多いから。でも友達にも言わないようなことを言ってくる人には「なんなんだろうな?」って思いますよね。

(吉田豪)たぶん距離を詰めたいと思って間違えちゃっている人ですよね。

(ぱいぱいでか美)なんか小学生の男子が好きな子をいじめちゃうみたいなのがまだ残っているのかもしれないけど、大人でそれは割とヤバいぞ?っていうのを周りのアイドルの話からは聞いていて。

(吉田豪)うん。「こういうことを言えちゃうっていうことは俺たち、距離が近いよね?」っていうのをしたくてやっているんだけど……「それ、距離離れるよ」っていう(笑)。

(ぱいぱいでか美)で、その言われる側は一応プロだから「もう、なんでそんなこと言うの?」とかちゃんと返してあげるじゃないですか。でも本当は「はあ? ふざけんなよ。二度と来んなよ!」って思っていても言わないから。「えー、なんでー?」とか言っているのを「今日もこうだった」みたいなレポとかを見ると「違うんだよ……」っていう風には思います。

(吉田豪)フフフ(笑)。そういうレポを見るんですね。

(ぱいぱいでか美)見ます。すごい見ます。

<書き起こしおわり>

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