ピエール瀧 実写版『ジョジョの奇妙な冒険 第三部』キャストを考える

ピエール瀧 実写版『ジョジョの奇妙な冒険 第三部』キャストを考える たまむすび

ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で実写化の噂がある『ジョジョの奇妙な冒険 第三部』についてトーク。実写化するとしたら誰をキャスティングするか? について赤江珠緒さんと話していました。

(ピエール瀧)あ、アスリートで思い出した。「アスリートで」っていうのも変な話ですけども。ちょっと話が変わりますけど。この間、チラッとネットで見たニュースで、『ジョジョの奇妙な冒険』が映画化されるの、知ってます?

(赤江珠緒)『ジョジョきみょ』。私が『ジョジョきみょ』と呼ぶ……

(ピエール瀧)『ジョジョきみょ』って、だからそこは『ジョジョ』でいいでしょ?っていう。でも、知ってます?

(赤江珠緒)読んでた。読んでた。ジャンプに載ってましたから。

(ピエール瀧)知ってますよね。『ジョジョの奇妙な冒険』。あれをね、実写化するっていう……

(赤江珠緒)あれを実写化するの!?

(ピエール瀧)でも、ものすごい危なっかしいじゃないですか。どうだろうな?っていう。

(赤江珠緒)あれ、『ジョジョきみょ』を知らない方に説明をすると……どう説明したらいいんだろうね? それぞれになんか特殊能力を持っている……

(ピエール瀧)それぞれね、戦う背後霊を持っているんです。で、戦う背後霊は自分の意思で出せるんです。で、その戦う背後霊能力を持ったもの同士が会った瞬間は戦うんですけど、それぞれの背後霊同士が戦うんですよね。で、大いなる敵がいて、それをみんなで力を合わせて倒すっていうような漫画なんですけどもね。もともと、荒木飛呂彦先生の。で、それを実写化するっていう。

(赤江珠緒)実写化、多いですね。

(ピエール瀧)ねえ。そうなんですよね。だから、『鋼の錬金術師』とかもやるじゃないですか。

(赤江珠緒)あれもやるんでしょ? すごいねえ。

(ピエール瀧)世界設定が西洋寄りのはしんどそうな感じがしますよね。やっぱり。

(赤江珠緒)そうなのよね。やっぱり、日本人の顔ではやっぱり……

(ピエール瀧)だから『進撃の巨人』とかね、日本設定にして、わざわざ作ったんですけども。

(赤江珠緒)そうそう。そうだよね。だからディズニーとかもさ、どんなに日本のディズニーでも、日本人の人がやっているとちょっと違うもんね。シンデレラとか、できないもんね。

(ピエール瀧)そう。『ジョジョ』も杜王町ならね。四部の杜王町っていう日本が舞台の話があるんですよ。そこならって思ったんですけど、まさかのエジプトでしょ? あれ、たしか三部のエジプト編かなんかをやるんでしょ?

(赤江珠緒)へー。

(ピエール瀧)なかなか……で、僕ね、思って。やっぱりキャストって大事じゃないですか。で、『ジョジョの奇妙な冒険』に出てきそうなキャストをやっぱり考えるわけですよね。

誰をキャスティングすべきか?

(赤江珠緒)どうする? 瀧さん、呼ばれたらどうする?

(ピエール瀧)俺みたいなやつ、いないじゃん。だって。

(赤江珠緒)たしかに(笑)。いなかった。

(ピエール瀧)いないし、そこに出て迷惑をかけるのも、ねえ。嫌だから。で、考えたんですよ。僕。で、「誰がいいかな?」って思って。

(赤江珠緒)ちょっと線が細い感じか。みんな。

(ピエール瀧)誰か思いつきます?

(赤江珠緒)うーん……やっぱり線が細い感じでしょ? 誰?

(ピエール瀧)エジプト編なんてだって、アブドゥルと花京院、ポルナレフだ。

(赤江珠緒)うん。えっ? どんなだった?

(ピエール瀧)ポルナレフ。角刈りが伸びたような。「シルバーチャリオッツ!」って出すやつ。

(赤江珠緒)ああー、よく覚えてるね、瀧さん(笑)。

(ピエール瀧)ハイエロファントグリーンですよ。

(赤江珠緒)(笑)。はー、どんな感じだろう。誰だ?

(ピエール瀧)だからそのへんを考えると、やっぱりいないんすよね。花京院とか、誰だろうな? 誰だろう……GACKT?

(赤江珠緒)ああー。

(ピエール瀧)「GACKT? わかんねー!」ってやっぱりなるんですよね。で、ビシッといま、『ジョジョの奇妙な冒険』に本当に出てきそうなやつが、もうすぐみなさんの前にお目見えするというか。知っている人は知ってるんですけど、出てくるんですけど。僕のおすすめの人がいるんです。

(赤江珠緒)えっ? 誰です?

(ピエール瀧)ジュビロ磐田の小林祐希です(笑)。

(赤江珠緒)(笑)。えっ、サッカー選手? ジュビロ磐田!?

(ピエール瀧)この間、ハリルジャパン、初の日本代表に選出されましたジュビロ磐田のトップ下、小林祐希です。

(赤江珠緒)へー!

