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吉田豪 CHAGE and ASKA本から探る 飛鳥涼の本当の素顔

吉田豪 CHAGE and ASKA本から探る 飛鳥涼の本当の素顔 たまむすび
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プロインタビュアーの吉田豪さんがTBSラジオ『たまむすび』でCHAGE and ASKAの飛鳥涼さんを特集。過去のCHAGE and ASKA本を読み解き、素顔の飛鳥さんを探っていきます。

ぴあ&ASKA (ぴあMOOK)

(博多大吉)本当ね、豪さんって毎週ね、この時は僕に気を遣ってというか。プロレスのね、洋服を着てきてくれるんです。今日も新日本プロレスのレスリングどんたくin福岡ドームのを。ずいぶん昔の、スタッフジャンパーを。

(吉田豪)仮面ライダーカラーでもあるね。

(赤江珠緒)仮面ライダーカラー(笑)。

(博多大吉)これにグーッ!っと食いつきましたけど。その奥に見えるTシャツがね。

(赤江珠緒)そうなんですよ。『CHAGE and ASKA』と。

(吉田豪)ですね。

(博多大吉)アジアツアーのTシャツ。

(吉田豪)すごいデザインもいいんですよ。これ(笑)。

(博多大吉)どこで仕入れるんですか(笑)。

(吉田豪)いや、オークションとかで買ってるんですけど。まあ、こういうの着てテレビに出ると怒られるんですよ(笑)。『上着、これ絶対閉じたままにしてください!』ってね。こんなに好きなのに・・・そんなね、いまちょっと大変なことになっていますね。

(博多大吉)CHAGE and ASKAの飛鳥さん。容疑者っていう言い方になるんですかね?

(吉田豪)先週土曜日に、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されたんですけど。1958年生まれ。現在56才で、本名 宮崎重明さん。福岡出身なんですよね。

(博多大吉)そうです。はい。

(吉田豪)そして、警視庁の調べに対して『覚醒剤ではなく、アンナカだと思っていた』と証言しているんですけど。まあこれね、文春とかでも書かれてましたけど、アンナカっていうのは覚醒剤の混ぜ物として使われがちなものでっていうね。そうなんですよ。CHAGE and ASKA改め、シャブ&アンナカとか言われてるんですけど。アンナカっていうのは、安息香酸ナトリウムカフェインというね、白い粉末なんですけど。それで、容疑に関しては否認を続けている。『SAY YES』じゃないという状態なんですけど。

(赤江珠緒)じゃないという。

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人は意外と嘘がつけない

(吉田豪)でもね、今回この逮捕で思ったのが、『人は意外と嘘がつけない』っていうことなんですよね。というのも、『休みの日は何をしてるんですか?』ってミュージシャンにとって定番の質問があるんですよ。飛鳥さんもよく聞かれるんですけど。なんかね、その回答がいまとなっては意味深で。2010年12月にTBSラジオで片山右京さんの番組に出た時にそれを聞かれたら、『なにしてるんだろう?テレビはそんなに見ないんですけど。ボーッと見てたりするんですよね』って。なんかね、あいまいな回答なんですよ。

(赤江・大吉)ほー。

(吉田豪)で、去年3月にTOKYO FMの内田恭子さんの番組でそれを聞かれた時には、『なにしてるんだろう?休みの日って、よくわからない・・・眠っているかって?いや、目は開いていると思う。自分でもよくわからない。目は開いたまま。本当に謎だよね。急に振られると、困りますね』って言ってて(笑)。

(赤江・大吉)はー!

