DJ YANATAKE Ho99o9『United States of Horror』を語る

DJ YANATAKE Ho99o9『United States of Horror』を語る INSIDE OUT

DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でHo99o9『United States of Horror』を紹介していました。

(DJ YANATAKE)じゃあ、ヤナタケ推薦曲を。

(渡辺志保)お願いします。

(DJ YANATAKE)いま、バックでかけているのはXXX・テンタシオンの『Look At Me!』なんですけども。

XXXTENTACION『Look At Me』

(渡辺志保)はい。

(DJ YANATAKE)これ、なんでかけているか?っていうと、前回のさ、新譜をひたすら紹介しようみたいな時に俺、これたしか1曲目に紹介したんですよ。

(渡辺志保)そうですね。ドレイクとのなんちゃらをね。

429 Too Many Requests

(DJ YANATAKE)そうそう。ただ、今日はXXX・テンタシオンを紹介するんじゃなくて、この曲をかけた時とか、聞いた人にいろいろと言われて。その後、曲が流行って、その曲に対していろいろと言っている人がいたんだけど。「とにかく音が悪い。割れている」って言っている人がめちゃくちゃいたんだけど……いやいやいや。これはそういうジャンルなんだと俺は思っていて。

(渡辺志保)うんうん。

(DJ YANATAKE)まあ、単に録音技術が悪い可能性もあるが、じゃなくて、やっぱりそういう音楽もあるよと。

(渡辺志保)そうですね。あえてラフにやっていると。

(DJ YANATAKE)そうそう。あえてラフに。で、それが同じかわからないんですけど、なんかそれですごい思い出したアーティストがいて。新人っていうわけじゃないけど、2014年とか2015年ぐらいに一時期注目されたことがあった人たちが……俺、その時にチェックしていたんだけど、最近ニューアルバムを出しますよっていうタイミングでまた掘ってみたら、「ああ、やっぱりこの人たち、面白いな」と思って紹介したいのが、Ho99o9(ホラー・Horror)っていう人たちで。「アフロパンク」とか呼ばれているジャンルみたいで。

(渡辺志保)はいはい。なるほど。

(DJ YANATAKE)あと、「エクスペリメンタル・ヒップホップ(実験的ヒップホップ)」。

(渡辺志保)なるほど。ちょっと変わったことをやっていますという。

(DJ YANATAKE)なんかトラップとハードコア・パンクの融合とか。そういう書き方をしている人たちもいますけども。まあ、そんな感じで。そういうアンダーグラウンドシーンがあるみたいで。ニュージャージーとかをホームタウンにしているこのホラーという2人組。EaddyとtheOGMっていう人たちがいて。結構なんか歌詞の内容とかはアホっぽくて。ホラーコアを本当に引き継いでいるというか。今日かける曲もアルバムタイトルも……子供の日にニューアルバム『United States of Horror』っていうのが出るんですけど(笑)。

(渡辺志保)ブレないな。

Ho99o9 (Horror)『Bone Collector』

(DJ YANATAKE)前の曲とかも『Bone Collector』とかさ。

(渡辺志保)ブレないですね。

(DJ YANATAKE)そういうのがあるんですけど。でもとにかくね、結構ライブとかを見ると結構激しいし。俺はなんかね、ミクスチャーとかスラッシュメタルとかが出てきた時にそういうのも結構聞いていたことがあって。だからバッド・ブレインズとかリヴィング・カラーとか、結構そういうのを聞いていた時期もあって。なんかそういうのを久々に思い出したり。でも、それがいまのトラップとかと混ざると、なるほど。こういう風になるのか、みたいな。結構かなり、ハードコアな感じなんで。まあ、曲にもよるんですけど。ヒップホップっぽい曲もあるし、全然本当にハードコアっぽく歌っている曲もあるんですが。これは結構バリバリラップしてたんで、面白いなと思って、これをかけてみたいと思います。今日のヤナタケのおすすめ1曲目。ホラーの『United States of Horror』。

Ho99o9 (Horror) 『United States of Horror』

(DJ YANATAKE)イエーッ!

(渡辺志保)めっちゃヤナタケさんが頭振って聞いてらっしゃいましたけども(笑)。

(DJ YANATAKE)俺ね、こういうのがすっごい好きだった時期があって。なんかちょっと懐かしさも覚えるし。でも、新しいセンスもすっごい入っていて。結構注目しているグループでホラー。「Ho99o9」と書いて「ホラー」ですので、みなさん、覚えておいてください。

<書き起こしおわり>

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