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高橋芳朗 SMAPと洋楽の意外な接点を語る

高橋芳朗 SMAPと洋楽の意外な接点を語る ジェーン・スー 生活は踊る
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高橋芳朗さんがTBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』の中で、解散決定報道されたSMAPの楽曲を特集。SMAP楽曲と洋楽の意外な接点について話していました。

(堀井美香)ということで、今日は……

(ジェーン・スー)SMAP。解散報道がありましたね。

(高橋芳朗)ありましたね。ちょうど1週間ぐらい前ですか? 土曜日ですね。

(ジェーン・スー)というわけでね、その時は曲を差し替えて。

(高橋芳朗)月曜日の1曲目を差し替えたりしましたけども。そのこともちょっと触れようとは思いますが、今日はこんなテーマを用意しました。SMAPと洋楽の意外な接点とは?

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Niteflyte『You are』

(高橋芳朗)というわけで、いま後ろにかかっておりますのはナイトフライト(Niteflyte)で『You are』という1981年の作品なんですけども。SMAPと洋楽の接点と言って真っ先に思い浮かぶのはこれなのかな? SMAPの『がんばりましょう』という曲がこのナイトフライトの『You are』にインスパイアされているのではないか? と言われてますよね。

(ジェーン・スー)そうですね。「ではないか」と。

(堀井美香)はじめて知りました。

(高橋芳朗)本当ですか? でも、聞いてわかるでしょう? 『がんばりましょう』っぽいねって。

(堀井美香)こちら洋楽の方がカバーしたんじゃなくて、『がんばりましょう』が後なんですね。

(高橋芳朗)後です。

(ジェーン・スー)よくあるやつね。「○○をカバーしやがって!」っていうね。

(高橋芳朗)(笑)。でもこれ、恐らくね、意識してやられていると思うんですけども。すごい粋な引用だなというかね。

(ジェーン・スー)まあ、引用かどうかはわからないですけど。

(高橋芳朗)わからないですけどね。うんうん。で、SMAPと洋楽の接点と言って、もうひとつ。これは忘れちゃいけないというのがですね、SMAP。90年代に海外のトップミュージシャンを起用してアルバムを制作していた時期があるんですよ。

(ジェーン・スー)なんかすごいこと、ありましたね。

(高橋芳朗)作品で言うと、『SMAP 006~SEXY SIX~』。1994年の作品なんですけど、それから11枚目。『SMAP 012 VIVA AMIGOS!』。1998年の作品まで。このへんはずっと、海外のトップミュージシャンを招いてアルバムを作っていたんですけども。で、それがずっと恒例化していたから、そのミュージシャンたちがその名もSmappies(スマッピーズ)っていうプロジェクトを組んだりして、SMAPの楽曲をインストゥルメンタルでカバーするアルバムを2枚リリースしていたりもするんですね。


(ジェーン・スー)あ、それは知らなかった。そうなんだ。へー!

(高橋芳朗)で、このSMAPが海外ミュージシャンを起用したレコーディングを本格化させていったのがニューヨークでレコーディングを行った1995年リリースの『SMAP 007~Gold Singer~』という曲です。これ、SMAPの最高傑作に推す人も結構多いんですけどもね。で、さっきから「海外ミュージシャン」って言ってますけども、これね、本当にすごいメンツなんですよ。

(ジェーン・スー)すごい人が。

(高橋芳朗)本当にすごい。いま、具体的に名前を出して堀井さんに言っても、まあ当然ピンと来ないと思うんですけども。70年代以降のブラックミュージックとかジャズ、フュージョンとかの屋台骨を支えてきたような人をズラッと並べていて。

(ジェーン・スー)大御所っていうやつですね。いわゆる。

(高橋芳朗)で、もうリリースされた当時は、「なんかSMAPのアルバムがすげーことになってるぞ!」って。覚えてます? 騒ぎになりましたよね。

(ジェーン・スー)ありましたね。私、ちょうどレコード会社にいた頃ですから。す、すげえ!っていう。

(高橋芳朗)で、この『SMAP 007~Gold Singer~』。本当にすごい、とにかくファンキーな仕上がりになっていてですね。どのぐらいファンキーなことになっているか、ちょっといまから確認してみたいんですけど。SMAPの1995年の大ヒット曲『KANSHAして』。ご存知ですよね?

(ジェーン・スー)「感謝して♪」ですよ。

(堀井美香)はい。もちろんです!

(ジェーン・スー)それはわかるよね?

(高橋芳朗)『KANSHAして』はわかりますよね。

(堀井美香)もちろんですよ!

(高橋芳朗)で、これが先にシングルとしてリリースされたバージョンと、アルバムに収録される時にその海外のミュージシャンがバックを務めてレコーディングされたバージョンと、全然違うんです。聞き比べてみましょうか。じゃあ、まずは先にリリースされたシングルバージョンのSMAP『KANSHAして』です。どうぞ。

(高橋芳朗)はい。SMAP『KANSHAして』のシングルバージョンを聞いていただきました。

(堀井美香)はい。これは、誰がすごい人が入っているんですか?

(高橋芳朗)これから聞いていただくのが、そのSMAPの『SMAP 007~Gold Singer~』っていうアルバム用に録音された……まあ歌っているのはSMAPなんです。バックを海外のすごい人たちが演奏している。

(ジェーン・スー)これから聞きますんで。

(高橋芳朗)じゃあ、その豪華ミュージシャンが参加したバージョンを聞いてください。

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SMAP『KANSHAして(wah wah version)』

(高橋芳朗)はい。SMAP『KANSHAして』。アルバムバージョンの方を聞いていただきましたけども、もう全然違いますよね?

