高橋芳朗さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。人気コーナー「イントロクソやべえ!」で自身が選曲した3曲を紹介し、星野源さんを悶絶させていました。
#星野源ANN お聴き頂きありがとうございました!本日は音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんにゲストにお越し頂き #FamilySong の徹底解説・後半戦と高橋さんチョイスの「イントロクソやべえ!」をお送りしました。2週に及びゲスト出演して下さった高橋さんありがとうございました! pic.twitter.com/OvHlLtEO0V
— 星野源 official (@gen_senden) 2017年9月19日
(星野源)さあ、ここからは寸止め感がたまらないこのコーナーをスペシャルバージョンでお送りしたいと思います。高橋芳朗さんのイントロクソやべえ! はい。曲のつかみとなるイントロ。そのイントロがいいと思う曲を今週はリスナーのみなさんからではなく、高橋芳朗さんに3曲紹介していただきます。イントロを聞いて私、星野源がフルコーラスで聞きたい曲を1曲だけ選びます。
(高橋芳朗)はい。
(星野源)ということでね、選んでいただいてありがとうございます。
(高橋芳朗)楽しかったです。これも、選曲。
(星野源)じゃあ、ここからはお任せします。
(高橋芳朗)ジャンル別に3曲、選曲したので。まずはヒップホップ編として、コモンというラッパーの『Be (Intro)』という曲を聞いてください。どうぞ。
Common『Be (Intro)』
※1:10で音源ストップ
(星野・高橋)フゥーッ!
(星野源)最高!(笑)。
(高橋芳朗)この曲はご存知ですか?
(星野源)あの、知りませんでした。実は。
(高橋芳朗)めちゃくちゃかっこよくないですか?
(星野源)めちゃくちゃかっこいいっす! ヤバい! これはヤバい! この、「いつビートが来るの? いつ来るの!?」って。
(高橋芳朗)「Yeah」とか「Yes」とかもあって、高まってきますよね。
(星野源)いや、「次はビートなの?」って思ったら……「シンセなの!? シンセの次、何なの?」みたいな。
(高橋芳朗)こういう音がどんどん増えていくイントロはやっぱりいいですよね。
(星野源)ヤバいですね。これはヤバい。
(高橋芳朗)これ、だいたい1分10秒あるんですよ。
(星野源)すごい! 最高でした。で、「ビート、いつ来るの?」って思っていたら、「ストリングスと一緒なの!? ヤベー!」みたいな(笑)。最高!
(高橋芳朗)(笑)。これは最高ですね。
(星野源)最高でした。これ、ちょっとヤバい。いきなりポテンシャルが高いところから。
(高橋芳朗)優勝候補ですね。
(星野源)これ、すいません。僕、もう即買います。
(高橋芳朗)(笑)。じゃあ、次行っちゃいますか。次はディスコ編でございます。シスター・スレッジっていうガールズグループの『Thinking Of You』という曲です。どうぞ。
Sister Sledge『Thinking Of You』
※0:37で音源ストップ
(星野源)ああーっ! なーっ!
(高橋芳朗)モヤモヤするわー。
(星野源)もう!
(高橋芳朗)このカッティングの素晴らしさ。シックのナイル・ロジャースです。
(星野源)最高です。これはやはりナイル・ロジャースですか。この音は。くぅーっ!
(高橋芳朗)そうですね。もう音色、フレーズ完璧ですね。
(星野源)そうですね。ヤバい。いや、いいです。これ、たまらん!
