みうらじゅんさんがTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』の中で、2015年を振り返り。『マッドマックス 怒りのデス・ロードの年だった』と話していました。
(安住紳一郎)さて、2015年。流行語大賞や今年の漢字の発表などもありましたが。みうらさんは2015年、どんな年でしたか?
(みうらじゅん)今年ですか?そうですねえ。なんですかね?大してなんにも・・・うん。『マッドマックス』かな?『マッドマックス』を見て、もう、終わったなと思いました。
(安住紳一郎)そうですか(笑)。
(みうらじゅん)あの『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を見た時に、『もう俺、仕事しなくていいんだ』と思って。すごすぎて。見ませんでした?
(安住紳一郎)見てないです。
すごすぎて脱力する
(みうらじゅん)すごかったんですよ。もう。もうね、『七人の侍』ぐらいのレベルの映画だと思いました。だからその後、もう映画も作る必要もないし。自分も、こんな末端の仕事している人間なんていなくていいなとすら思って。すごい脱力感の1年でした。
(安住紳一郎)はー。映画『マッドマックス』を見た1年?
(みうらじゅん)そうですね。もう、それを見てから、もうやる気がなくなってしまいました。全て。
(安住紳一郎)もうこれ以上、他の人が映画を作る必要なないし。
(みうらじゅん)ないですね。もう文化もなくてもいいと思いました。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)なるほど。もうこれ以上はない?
(みうらじゅん)ないですね。はい。全てだと思います。
(安住紳一郎)あとはもう、戯れ程度?
(みうらじゅん)そうですね。昨日、『スターウォーズ』も見ましたけども。まあ、もう、『まあそこそこでやってくれ』っていう感じがしました。
(安住・中澤)(笑)
(みうらじゅん)はい。
(安住紳一郎)たしかに、そうですよね。これ以上ないっていうものを見たら・・・
(中澤有美子)見なくちゃ。急いで。
(みうらじゅん)でも、アカデミー賞とか、たぶんならないだろうし。こうやって、いま聞いたら安住さんも、みなさん見てないっていうことなんで。そういうもんだなと思いました。ちょっと。
(安住紳一郎)そうですか(笑)。
(みうらじゅん)はい。
<書き起こしおわり>
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