DJ YANATAKE KYLE『Ikuyo feat. 2 Chainz&Sophia Black』を語る

DJ YANATAKE KYLE『Ikuyo feat. 2 Chainz&Sophia Black』を語る INSIDE OUT

DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でKYLE『Ikuyo feat. 2 Chainz&Sophia Black』を紹介していました。

LIGHT OF MINE 5.18

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(DJ YANATAKE)というわけで、ちょっと1曲ヤナタケの方からもかけさせていただきたいんですけども。これ、どうなんですかね? 話題になっているんですかね? カイルっていうシンガー・ラッパーみたいな。『I Spy』っていう曲がめちゃくちゃ大ヒットした人なんですがその新曲。

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(渡辺志保)はい。

(DJ YANATAKE)アルバムが出て楽しみにしていたんですけど、アルバムの先行シングルとして4曲目ぐらいですかね? ポチポチと配信のやつをいろいろと見ていたんですよ。そしたら『Ikuyo』って書いてあって。「いくよ!?」って思って。

(渡辺志保)「えっ、くるよはどこ?」って思いますよね。

(DJ YANATAKE)そうそうそう(笑)。本当に思ったんだよ。

今いくよ・くるよ師匠

(渡辺志保)アハハハハハッ!

(DJ YANATAKE)でも、なんていうの? スラングとか他の国の言葉とかであれなのかな?って思ったら、本当にこれが日本語で「行くよ」なんだね。

(渡辺志保)ねえ。そう。「行くよ」っていう、レッツゴー的な意味だと思うんですけど。

(DJ YANATAKE)一応、「Here We Go」ってことらしいですね。「Here We Go」を日本語で言って「Ikuyo」っていうことで。で、「えっ、『Ikuyo』?」って思って聞いたら、日本語ラップが始まるんだよね。

(渡辺志保)そうそう。ソフィア・ブラックちゃんっていうLA生まれのお母さんが日本人のね。

(DJ YANATAKE)ポップシンガーね。

(渡辺志保)そうそう。彼女が製作に関わっているということで。

(DJ YANATAKE)で、そのフィーチャリングのソフィア・ブラックちゃんはトリリンガル(三ヶ国語話者)かな?

(渡辺志保)フランス語もいけるっていうね。

(DJ YANATAKE)で、これがだから……なんだろうな? 「どこどこから見ても いつまでも(Doko-Doko kara mitemo itsuma demo)」「スタイルの人生素敵だよ(Sutairu no jinsei suteki dayo)」とか、そういうサビで始まったりするんですけど。まあ、なんか意味も日本語で通るような通らないような感じなんですけど、日本語なんですっごいびっくりするよね。

(渡辺志保)そうだよね……。本当にそうなんですよね。でも今日も私、ちょうどアメリカ人の男の子と話していて。彼もすっごい日本のアニメとかが大好きなんですよ。バージニア出身の子なんですけども。やっぱりいま、すっごい若手の次世代のアメリカのラッパーたちの間で日本愛がすごいみたいな話をしてくれて。

(DJ YANATAKE)たしかにね。いま、すごいよね。

(渡辺志保)で、彼らはたぶんちっちゃい頃から『ポケモン』とか『遊戯王』とか『NARUTO』とかを自然と見ていたから、やっぱり世代がまた新しくなって、彼らの日本に対する熱狂的なそこに対する気持ちみたいなものはいま、また盛り上がってきていると思うよとか。で、この間もフェイマス・デックスもわざわざ『Japan』っていう曲を作って。その後に日本にも来たっていうこともありますし。

(DJ YANATAKE)うん。

(渡辺志保)あと、本当リル・ウージー・ヴァートとかね、結構みなさん日本のアニメっていうのをすごくフィーチャーしているから。

いま、また改めてそういう意味ではチャンス……若いラッパーがすごい日本に来たがっているから、いろんなチャンスなんじゃないか? みたいな話をしていて。

(DJ YANATAKE)タイガのアルバムも『Kyoto』だったしね。

(渡辺志保)そうそう。だから私としては日本がクールに見えるっていうのはすごくうれしいなと思いますし。こういう形で日本のカルチャーとかがいろいろと広がっていくっていうのは本当に申し分ないなと個人的には思いますね。

(DJ YANATAKE)ただですね、いまの俺たちのこの解説をみやーんさんが起こしてくれた時、最初に今いくよ師匠の写真が貼られることになるっていうね(笑)。

(渡辺志保)アハハハハハッ! まあ、それはそれでね……。

(DJ YANATAKE)まあ、それもクールジャパンですけどね(笑)。

(渡辺志保)それをもし、カイルさんが見かけたら「えっ……このレディーは誰だろう?」みたいになるかもしれない(笑)。

(DJ YANATAKE)いやいや、ジャパニーズ・ボスですからね。そんな感じで、気になるこの曲、行ってみましょう。

(渡辺志保)フィーチャリングは2チェインズですけども、2チェインズも『Hibachi for Lunch』っていうミックステープを出していましたから。やっぱりこのへんの日本に対するあれやこれやっていうポジティブな感情はみなさん、おありじゃないでしょうか。

(DJ YANATAKE)大阪で流行ってほしいですね(笑)。ということで、
行ってみましょう。カイルで『Ikuyo feat. 2 Chainz & Sophia Black』。

KYLE『Ikuyo feat. 2 Chainz & Sophia Black』

(渡辺志保)はい。いまお送りしましたのはカイル feat. ソフィア・ブラック&2チェインズで『Ikuyo』でした。これ、ちゃんとRap Geniusを見たら「Ikuyo」のところにアノテーションがいろいろとついていて。かつてのオリンピック選手の名前とかもちゃんとリンクが貼られているので。ここに私、いくよ・くるよ師匠のYouTubeの動画とかも貼り付けてみたいなと思ってしまいましたけども。

(DJ YANATAKE)これ、日本人はビートジャックで『Kuruyo』で返さないとね。

(渡辺志保)『Kuruyo』で返さないとね、そうそうそう(笑)。またBenjazzyくんあたりが(笑)。

(DJ YANATAKE)アハハハハハッ!

(渡辺志保)返してくれたら最高だなとか思いますけども(笑)。

(DJ YANATAKE)Benjazzy、ゆるくやらないかな? Vingoあたりにね。

(渡辺志保)あ、たしかにね。Tiji Jojoくんあたり、みたいな感じですけども。

<書き起こしおわり>

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