DJ YANATAKE DJ Khaled『Holy Key』を語る

DJ YANATAKE DJ Khaled『Holy Key』を語る INSIDE OUT

DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でDJキャレドがビッグ・ショーンとケンドリック・ラマーをフィーチャーした曲『Holy Key』を紹介していました。

(DJ YANATAKE)いよいよ今週。7月29日にリリースされるDJキャレド(DJ Khaled)のニューアルバム『Major Key』。結構ね、毎回シングルが出るたびに紹介してますけども。ドレイク(Drake)が参加した『For Free』とですね、いまバックトラックでかかっていますけども、ジェイ・Z(Jay-Z)&フューチャー(Future)を迎えた『I Got the Keys』はですね、ともに大ヒット中というわけなんですけども。

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今日、かけたい曲は3曲目となる、客演がビッグ・ショーン(Big Sean)とケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)! これはもうね、すごいんですけども。この名前、この並びを聞いただけでなにかに気づく人はいらっしゃいますでしょうか? これ、気づいた人はだいぶヘッズだと思いますけども。あの、多くの議論を世界中に巻き起こした『Control』。みんな、『Control』を覚えてますかね? ケンドリック・ラマーがいろんなラッパーを実名で名指ししていってですね。それはまあ、ディスっていうか、激励っていうか、そういう感じでいろいろ物議を呼んだ曲なんですけども、それ以来の共演。ビッグ・ショーン&ケンドリック・ラマーということになって。

物議を呼んだ『Control』以来の共演

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このへんはね、かなり狙ってきているんじゃないかなと思いますけども。で、ですね、今回もまたしてもビッグ・ショーンもめちゃくちゃいいんですけど。やっぱりケンドリック・ラマーのバースがなんかすごいなと。なんという表現豊かなラップをするんだ! ということで、今日はですね、ケンドリック・ラマーのバースを。2バース目なんですけどね、かけたいと思うんですけど。ケンドリックのバースでね、ちょっと「ビッグ・ショーンには賛同しないぜ」みたいな箇所があって、一瞬「おっ?」って思ったんですけど、それは1バース目でビッグ・ショーンが女の子のことについて歌っていて。その感じは賛同しないって言ってるわけで、別にそれぐらいのことで、ディスではなさそうなんですけどもね。

まあ、同じ曲の中でもこういうことをやり合ったりするんのがアメリカのヒップホップだったりするんで。一瞬ドキッとしましたけど。それとですね、フック。サビを歌っているのがベティ・ライト(Betty Wright)。ベティ・ライトさん、みなさんご存知でしょうか? 『Clean Up Woman』という超名曲を歌っている人です。

『Clean Up Woman』っていうのはメアリー・J・ブライジ(Mary J.Blidge)の『Real Love』とか、小沢健二の『ラブリー』とかですね、あの元ネタとなった超名曲ですね。で、ちょっと調べたんですけど、ベティ・ライトさんはなんといま62才なんですけども、全然衰えていない歌声が非常にパワフルで素晴らしいです。なので、今日はケンドリック・ラマーのバースからかけて、最後のベティ・ライトのところまでかけますので、最後の最後までしっかりこの曲、聞いてみてください。DJキャレド feat. ビッグ・ショーン&ケンドリック・ラマー、ベティ・ライトで『Holy Key』。

DJ Khaled『Holy Key Feat. Kendrick Lamar, Big Sean & Betty Wright』

はい。聞いていただきましたのはDJキャレド feat. ビッグ・ショーン、ケンドリック・ラマー、ベティ・ライト。いまのはケンドリック・ラマーのバースとベティ・ライトの部分でございました。

<書き起こしおわり>

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