玉袋筋太郎さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、毒蝮三太夫さんのラジオ生中継現場に乱入した際の模様を振り返り。そこで学んだことを話していました。
(安東弘樹)そんな中、今週。玉さん、ジェーン・スーさんの番組内のマムシさんの中継、乱入したじゃないですか。
(玉袋筋太郎)乱入っていうかね、先週の金曜日に、要するに月曜日にマムシ師匠がどこどこへ行くっていうのを聞いた時に、「中野区」って聞いちゃったから、「あっ、これマズいな!」って思ったんですよ。
(安東弘樹)で、玉さん、「あれっ、近いな」っていう風におっしゃっていたんですけど。
(玉袋筋太郎)言った、言った、言った。
(安東弘樹)それがもう、いわゆるエピローグになっていたんですね。
(玉袋筋太郎)一駅だからね。俺んちから。
(安東弘樹)ああ、なるほど。「これは!」っていう?
(玉袋筋太郎)「これ、マムシ来たな。マムシ警報、出たな」と。やっぱり自分の半径1キロメートル以内にマムシが発生したら、やっぱり駆除に行かないとダメなんです。我々としては。
近所でマムシ警報発令
(安東弘樹)出ました。駆除。
(玉袋筋太郎)マムシ駆除。ええ。
(安東弘樹)いやいやいや、でもね、本当に話題になっているわけですよ。当然、あれ何もなしにいきなりボーン!って行って、あのトークですよね?
(玉袋筋太郎)はい。ボーン! と行きましたよ。あれ。マムシ師匠と。
(安東弘樹)僕、字で全部読んだんですけど。一応。
(玉袋筋太郎)字で(笑)。
(安東弘樹)音もそうなんですけど、字で全部読んだんですけど……なんですか、あれ?
(玉袋筋太郎)いやー、すごい。
(安東弘樹)すごい!
(玉袋筋太郎)マムシ師匠、すごいよ。いや、俺ね、だからあれ、時間で言うと11時ちょっとに始まるじゃないですか。ほいで、あれメガネ屋さんだったんですよ。鷺ノ宮駅の小さいメガネ屋さんで。で、マムシ師匠ってかならず番組前ってお店の外から入ってくるじゃないですか。その入る前。本番ギリギリの時に、椅子に座っているんですよ。マムシ師匠が。
(安東弘樹)あ、なるほど。
(玉袋筋太郎)そこに朝、行って。「師匠、おはようございます」って言ったら、「おう、お前か。うん、入っとけ。店に」ってこう……このね、瞬時の師匠の振りっていうのがあるわけですよ。
(安東弘樹)親指で、「入っとけ」って。
(玉袋筋太郎)「お前、入っとけ。わかった、わかった。入っとけ」っつって。それで本番始まって。もうね、本当に小さいメガネ屋さんだから。15人か20人くらいいたのかな? 夫婦のね、奥さんと旦那さんがいて。あとワーッと地元の人が集まって。で、マムシ師匠がバーッと入ってくるわけですよね。下駄でカチャカチャカチャカチャやって。下駄で入ってくるんですよ。マムシがニョロニョロっと。
(安東弘樹)はいはい(笑)。
(玉袋筋太郎)ニョロニョロっと入ってきてね。ほいでまあ、ご主人といろいろお話をして。俺は端っこの方にいるわけですよ。だけど、店に入ってきた瞬間に、俺の場所を確認するわけですよ。あのヘビは。
(安東弘樹)マムシさんはまず、「あ、ここにいるな」って。
(玉袋筋太郎)「玉袋、ここにいるな」って。ということで、お客さんとご主人とお話して……そっからですよね。「おい、お前。自転車泥棒みてーなやつが来てるな」とか言われちゃって。
(安東弘樹)その表現もどうかと(笑)。
(玉袋筋太郎)そっからですよ。いや、でもね、やっぱすごいや。MPは。MPが違う。マジックポイント。
(安東弘樹)マジックポイントね。
すさまじいMP
(玉袋筋太郎)まー、すごい(笑)。あのMPを食らったらみんなHP回復。ホイミ、ベホイミ、ベホマズン。
(安東弘樹)(笑)
(玉袋筋太郎)マムシという名の。それでね、やっぱり師匠、現役すごいなって。だって実際マムシ師匠、本番まで入らないじゃないですか。お店の中に。
(安東弘樹)あ、入らないんですね。
(玉袋筋太郎)入んないんですよ。その。
(安東弘樹)下見的なことは一切?
