TBSラジオ タマフル関係者結婚式で起きたAMとFMの文明の衝突

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コンバットRECさんがTBSラジオ『タマフル』に緊急出演。番組ディレクターの結婚式でタマフル関係者が感じたAMラジオとFMラジオの文化の違いと歴史的な敗北について話していました。

文明の衝突

(宇多丸)今夜、どうしても特集をしておかなければいけない事件が起こってしまいました。我々の半径5メートルで。予定を急遽変更し、こちらのミニ特集を送りたいと思います。題して、緊急特集!番組ディレクター小荒井弥の結婚式で起こった文明の衝突事件とは!?11月8日日曜日の夜、この番組の音楽ディレクター、小荒井弥さんが都内某所にてめでたく結婚パーティーを開催いたしました。それ自体は何の問題もない、大変喜ばしい催しだったのですが・・・しかし、そのパーティー会場では前代未聞の文明の衝突が起こっていたそうです。

文明の衝突。アメリカの政治学者サミュエル・P・ハンティントンが1996年に記した国際政治学の著作でございます。『文明の衝突』。一体、どういうことなんでしょうか?この方を招いてというか、この方が『しゃべらせろ!いますぐ、この件についてしゃべらせろ!』ということでね、急遽特集を組ませていただきました。結婚パーティーに出席していたビデオ考古学者のコンバットRECさんです。

(コンバットREC)はい。どうもこんばんは。

(宇多丸)そして、同じくあれですか?出席されていたということで、DJ YANATAKEさんも緊急出演で。

(DJ YANATAKE)緊急出演です(笑)。

(宇多丸)そして、放送作家の古川耕さんも。

(古川耕)番組構成作家の古川です。私も参加しておりました。

(宇多丸)ちなみに私はですね、沖縄でライブだったので出席していないんですよね。ビデオコメントということで。なので、事態が何が起こったのか?その、だって普通、結婚。ねえ。仲間に囲まれて、やいのやいので楽しいはずじゃない?

(コンバットREC)まあ、おめでたい席で。

(古川耕)ビデオコメントがどういう風に使われたのか?も結局、わかってないんですよね?

(宇多丸)わかってないです。わかってないです。ビデオコメントが流れた・・・そんなね、ビデオコメントったら結婚式、そりゃあさ、そんな事件は起こらないと思うんですよ。そんな、普通ね。ところが、これは大変な事件が起こってしまったと。

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地球人とバッフ・クラン並の文明の衝突

(コンバットREC)まあ、どんぐらい文明が衝突したか?っていうと、地球人とバッフ・クランみたいな感じの。

(DJ YANATAKE)(笑)

(コンバットREC)どっちかが死ぬまで、滅びるまで。もうね。

(宇多丸)ちょっと待ってください。そんな物騒なあれがあったんですか?

(コンバットREC)っていうか、AMとFMってやっぱり本当、地球人とバッフ・クランぐらい全然違うものなんだなっていう・・・

(宇多丸)急に『AMとFM』って言われてもわかんないですよ。事の次第(笑)。

(コンバットREC)いや、まずね、会場が御茶ノ水だったんですよ。まあ、新御茶ノ水になるんですか?エリアとしては。で、御茶ノ水、僕はJRで行くんで。御茶ノ水駅で降りるじゃないですか。まあ、勝手知ったる御茶ノ水ですよ。書泉ブックマート、書泉グランデ。ありますよね?もう通った街ですよ。青春時代からね、ずっと。

(宇多丸)うんうん。

(コンバットREC)安心して降りたらですね、その書泉側じゃない方の出口だったんですけど。

(古川耕)聖橋口ですね。

(コンバットREC)降りたらもう、いきなり嫌な予感がするのが、久しぶりに行って知らなかったんですけど、あの界隈って六本木ヒルズみたいなビルがガンガン建ってるんですよ。

(宇多丸)なんだっけ?ソラシティみたいなね。すごくキレイなやつが入っている。

(コンバットREC)で、指定された会場をiPhoneのマップに入れてみたら、どうもそのうちの・・・そのビルの一本・・・

(古川・DJ YANATAKE)(笑)

(宇多丸)ビルぐらい、いいじゃねーかよ!早いよ。会場に行く前に、もう気圧されてるじゃねーか。

(コンバットREC)そうそうそう。で、まあそのエリア、苦手だから。で、まあウロウロウロウロ歩いて。しかもね、そのビルの中に、どこに会場があるかもわからなくて。ビルの中で10分ぐらい迷ったんですよね。もうその時点で結構ドキドキしてて。で、ずっと歩いていて。『あ、あそこだ!』っていうのを見た瞬間に、遠目でもヤバさが伝わるんですけど。

(宇多丸)ヤバさ(笑)。

(コンバットREC)表に喫煙所があるんですけど。喫煙所にいるのがみんなIT長者みたいなやつばっかりなんですよね。これ。

(宇多丸)ああー。金持ちそうな?

