安住紳一郎 上野パンダ名前予想代表チーム「パンダJAPAN」を招集する

安住紳一郎 上野パンダ名前予想代表チーム「パンダJAPAN」を招集する 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で上野動物園で生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんの名前の予想をするため、パンダエリートたちを招集。チーム「パンダJAPAN」を結成しました。

(安住紳一郎)さて、先週盛んにテレビのニュースでもやっていましたが、先月6月に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃん。ずいぶんと大きくなりまして。先週、上野の動物園で報道陣に公開されたようで。新しい映像を見たという方が多いのではないでしょうか。ずいぶんと大きくなりましたね。真っピンクでピンクピン太郎だったのが、白黒模様がずいぶんとはっきりしてきて。

(中澤有美子)本当に(笑)。

(安住紳一郎)パンダらしさが出てきました。体重も何倍ですか? 3倍になったんですか? パンダの新生児は生後数ヶ月は命の危険に晒されることが大変に多くて。6ヶ月の生存率が50%というデータもあるんですけども。母親のシンシンが2回目ということもあるのでしょうか。上手に母親をやっているようで。まずは一安心というところではないでしょうか。そして、名前の募集も始まりました。一昨日の28日(金)から始まったようですが。今回はいつもと違うことが多くて。名前の募集が一昨日金曜日から始まったんですが、締切が異常に早いんですね。締切は来週の木曜日、8月10日だと思います。いつも、名前を募集している時期っていうのは1ヶ月近くあるんですけども、今回はあまりない。2週間弱ということのようですけども。

(中澤有美子)ええ。

非常にタイトなスケジュール

(安住紳一郎)たぶん注目度が高いので、たくさんの応募があると見込んで受付期間を短めにしたのかな? と私は思いましたが。と、同時に私は非常にいま、時間がなくて焦っているということで。1ヶ月から1ヶ月半ぐらい猶予期間があるだろうなと思っていたので、少し楽に構えていたんですが。もう来週の木曜日が締切ということで。注目度が高いからなのか、どこかからプレッシャーがかかっているのかわかりませんけども。とにかくちょっといつもより少し前掛かりでスケジュールが進んでいて。名前の発表も生まれてから100日目ぐらいにあたる6月12日に生まれているんで、9月下旬に名前を発表するそうですが。その名前の発表も普段はお披露目の時と同時にやっていたと思うんですけども、今回はまずは名前の発表だけやるそうですね。

(中澤有美子)へー。

(安住紳一郎)お披露目はまたその後ということらしいんですが。都知事の小池さんも早々に、「みなさんでいい名前を考えてくださいね」とご挨拶なさっていましたし、なんとなく名前をつけるという行為自体がひとつのイベントになってきたのかなという風にも考えられますが。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)名前つけるのってやっぱり楽しいんですよね。待望の東京上野のパンダの赤ちゃんだし、パンダの名前を自分で考える。そして、もしかすると自分が考えた名前が10年、15年にわたってずっと呼び続けられるかもしれないということで、やっぱり自分で考えて採用されるととても気分が高揚しますね。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)「キティちゃんの赤ちゃんの名前、考えてください」みたいな。それで自分がね、パティちゃんってつけて、それがパティちゃんってなったらちょっとね、ずっと「パティちゃん、パティちゃん」って言っていますよね?

(中澤有美子)もう、はい。名付け親。はい。

(安住紳一郎)で、この楽しみにようやくみなさんも気づいてきたのかな? ということですね。私はその魅力にいち早く気づき、10年ぐらい前から取り組んできたということで。まあ、自分で言わなきゃ誰も言ってくれないのでまた言いますけども。みなさん、ウィキペディアなどはテレビ、ラジオは出典が怪しいので書き込めないらしいので。みなさんが口伝えで言ってくださるしか方法はないんですよ。私はこれまで、なんとパンダの名前を6頭、当てているんですよ。

