春風亭一之輔さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で春風亭昇太師匠が司会となった新体制の『笑点』についてトーク。三遊亭円楽師匠のスキャンダルなどについて話していました。
(赤江珠緒)しかし一之輔さんは先月来ていただいた時に、ねえ。『笑点』のお話なんていうのをしていただきましたが……
(春風亭一之輔)ああー、惜しかったですね。
(博多大吉)惜しかったんですか?
(春風亭一之輔)鼻の差で。林家三平師匠が選ばれて。
(赤江珠緒)ねえ(笑)。
鼻の差で新メンバーは林家三平師匠に
(博多大吉)ああ、そうか。三平師匠になるんですか。
(春風亭一之輔)もう何年先輩ですかね? 7、8年先輩ですね。もっとかな?
(博多大吉)正直、あれですか? 「やっぱり三平さんじゃねえの?」みたいな空気はあったんですか? 落語界に。
(春風亭一之輔)「じゃないか?」っていうことですよね。まあ、ちょっと薄々はありましたよね。3割ぐらいは。でも、驚いている人も本当にいましたよね。「三平かよ?」なんてね。
(赤江・大吉)へー!
(春風亭一之輔)僕はだからあの日、生放送で発表された日は前も申し上げましたけども、青森で独演会だったんで。まあ、僕はないっていうのはわかっていたんで。
(博多大吉)中継車とか来てたらね。「あれ? ひょっとして……」って。
(春風亭一之輔)ええ。ちょっとね、日テレって書いてあったら、「あれっ?」みたいな気がしたんですけど。やっぱりなくて。打ち上げで、その独演会の主催者の人からなんか慰められるっていう、本当に苛立たしい……
(赤江珠緒)(笑)
(春風亭一之輔)「大丈夫ですよ。一之輔さん、次、ありますよ」みたいなことを言われて。本当、ひっぱたいてやろうかと思いましたよ。こいつら、みんな。
(赤江珠緒)(笑)。そうね。「嫌だ」って言っていたのにね。
(春風亭一之輔)田舎もんどもが!って。
(博多大吉)なんちゅうことを。打ち上げをセッティングしてくれたんだから。
(赤江珠緒)まあまあ、長寿番組ですからね。
(春風亭一之輔)「がんばってください」って言われましたよ。「気を落とさないで」って。「落としてねえよ!」って。
(赤江珠緒)(笑)
(博多大吉)でも、いつか『笑点』に出るっていうのが夢なんでしょう?(笑)。
(春風亭一之輔)夢じゃないよ!(笑)。前回、あんだけボロクソに言って、選ばれるわけがないんですよ(笑)。もう、諦めましたよ。
(赤江珠緒)ですよね。
(春風亭一之輔)まあ、あと円楽師匠のあれも。
(赤江珠緒)いろいろ、ねえ。すごいですよね。
円楽師匠スキャンダル
(春風亭一之輔)世の中、チョロいですね(笑)。あれぐらいのことで、騒ぎがスーッと流れていくんだなって。あの謎かけで。
(赤江珠緒)「後悔」っていうね。
(春風亭一之輔)「好感度あがりましたね」ってワイドショーの司会の人が言っていて。
(博多大吉)あのさじ加減は誰が決めてるんでしょうね?
(春風亭一之輔)あれはやっぱりなんかいるんですよ。すごい魔物が。『笑点』を司る神みたいなのが。
(博多大吉)ゾッとしました。僕は。「円楽師匠にカメラ、付くんだ」と思って。あれ、もう狙われている?
