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高橋芳朗 定番ブラジルソング『Tristeza』特集

高橋芳朗 定番ブラジルソング『Tristeza』特集 ジェーン・スー 生活は踊る
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高橋芳朗さんがTBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』の中でブラジルのサンバ、ボサノバの定番曲『Tristeza』を特集。様々なバージョンを聞き比べしていました。

(ジェーン・スー)さあ、今日は?

(高橋芳朗)はい。今日はですね、リオオリンピック。もうサッカーは始まっていますけども。明日の日本時間の朝、開会式ということで、こんな企画を用意いたしました。『ゆうゆうワイド』でも使われていた鉄板のブラジルソング『Tristeza』特集!

(ジェーン・スー)ドンドンドンドン!

(高橋芳朗)『Tristeza』。ブラジルで生まれましたサンバ、ボサノバの名曲ですね。こちらを今日は掘り下げてみたいと思います。『Tristeza』、サンバとかボサノバの曲では『イパネマの娘(The Girl From Ipanema)』に次ぐような名曲。

(ジェーン・スー)誰もが聞いたことがある。どっかで口ずさんでいる曲ですね。

(高橋芳朗)と、思います。で、特にTBSラジオのヘビーリスナーであればかならず……「かならず」と言っていいかわからないですけど、耳にした可能性が高いと思います。というのもですね、大沢悠里さんの『ゆうゆうワイド』のAGFのコーナーで使われていたテーマソングがこの『Tristeza』なんですよ。なんでまず、それを聞いていただきましょうかね。

(ジェーン・スー)そうですね。

(高橋芳朗)日本人女性シンガー、鈴木重子さんが1996年にリリースしたバージョンです。聞いてください。『Tristeza』です。

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鈴木重子『Tristeza』

(高橋芳朗)はい。『ゆうゆうワイド』のAGFのコーナーで使われておりました鈴木重子さんの『Tristeza』を聞いていただきました。聞き覚え、ありますよね?

(ジェーン・スー)もちろんです。

(堀井美香)コーヒーが飲みたくなりますよね。

(高橋芳朗)コーヒーに合いますよね。で、『Tristeza』という曲をちょっと紹介しますと、ハロルド・ロボ(Haroldo Lobo)と二ルティーニョ(Niltinho)という人が共作した1965年の作品になります。で、先ほども言った通り『イパネマの娘』に次ぐような、サンバとかブラジルの有名曲なんですけども。

(ジェーン・スー)代表曲ですね。

(高橋芳朗)で、特に90年代以降はクラブとかカフェミュージックの定番として再評価されているようなところがありまして。もしかしたら、若い世代の人たちにとってみれば、『イパネマの娘』を超えた……ブラジルの有名曲と言えば、まず『Tristeza』みたいな。そのぐらいのポジションになっているかもしれないですね。

(ジェーン・スー)はい。

(高橋芳朗)歌詞を説明しますと、まずタイトルはポルトガル語で「悲しみ」みたいな意味です。そのタイトルにもありますように、メロディー自体は陽気で明るいじゃないですか。でも歌詞は結構絶望的な悲しみを歌っています。

(ジェーン・スー)知らなかった。

(高橋芳朗)ちょっと紹介しますね。「悲しみよ たのむから私の元から去ってくれ 私の魂は泣いている このままでは私はおしまいだ 悲しみよ お前は私の心を住処とした もうこれ以上は耐えられない あの楽しかった日々に戻りたい そしてもう一度歌いたい」。

(ジェーン・スー)へー! どん底ソングなの?

(高橋芳朗)結構どん底ソングなんですよ。

(堀井美香)そんな歌詞には思えないですね。曲調はね。

(高橋芳朗)で、日本でもよく知られているポルトガル語で「サウダージ(Saudage)」ってあるじゃないですか。

(ジェーン・スー)はい。(滝川クリステルのモノマネで)「SAUDE! SAUDADE…」。

(高橋芳朗)うん。そうそうそう。J-WAVE寄りな(笑)。

(ジェーン・スー)そう。どうしても言いたくなっちゃう。

(高橋芳朗)ねえ。映画のタイトルにもなっていますし。『サウダーヂ』っていう映画、ありますよね。

(高橋芳朗)あと、サザンオールスターズとかポルノグラフィティに『サウダージ』っていう曲がありますけども。これ、ブラジル音楽の微妙なニュアンスとかを表現する時に使うような言葉で。ブラジル音楽の根底に息づいているような情感が「サウダージ」っていうんですけど。日本語に訳すと、「懐かしさ」とか「切なさ」とか「やるせなさ」みたいな意味になるらしいんですけど。でもこれ、あえて日本語にするとそうなるっていうだけであって。本来ね、日本語には訳せない言葉と言われております。

(ジェーン・スー)はい。

(高橋芳朗)だからこう、『Tristeza』の陽気なメロディーの乗せて絶望を歌うっていうこの、不思議な感覚だけど白黒つかない感じがもしかしたら、サウダージっていう感覚なのかな?っていう気もしなくもないし。僕、『生活は踊る』の選曲でちょっと発見したのが、たとえばトークでもさ、白黒つかない感情のしゃべりの時とか、あるじゃない。