(中澤有美子)ねえ。

(安住紳一郎)6頭ですよ。そんな人、いないと思います。

(中澤有美子)いないですよ。

(安住紳一郎)その中でも自画自賛、出色だったのは前回ですよ。2016年12月。その年の秋に生まれた和歌山のアドベンチャーワールドのパンダ。メスの赤ちゃんの名前を当てるんですけども、名前を当てるのはもちろん、代表命名者にもなるという、放送界においての金字塔を打ち立てたわけですけども。だいたい同じ名前に応募している人っていうのが何人かいるので、当然抽選になるんですね。それで、代表命名者がそこから選ばれたりするんですが。上野の場合はたしか3人ぐらい選ばれるんですけども。和歌山アドベンチャーワールドの場合は名前のお披露目の式典に参加している人が選ばれるということで。だいたい式典は平日の午前中とかお昼にやりますので、なかなか関東からは選ばれないということなんですけども。そこで私たちはラジオを聞いてくる人たちの中から有志を募り、命名塾を開塾しその夢を果たそうと試みたということですよね。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)仲代達矢さんの無名塾をパクッているというのは、なんとなくおわかりいただけると思いますけども。名前がかっこいいんですよね。

(中澤有美子)そう。そうなんですよ。

(安住紳一郎)名前を予想して、塾生たちにまずは「かならず当てる」という気持ちの注入。そして、怯まない図々しさを養い、ウルフルズで涙を強い、『フラッシュダンス』のところで羽田から飛行機に乗るという。式典で手を挙げ、前に出て塾生が栄冠をつかむまでのドキュメントをですね、忘れている方も多いと思いますので。8分ほどありますけども。ちょっと長いですね。ごめんなさい。聞いてみましょう。

(中澤有美子)聞いてみましょう(笑)。

命名塾塾生と安住先生の奮闘の記録

<塾生の奮闘音源スタート>

(安住紳一郎)時間を制するものは受験を制す! 勉強するなら結果を出せよ!

(命名塾塾生)はい……わかりました。

(安住紳一郎)楽しい思い出を作られるのも結構ですけども、あくまで合格を目指していますからね。

(中澤有美子)(笑)

(命名塾塾生)はい。

(安住紳一郎)そうですか。受かりたいんですか? 楽しみたいんですか? 当日、命名者になって新聞記事などに載る可能性がありますから、それらしい服装でお越しください。

(命名塾塾生)あの、塾長の……

(安住紳一郎)塾長というのは私のことですか? 「結ぶ浜」の「結浜(ゆいひん)」で応募してください。「結浜」の方は「結びつき、結び目になるような……」とかですね。あ、なんか、食べ物を食べてました?

(命名塾塾生)はい(笑)。

(安住紳一郎)そんな気持ちで当てられるの? ここも重要ですから、命を削って書いてください。ご家族とか周りの方で作文が上手な方はいらっしゃいますか?

(命名塾塾生)あ、弟は少し……

(安住紳一郎)弟に書いてもらってください。

(中澤有美子)(笑)

(命名塾塾生)わかりました(笑)。

(安住紳一郎)可能性がいちばん高いのは「結浜」。なので、甘い気持ちで臨んでもらっちゃ困るわけだ! 「結浜」の方に作業量を回して!

(命名塾塾生)7:3ぐらいで大丈夫ですかね?

(安住紳一郎)言っちゃっていいの? 9:1だよ。

(中澤・塾生)(笑)

(安住紳一郎)「縦の糸、横の糸、織りなすことで布になり……」。中島みゆきの『糸』の歌詞をイメージして400字以内でまとめてください。そういう態度、先生は好きじゃありません。もし、違う名前で応募した場合には、破門扱いになります!

(中澤有美子)(笑)

(命名塾塾生)(笑)

(安住紳一郎)かならず合格しますよ。いつやるの?

(命名塾塾生)いまでしょ!

(BGM:ウルフルズ『大丈夫』)

(安住紳一郎)400文字の文章、そろそろできました?

(命名塾塾生)(笑)。すいません、できてません。

(安住紳一郎)……まだやってないの?

(中澤有美子)(笑)

(命名塾塾生)はい、すいません。先生。

(安住紳一郎)どうしてやらないの?

(命名塾塾生)すいません。いま、自転車に乗ろうとしていました……

(安住紳一郎)時間を制するものは受験を制す! 勉強するなら結果を出せよ!

(命名塾塾生)はい……わかりました。

(安住紳一郎)いつやるの?

(命名塾塾生)いまです(笑)。

(安住紳一郎)いつやるの?