(玉袋筋太郎)一瞬の出会いを大事にしていて。ほいで近所のおばちゃんで、なんかふくよかなおばさんがいたんですよ。ちょっと顔がまんまるな、ふくよかなおばちゃん。で、俺、なんかにこのおばちゃん、似てるなって思ったんだけど、マムシ師匠いきなり見るなり、そのおばちゃんに向かって「熊手の真ん中みてーな顔してんな、お前は」っつったの(笑)。
(安東弘樹)(笑)
(玉袋筋太郎)もうね、おかめですよ。「熊手の真ん中みてーな」って。もうそれを聞いた時、「強え、マムシ師匠!」って。土下座ですよ、心で。ガッて。
(安東弘樹)ズルいなー、ちょっと悔しいっすね。それ、なんか。うわー、そっかー!
(玉袋筋太郎)絶妙のたとえですよ。それでドカーン! ドカーン! ドカーン! ですよ、もう。俺もそれで笑っちゃって(笑)。たしかに熊手の真ん中みたいな顔してるなって(笑)。はー、それでなにがよかったって、まあ一般の人、入れるじゃないですか。1人、女性がいたんですよ。歳は60……もっと過ぎなのかな? それでマムシ師匠がこうやってマイク持って回っていたら、急にその女性を見て、「おっ、クマじゃねーか」っつって。
(安東弘樹)熊手からの、クマ。はい。
(玉袋筋太郎)クマちゃんっていう、まあ「クマ」っていう名前らしいんだ。熊田か熊井か忘れちゃったけど。その女性っつーのは実は954キャスターを40何年前にやっていた人がフラッと来ているんですよ。
(安東弘樹)えっ、それ以来会ってないんですか?
(玉袋筋太郎)会ってないんですよ。で、マムシ師匠は覚えているの。
(安東弘樹)40年ぶりに会って、わかるんですか?
(玉袋筋太郎)わかるの。「お前じゃねーか!」って。そいでその女性も、「あ、覚えててくれたの!?」なんていうね、そんなドラマがあるんですよ!
(安東弘樹)ええっ? だって正直、ちょっと外見も40何年前だったらね、お変わりになってますよね?
(玉袋筋太郎)うん。「なんで気づいてくれたの?」みたいなさ。MP、すごい! やっぱね、マムシさんの持っているフォース。『スターウォーズ』じゃないですけど。ジェダイの騎士としては最高級。ヨーダを超えたもん!
(安東弘樹)ヨーダを超えましたね(笑)。
(玉袋筋太郎)もう、そのマムシさんの背中を見てね、なんか涙が出てきちゃって。
(安東弘樹)だって954キャスター、変わってますよ。いろいろ、次から次へと。
(玉袋筋太郎)変わってますけど、覚えてるんですよ。「群馬から私、6時起きで来たの」なんつっちゃっって。
(安東弘樹)どんなドラマがそこに……ええーっ?
(玉袋筋太郎)それで俺のことだってマムシ師匠、ちょっと挨拶しただけなんだけど、「玉袋筋太郎、お前は新宿生まれ、新宿育ちだな」とか。そんなことも覚えちゃってるんだもん。そりゃ死なないよ。マムシ師匠(笑)。
(安東弘樹)御年80。死なないですね! えっ、なにそれ?
(玉袋筋太郎)で、終わった後もさ、マムシさん、お店に残って。
(安東弘樹)中継が終わった後ですね。
(玉袋筋太郎)もう1時間ぐらいさ、ずーっとみんなに「オレオレ詐欺、振り込め詐欺に気をつけろよ」とかさ、そういう話をしてくれるんですよ。
(安東弘樹)当然、放送に乗るわけでもなく。
(玉袋筋太郎)なく。いや、もうね、なんて言うんだろうな? あれをずーっと47年やっているわけですよね?