(ジェーン・スー)ゴージャス!

(高橋芳朗)一聴瞭然。

(堀井美香)もう、これみよがしに弾いてますね。

(ジェーン・スー)(爆笑)

(堀井美香)「もういいよ!」っていうぐらいに。

(高橋芳朗)堀井さん曰く、「腕をふるいすぎ」っていう。でもまあ、本当に低音がビシビシ効いたすごいファンキーなバージョンにあんっておりますけども。で、この『SMAP 007~Gold Singer~』に入っている『KANSHAして』はサブタイトルとしてバージョン名がついているんですけど。『KANSHAして(wah wah version)』。

(ジェーン・スー)ここにヒントがね。

(高橋芳朗)『(wah wah version)』っていうサブタイトルが付いているんですけども、CMを挟んで、この「wah wah」がなにを意味しているのか? を説明したいと思います。

(CM明け)

(ジェーン・スー)今日は、SMAPと洋楽の意外な関係というテーマでお送りしていますが。

(高橋芳朗)はい。いままた後ろで改めて、SMAP『KANSHAして』の海外の豪華ミュージシャンが参加した『wah wah version』を聞いていただいておりますけども。この「wah wah」がなにを意味するのか? といいますと、この曲のバックでギターを弾いているワーワー・ワトソン(Wah Wah Watson)という人の名前に由来しています。

(堀井美香)へー!

(高橋芳朗)で、これはどんな方かっていいますと、伝説的なセッションミュージシャン、ギタリストで。参加したアーティストとかはですね、ジャクソン5(The Jackson 5)、テンプテーションズ(The Temptations)、マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)、ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)など。

(ジェーン・スー)名前を聞いただけでもわかるでしょ? すげえって。

(堀井美香)はい。

(高橋芳朗)に、参加している、コラボしている凄腕ギタリストなんです。こんな人がSMAPの『KANSHAして』でギターを弾いていたということなんですけど。で、このワーワー・ワトソンの偉大さを知ってもらうために、彼の名演を聞いていただきたいんですけども。まあ、ワーワー・ワトソンの名演っていうと、テンプテーションズの『Papa Was A Rolling Stone』。

(高橋芳朗)いま、後ろでかかっていますけども。これ、インストが始まっていますけども。

(ジェーン・スー)堀井さん、どうしたの? 背筋がキュッと伸びて聞いているけど。

(高橋芳朗)1972年の全米ナンバーワンヒットなんですけども。この粘っこいギター。これがワーワー・ワトソンが弾いている、代名詞的なプレイですね。ただこの曲ね、めちゃ長くて暗いので、やめます(笑)。

(ジェーン・スー)やめるんだ。かけといて、やめるんだ(笑)。

(高橋芳朗)やめます。やめます。で、これに引けをとらない名演があるんです。それは、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の名盤『Off The Wall』に収録されています『Get On The Floor』。1979年の作品なんですけども。これ、ワーワー・ワトソンのギタープレイがわかりやすく打ちだされているところはサビの部分と、あと3分すぎあたりからワーワー・ワトソンのギターとマイケルのかけ声みたいなのが。かけ合いみたいになるんですね。で、そのかけ合いが続いて、その感想を抜けてまた曲のサビに戻った時にマイケルがその爽快感と高揚感から、「フォーッ!」って叫んで笑ってしまうって言う。

(ジェーン・スー)(笑)

(高橋芳朗)思わず、笑い出してしまう。そこにちょっと注目をして聞いていただきたいと。

(堀井美香)「フォーッ!」ですね。

(高橋芳朗)「フォーッ!」です。聞いていただけたらと思います。ワーワー・ワトソンの名演として、マイケル・ジャクソンの『Get On The Floor』を聞いてください。

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Michael Jackson『Get on the Floor』

(高橋芳朗)はい。みなさん、ちゃんと確認していただけましたでしょうか?

(堀井美香)はい。「フォーッ!」いただきました。

(高橋芳朗)すごいうれしそうですね。堀井さんね(笑)。

(堀井美香)ただ、一緒に言いたかった……

(高橋芳朗)(笑)。はい。ワーワー・ワトソンの名演が聞ける曲として、マイケル・ジャクソンの『Get On The Floor』を聞いていただきました。で、本当に海外のトップミュージシャンが参加した90年代のSMAPのアルバムは本当に、内容的にも非常に充実していて。特に『SMAP 007~Gold Singer~』はもう傑作と言える作品で。いまのトレンドにも割と合った曲だと思いますので。まあね、いろんな報道がされておりますけども、この機会にSMAPの音楽に改めて向き合ってみるのもいいんじゃないかと思います。

(ジェーン・スー)はい。高橋さん、ありがとうございました。

(高橋芳朗)ありがとうございました!

(ジェーン・スー)さあ、来週、スペシャルウィークですが。どんなテーマで?

(高橋芳朗)ええと、ジャズスタンダードの『Summertime』。夏の終わりを惜しむように、これでもか! というぐらい聞きたいと思います。

(ジェーン・スー)今度こそ!

(堀井美香)先週、同じセリフを聞きましたね(笑)。

<書き起こしおわり>

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