(赤江珠緒)その時ね、聞いていたらなにも考えずに聞いちゃいそうですけど。いまとなっては、意味深になるな。

(吉田豪)こんなやりとりで僕が思い出したのが、とあるイケメン俳優がマジックマッシュルームの騒動を起こしたことがあったんですけど。それと同時期に著書で休みの日になにをしてるか聞かれて、『休みの日は家に友達を呼んで騒いでいます。トランスってあるじゃないですか?音楽で。あれ、ガンガンかけて真っ暗にして、みんなで踊っているんですよ』って言ってて。まあ、なんかどっちもはっきり言ってないけど、なにかを言わんとしている気がするっていう(笑)。

(博多大吉)遠回しにね。なにかしらの症状も出てるし。なんかね、証拠も出揃ってきてるぞ、みたいな。

(吉田豪)っていう気がするっていうね。で、まあそんなタイミングでね、飛鳥本。いま読みなおすと、これもまた味わい深くて。まあ、ワイドショーでもこのね、名著『インタビュー』という96年に幻冬舎から出た本があるんですが。これが本当に面白い本で。これはちょっと取り上げられているみたいなんですけど。この本が出ることになった経緯っていうのが珍しいパターンで。当時飛鳥が講談社の『Views』っていう雑誌があって。そのインタビューを受けたら、言ってもいないことを見出しにされて、広告にも使われて。それに起こった飛鳥サイドが新聞に訂正広告を出したんですよ。飛鳥が言ってないことを書いたみたいな。

(赤江珠緒)うん。

(吉田豪)そしたら、それに怒ったViewsが『飛鳥涼氏の妄言を糾す』みたいな感じで反論記事を出したりとかの。大きなトラブルに発展して。その詳細を書き記すために本を出したんですよ。だからインタビューっていうタイトルなんですけど。それだけじゃ重いからなのか、前半が飛鳥の人となりを伝えるエッセイ集なんですよ。

(赤江珠緒)えっ?反論の前にエッセイが?

(吉田豪)反論が半分と、エッセイで。そのエッセイがまた、最高なんですよ。あのですね、目次に『僕にはヤクザの友達がいる』っていう章がある時点でね、ある意味奇跡なんですけど。まあ、小学生の頃から仲が良かった友人がヤクザになり、指がなくなり、彫り物が入り。なんだか痩せたな?と思ったらシャブ中になっていて。その彼が幻覚におびえて夜中に電話かけてきたりとか。『お前が俺の同級生って世間にバラすぞ』ってキツい冗談を言われたりする様がすごい克明に書かれていて。

(赤江珠緒)はー!

(吉田豪)文春が『飛鳥は同級生だった暴力団員を通じてドラッグを購入していたが、トラブルになって脅されている』って報じたいま読むと、えっ?っていう気もするんですよ。

(赤江珠緒)そうですね。

(吉田豪)それ以外にも、タクシーの運転手にキレるエピソードとかも最高ですよ。

(赤江珠緒)そうなんですか。

(吉田豪)文章がすごい上手いんですよ。ちょっと読むと、すごい失礼な口のきき方をする運転手に、『「君、そういう言い方はないだろう?」を少しだけ適切ではない表現で言った。そうすると、彼は僕に「なんだ、この野郎!」と立ち向かってきた。アントニオ猪木の真似なら俺のほうがずっと上手いと思い、振り向いて威嚇する運転手の背中に、もう一度、足がふわりとかすってしまった。ドカッ!』みたいなね(笑)。『撫でた程度だと記憶しているが、彼は不思議と前につんのめった。その時、僕の口からセリフも一緒に出ていた。「なんですか、あなた?」を少しだけ野蛮な言葉に変えながら、もう戦闘態勢は完了寸前』みたいなね。