(安東弘樹)僕らの人生分ですよ。丸々。
(玉袋筋太郎)午前中にですよ、そこら中に火を灯して。笑いという火を。これ……で、いちばん最後に、やっぱり「転んじゃいけねえよ」とか「ボケちゃいけねえよ」とか言うんだけど。「笑うことがいちばんなんだ」っていう話をしていって。で、帰る時に「どうだ? 今日、笑えたか?」って言うの。そんなの……
(安東弘樹)国民栄誉賞! すごいですね。えっ、どういう感じですか? その1時間は普通に雑談して、みなさんは帰らないんですか?
(玉袋筋太郎)帰らない。帰らない。
(安東弘樹)そこでいろんな、そういう話を1時間するわけですか?
(玉袋筋太郎)してるんです。その分、技術さんは撤収したりしてるんですけど。その間。で、俺もちょっとね、その日、最後までいたかったんだけど。ちょっと歯医者の予約があったんで(笑)。
(安東弘樹)どんな予約です? ダメじゃないですか、歯医者の予約(笑)。
(玉袋筋太郎)ズラせねえ予約が12時に入ってたから(笑)。
(安東弘樹)しかも仕事じゃなくて予約で。
(玉袋筋太郎)予約で(笑)。で、帰っちゃって、今日ですよ。今日、来たらですよ、マネージャーがうちの事務所にこういうのが届いてるっつって。マムシ師匠からのね、ありがとうってことで、扇子。これ!
マムシ師匠からのお礼
(安東弘樹)いやー、これね、白地に「笑顔が笑顔を呼ぶ」って書いてあるんですよ。
(玉袋筋太郎)この扇子でパタパタあおいでくださいよ。
(安東弘樹)いい香りがします。
(玉袋筋太郎)いい香り!
(安東弘樹)お線香屋さんの香りがする!
(玉袋筋太郎)加齢臭じゃない。あ、お線香。もう死期も近いから……そんなことはない!
(安東弘樹)いやいやいや! なにマムシさんみたいなこと言ってるんですか(笑)。
(玉袋筋太郎)いや、その扇子とね、マムシ師匠が出している『ババァ川柳』っていう本を送ってもらったの。本だから、ちょっと開かなかったんだけど。本番前、パッと開いたらさ、「玉袋大兄 毒蝮三太夫」ってこうサイン入りで、本が届いちゃっていたんですよ。手紙入りで!
(安東弘樹)なにそれ!?
(玉袋筋太郎)俺、開いた時、「うわっ!」って思っちゃって。
(安東弘樹)いまね、だから放送直前に開いたんですよ。玉さんが。で、いきなり玉さんが叫んだんですよ。「うわーっ!」って。なにかと思ったら、この本に手紙が入っている。しかも、サインが入っている。
(玉袋筋太郎)入っている! これ、気分的に言うとね、『ショーシャンクの空に』でモーガン・フリーマンが出所した時にティム・ロビンスが木の下にお金とあれを埋めておいてくれたのを見つけたみたいな。
(安東弘樹)あの缶の中に入っていて。開けたら……手紙が入っていた。
(玉袋筋太郎)これですよ。
(安東弘樹)サインに本。それでもすごいんです。封筒に入った手紙ですよ。
(玉袋筋太郎)入ってるんですよ。しかもこれがね、マムシ一門のはぶ三太郎さんなんですよ。
(安東弘樹)現(まむしプロダクション)社長。直筆のね。
(玉袋筋太郎)社長がこうやってさ。「生放送後、毒蝮が『お茶でも』とお誘いしたかったんですが、お構いできず失礼しました」とかそんなことを。
(安東弘樹)いやー! なんですか、それ。あのね、これを「勉強」っていうんでしょうね。
(玉袋筋太郎)そうだと思う。
(安東弘樹)こういうのを受けると。もう机上でこういうことをしろ、ああしろじゃなくて。
(玉袋筋太郎)学校じゃ教えてくれないよね。こういうのは。
(安東弘樹)絶対に教えてくれないです。
(玉袋筋太郎)お笑い学校でも教えてくれねーと思うんだ。これ。もう本当に俺はね、月曜日、いい気持ちになりましたよ。
(安東弘樹)なんかね、僕、この暑い日に鳥肌が立っているんですよ。いやー、すごいね、これは。