(命名塾塾生)いまです(笑)。えっ?

(安住紳一郎)「いまでしょ!」ってじゃあ、言ってもらおうかな?

(命名塾塾生)(笑)

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)いつやるの?

(命名塾塾生)いまでしょ!(笑)。

(安住紳一郎)わかった?

(命名塾塾生)はい!

(安住紳一郎)勝つしかないんだよ!

(命名塾塾生)わかりました(笑)。

(安住紳一郎)疑問は持っていい。疑問は先生にぶつけて構わないから。それぞれのメソッドがあるから。

(中澤有美子)メソッド(笑)。

(命名塾塾生)疑問……はい。

(安住紳一郎)いつやるのか、いつやらないのか? いまやるしか……

(安住・中澤)ないじゃない!

(命名塾塾生)はい(笑)。

(安住紳一郎)弟は? 元気にしているの?

(命名塾塾生)あ、してます!

(安住紳一郎)そう。弟にも言って。結果を出すしか……

(安住・中澤)ないじゃない!

(安住紳一郎)わかった?

(命名塾塾生)はい(笑)。

(安住紳一郎)自転車に乗って、どこに行こうとしてるの?(笑)。

(命名塾塾生)えっ? ちょっとこれから雑貨屋さんの壁に絵を描きに行きます。

(安住紳一郎)雑貨屋さんのカフェに?

(命名塾塾生)あ、壁に。

(安住紳一郎)ああ、雑貨屋さんの壁に絵を描きに行くの? 完全にお仕事じゃない(笑)。

(命名塾塾生)(笑)

(安住紳一郎)申し訳ないね。かならず、このやり方で結果が出ますから! 先生を信じてついてきてください!

(命名塾塾生)はい、ついていきます!

(安住紳一郎)ねえ。できるよね?

(命名塾塾生)はい、できます!

(安住紳一郎)あなた、できる子だよ。いつやるの?

(命名塾塾生)いまでしょ!

(安住紳一郎)12月6日の火曜日に命名式があるんじゃないか? と私はにらんでおりまして。その日に出発したいと思います。火曜日ですが、ご都合はいかがですか?

(命名塾塾生)はい。大丈夫です。

(安住紳一郎)12月6日火曜日がいちばん可能性が高いので、この日に出発したいと思いますが、予定はいかがですか?

(命名塾塾生)はい、わかりました。その日に行ってまいります。

(安住紳一郎)じゃあ当日、羽田空港でお会いしましょう。

(命名塾塾生)はい(笑)。

(安住紳一郎)ではでは、失礼します。

(BGM:麻倉未稀『What A Feeling』)

(命名塾塾生1)いま、ドキドキしてきました。呼ばれたら、元気よく手を上げたいと……。

(命名塾塾生2)受かる気しかしないです。

(命名塾塾生3)もし呼ばれたら、まっすぐに手を上げてしっかりコメントもしたいと思います。

(イベント司会者)それでは、この後はいよいよお名前の発表です!

(命名委員会 石川)ただいまご紹介に預かりましたパンダ赤ちゃん命名委員会の石川です。今回の名前募集、応募総数5万6565通。本当にたくさんの応募をいただきました。本当に、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。みなさまのこの想いのつまった名前、ひとつひとつ、たくさんの名前の候補の中から今回命名委員会の検討を重ねまして、ひとつ名前を選ばせていただいております。それでは、お待たせいたしました。このたび誕生いたしましたこの赤ちゃんパンダ、元気に成長していくことを願って、名前を発表いたします! 赤ちゃんパンダの名前は、結浜(ゆいひん)です!

(命名塾塾生一同)キャーッ!(拍手)。

(命名塾塾生1)塾長、ありがとうございます! 涙出てきた……(笑)。

(命名塾塾生2)ええっ、どうしよう? ありがとうございます!

(命名塾塾生3)ねえ、行きなよ!

(命名塾塾生1)わからない。呼ばれるかどうか、わからないじゃん……

(イベント司会者)それでは、本日お越しのお客様の中で……

(命名塾塾生1)来たっ!

(イベント司会者)「結浜」の名付け親になられたお客様、いらっしゃいましたら、ぜひ。

(命名塾塾生1)はーい!