(ピエール瀧)小林祐希。みんないま、パッと頭浮かんでこないでしょ? 写真を見たらね、「いるいる、こういうやつ、『ジョジョ』に!」っていう顔してるんですよ。

(赤江珠緒)へー! アスリートか。アスリート狙いね。むしろね。ああー。

(ピエール瀧)小林祐希。これ、最近の写真はあれか。もっとね、いまね、髪の毛横が刈り上がってファサーッとなっていて、本当にいい感じになってるんすよ。いま。

ジュビロ磐田 小林祐希

(赤江珠緒)へー! 推薦(笑)。しかも、身体能力も半端ないですしね。

(ピエール瀧)身体能力、半端ないっすよ。ノールックパスとか出せますから(笑)。

(赤江珠緒)そんな、できないでしょ(笑)。

(ピエール瀧)できないですかね? ほら、ほら。この横が刈り上がって。いま、ファッサーってなって。

(赤江珠緒)ああー! はいはい。横を刈り上げて。

(ピエール瀧)ちょっとワルめなんですよ。小林祐希。

(赤江珠緒)目もキュッとね、細い感じでね。眉毛も整えて。

(ピエール瀧)どうです?っていう。

(赤江珠緒)ああ、そうですか。で、背も高い。

(ピエール瀧)背も高い。そうなんですよ。昔ね、電気グルーヴが『オールナイトニッポン』をやっていた頃に、『アニメ実写劇場』っていうコーナーがあって。いろんなアニメの実写版のキャストを考えるっていうのとかをやっていたんですよね。

(赤江珠緒)へー! あ、でもそれで言うと本当、アスリートは結構そういうのに出てほしいですね。

(ピエール瀧)そうでしょう? だからあの、僕は漫画をちゃんと読んだことがないんで完全に雰囲気だけで言いますけども。『鋼の錬金術師』とかも室伏(広治)とか、出るべきでしょ?

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)違うの? 違うの? あの感じじゃないの?

(赤江珠緒)そうなの? そういう感じなの? 私も読んでないからわかんないんだけど。

(ピエール瀧)わかんないけど、俺も勝手なイメージであの主人公の子。「弟の身体を取り戻すぞ!」って言ってるの。うる覚えなんだけど。あれとか、小池徹平くんじゃいけないの?っていう(笑)。わかんないけど(笑)。

(赤江珠緒)完全にイメージですね(笑)。

(ピエール瀧)っていうようなさ、感じとかになるんです。赤江さん、なんかできそうね。

(赤江珠緒)実写版? 本当ですか? なにがいけそう?

(ピエール瀧)なに? 『じゃりン子チエ』?

(赤江珠緒)(笑)。あ、いいけどね。小鉄とともにね。いける。『じゃりン子チエ』(笑)。

(ピエール瀧)だからそのへんを考えるとさ、最近、やっぱり……

(赤江珠緒)誰に何役をやってほしいっていう。あ、それ楽しいかもしれないですね。実写版ね。だって、この間、ウェンツ(瑛士)さんがテレビでしゃべっていましたけど、ウェンツさんって結構実写版されているんですってね。そういう意味では、お顔立ちがどちらでもいけそうじゃないですか。

(ピエール瀧)うん、うん。

(赤江珠緒)だから『ゲゲゲの鬼太郎』もされているし。『タイガーマスク』もされていると。「意外と実写版、僕、オファー来るんですよ」って言ってましたね。

(ピエール瀧)ああー。まあ、ねえ。だからそのへんのさ、誰をどう使うか?っていうところはさ。あと、あれも面白いんですよ。「海外の映画を全員日本キャストでリメイクしたら?」っていう。

(赤江珠緒)はー!

海外の映画を全員日本キャストでリメイクしたら……

(ピエール瀧)っていうやつを考えると、結構面白いんですよね。

(赤江珠緒)あ、海外ドラマを?

(ピエール瀧)うん。たとえば、『バットマン』。バットマンを誰がやる?っていう。

(赤江珠緒)誰がやるか? やっぱりちょっとムキッとした人の方がいいよね。

(ピエール瀧)バットマン、誰がやる?

(赤江珠緒)普段は割と普通な感じ?

(ピエール瀧)そこはだから、監督によってですよね。うん。『ダークナイト』の感じを考えると……

(赤江珠緒)誰だ?

(ピエール瀧)シュッとした感じの、ムキッとした感じ。

(赤江珠緒)松重(豊)さんとか? 意外と(笑)。

(ピエール瀧)えっ? 松重さん? バットマン?