(コンバットREC)そうそうそう。なんか会員制のバーとかで毎晩遊んでいるんだろうな、みたいな雰囲気の。

(宇多丸)若くて金持ちそうなやつ?

(コンバットREC)そうそうそう。若くておしゃれなスーツを着こなしている感じの人たちばっかり。

(宇多丸)へー。そいつら、誰なんですか?そいつらは。

(コンバットREC)いや、まあおそらくJ-WAVE関係者。

(宇多丸)まあ早い話が、ちょっと先に行っておかなくちゃいけないのは、小荒井さんはこのタマフルの開始時からのディレクターでありながら、それより遥か前にJ-WAVEを中心に、もうFM界では泣く子も黙る音楽ディレクターとしてね。帝王ですよね。

(古川耕)帝王ですよ。

(宇多丸)そしてもう、ブイブイ言わせていたと。

(古川耕)現状も、そしてまだJ-WAVEで。

(宇多丸)まだ現状もブイブイ言わせてるんですよね。で、『たまたまちょっと知り合いの宇多丸がやるから手伝ってやろうか?』って。

(古川耕)手慰み程度に。

(宇多丸)手慰み程度でやって来て。『俺のセンスの1割でも貸してやりゃあ、AMはマシになるだろう?』みたいな。そういう感じで来ている。で、実際に良くなったわけじゃないですか。色を出してくれて。で、そうこうするうちにAKBにハマり、乃木坂に行き・・・みたいな。

(コンバットREC)そうそうそう。

(宇多丸)どんどんヤバい人になりかけていたんだけど。

(コンバットREC)もうなんか、こっち側の文明に帰化したのかな?みたいなね。

(宇多丸)そうだね。BUBKA文明ね。大コアマガジン文明にね、組み込まれたかと思ったら・・・

(古川耕)BUBKA文明(笑)。

(コンバットREC)なんですが、まあ実際、会場に行ってみたらですね、人口比率。9割5分以上がJ-WAVE。

(古川・DJ YANATAKE)(笑)

(宇多丸)じぇ、J-WAVE9割?(笑)。J-WAVEっていう人種がいるわけじゃないでしょ?まあ、FMっぽい感じの。

(コンバットREC)で、5%ぐらいがTBS。5%もいたのかな?

(古川耕)僕らの目には、少なくともそれぐらいの比率で見えていました。

(宇多丸)待って待って。見た目はどう違うの?5%の。ファイブ・パーセンターの。

(コンバットREC)何が?見た目?見た目は・・・ええと、疲れた感じで似合わないスーツを着ている。

(古川耕)着こなしている感、着こなされている・・・

(宇多丸)コンバットRECさんはスーツとか着てたんですか?

(コンバットREC)ジャケットとシャツは一応着ていったんですけども。

(宇多丸)マジですか?いまみたいに『大鉄人17』Tシャツとか着て行かないんですか?

(コンバットREC)じゃない、じゃない(笑)。

(宇多丸)堂々と着こなして行ってないんですか?

(コンバットREC)一応シャツは着たんですけど。まあ帽子はNegiccoキャップをかぶり・・・

(宇多丸)まあまあね、おしゃれですからね。

(コンバットREC)なんですけども。まあ、あっちはやっぱり普段からスーツを着こなしている。要はパーティーピープルなんですよね。やっぱりね。

(宇多丸)そういう晴れやかな場にね。

(コンバットREC)パーティー大好きな人種に見えました。

(一同)(笑)

(宇多丸)偏見(笑)。まあ、でもその華やかな場にちゃんとそぐうような雰囲気というかね、服装といい。

(コンバットREC)すごいおしゃれなんですよ。みんな。とにかく、スーツがおしゃれ。うん。

(古川耕)遊び心のあるフォーマルみたいな感じなんですよ。みんな。

(コンバットREC)そう。

(宇多丸)ヤナタケ、なんかでもどうせあれでしょ?こんなような格好なんじゃないの?野球帽に。

(DJ YANATAKE)いやいや、僕もちゃんとジャケットとシャツにネクタイして行きましたよ。でもあの、J-WAVEの方もね、僕、はるか昔にヒップホップの番組、ずっと新譜紹介で出ていたので。久しぶりにそっちの人たちにも会いましたけど。まあ、たしかにね・・・

(宇多丸)ちょっと違った?