(高橋芳朗)これは38秒ですね。気持ちいいですねー。ここ、ずっとつなげてループして聞きたいぐらいですね。
(星野源)そうですね。で、「ドラム、早く入って!」って思って入ったら歌も一緒だったからすぐ止まっちゃいました。
(高橋芳朗)(笑)。でもベースの「ドドッ♪」っていう入り方もいいですよね。
(星野源)素晴らしい。はぁ~。いつもの感じ。この感じなんですよ。「もう、聞きたい!」みたいな。
(高橋芳朗)モヤモヤしますね(笑)。
(星野源)「ああっ、1曲選ばなきゃ!」みたいな。
(高橋芳朗)むっちゃストレスですね、このコーナー。
(星野源)そうなんです。
(高橋芳朗)じゃあ、3つ目。ずっとブラック・ミュージックで来たので、ロック編。パンク編ですかね。ジ・オンリーワンズで『Another Girl Another Planet』です。どうぞ。
The Only Ones『Another Girl Another Planet』
※0:50で音源ストップ
(星野源)ああっ、超いい!
(高橋芳朗)聞かせてくれ! 聞かせてくれっ!
(星野源)ああーっ、聞きたーい! はーっ!
(高橋芳朗)いかがですか? こういう系は。
(星野源)大好きです!
(高橋芳朗)あ、大好きですか。ロック混ぜておいてよかった!
(星野源)いやー、もう大好きです。いっちばん僕がほしいところが詰まっていましたね。もう、ドラムが入ってきて開放感がワーッ! みたいな。
(高橋芳朗)こういう青春疾走系。
(星野源)最高ですねー。いいですねー。じゃあ、この3曲の中から私、1曲だけ選びます。その前にCMをどうぞ。苦しい!
(高橋芳朗)(笑)
(CM明け)
(星野源)さあ、高橋芳朗さんに素晴らしいイントロ3曲を選んでいただきました。ヤバい! これ、僕どれも知りませんでした。このイントロ。いやー、本当にちょっとね、迷いに迷った。これはもう、いままでで一番ぐらいです。迷ったの。
(高橋芳朗)あ、本当ですか? イエーッ!
(星野源)メールが来てます。広島県の方。(メールを読む)「コモン、静かめなところからどんどん音が加わって賑やかになっていくの、とても素敵。はじめのところを聞いただけでは『本当にヒップホップ?』って思いましたが、めちゃくちゃヒップホップ。好きです!」ということで。
(高橋芳朗)ありがとうございます。
(星野源)(メールを読む)「僕はシスター・スレッジの『Thinking Of You』が聞きたいです。あとで全部聞きます」って書いてありますね。それがいいよ。
(高橋芳朗)(笑)
(星野源)(メールを読む)「ロック編のギター、すごいです。かっこいい! ドラムもヤバい。これはいい!」。
(高橋芳朗)これ、全部曲としてももちろんかっこいいんで。買ってください。
(星野源)もうちょっと、いやー、迷う。そう。買ってください(笑)。
(高橋芳朗)(笑)
(星野源)みんな、買ってください。いや、だからね、いま寺ちゃんと芳朗さんとも話したけど、割と普段は歌謡曲とか80年代の邦楽とかが多いんで、ここまで洋楽というのがあまりないので。非常に新鮮でとても楽しいです。
(高橋芳朗)しかも、あえて長いのを選んでみました。
(星野源)そう。イントロ長めのやつを(笑)。ありがとうございます。じゃあ、僕選びました。1曲だけ選んだ……これはね、本当にちょっと激戦でした。その中で、フィーリングで悩んで1曲だけ選びました。この曲です!
(星野源)お送りしたのはコモンで『Be (Intro)』でした。ヤバい! これはヤバい!
(高橋芳朗)お目が高い!
(星野源)いやー、ありがとうございます。迷った! ジ・オンリーワンズとどっちか?ってずっと迷っていたんですけども。
(高橋芳朗)これね、『Be (Intro)』っていうタイトル通り、アルバムのイントロでもあるんですよ。
(星野源)1曲目なんですね。
(高橋芳朗)だから、曲自体のイントロもヤバいけど、アルバムのイントロとしてもヤバい!
(星野源)(笑)
(高橋芳朗)もう、クソやべえ!
(星野源)もう、やべえ! 素晴らしい選曲、ありがとうございました。じゃあ引き続き、今度はラジオの前のあなたがぜひイントロを送ってください!
<書き起こしおわり>