博多大吉さんが2023年10月25日配信の『大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!』の中で番組で共演した木村拓哉さんと工藤静香さんの娘、Cocomiさんについてトーク。作詞家・阿久悠さんについて話す中でCocomiさんから『ザ☆ウルトラマン』というワードが飛び出した際の衝撃と自身が取ったリアクションについて話していました。
(玉袋筋太郎)これね、やっぱり横井さんと小野田さん。ここはね、難しい話だけど。横井さんはまあ、帰ってきた。小野田さんも帰ってきたけども。小野田さんは最後の最後まで自分の持っていた刀、ピカピカに磨いていたらしいよ?
(博多大吉)横井さんはもう、サバイバル生活に突入したんでしょうね。たぶん。
(玉袋筋太郎)でも小野田さんは「いざとなったら……」っつって。刀、研いでいたらしいからね!
(博多大吉)それをたった1人で、あのジャングルの中で……それで「もう帰ってこい」みたいなのもあったんでしょう?
(玉袋筋太郎)この話題を、『あさイチ』で……(笑)。
(博多大吉)『あさイチ』で特集するとなると、ちょっと試合の組み立てが……(笑)。
(玉袋筋太郎)コロッケの話題から……。
(博多大吉)横井さん、小野田さんまで(笑)。
(玉袋筋太郎)幅が広い! いや、あなたそんな試合、全部できるんだから。あなたは。
(博多大吉)玉さんだってずっとやってきたじゃないですか(笑)。
(玉袋筋太郎)いや、俺はやっぱりできないね。
(博多大吉)でもね、難しいなと思うのがやっぱり共演者が若くなってきてるんで。なんかね、ミスすることもあるんすよ。これ、『あさイチ』じゃないんですけど。この前、Cocomiさんっていう……まあ、わかりやすく言うとキムタクさんと工藤静香さんの娘さん。その方と鈴鹿央士くんっていう、この2人のすごい若いZ世代が音楽番組の特番やりますってなって。この2人がMCなんですけど、僕はそこにアシスタントとして呼ばれて行ったんですよ。アシスタントMCで。この2人のサポートをしてくださいっつって。で、やっぱり言ったらあれですけど、日本中が注目するお子さんなんで。で、何よりもやっぱりこの子が出る番組は、お父さん・お母さんも見るじゃないですか。
(玉袋筋太郎)そうだよ! 授業参観だよ!
(博多大吉)みたいなもんだから、僕もやっぱり「この番組、あの2人も見るんだ」と思うと、やっぱり気合も一段階ぐらい、入りますよね。で、メンバー表を見たらスタジオゲストが大久保さん、荒川静香さん、そして我らが伊集院さん。もう盤石!
(玉袋筋太郎)まあ、伊集院を放り込んどけばいいんだよ、あれ。伊集院、あれを何でもいいから放り込んでおけばいいんだよ。
(博多大吉)しかもテーマが昭和歌謡ですから。昭和のヴィンテージソングを若いお二人に教えるという。もう盤石すぎるでしょう?
(玉袋筋太郎)そこに俺が呼ばれてないことにイライラするというところを今、大吉さんは出してるわけね? まあ、いいけどよ(笑)。
(博多大吉)違う違う(笑)。それで……その盤石の体制でもう進んでたんですよ。楽しく穏やかに和やかに朗らかにやっていたんですけども。途中で阿久悠さんの話になって。で、阿久悠さんがどんだけすごい作詞家だったかっていうのをもう本当にエピソード込みで伊集院さんがワーッとしゃべってくれて。スタジオ大盛り上がりで。「ああ、やっぱりさすが伊集院さん、すごいな」って、若い2人もキャッキャ聞いていて。「なるほど! 初めて聞きました!」とか言って。「いい感じだ」って思っていたら、Cocomiさんが「そうなんですね。阿久悠さんって本当に子供の歌もやってますもんね」っつって。それで僕の方はパッと見て「『ザ☆ウルトラマン』とかも、そうですもんね」って。
(玉袋筋太郎)あっ、来た!
「『ザ☆ウルトラマン』とかも、そうですもんね」(Cocomi)
(博多大吉)で、僕は一瞬、止まっちゃって。というのも、『ザ☆ウルトラマン』ってご存知ですか?
(玉袋筋太郎)アニメだよ。
(博多大吉)そうなんです。アニメ版なんですよ。
(玉袋筋太郎)「誰もが知ってる ウルトラの戦士♪」っていう。
(博多大吉)そういう歌なんですけども。それが、Cocomiさんの口から出るなんて想定もしなかったんで……。
(玉袋筋太郎)英才教育なのかね? なんだ、そりゃ?