(イベント司会者)それでは、名付け親になられたお客様。こちらの方にお越しいただきまして。では、ご出身はどちらでいらっしゃいますか?

(命名塾塾生1)東京から来ました。

(イベント司会者)はい。ありがとうございます。ご応募も東京都でご応募していただいたということでしょうか? はい。ありがとうございます。ただいま、本当にお客様が名付け親かどうか、たしかめておりますので、みなさま、少しお待ちくださいませ。……ただいま確認いたしまして、無事、命名者ということが確定いたしましたので。

(命名塾塾生一同)わーっ!(拍手)。

(イベント司会者)はい。ありがとうございます。それでは、本日命名者となられた3名様、本当にありがとうございます。みなさま、3名様に大きな拍手をお願いいたします。

(一同)(拍手)

(安住紳一郎)時間を制するものは受験を制す! 勉強するなら結果を出せよ!

(命名塾塾生)はい……わかりました。

(安住紳一郎)いつやるの?

(命名塾塾生)いまです(笑)。

(安住紳一郎)いつやるの?

(命名塾塾生)いまです(笑)。えっ?

(安住紳一郎)「いまでしょ!」ってじゃあ、言ってもらおうかな?

(命名塾塾生)(笑)

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)いつやるの?

(命名塾塾生)いまでしょ!(笑)。

(安住紳一郎)わかった?

(命名塾塾生)はい!

(安住紳一郎)かならず、このやり方で結果が出ますから! 先生を信じてついてきてください!

(命名塾塾生)はい、ついていきます!

(安住紳一郎)ねえ。できるよね?

(命名塾塾生)はい、できます!

(安住紳一郎)あなた、できる子だよ。いつやるの?

(命名塾塾生)いまでしょ!

<命名塾 音源おわり>

(安住紳一郎)いい思い出はいつまでもキャラメルのようにしゃぶっていたいところですが。

(中澤有美子)そうですね。本当にいいですねー。本当に何度聞いてもいいですね。

(安住紳一郎)教育は力。かならず成功体験を差し上げます! いやー、BGMに頼りすぎというところはありますが。また若い人には『フラッシュダンス』がかかったところで、私たちはすぐに羽田空港をイメージできるんですが。若い方はなぜ、この曲がかかっているのかわからないと思いますが(笑)。

(中澤有美子)そうか。うん。はい。

(安住紳一郎)さて、前回の成功体験はいいとして、次の課題はもう来週。10日もないということで、もっと期間があると踏んでいたが、読みが甘いということで。ちょっと難儀をしております。さらにですね、先ほどの録音音声にはありましたけども、和歌山の時はだいたい応募総数が5万件ぐらいなんですよね。今回父親と母親になったリーリー・シンシンの時で応募が4万件ぐらいなんですが、今回はたぶん注目の度合いが桁違いで、20万件とか30万件ぐらい応募があるんじゃないかな? という風に私は想像しております。

(中澤有美子)そうですか。

(安住紳一郎)パンダの名前をつける際に誤解されている人も多いと思うので改めてなんですけども。名前を募集して、別に応募がいちばん多かった名前がすぐに決まるというわけでは実はなくて。応募の多かった名前トップ100くらいが一次選考を突破しまして。二次選考は制定委員のみなさまが話し合いで決めるんですよね。さらに今回は、名前募集要項に「中国とも協議します」ってはっきり書かれています。私はこの注意書きははじめて見ましたが。実は、あまり報じられてませんけども、生まれたパンダなんですが、親元に2年いますと中国に移すことが東京都と中国の間でもう約束、契約で決まっているんですよね。なので、2年後にはもう上野にはいなくなるということで、少し中国とも協議しながら名前を決めるということのようで。人気のある名前がすぐに決まるというわけではないということで。いつもと状況が違うので、命名予想は難しいということになるわけですね。