(DJ YANATAKE)ちょっとね(笑)。

(宇多丸)君はもう、帰化してしまった。こっちの、AMに。

(一同)(笑)

(DJ YANATAKE)たしかにもう、向こう側はぜんぜん行ってないですからね。

(宇多丸)『向こう側』(笑)。僕なんかでも、J-WAVEなんか別にアーティストとして行ったりしますからね。逆にね。そういう意味では・・・

(コンバットREC)緊張しないの?

(宇多丸)緊張って・・・(笑)。ずいぶん行ってるからね。

(コンバットREC)そもそもパーティーの類が、僕なんかは苦手なんですよね。飲み会も10人を超えると急に無口になるタイプなんで。それが、あれ2、300人いますよね?

(古川耕)200人はいたでしょうね。

(コンバットREC)すごい大きかったですよね。えっ、200じゃきかないでしょ?だって下北沢シェルターの3倍ぐらいの会場でしたよ。

(一同)(笑)

(宇多丸)たとえがもうダメ(笑)。えっ?200弱?ああ、そう。

(古川耕)僕らの目には、でも200以上。

(宇多丸)飲まれていたから。やっぱり人数が多く見えるんだよね。

(コンバットREC)で、またね、全員、そこにいるJ-WAVE側の女性がいい女に見えるっていうね。この・・・なんかのマジックなんでしょうね。これは。

(宇多丸)いやでも、事前から小荒井ディレクターの結婚式にはモデルが大挙して来るなんていう噂がね、ありましたしね。

(コンバットREC)僕なんて普段、そんなにおしゃれとかもしてないし。その割に、そんなおしゃれコンプレックスとかも別になく生きているんですけど。あんだけ数を揃えられて囲まれると、もうやっぱちょっと・・・

(宇多丸)囲まれたわけじゃねーじゃん(笑)。

(コンバットREC)俺、しばらく入れなくて、喫煙所にいたんだけど。

(DJ YANATAKE)入れなかった?(笑)。

(コンバットREC)入れなかった。で、喫煙所もJ-WAVE関係の方々がタバコを吸っているのを、なんか邪魔したらシメられるんじゃないか?と思って。端っこで携帯灰皿でずっとタバコを吸っていて。で、勇気出して入って、『うわっ、知ってる人がいない!?』と思ったら、奥の方に固まっていて。

(宇多丸)固まってウヒウヒウヒウヒ、なんか、こうやって。

(古川耕)人間には防衛本能っていうのがあるんですよ。弱い種は固まらないと。

(宇多丸)固まってないと、会場みんなから、グチグチグチグチ言われてるんでしょ?もう既に。

(古川耕)『ヤバいことになった・・・』って。酒のペースが早まる一方ですよ。これ。

(DJ YANATAKE)あとあれ、司会っていうか出てくる人がFM、AM、FM、AMみたいな。交互みたいな感じだったんですけど。最初に、もういきなりDJ TAROさんとジョン・カビラさんがハンパないんですよ。そのMCスキルが。

(コンバットREC)まあ、スキルもあるんだけどね。まあちょっと、お互いが切ったカードがあるんですよね。J-WAVEが切ったカードとTBSが切ったカードがあるんですけど。

J-WAVEとTBSラジオ、それぞれが切ったカード

(宇多丸)いいね(笑)。J-WAVEが切ったカード(笑)。いま、J-WAVEの人、『なんて放送してんだ!?』って(笑)。

(コンバットREC)でも、順番にカードを比較すれば、どんだけ惨敗したかが伝わると思うんですよ。順番に、交互に読んだ方がいい。

(宇多丸)OK。じゃあカードを。じゃあ、読んでくださいよ。

(コンバットREC)じゃあ、宇多丸さんが読んで。

(宇多丸)ええと、司会がDJ TAROさん。そしてクリス智子さん。

(古川耕)これ、J-WAVE側が切ったカード。

(コンバットREC)で、ここからJ-WAVE側の挨拶ですね。

(宇多丸)乾杯の挨拶。ジョン・カビラさん。

(DJ YANATAKE)ここでまず、空気が出来上がるんですよね。1回もう、完全にFMの。

(宇多丸)ジョン・カビラさん、マジ怖いからね。またちょっとね。俺、ギャラクシー賞の時に、俺、ジョン・カビラさんに睨まれておしっこ漏らしそうになった事件、あるじゃないですか。ほら。

(古川耕)完全に宇多丸さんが悪いんですよ(笑)。

(宇多丸)サンプラザ中野くんさんと替え玉っていうのをさ、やったらもうニコリともせずに睨まれて。本当におしっこを漏らすかと思った事件。ジョン・カビラさん。

(コンバットREC)次、TBS側の挨拶ですか?