(博多大吉)で、キムタクさんは僕より下なんで。で、その『ザ☆ウルトラマン』って僕が小学校3年とかなんですよ。だから言ったら、お母さんは僕、同い年なんですけど。でも、お母さん、見るタイプじゃないし。アニメ版のウルトラマンはたぶん。
(玉袋筋太郎)見てない、見てない。
(博多大吉)たぶんもっと大人びたものを見ていただろうし。
(玉袋筋太郎)上手いねえ! 表現が上手い! メモらなきゃ。今の言い方。
(博多大吉)で、お父さんもちょっと年下ですけど。そんな、ウルトラマンのアニメ見るぐらいなら違うことをやってるような気がして。で、何より世代があまりにも違いすぎるから。「なんかのウルトラマンと間違えてらっしゃるんだ」って僕、思っちゃったんですよ。で、「なんのウルトラマンなんだろうね?」って言おうかなと思ったけど、もうこんなところで恥かかしちゃいかんと思って。
(玉袋筋太郎)偉いなー!
(博多大吉)「平成のウルトラマンのなんかとCocomiさん、きっと間違えているから、ここは聞こえないふりを……」って思って。私、見て見ぬふりをしたんですよ。見て見ぬふりっていうか、「うんうん、だよね」ぐらいの簡単な頷きで進行させたんですよ。でも、どこか引っ掛かっていて。「なんで『ザ☆ウルトラマン』なんて間違えたんだろうな?」と思って。それで終わって楽屋でスマホで調べたら、『ザ☆ウルトラマン』の作詞は阿久優さんで。「えっ、なんでCocomiちゃん、『ザ☆ウルトラマン』知ってたの?」っつったらマネージャー情報で、Cocomiさんはとんでもないアニメファンなんですって。
(玉袋筋太郎)ああ、そうなんだ!
Cocomiさんはとんでもないアニメファン
あぁぁ!cocomiちゃんが呪術廻戦コラボの喜久福持ってる!私もこれ食べてみたいー。通販しよかな。そして五条先生はみんなの推し間違いない。 pic.twitter.com/JLVG8W9OAG
— なち marinatti (@05marina14) October 30, 2020
(博多大吉)だから、知っていても不思議じゃないというか。あのパスはCocomiちゃんからの「私、こういう面もあるんですよ」っていうパスだったのかなって。「あなた、特撮好きですよね? アニメ好きでしょう? さあ、どうぞ!」っていうやつを私、知らん顔をして。「ふーん」みたいな。
(玉袋筋太郎)これ、授業参観だから。たぶんお二人からも……。
(博多大吉)まあ、オンエアでは丸ごとバッと行かれているでしょうけども。ある日の食卓で言われるんでしょうね。「そういえば、聞いて。あの時にね、私、言ったんだけど。あのおじさん、知らん顔したんだよ?」って。まあ、そんな告げ口するような子じゃないけど。その時に、やっぱり決めつけるのはよくないなって。「この世代が『ザ☆ウルトラマン』、知ってるわけないもん。アニメだし。『ウルトラマン80』なら、平成ウルトラマンとかにも出てくるんですよ。
(玉袋筋太郎)あんまり変わんねえよ。『ウルトラマン80』と『ザ☆ウルトラマン』(笑)。
(博多大吉)でも『ザ☆ウルトラマン』はアニメ版だから、今のウルトラマンに出てきようがないんですよ。
(玉袋筋太郎)ああ、あれはちょっとね。
(博多大吉)だから「ああ、もう勘違いしていらっしゃる」ってバッと話を……。
(玉袋筋太郎)すごい娘だね!
(博多大吉)だからそういう面をね、オンエアされるかどうかは別にして、出してあげられる機会を私はひとつ、失敗しとるんですよ。というミスもあります。
(玉袋筋太郎)まあ、致命的でもないと思うよ。大丈夫よ、あなた。
(博多大吉)「あの時、言わなかったですね」とか言われないですか?
(玉袋筋太郎)言われない。絶対言われない。
(博多大吉)でもますますちゃんと、「若いから。たぶんどうせ知らないだろう」とかいうのはやめた方がいいなと思いましたね。今のZ世代って、変に昔のことを知ってるんですよ。
(玉袋筋太郎)ああ、ネットがあるからか。
(博多大吉)サブスクとか、そういうので見てるから。
(玉袋筋太郎)悔しいね。負けちゃうんだ。
変に古いことを知っているZ世代
(博多大吉)痛恨のミスです。だからこっちはこっちで記憶がどんどん薄れているから(笑)。
(玉袋筋太郎)年を取ってくればどんどんどんどん……名前が出ねえもんね。「誰だっけな、名前?」って。
(博多大吉)「博多の、ほらほら。おめでたい……」って(笑)。
(玉袋筋太郎)「水炊き!」なんつって(笑)。
<書き起こしおわり>