プチ鹿島 紀州のドン・ファンの不審死を語る

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プチ鹿島さんがTBSラジオ『荒川強啓デイ・キャッチ!』の中で紀州のドン・ファンこと和歌山の資産家・野崎幸助さんの不審死について話していました。

(片桐千晶)「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県の資産家、野崎幸助さんが不審な死を遂げた事件の続報です。警察は野崎さんの体内から多量の覚せい剤成分が検出されたことを受け、昨日までに容疑者不詳のまま殺人の疑いで東京都内の関係先や親族の家など複数箇所を家宅捜索していたことがわかりました。警察は野崎さんの死に第三者が関与していないかなどについて詳しく調べています。

(荒川強啓)はい。今日は時事芸人プチ鹿島さんがあれこれと調べてくれました。よろしくお願いします。

(プチ鹿島)よろしくお願いします。事件の経緯を振り返ります。死亡したのは和歌山県田辺市に住んでいた野崎幸助さん(77)。先月24日の夜に自宅で倒れてその後に死亡が確認。司法解剖したところ体内から多量の覚せい剤成分が検出されたということで一気に日本中というかワイドショー関係が注目することになりましたね。そして今日、わかったこと。和歌山県警は10人を超す捜査員を東京に派遣して一昨日夜、新宿区にある野崎さんの奥さんの別邸を家宅捜索。さらに昨日午前には港区にある野崎さんの家政婦の家も家宅捜索に入っていたということなんです。

で、僕はこの方、いろいろと新聞を読んでいて日刊ゲンダイというタブロイド紙で連載をされていたんですね。毎週火曜日に。そのタイトルが「4000人に30億円 紀州のドン・ファンが抱いた女たち」という。まあ、毎週過去にお付き合いした女性を1人取り上げて振り返るというかなりお下品で下世話なシモネタなんですけども。言ってみればタブロイド紙というのは帰宅途中のお父さん方に元気と勇気を与える目的なので、ある種のおとぎ話として大人気だったという。

(荒川強啓)うん。

(プチ鹿島)で、僕は本も買ってみたんですよ。それが『紀州のドン・ファン』という本で、2016年に出ているんですが。

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紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

(荒川強啓)はい。

(プチ鹿島)これ、下世話な話を期待して読み始めたところ、言ってみれば社長の一代記。どう成り上がったのか? ビジネスのヒントみたいなものがほぼ書かれていて結構真面目な本だったんですね。で、僕は日刊ゲンダイで書評を7月に書かせていただいて。で、去年の11月に『アメトーーク!』という番組でこの本が紹介されて一部マニアの間で大人気に。それで気をよくしたのか、今年の4月に第二弾が発売されたばかり。

(荒川強啓)うん。

(プチ鹿島)で、改めてこの1冊目の本を読むと結構気になる部分があるんですね。48ページ。「私は酒はビールを少々だけで、おっぱいは吸いますけどタバコは吸いません。当然、スポーツ選手や芸能人たちに流行の覚せい剤等も全くご縁がありません」というのを書いているわけですね。で、一代記と申しましたけども、この社長はもともとどういうお仕事をしているのか? これ、わからない方も結構いると思いますのでおさらいしますと、お酒の販売業。あと、不動産業。金融業。紀州ですので梅干しの販売業。とにかくなんでもやっていた。

(荒川強啓)うんうん。

紀州のドン・ファンの一代記

(プチ鹿島)「なぜやりたかったか? お金を稼ぎたかったか? なんと言っても魅力的な女性とお付き合いをしたい。その一点に尽きます」と前書きに書いているんですね。その成り上がり方がすごいんですね。まず、生まれは1941年、昭和16年です。この方が自慢しているのが王貞治さん、張本勲さん、麻生太郎さん、カメラマンのアラーキーと同い年っていう。まあ、いまの世間を騒がしているゴールデンエイジの人たちなんですけども。

(片桐千晶)たしかに。

(プチ鹿島)まず、鉄くず拾い。これ、時代だなと思うのが太平洋戦争でアメリカのB29爆撃機から投下された爆弾の破片なども回収をしていたという。それが結構いいお金になってその後、商売の転機。訪問販売をやるんです。なんの訪問販売をしたのか? 避妊具(コンドーム)の訪問販売なんですね。当時はやっぱり薬局の中でも暗い奥の方に置かれていたのでなかなか女性が「ください」とは言えない状況だった。「だったらこっちから訪問販売をしようじゃないか!」ということで、なんとそれが当たって年収がサラリーマンの3倍になったという。で、その後に人生最大の勝負にかけるわけですね。東京で金融業。お金を貸す仕事を始める。ただ、土地勘がないのでなにを始めたかっていうと丸の内に近いところで広告のティッシュを配り始めた。実はそれには狙いがあったんです。

(片桐千晶)はい。

(プチ鹿島)狙いは公務員と一流企業の社員。「担保も保証人も不要ですよ」っていう。それは彼らが職場そのものが担保だから。国が潰れることはない。「実際に公務員のそういう人たちってお金なんか借りるの?」っていう疑問があるんですが、やっぱり人間はどんな仕事だろうが賭け事が好きな人もいれば愛人を囲っている人もいるというのでこれも大儲け。ということで、女性とどう付き合うのか?っていうと入会金100万円以上の高級デートクラブに複数登録して女性を紹介してもらっていたという。ただ、気になるのが先週のフライデーでこんなことが書いてあるんで。ドン・ファンの周囲では実は先月、不審な死があった。

(片桐千晶)うん。

(プチ鹿島)愛犬のイブちゃんが突然亡くなったという。で、本を読み返してみるとこのイブちゃんというのは20年以上も一緒に暮らしている愛犬。「メス犬のイブちゃん。私の唯一の家族のようなもの。溺愛しています。遺産も全部あげたい。犬なのに猫かわいがり」って書いているんです。だからそれで相当気落ちして。20年元気だった犬も不審死っていう。どうやらここらへんがカギのひとつなのかな? と本を読み返してみて僕は改めて思いました。ということで、かなりやり手の人だったんですけど、最後の最後でね。どうですか、青木さん?

(青木理)まあでも、なんかワイドショーの報道を見たレベルですけども。家にはものすごい防犯カメラもあるので。

(プチ鹿島)そうなんです。この人がもともと有名になったのは2年前ですか。当時お付き合いしていた50才下ぐらいの20代の女性に6000万円相当の貴金属を盗まれたというのでワイドショーで有名になったという。

(青木理)だからなにか外部からの犯行だったらそこに映っているだろうし。そうじゃないっていうことになると親しい人かもしれないし。まあ、そんなに時間はかからなくてもし、殺人事件だとするなら何か動きはありそうかなっていう直感はしますけどね。

(プチ鹿島)ワイドショーで発見されてワイドショーで最後も騒がれているという、そういう数奇な人生でございました。

(荒川強啓)紀州のドン・ファンの不審死、プチ鹿島さんの報告でした。ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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