(玉袋筋太郎)で、最後の最後にね、現役の954キャスターの人が「ちょっと挨拶しろ」ってマムシさんに言われて。で、メガネ屋さんだったんで。若いお姉さんですよ。で、ちゃんとね、5分ぐらいしゃべるんですよ。そのメガネの思い出とかを踏まえて。「私の祖父がメガネをかけてまして……」とか、そういう話をして。終わった後にマムシ師匠が「こいつはね、2年前はこんなしゃべれなかったんだよ。成長するもんだな」ってこう、言うのよ。なんだ、あの人生讃歌。
(安東弘樹)40何年続くって、こういうことか。なんか、僕、その現場に行ってないことを悔いましたもん。いま、47年間。
(玉袋筋太郎)いやー、行きましょうよ、これ。
(安東弘樹)本当に。
(玉袋筋太郎)俺、2回目なんだけど。1回目に行った時よりもますます勉強させてもらったな。
(安東弘樹)TBSラジオの新入社員がこれ、行くらしいんですよ。研修で。20代前半の。で、たぶんその時にいろんなものをもちろんね、受け取ると思うんですけど。これ、ぜひ言いたい。TBS社員はその研修で行った後、10年、20年でもいいです。20年後にやっていただいて……
(玉袋筋太郎)(20年後は)師匠、死んじゃうと思う(笑)。
(安東弘樹)いやいや、それね、何年後かに本当、行った方がいい。これは。受け取るものが全然違う。10年間仕事をやった後だったら。20代前半には受け取れなかったものが、受け取れるような気がしますね。
(玉袋筋太郎)本当、赤坂の社員はうらやましいよ。
(安東弘樹)これをね、生で経験できるっていうのは。
(玉袋筋太郎)できるんだもんなー。すいませんね、ちょっと。感動しちゃって。
(安東弘樹)これは行きたい……行こう! なんで俺はいままで、TBSの社員なのに行ってなかったんだろう。これは、恥ずかしい! これ、いい経験だなー。ちょっと俺、夏に立つ鳥肌、久々に体験しました。
(玉袋筋太郎)(笑)
(中略)
(安東弘樹)みなさん、こんにちは。金曜キャスターの安東弘樹です。ここからは世の中のびっくりなB級ニュースを私、敏腕キャスター安東がビシッとお伝えする、『ニュースたまむすB』のお時間です。一緒にお送りするコメンテーターはこの方です。
(玉袋筋太郎)玉袋筋太郎です!
(安東弘樹)よろしくお願いします。
(玉袋筋太郎)お願いします。
(安東弘樹)それでは『たまむすB』にまいりましょう。今日はこちらのニュースです。「マムシと玉袋、夢の共演。その時、スタジオは?」。オープニングでね、熱く語っていただきました。玉さんに。浅草キッドの玉袋筋太郎さんが今週月曜日、TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』の中の人気コーナー、毒蝮三太夫のミュージックプレゼントに飛び入り出演。赤坂のスタジオにいるジェーン・スーさん、そしてTBSの私の後輩、小笠原亘アナウンサーが驚くほど、台本なしの完全アドリブ。軽妙なトークでその場を大いに沸かせたということで。さっきも本当、その裏話をいっぱい聞きました。
(玉袋筋太郎)すいません。
(安東弘樹)その時、スタジオはじゃあどんな様子だったのか? 本人にうかがってみましょう。それでは、今日のスペシャルゲスト。4月からスタートした新番組『ジェーン・スー 生活は踊る』から、作詞家でコラムニスト、そしてTBSラジオの新しい午前の顔。ジェーン・スーさんにお越しいただきました。よろしくお願いします
(ジェーン・スー)よろしくお願いします。
ジェーン・スーと振り返り
(玉袋筋太郎)よろしくお願いします。ご苦労さまです、連日。
(ジェーン・スー)いや、あの隣からいつもこのスタジオを拝見していて。ちょっとこっちに入るだけで、若干緊張しますね。
(安東弘樹)そうですか?
