安住紳一郎さんがTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』の中でお風呂に入る際に浴室のドアをちょっとだけ開けておく理由について話していました。
(安住紳一郎)私は一人暮らしなんで、お風呂に入ってドアを閉めた時にドアの建具が故障したらここから出られなくなるなという想像をしたことがあって。
(中澤有美子)ああー。
(安住紳一郎)最近はね、中から強引に開けるための簡易のバールみたいなものを入れているお風呂もあるみたいですけども。意外にね、プラスチックの取っ手とかがボロンって取れちゃったりとかすると、もう中からはどうにもならないということで。すりガラスも割れるような割れないような、そういうプラスチック樹脂的なものだったりすると、もうどうしようもないですもんね。
(中澤有美子)ああー。
(安住紳一郎)しばらく見つけてくれないということになるとすごく不安だから、私はちょっと開けてますよね。
(中澤有美子)そうなんですね!
(安住紳一郎)私、ちょっと開けてますね。私ね、何回かドアの不具合で出られなくなったこと、あるんですよ。
(中澤有美子)ああ、あるんですね。
(安住紳一郎)浴室ではなくて、トイレとか部屋とかから出られなくなったことがあって。で、窓から強引に脱出したこととかがあって、すごく怖いんだよね。だからなんかそういう、一人で暮らしているところではなるべくドアは閉めているんだけどもちょっと開けるような感じにしていますね。
(中澤有美子)ああー、危機管理ですね。
(安住紳一郎)危機管理ですかね。いっつもお風呂場に入ると、「ここで閉じ込められたら……待てよ。ええと、とりあえず誰が迎えに来るかな?」って考えると、「あの仕事をぶっ飛ばした時にあの人がここに電話して……電話に出ない場合はでも、すぐには来ないな」みたいなことを考えますもんね。「そうしてそうしてそうすると、ええと最短で会社の人が来るのは3日後?」みたいな。「風呂場の水を飲むだけでいけるか?」みたいなのを考えて、「これは長えな……」って思った時は半開きだよね。
(中澤有美子)アハハハハハッ!
スケジュールから救出までの時間を見積もる
(安住紳一郎)すっぽかすとすぐに連絡が入って探してくれるような気配がある時はバチンと閉めますけども。スケジュールを思い浮かべながら、「ええと、これは……今日の約束をすっぽかしても、こうなってこうなってああなって。あの人があの人に電話して。『うーん、まあ来ない時もあるんじゃない?』みたいなことになると、迎えに来るのは4日後の午後か。じゃあ、ダメだな」みたいな。
(中澤有美子)「じゃあ、今日は……」って(笑)。
(安住紳一郎)「じゃあ、今日は開けておくか」みたいな(笑)。
(中澤有美子)フフフ(笑)。毎回違うのかー!
(安住紳一郎)あとはなんか、水だけ飲んで3日待つのは辛いなと思う時はもう開けておくしね。なんかね。うん。なにやってんだか?っていう感じだけど。
(中澤有美子)アハハハハハッ!
(安住紳一郎)……現実だよ。ねー。
(中澤有美子)フハハハハハッ! ごめんなさい。笑ってしまった。
<書き起こしおわり>