(宇多丸)交互ね。TBSラジオ側から切られたカード。挨拶。番組名誉プロデューサー兼学生プロレスラー橋本吉史(笑)。

(一同)(笑)

(宇多丸)中条ピロシキって書いてますね。

(古川耕)戦力差、どんだけあんのよ!?っていう話で。

(宇多丸)ちなみに、橋本さんの挨拶はどうだったんですか?

(コンバットREC)実はね、僕ね、子守していて1時間弱遅れて行って。これ、見てないんですよ。

(宇多丸)ああ、そうですか?あなた、じゃあ入り口でウジウジしてる時はもう始まってたの!?

(コンバットREC)そうそうそう。で、中に入ったら全員、意気消沈してて。

(一同)(笑)

(コンバットREC)で、まあいかにスベったか?っていう話を聞かされるっていうね。橋Pの挨拶がもう、大スベりしたんですね。

(宇多丸)で、続きましてJ-WAVE側からさらに切られたカード。挨拶、まだ続きます。J-WAVE側ですよ。クリス・ペプラー、岡田マリア、nico他ということで。もうクリスさんなんてね。

(コンバットREC)これ、つまりどういうことか?っていうと、J-WAVE側はジョン・カビラ、クリス・ペプラーの2トップを持ってきているんですよ。これ、TBSが戦うには・・・

(宇多丸)大沢悠里さんとか本当は持ってこないといけない。

(コンバットREC)大沢悠里さんと永六輔さんを持ってこないと戦えないんですよ。

(古川・DJ YANATAKE)(笑)

(宇多丸)そうそう。AM的なるものの権化を連れてかなくちゃいけないのに。かたや、まあ橋Pが挨拶で。で、飛び入り挨拶。こちらTBSラジオ側。コンバットREC、高橋芳朗、
しまおまほ。

(一同)(笑)

(宇多丸)怖い、ダメだこりゃー!

(コンバットREC)弱いね、このカード。

(宇多丸)でもさ、でもさ、おもしろではさ。かっこいい感じではクリスさんに敵わないけど。おもしろでは君らさ・・・

(コンバットREC)なんだけどね、まずこれがね、悪意は全くないと思うんですけども。段取りとかミスだと思うんですけど。段取りミスでもないね。僕ら、これやるって聞いてないんですよ。

(宇多丸)挨拶を聞いてない?

(コンバットREC)J-WAVE側のみなさんは、事前に挨拶があることは知らされていたようなんですが。まあ、なぜなら仕切りがJ-WAVE側の方々なんでね。僕らその場で『これから挨拶ですが、誰が当たるかわかりませんよー』みたいな。

(宇多丸)あ、全員?違うよ。全員、ランダムに当てられてもちゃんと社会人だったらこういう場ではスピーチできるような・・・

(コンバットREC)あ、でもこれ、順番逆だね。僕らが先で、クリス・ペプラーさんが後だもん。

(宇多丸)えっ?それはひどい!

(コンバットREC)で、僕らいきなり当てられて挨拶だったんだけども。あの、これが普通の結婚式の挨拶をすればいいのか、それとも何かおもしろトークをすればいいのかわからない状態で上がったんですよ。で、最初、『えっ、これ何を話せばいいの?』みたいな感じだったんで。ほら、もうちょっと、こっちはどうせAMだし。もっと言えば、俺、AMなんかじゃなくてロフトプラスワンだし。プラスワンっぽい感じで行くか?と思って。

(宇多丸)(笑)。ロフトプラスワンっぽい感じのトークって何だ、そりゃ?(笑)。

(コンバットREC)まあちょっとね、壇上でしゃべったら新婦がね、仏像を彫るのが趣味とかいう話があったので。『じゃあ、以前に人を殺めたりとか?』みたいなことを言ったら、会場がとんでもない凍った・・・めでたい席で『殺める』みたいなことを言ってしまい、大変会場が凍りつき・・・

(宇多丸)非常識なんだよ(笑)。

(コンバットREC)まあ、そもそもね、みんな壇上を見ていた人たちが、僕らがステージに上がった瞬間、全員が後ろを向いたんですよ。

(宇多丸)それ、すぐね、メールを送ってきて。『J-WAVE関係者が俺らが上がった途端に全員背を向けた』って。

(古川耕)これはひとつ誤解があって。コンバットRECさんの時じゃなくて橋本さんが挨拶をした時から、みんな背を向け始めたんです。

(DJ YANATAKE)そうそう!そうなんです(笑)。

(古川耕)あと、ここにひとつ、緊急のお相手で。この方に電話がつながっています。