(赤江珠緒)あー、文章にちょっとモザイクがかかってますけど、結構見えますね。

(博多大吉)なかなかの武闘派ですね。

(吉田豪)武闘派なんですよ。すごいキレやすい人で。って本人も言ってるんですけが。そのへんの本がね、ワイドショーではその他の本にほとんど触れてないですけど。

(博多大吉)『インタビュー』はよくね、見ますけど。

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キレやすい飛鳥エピソード

(吉田豪)なので、初期本のキレやすい飛鳥エピソードっていうのをちょっと拾ってみようかと思いまして。CHAGE and ASKAの最初の本。『愛すべきばかちんたちへ』っていうのが81年に、CBSソニー出版から出てるんですけど。こんな風に書いてますね。『俺って昔から悪いことすると、すぐバレるんだよね。要領よく立ち回れないわけ。みんながワーッ!と悪いことやっていて、じゃあ俺もちょっとくらいなら・・・って参加してやり始めると、先生が来ちゃうんだ。みんながおさまりかけているところに、俺がワーッ!とやっているから、当然俺が目立つ。タイミングが悪いんだよね。こんなことの繰り返しばっか。だから終いには何をやっても俺のせいになっていた。まあ実際、悪いこともいっぱいやっていたもんね』っていうことで。当時どんな悪いことをやっていたかっていうと、たとえば野球。

(博多大吉)野球。

(吉田豪)『俺、すごい西鉄ファンだったのね。で、クラスのやつが巨人の帽子なんかかぶって来たりしたら、殴りかかっていたもの。「コラッ!お前、どこの帽子ばかぶっとーや!福岡の人間は絶対に西鉄を応援せにゃらなんぞ!バカッ!」』っていうね。そんな時代があったんですか?

(博多大吉)僕はね、ちょっと下の世代なんで。飛鳥さんたちの世代はライオンズ主義ですから。

(吉田豪)西武ライオンズ以前のね。

(博多大吉)西鉄ライオンズ派なんで。

(赤江珠緒)そういう気持ちはわからないでもない?

(博多大吉)ええとね、わからないです。

(吉田・赤江)(笑)

(博多大吉)野球帽は別に、どこでもいいじゃないですか。殴りかかるっていうのは、どうかな?って思いますね。

(吉田豪)『巨人の帽子をかぶっていた子が、「ばってん、巨人ば好いとうもん」とでも言おうものなら、「お前、ちょっと来やい」と。こんな調子で殴っていた。ここだよね。むちゃくちゃだよ。理屈にあってないんだもん。でも、俺が正しいと思っていたんだから始末が悪い』みたいなね。

(博多大吉)こりゃ悪いですね。始末がね。

(吉田豪)悪いですよね。他にしていた悪いことは、『俺は誰かが大をするということを聞くと、即トイレへ飛んでいった。そして「出てこい!出てこい!大人しく返事ばせんか!この卑怯者!」と大声で叫びながら、トイレのドアを力いっぱい叩く。さらには、掃除用のホースでトイレの上から水をかける』という。それをやっていたせいで、終いには傘をさしてトイレに入る人が現れる状態になっていたらしいんですけど。そんな飛鳥さんも、学校で大をしたことがあったんですけど。本人曰く、『俺は絶対にうまくやったよ。授業中に「お腹が痛い」と保健室に行くふりをしてトイレにこそっと行っていた。ゆっくり落ち着いてできたね』って自慢しつつも、『でも、学校で大便をした後、家に帰って自分が情けなかった。俺は学校で大便をするような、情けない男になってしまった』ってね(笑)。

(赤江・大吉)(笑)

(赤江珠緒)まあ、そこは確固たるポリシーをお持ちだったと。

(吉田豪)そうなんですよ。男らしさをちょっとね、微妙に誤解している感じが(笑)。

(博多大吉)履き違えているね。学校で大をすることは、卑怯者とはね。

(吉田豪)小学校ぐらいの時。小中学校ってそういうの、ありましたね。

(赤江珠緒)特に男子はね。でも、卑怯でもなんでもないですからね。

(博多大吉)そんな時代だったんですかね、子どものころはね。

(吉田豪)そうやって悪いことばかりしていた結果、罰を与えられたこともあって。偶然拾った女性用のパンツがあって。それを振り回しながら『ひっぱれー!ひっぱれー!パンツをひっぱれー!』って歌いながら走り回っていたらしいんですよ。