(中澤有美子)はー。2年かー。

(安住紳一郎)ただ、注目の度合いが違うということで、私たちも結果を出さなくちゃならない。今回は私1人ではとても心許ないので、パンダエリートたちを招集し、この命名に臨みたいと考えております。この番組では長らく私がジャイアントパンダのことを折にふれ話してきたという経緯がありまして。パンダが好き、パンダのことに詳しいよという方から連絡がよく来たりしています。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)そこで知らない情報を教えてもらったり、私がなにかをお伝えしたりということの繰り返しで、ある程度の人間関係が実は築かれております。そこで、非常に難しい命名に対し、私はこのジャイアントパンダ人脈をフルに活用したいと考えております。各自それぞれの生活があるとは思いますが、ぜひここは力を貸していただきたいと思います。

(BGM:日本代表のテーマ『FIFA anthem』)

(安住紳一郎)パンダ命名にあたりまして、日曜天国の代表メンバーをいまから招集したいと思います。

(中澤有美子)ええっ、ええっ! はい。

日曜天国のA代表メンバー招集

(安住紳一郎)A代表メンバーを招集したいと思います。ラジオを聞いているかわかりませんが、名前を呼ばれた方はすぐに連絡ください!

(中澤有美子)聞いているか、わからない(笑)。

(安住紳一郎)もう1週間……ほとんどありませんから。もうすぐに連絡ください。すぐ合宿に入ります。まずは、私はこの方と非常にコミュニケーションを取っていたんですが、最近は連絡がありません。名前の予想が外れますとかならずなぜ外れたかを反省文として送ってくれるという非常にマメな福井の「8月生まれの学生」さん。公開放送で一度話をしているんですけども。ぜひ、代表メンバーに加わってほしい。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)それから、和歌山の双子パンダ桜浜と桃浜を外見で判別できるという愛知県常滑市の「コージー」さん。ぜひ連絡をください。それから、和歌山のパンダの名前をそれぞれ1頭ずつ、独学で当て、和歌山のプレミアムツアーにも単独で参加した経験があるという。結浜を3回も見に行ったという熱血派の世田谷区の「しろふわこ」さん。ぜひ参加してほしいと思います。

(電話がつながる)

(しろふわこ)もしもし?

(安住紳一郎)しろふわこさん? もしもし? しろふわこさんですか?

(しろふわこ)はい。しろふわこです。

(安住紳一郎)代表メンバーに合流してほしいんだけど。

(しろふわこ)この日を待っていました。準備はできています!

(安住紳一郎)そう!

(しろふわこ)私、かならずゴールを決めます!

(中澤有美子)すごい!

(安住紳一郎)よろしく!

(しろふわこ)よろしくお願いします!

(安住紳一郎)はい。また連絡します。ありがとうございます。

(しろふわこ)はい。失礼します。

(電話が切れる)

(安住紳一郎)さすが、A代表だね。

(中澤有美子)素晴らしいですね!

(安住紳一郎)もう、電話がかかってくることがわかったんだろうね。それから港区の「完熟マンゴー」さん。参加してほしいですね。これまでに名前を当てた頭数が3頭。普段、ラジオは聞いていないけども、SNSから私たちの番組にたどり着いたというさいたま市の「RODIKO」さん。ぜひ、まだ熱があるならば参加してほしいと思います。それから、作業量の多さで他を圧倒することで私たちの業界では有名です。ひとつの名前に1ヶ月間、考える時間を割くという移植のプレイヤー、福島会津若松の「ユキ」さんもぜひ参加してほしいなと考えています。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)それから、命名塾の4人も、私のかわいい教え子たちですが。力をつけて独り立ちできるぐらいにはなっていると思うんですね。ぜひ、代表に入ってもらいたいと思います。

(電話がつながる)

(命名塾・貧血コアラ)もしもし?

(安住紳一郎)貧血コアラさん?

(貧血コアラ)貧血コアラです。

(安住紳一郎)代表メンバーに合流してほしいんだけど。

(貧血コアラ)はい、監督! 私、この日のために体、作ってきました! ポジションはどこでも大丈夫です!

(安住紳一郎)そう。わかりました。あなたにはチームの精神的な柱になってほしいと考えている。

(貧血コアラ)はい、わかりました。

(安住紳一郎)性格は変わっていないようだね。

(貧血コアラ)はい(笑)。

(安住紳一郎)言い切った後に半笑いの癖、直ってないね!

(貧血コアラ)はい(笑)。

(安住紳一郎)すぐに連絡が行きます。体を作って待っていてください!