(赤江珠緒)うん(笑)。ちょっと見たいけどね。私は。普段、サラリーマンっぽくウロウロされていて。

(ピエール瀧)う、うん。なんかわかんない。否定しづらい感じもあるなと思って(笑)。松重さん、気悪いだろうと思って。なんか。

(赤江珠緒)あ、そうか(笑)。

(ピエール瀧)いちばん驚いているの、松重さんだと思うけど。「俺!?」っていう(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)まあね、それを考えるのもちょっと楽しいですよと。

(赤江珠緒)はい、わかりました(笑)。

(中略)

(赤江珠緒)さあ、今日もオープニングで話した内容から、いつもなんとなく決めたテーマでメッセージを募集しておりますが……瀧さん、メッセージテーマを発表してください。

(ピエール瀧)はい。本日のメッセージテーマはこれ、行ってみましょう。「自分キャスティング発表!」。

(赤江珠緒)うん。ああ、いいですね。

(ピエール瀧)やっぱね、「この作品だったらこれがいいな」っていうのもあるでしょう。やっぱりみなさんがお思いのキャストもやっぱりあるわけですよ。

(赤江珠緒)ああ、そうですね。これはもう、漫画に限らず、何でも。映画でも。

(ピエール瀧)そうですね。映画でもいいですけど。さっき言ったね、海外の映画の日本版のキャストをやるなら……っていうのもいいですし。あと、「この役者さん、タレント、このアイドルだったら、この役ができるんじゃないか?」って逆に。その人から行くっていうのもありですしね。

(赤江珠緒)なるほど、なるほど。そうですね。

(ピエール瀧)やっぱりね、海外映画のやつを日本に置き換えてみようっていうやつを考えると、たとえば『ランボー』とか『ターミネーター』みたいなやつとかも出てくるんですけども。そうすると、圧倒的にここ日本。ヤパンに筋肉系の役者さんがいないっていう……誰です?

(赤江珠緒)そうですね。

(ピエール瀧)シュワちゃんの役、誰がやります?

(赤江珠緒)シュワちゃんの役は、ねえ……

(ピエール瀧)もう照英一本でしょ。本当に、いまんところ。

(赤江珠緒)(爆笑)

(ピエール瀧)赤江さんね、そこまで高らかに笑うのも失礼だと思うよ、本当に(笑)。注意してよ。一応、注意しておきますけども。

(赤江珠緒)そうですね。照英さんに何の恨みもないんですけども(笑)。

(ピエール瀧)そこまで高らかに笑ったらね、いけないと思う。赤江さんは(笑)。

(赤江珠緒)いや、本当にあまりにもハマッちゃって。失礼いたしました。ということで今日は「自分キャスティング発表」ということでお送りください。

(中略)

(赤江珠緒)今日のメッセージテーマは「自分キャスティング発表」ということで。埼玉県春日部市にお住まいの女性の方からいただきました。(メールを読む)「ネットでは『ジョジョ』の実写化のキャストは全員、北村一輝さんでいいのでは? という話に落ち着きつつあるようですよ」と。

(ピエール瀧)ぜ、全員? アブドゥルも?

(赤江珠緒)ああー。でもさ、ちょっと画のタッチに眉毛とか目の感じが似てらっしゃる。

(ピエール瀧)まあ、そうかもしれないですね。そうか。ああ、北村一輝さん。

(赤江珠緒)(メールを読む)「それは私も納得してるのですが、どこかに松任谷由実さんが出たら絵柄的に似合うんじゃないかなと思っています」。ああ、ユーミン。

(ピエール瀧)ああー、ユーミン。

(赤江珠緒)ユーミンはたしかに、コンサートとかに行くと衣装とかもこう、近未来みたいな感じだし。

(ピエール瀧)リサリサならいいですよ。でも、二部なんですよ。出てくるのが。

(赤江珠緒)(笑)。ああ、そうなの?

(ピエール瀧)はい(笑)。そうか、北村一輝さんね。ああー。ヴァニラ・アイスとかも似合いそうな。

(赤江珠緒)ヴァニラ・アイス?

(ピエール瀧)ヴァニラ・アイスっていうやつがいるんですよ。空間からポコッ!って出てくるのが。後半のやつ。

(赤江珠緒)うんうん。なんか前髪ちょろっと前に垂らした感じとかも似合いそうだし。

(ピエール瀧)そうなんですよね。はい。ああー。

(赤江珠緒)いいですね、いいですね。うん。今日はこんな感じで「自分キャスティング」。勝手に何かのキャスティングを思いついて発表してください。

(中略)

(赤江珠緒)今日のメッセージテーマ「自分キャスティング発表」ということでいろいろいただいておりますが。船橋市の30才、男性の方。(メールを読む)「オープニングの話からですが、『ジョジョの奇妙な冒険』の配役。主人公のスタンド、スタープラチナは格闘家の角田信朗がよいと思います。パッと頭に浮かんだままメールしました」。まあ、格闘家だからね。

(ピエール瀧)ええーっ? スタープラチナが?(笑)。

(赤江珠緒)違う?

(ピエール瀧)スタープラチナ……角田さん?

(赤江珠緒)主人公のスタンド……はー。

(ピエール瀧)そうかなー? いちばん花形のスタンドですよ。

(赤江珠緒)ああ、そうか。もうちょっと華奢なイメージがありますよ。

(ピエール瀧)おっさんじゃん! 出てきたの。

(赤江珠緒)失礼ですよ。角田さんがとばっちりですよ(笑)。

(ピエール瀧)スタンドは別にCGでいいと思うんですけどね。

<書き起こしおわり>

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