(赤江珠緒)はあ。

(吉田豪)早いですよね。この替え歌も。そしたら、そのせいで『私、宮崎重明は女の子のパンツをいたずらするという大変悪いことをしました。僕が全ていけないのです。すいませんでした。どうかこんな僕を笑ってください』というプレートを、スキー選手のゼッケンみたいに前と後ろにかぶせられて、校内を一周させられたと。

(博多大吉)おー。

(吉田豪)で、『俺はこの23年間であれほど恥ずかしかったことはない。許せないことだといまでも思っている。畜生!』っていうね。

(赤江珠緒)(笑)

(博多大吉)まだ根に持っているんだ。

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結構根に持つタイプ

(吉田豪)飛鳥さん、結構ね、根に持つタイプです(笑)。さっきのタクシーの運転手にキレる話も、すっごい長々と書いてるんですけど。デビュー当時の話なんですよ(笑)。

(博多大吉)(笑)。デビュー当時に。

(吉田豪)そうです。『万里の河』が売れたころの話なんですけど。どうしても許せなかったみたいで。意外とそういう人です。

(赤江珠緒)意外と本当、ばかちんだったと。

(吉田豪)ばかちんなんですよ(笑)。ちょっと、好きになってくるんですよ。過去の話みたら。で、次の本が『時計まわりの青春』っていう83年に集英社から出ている本があるんですけど。こちらでも、いろいろ書いてますね。『俺は賭けをして生きているような気持ちだよ。安泰は望まないな。いつも人を「おっ!」っと言わせるのが好きだし。賭けに負けてガクンと落ち込んでも、その上にまた賭けをする。そういう性格なんだ。俺って自分がやって失敗して、はじめてダメだってわかる。「やってみなくちゃわからないよ」っていう気持ちが強いんだ。時々、無謀だ!とかも言われるけど』っていうね。

(赤江珠緒)うーん。

(吉田豪)で、その中で、飛鳥さんが自分が尊敬する人についても触れていて。『1人は王貞治。あの人の物事に対する一途な気持ち、すごいと思うよ。もう1人はアントニオ猪木。笑わないでくれよ。本気だよ。ずっと前から変わってないよ。素晴らしい人たちだと思いませんか?』っていうね。

(赤江珠緒)(笑)

(吉田豪)『SAY YES!』っていう感じですね。センス、いいですよ。本当。

(博多大吉)ねえ。『笑わないでくれよ』って、笑うバカがどこにいるんですか!

(吉田豪)福岡出身で、猪木好きでね。で、こんな本の中に、変わったエピソードが出てくるんですよ。飛鳥が急に『みんなはオカルトなんて信じるかな?』って言い出すんですけど。ある日、飛鳥が出かけようとしてたら、昼の12時ぴったりに電話が鳴って。電話に出ると、知らない女の子で。単なる女の子のいたずら電話だと思って、『ごめんね。俺、急いでいるから』って電話を切ろうとしたら、『ちょっと待って!げっちゃんでしょ?前世とか現世って信じますか?』って言われて。『俺もそういうの好きだけど、いまは時間がないんだ』って伝えたら、『私、あなたと前世でお付き合いした者なんです。いまから言う電話番号を控えてください。○○ちゃんという女の子の体を借りてしゃべっているんです。本当です』って言われて。あの、そういうの好きな人だから、結局その日の夜12時にもう1回、その女の子に電話をもらうことにして。

(赤江珠緒)かけちゃうの?ここに?