(春風亭一之輔)狙われてます。
(博多大吉)もう容赦なしじゃないですか。
(春風亭一之輔)いま、昇太師匠の家の前にバンがずっと停まっているっていう噂を聞きましたよ。
(赤江珠緒)ええーっ! でも昇太さん、独身じゃないですか。
(春風亭一之輔)独身ですけど……
(博多大吉)だからこそ、「彼女がいるんじゃないか?」とか。
(春風亭一之輔)なにか、叩けば出るんじゃないかと。で、昇太師匠の住んでいる町で、よくいく居酒屋さんとかに、ちょっと妙齢ないい女風の人が。知らない人が来て。「昇太さんのなにか、知りません?」みたいな探りをいれている謎の女が出没しているから、その飲み屋一帯の昇太ファンクラブみたいな人が「絶対に昇太さんのことは言わないように!」って緘口令が敷かれている。町の人気者ですから。
(赤江珠緒)うわー……(笑)。
(春風亭一之輔)昇太師匠は。
(赤江珠緒)守られてますね。
(春風亭一之輔)昇太師匠、だって城と酒しか好みないですから。何も出ないと思いますけど。
(赤江珠緒)そうですかー(笑)。
(博多大吉)でも、本当ね、加熱報道も続いてますけども。だってたい平師匠がね。
(赤江珠緒)24時間テレビのチャリティーマラソンランナーに選ばれました。
たい平師匠が24時間テレビ マラソンランナーに
(春風亭一之輔)ああいうの、どうなんですか? 断れないものなんですか?
(博多大吉)あれは断れないでしょう。たぶん。
(春風亭一之輔)お二人は、オファーは?
(博多大吉)もちろん来てないんですけど。僕はここで何回も言いますけど、絶対に断ります。僕。もう、辞めていいっす。芸能界。マジで、走るぐらいなら。
(赤江珠緒)いま、「断れないでしょう」って言ったじゃない!
(博多大吉)だから、もう辞めるぐらいじゃないといけないでしょう。
(春風亭一之輔)そのぐらいの覚悟で断ると。
(博多大吉)僕はそのぐらいの覚悟で断ります。だって、キツいもん。
(赤江珠緒)(笑)
(春風亭一之輔)あの日だけじゃないですからね。
(博多大吉)そう。ずーっとやらないかんし。やっぱり僕は背負えないな。いろいろとって思って。オファー、ありそうなもんですけどね。赤江さんとか。
(赤江珠緒)ないよ、ないよ。
(春風亭一之輔)走るでしょ? でも。来たら、でも走るでしょう?
(赤江珠緒)来たりしてね。いやいや、走らない、走らない!
(春風亭一之輔)走る人だと思いますよ(笑)。
(赤江珠緒)走らないですよ。出ないですよ(笑)。
(博多大吉)一之輔さんも、スタッフさんがこう来て。もうカメラ回されて、「どうです?」って言われたら……
(春風亭一之輔)マラソンですか?
(博多大吉)「ちゃーんと、プロをつけますから。ちゃんと走れるように3ヶ月でトレーニングもしますし。その分の面倒、バックアップはしますから……」って。
(春風亭一之輔)ギャラによるんじゃないですか?
(赤江珠緒)(笑)
(春風亭一之輔)500万ぐらいとか、もらえるんですか? どうなんですか?
(博多大吉)急にちょっと放送できないように……
(赤江・一之輔)(笑)
(博多大吉)1回、カメラ止まると思いますよ(笑)。
(春風亭一之輔)「お金は、いくらもらえるんですか?」ってまずね。そう思いますよ。
(博多大吉)ほら、チャリティー番組だから。いろいろあるんじゃないですか?
(春風亭一之輔)あ、そうだった。あれ、ギャラもらってないんでしょうね。たい平師匠ももらわないんでしょうね。たぶんね。
(博多大吉)よくわからないんですよ。そのへんな。
(春風亭一之輔)なんか僕、触れちゃいけないところに……
(赤江珠緒)このあたりから急にトークがうやむやになってきましたね。
(春風亭一之輔)やっぱり僕ぐらいの知名度のなさの芸人とやっぱりお二人……違いますね。ありますね。僕、なんか言っちゃいけないことをバンバン言っちゃって。
(博多大吉)いやいや、僕らが言えないから、一之輔さんに言わそう、言わそうとしたわけじゃないですから。たまたま……
(春風亭一之輔)そうですか? 僕ね、これぐらいでいいんですよ。知名度。『たまむすび』で月イチでちょっとしゃべらせてもらえるぐらいの。すごいいいですよ。
(赤江珠緒)いやいや、もう、とんでもない。
(春風亭一之輔)本当、楽ですよ。
<書き起こしおわり>