(貧血コアラ)はい。あっためときます!

(中澤有美子)よろしくどうぞ!

(電話が切れる)

(安住紳一郎)それから、世田谷区の「荒野のアボカド」さん。奈良大和郡山市「どくだみ夫人」。神奈川二宮町「もふもふパンダ」さん。それから住所失念しました。「にゃんた」くん。聞いていたらぜひ連絡してください。みなさんからの連絡をお待ちしています。このA代表メンバーで今回の難しい命名、なんとか結果を出してみたいと思っております。時間がありません。すぐにでも作業に当たりたいところです。今日のメッセージテーマ、こちらです。「夏休みの思い出」です。静岡県夙川市の「ネコバス」さん、24才女性の方からいただきました。ありがとうございます(笑)。

(中澤有美子)ありがとうございます(笑)。改めて興奮が?

(安住紳一郎)興奮じゃなくて、あの、無理な力みに対する恥ずかしさが放送中にぶり返しちゃって(笑)。うーん……まあね、そうね。もう安住が当ててないじゃないか?っていう(笑)。いいんです。いいんです。

(中澤有美子)いいんです。監督。はい。

(安住紳一郎)追加招集もありますので、もし聞いていてぜひ我こそはという方は手を挙げていただきたいと思います。いつものメールアドレスでお待ちしています。ただ、同じタイプの選手ばかりいても困りますので。似たような選手がすでに招集可能な場合は、次のチャンスを待ってください。なかなかね、守備型とか攻撃型とかありますからね。いや、あるんですよ。本当に。保守的なというか、伝統を重んじる命名癖のある人もいますし、「いやいや!」って縦パス1本で、オフサイドギリギリで待っていて、ものすごい華麗なシュートを打ち込むみたいな。「ピンクピン太郎!」「一本です!」みたいな。いや、当てる時は当てますからね。

(中澤有美子)そうか(笑)。へー!

(安住紳一郎)いろんなタイプを取り揃えておきたいなと考えております。

(中略)

(安住紳一郎)さて、今日番組冒頭でパンダの名前A代表メンバー招集をお知らせいたしましたが。続々と招集に応えてくださってありがとうございます。

(中澤有美子)うれしい。

(安住紳一郎)この方は命名塾の塾生なんですけども。「今日は早朝から彼と別れ話をしておりまして、最初の方を聞き逃しました。思い起こせば命名塾に応募したのも元カレと別れたばかりでやけっぱちで送ったら命名塾に入りました。今回も別れ話を切り出したら招集がかかりました。ダメなものを切るといいものが入ってくるのか。なにか不吉なものが電波に乗せて人の気を狂わせているのでしょうか? もうそのへんの真偽はわかりませんが、結婚のゴールは決められずともパンダ命名の代表として、A代表としてゴールを決めます!」。素晴らしい。

(中澤有美子)はー! 素晴らしい。

(安住紳一郎)やっぱりね、かなり強い精神性をあそこで伝えたからね。うん。よかった。うん。よかった。「完熟マンゴー」さん。「A代表に加えていただき、ありがとうございます。ただ、結浜の合格に酔いしれること半年あまり、勉強をサボっていたので今回は合格を勝ち取れそうにありません」。

(中澤有美子)わかります(笑)。

(安住紳一郎)そうですか。自らのね、うん。ちょっと怠惰なこの半年間を振り返って、もう力はないということなのかもしれませんね。

(中澤有美子)はい。大丈夫。

(安住紳一郎)A代表に追加招集者が決まりました。こちらの方ですね。佐倉市の「ピロリロリン」さん。女性の方。「A代表に加えていただきたくお願い申し上げます。当方、中国語検定2級相当。現在も勉強中です。日常会話ならできます。中国語の発音は独特です。今回、中国の意向を聞くということなので、そのことも考慮しないといけないと考えます。私の職場には大陸の中国人も多く、意見も聞くことが可能です」。

(中澤有美子)ほう、これは!

(安住紳一郎)これは力強い。素晴らしい!

(中澤有美子)素晴らしい(笑)。

(安住紳一郎)むしろ、ちょっと押し切られそうな感じがありますけどね。ええ(笑)。

(中澤有美子)(笑)

<書き起こしおわり>
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