(吉田豪)かけてくれっていうね。もう1回、かけてくれっていう。『どうしてげっちゃんなの?俺、宮崎っていうんだよ』って言っても、『あなたは前世でサッカーをやってたんです。とっても上手で学校でも人気者で、活発だったからみんなからワイワイ言われるほど目立っていたんです。私はあなたと2年くらい付き合ってたの。高校の時』って言われて。『前世でサッカー、あったっけ?』みたいに言われても・・・

(赤江珠緒)前世、結構最近の話じゃないですか。

(吉田豪)『前世と現代はね、同時に流れている』とか、いろいろ説得されて。『そういうものなんだ』って意外と納得しちゃうんですよ。で、その後もいろんなことを話して。すごいいいこと言っていると思ったみたいで、『嘘でもそのまま嘘で通してほしい。そう思ったね』っていうね。

(赤江珠緒)いや、嘘でしょ(笑)。

(吉田豪)『電話を切るのも惜しくなってさ。そのまま「天界に帰る」と彼女が言った日から電話はないけど。俺は思うんだけど、そういう現象、すんなり話し合えると、とても面白いんじゃないかな?別に宗教とかじゃないよ。信じることで、いろんなことが出てくる。そんな気がするんだ。世の中、わからないことばっかり。人間が生きていること、そのものがオカルトだと思わない?あなたはさっきの電話、信じますか?』って言っていて。『SAY YES?』っていう感じで。

(博多大吉)NO!でしょ。SAY NO!でしょ。

(吉田豪)(笑)。不思議なエピソードをなんか、2ページぐらい。たっぷり書いてますね。

(博多大吉)こういことがあったことは別に構わないですけど。わざわざ著書に載せるっていうのが。

(吉田豪)そして、完全に信じているっていうね(笑)。ピュアな部分もある。

(赤江珠緒)天界に帰っちゃったからね。

(吉田豪)さらに音楽誌『guts(ガッツ)』の連載で『チャゲ&飛鳥のよろず相談』っていうのがあったらしいんですが。それもこの本にずっと載ってるんですね。ファンの女の子から、『CHAGE and ASKAの女好きには少々呆れてます。ASKAはデビュー当時は石野真子ちゃんで、いまは河合奈保子ちゃん。チャゲは松田聖子ちゃんだそうですね。どうして男の人はそんなに次々と女の子を変えたりするんですか!?』っていうね。いまで言う推し変を責められるんですよ。

(博多大吉)なるほど。

(吉田豪)そしたら飛鳥が、『俺は松田聖子の魅力がわからん』ってまた、チャゲを否定して。『河合奈保子の方がいいと思わん?あの胸、最高!』とかね(笑)。なんかね、結構頭の悪い感じが、好感が持てるんですよ(笑)。チャゲが松田聖子の魅力として、『あの子は石鹸の匂いがする』っていうね。松田聖子の魅力ってそこだっけ?っていう、不思議な説明の仕方をするっていう。

(赤江・大吉)(笑)

(吉田豪)で、飛鳥恨みがましい話で言うと、『TUG OF C&A』っていう会場・通販限定の公式雑誌があるんですけど。これの97年に出た別冊ASKA ID号っていうのがありまして。いろんな忘れられない一言集っていうのがあって。チャゲとの微笑ましいエピソードが出てるんですよ。チャゲに言われて忘れられない言葉っていうのが、『お前、ちゃんと見たんか!?』っていうやつで。

(博多大吉)ほう。

(吉田豪)どういうことか?っていうと、飛鳥はクエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』を見たんだけど、人物設定とかストーリーの流れがいまいち理解できなかったと。ところが雑誌のインタビューで大好きな映画を聞かれた時に、チャゲが『タランティーノのパルプ・フィクション』って胸を張って答えたと。で、飛鳥がチャゲにわかんないところを質問したら、チャゲが説明するどころか、みんながいる前で、『お前、ちゃんと見たんか!?』と。もう1回、ちゃんと見てみろと飛鳥を叱ったと。で、反省した飛鳥は理解できるまで見てみようと誓ったんだけど、後々発覚したのが、実はチャゲはパルプ・フィクションを見たことがなかったと。

(赤江・大吉)ええっ!?