(ジェーン・スー)なんか、ふれあい動物園みたいな。向こうで見ていたのがこう、近くにいて……
(安東弘樹)動物園(笑)。
(ジェーン・スー)動物……いや、そういう意味じゃなかった。
(玉袋筋太郎)いや、『潮騒』のね、「その火を飛び越えてこい!」っていう気持ちで。そうなんですよ。
(ジェーン・スー)「千円返して!」ですね。
(安東弘樹)「飛び越えてこい! 炎を飛び越えてこい!」。
(玉袋筋太郎)ふんどし一丁でね。我々、待っているわけですよ。こうやって。
(安東弘樹)いやいやいや、本当にありがとうございます。
(ジェーン・スー)いや、びっくりしました。あの日は。
(玉袋筋太郎)驚かせちゃってすいませんね、本当に。
(ジェーン・スー)誰も知らなかったんですよね。
(安東弘樹)スーさんも当然知らなかった?
(ジェーン・スー)もちろん、知らないです。で、メガネの富士さん。普通にいつものマムシさんの調子でやっていたら、「玉袋筋太郎です」って。「ええーっ?」って全員背筋がこう、キュッ!って。肛門がキュッ!っと締まる感じ。
(玉袋筋太郎)そこまでですか? 私ごときで。ありがたいなー。
(ジェーン・スー)いや、だってびっくりするじゃないですか。そりゃあ。
(玉袋筋太郎)いや、一応つかみとしては「笑点の新メンバー、玉袋筋太郎です」って言ったんですよね。ええ。
(安東弘樹)じゃあ、何も……スタッフも知らなかったの?
(ジェーン・スー)知らなかったです。
(玉袋筋太郎)ダマテンで行っちゃいましたから。僕、グッと。
(安東弘樹)玉さん、本当に本当の本当で?
(玉袋筋太郎)本当に、もうプライベートで。
(安東弘樹)ガチのいきなりで?
(玉袋筋太郎)いきなりなんですよ。
(安東弘樹)はー! じゃあ、知るわけがないわけですね。みんな。
(ジェーン・スー)そうなんです。
(玉袋筋太郎)いや、でもすごいね。マムシさんは。本当にすげーわ。
(ジェーン・スー)そうなんですよ。あれ、見に行くと、結構びっくりするんですよね。もうね、その場をロックさせるので。もうガンガンガンガン、右から左から話しかけて。ほぼ、打ち合わせも何もなく、いきなり行くんですもん。
(玉袋筋太郎)なんにもないんだもん。
(安東弘樹)お客さんとも、当然ね。
(玉袋筋太郎)掘り起こしが早いよね。すぐ掘っちゃう。すぐ掴んじゃう。これがね、まあまあ驚いちゃいますよ。できることじゃない、あれは。
(ジェーン・スー)あれは無理ですよ。人の懐にコンマ5秒ぐらいで入っていく感じですもんね。
(玉袋筋太郎)あのタックルはすごい。桜庭和志を超えたかな。青木真也を超えたかな。
(ジェーン・スー)ちょっとここで2人、いろいろ見解の相違が(笑)。
(安東弘樹)いろんなたとえがありますが。でも、そういう意味でいうとたぶんスタジオは結構ね、ビビリますよね。びっくりしますよね。
(ジェーン・スー)いや、正直どうしていいのかがわからなくなっちゃって。「ああ、こ、こんにちは……」っていうような反応しかできなくて。
(安東弘樹)声が裏返っちゃうみたいなね。はい。
(ジェーン・スー)ちょっとだって、そこにいる人たちの顔っていうのがまず100%、わからないわけじゃないですか。あのコーナーは。そこで1人だけ。マムシさんともう1人だけボン!って顔がわかる人がいて。「うわっ、有名人!」っていう(笑)。「有名人、いる!」っていう。
(安東弘樹)有名人扱いですか(笑)。
(玉袋筋太郎)そう。すいません、本当に(笑)。でもマムシさんとのね、バトンタッチとかもやっぱりスーさん、上手いっすよ。
(ジェーン・スー)いやいやいや、ひどいと思いますよ!
(玉袋筋太郎)なかなか。いや、そんなことはねえと思うよ、俺。聞いているけど。
(ジェーン・スー)マムシさんにいっつも、下でお会いするんですよ。車が停まっていて。これから行くっていう時にお会いすることがたまにあるんですけど。「いいよ、好きなことをなんでも言えよ。どんどん話しかけて来いよ。今日もよろしくな!」って言って行くんですけど……話しかけても全然聞いてくれない(笑)。
(安東・玉袋)(爆笑)
(玉袋筋太郎)マムシスタイルだね。我らがね。うん。
<書き起こしおわり>