(ジェーン・スー)ありますね。

(高橋芳朗)あと、天気でも晴れとも雨とも言えない、なんとも微妙な天気の時ありますけども。そういう時、ある一方向に揺れるロックとかソウルよりも、結構喜びも悲しもも内包しているサンバとかブラジルの方がしっくりくるっていうか。どういうシチュエーションにも対応するかなっていう、そういう発見がありましたね。というわけで、『Tristeza』の代表的なバージョンを聞いておきましょうかね。セルジオ・メンデス(Sergio Mendes)の1966年のレコーディングです。『Tristeza』、聞いてください。

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Sergio Mendes『Tristeza』

(高橋芳朗)セルジオ・メンデス、1966年のレコーディング曲『Tristeza』を聞いていただきました。いまね、スタジオもすっかり、堀井さんのサンバダンスが炸裂していましたけども。

(堀井美香)みんなで羽根がついちゃいましたよね。本当に。

(ジェーン・スー)楽しいですね(笑)。

(高橋芳朗)(笑)。詳しくはね、放送後記にダンスの模様は掲載されると思いますので。なんかやっぱりでも、この「ラララーラー♪」っていうのがいきなり沸点に行くというか。クラブミュージックとして人気が出るのも納得かなっていう感じがしますけどもね。

(ジェーン・スー)思わず歌っちゃうもんね。

(堀井美香)サッカーしたくなってきますね。

(高橋芳朗)(笑)

(ジェーン・スー)勝っちゃうよ!

(堀井美香)オリバー・カーンしか知らんけど(笑)。

(高橋芳朗)はい。ほどほどにしましょうか。

(ジェーン・スー)ペレ! ペレ!

(高橋芳朗)じゃあ、CMを挟んで90年代以降再評価されたクラブ、カフェミュージック仕様の『Tristeza』を聞いてください。

(中略)

(ジェーン・スー)今日は鉄板のブラジルソング『Tristeza』特集をお送りしておりますが、続いては?

(高橋芳朗)続いてはですね、90年代以降のこのクラブとかカフェミュージックとしての『Tristeza』の再評価によって若い世代から人気を集めているバージョンを聞いていただきたいと思います。こちらです。フリーチャ・カウフェルト(Greetje Kauffeld)というオランダの女性シンガーによる『Tristeza』。1974年の作品になります。これね、歌詞はさっき聞いてもらったセルジオ・メンデスのバージョンはポルトガル語でしたけど、これは英語バージョンになっております。

(ジェーン・スー)へー。

(高橋芳朗)若干、バージョンが違うんですけどね。で、スーさんの大好きなビッグバンドアレンジになっています。

(ジェーン・スー)ああー、最高ですね。

(高橋芳朗)めちゃくちゃかっこいいです。さっそく、聞いていただきましょう。フリーチャ・カウフェルトで『Tristeza』です。

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Greetje Kauffeld『Tristeza』

(高橋芳朗)はい。フリーチャ・カウフェルト。オランダの女性シンガーの『Tristeza』。1974年のバージョンをお聞きいただきました。

(ジェーン・スー)洗濯物が普段の3倍の早さで乾きそうだし、たためそうだね。

(高橋芳朗)たためる!

(ジェーン・スー)「タララーラー♪」って(笑)。

(高橋芳朗)「たためる」っていうだけでこれだけのリアクションが返ってっくるのも、すごいですね(笑)。

(ジェーン・スー)だってたたむの、いちばん面倒くさいじゃんね。

(高橋芳朗)まあね。『Tristeza』、ぜひね、洗濯物をたたむ時に。いろんなバージョンがありますから。

(ジェーン・スー)もう、たたみソングとして。『Tristeza』がかかったら、みんな「とりこーんだー♪」って……(笑)。

(高橋芳朗)(笑)。なんでも言えばいいと思ってるでしょ?

(ジェーン・スー)思ってる。思ってます!

(高橋芳朗)思ってますか(笑)。で、リオ五輪の開会式。カエターノ・ヴェローゾ (Caetano Veloso)とか、ジルベルト・ジル(Gilberto Gil)とか、結構ブラジルの国民的シンガーがガンガン出演するらしいので。それも楽しみですね。

(ジェーン・スー)映像監督が監修でね。

(高橋芳朗)ああ、『シティ・オブ・ゴッド』の監督(フェルナンド・メイレレス)が。

(ジェーン・スー)『ナイロビの蜂』の人ね。

(高橋芳朗)はいはいはい。

(ジェーン・スー)聞いたまんま、言ってる。友達の映画好きの子が言っていたまんま。

(高橋芳朗)はい。終わりますか。

(ジェーン・スー)というわけで、「終わりますか」って! ハワイアンソング、楽しみにしています。

(高橋芳朗)いずれ。

(ジェーン・スー)というわけで高橋さん、ありがとうございました。

(高橋芳朗)ありがとうございました!

<書き起こしおわり>





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