(吉田豪)スタッフの話を聞きかじっていただけっていうね。チャゲの『実は俺、見てないんだよね』という言葉も飛鳥には忘れられない一言になっているっていう(笑)。本当、こういうのを忘れない人なんですよ(笑)。

(赤江珠緒)本当に、細々したことを忘れない人ですね。

(吉田豪)みたいなエピソードがね。なんか、尾崎豊のことをちょっと思い出したのがあって。飛鳥って、初期の本も面白いし、自分が書いた本も面白いんですけど。他の人が書いた飛鳥本も結構出てるんですが。全部読んでみたんですよけど、正直面白くないんですよ。飛鳥のキャラクターが作られちゃっていて。なんか真面目な感じだけになってるんですよ。この、アホな部分込みの人なはずなのに。で、尾崎豊もそういうアホな部分が多い人だったのを、たぶんそれを出さないようにした結果、たぶん鬱憤がたまって、いろんな風にいっちゃったと思うんですよ。

(赤江珠緒)イメージを守らなきゃいけない感じの。

(吉田豪)っていうのをちょっと感じましたね。基本、こういう側の人のはずなのにっていう。

(赤江珠緒)うわー、そうだったのか。たしかにいま、ちょっと私が持っていたイメージと違いましたよ。

(吉田豪)いや、幻想ありますよ。僕の好きなエピソードね。飛鳥のパンチ力すごい話とかね。

(博多大吉)パンチ力、すごいんですか!?

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飛鳥のパンチ力がすごい伝説

(吉田豪)すごいんですよ。対佐竹雅昭戦では136キロ。具志堅用高戦では150キロを記録して。佐竹さんはその時、129キロ。具志堅さん105キロだったんですよ。

(博多大吉)えっ、なんかあったんですか?

(吉田豪)ゲームセンターの。まあ、剣道とかやっていたり、体鍛えてるっていうのはあるんですけど。ものすごいんですよ。

(赤江・大吉)へー!

(博多大吉)なんかでも、歌のイメージだと優男というか。

(吉田豪)骨、太いじゃないですか。なにかありますよ。この人(笑)。このパンチ力でキレやすいですからね。

(博多大吉)そう言われてみるとね、ちょっとふっくらしてきたころって、ちょっと香港スターみたいな。

(吉田豪)ジャッキー・チェン感がすごいありますよね。

(博多大吉)ありますよね。へー、そうなんだ。

(赤江珠緒)でも、ひっぱれー!ひっぱれー!パンツひっぱれー!というね。ばかちんだったっていう。

(吉田豪)この前出た『人間コク宝』の、実はボーナストラックで録りおろしを1人やることになって。実は飛鳥さんにオファーしてたんですよ。まあ、残念ながらこういう時期なんで断られたんですけど。その結果、品川さんになったんですけど。

(赤江珠緒)(笑)

(吉田豪)飛鳥さんの事務所の人はすごいいい対応でしたよ。『こんな時期なので、申し訳ありません』みたいな。

(赤江珠緒)ああ、そうですか。

(博多大吉)だから豪さんのあの本も、本当なら飛鳥さんが。

(吉田豪)出てたかもしれない(笑)。

(博多大吉)めぐりめぐって、品川監督が。品川ヒロシ監督が。

(赤江珠緒)で、品川さんがここで朗読されると(笑)。

吉田豪 品川祐に母・マダム路子の赤裸々な著書を直撃する
吉田豪さんがTBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』で品川庄司 品川祐さん本人に、その実母であるマダム路子さんの著作とそこに書かれた赤裸々な内容について直撃していました。

(吉田豪)そういう風につながっていくと。テレビでまで朗読されるという(笑)。

(赤江珠緒)はい。ということで、今週は飛鳥さんでしたけども。次回、豪さんにご登場いただくのは6月18日水曜日になります。吉田豪の月イチ豪外。また来月、よろしくお願いします。プロインタビュアー吉田豪でした。

<書き起こしおわり>
https://miyearnzzlabo.com/archives/45622

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