菊地成孔 MC漢と行った新宿のスナックでの出来事を語る

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菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』の中で、雑誌BRUTUSスナック特集で、ラッパーのMC漢 a.k.a GAMIさんと一緒に行ったディープな新宿のスナックでの話をしていました。

(菊地成孔)そうですね。もっと立体的に楽しむ話と言えばですね、この番組でも何度か紹介させていただいたアントニオ・ロウレイロとの対談がいま、『ラティーナ』っていう雑誌に掲載されていまして。これ、すごい面白いです。とても。

で、もっと面白いのが、あれ、いつ出るんだろうな?次号かな?いまのBRUTUSのいちばん新しい号がハワイ特集で。そこでも私、ほんのちょっと、こんなちっちゃくね、東京国際映画祭のレッドカーペットの写真ぐらいちっちゃくですね、アンケートに答えてるんですけど。次のね、特集がね、スナック特集だと思うんですよ。たぶん。それで、新宿のスナックっていうことで、この番組でも『本が面白いからちょっと会ってみたかった』っていう話をしたMC漢さんと2人で新宿のスナックに行くっていう企画になっているんですよね(笑)。

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BRUTUS スナック特集

まあ、番組・・・私ね、とにかくネットの類をほとんどやらないんで。You Tube以外はほとんどやらないんで。こう、ネットによって番組で言ったことが業界の人に拡散・・・『拡散』っていう言葉を得意げに使っている段階でちょっと・・・(笑)。音痴感が出てますけどね。拡散っていうんじゃないのか?なんかわからないけど。

ネットで言った発言がフックされて編集の人とかが動くっていうことがあるのかな?とか思ったりするんですよね。編集の人ってね、勘がいいのか悪いのか、ぜんぜんわからないの。最近。っていうのはやっぱり、これもインターネットの功罪のうちの、どっちかって言うと罪寄りのことだと思うんですけど。『随分前だよ、それ?』っていうような話をどっかから検索して調べて、私にいまの話みたいに振ってきて質問する方とかいたりして。『ああ、この人インターネット見て質問事項考えたんだな』って。

よくタレントさんも似たようなことを言ったりしてますけどね。でも、MC漢さんに関するアクションは早かったですね。もし、あの番組を聞いてのアクションだと設楽ですけどね。偶然思いつくかな?ちょっとまあ、微妙ですけど。聞かなかったんですよ。『ラジオ聞いてこの企画をしたんですか?』と聞く暇がなかったんですよね。

まあね、雑誌はなんでもそうなんだけど、誌面に出るのはほんのちょっとですから。裏話の方が百倍面白いですよね。あのね、新宿でね、『ゴールデン街行っちゃってるんだ、俺』とかね。ゴールデン街はもういまや、大人の秋葉原。ジャパンクールあるいはクールジャパンと言われてますけども。『ゴールデン街だよね』とかね、あと、三丁目もおしゃれですから。最近、三丁目とかね。あるいはまあ、二丁ですよね。二丁目。

で、女子が遊びに行ったりなんかして。オカマちゃんに手厳しいことを言われてうれしかったりしてですね(笑)。まあ、そこらへんで『俺、ちょっとディープ新宿も好きだし』っていう顔はさせたくないですね。新宿者としては。やっぱりですね、これはMC漢さんも同じ意見だと思うんですけど。やっぱりね、『俺、ディープ新宿しちゃったよね』って言うからには、区役所通り沿いのスナックがいっぱい入っている、あるいはフグ屋さんとかですね、まあ雑居ビルですよね。の、中のスナックで飲んだ経験がない限り、新宿のディープを味わったとは言えないです。やっぱり。

だってなにせ、MC漢さんが『行ったことがない』って言ってましたからね。で、私もね、行ったのがスナックはね、2回ぐらいですよ。どっちも、1回目の経験も2回目の経験も、番組1時間分にブロウアップできます。1ネタ1時間勝負って前にやりましたよね。まあそれがまさにMC漢さんの『ヒップホップ・ドリーム』を読んだ回のやり方でしたけど。

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1ネタ1時間勝負になりますね。1回目は写真家の荒木先生と、アラーキーと一緒に行って。荒木先生が常に両脇に女性をおいて、その両脇の女性のおっぱいを両手で揉みながら誰かに歌を歌わせて、その歌に合いの手を入れるっていうことでほぼ生きてらっしゃるっていうことをですね、知るとかですね(笑)。しゃべっちゃうと一瞬なんですけど、始まりから終わりまで話すと本当、面白いんですけど。

で、まあ2回目もすごい面白かったんですよ。本当に。スナックってめちゃめちゃディープで。ええと、玉袋筋太郎さんがスナック評論家だよね。で、玉ちゃんも新宿者だということで、いろんな伝記小説みたいなのも送ってくださったりしてるんですよね。何のお返しもできずに申し訳ないなと思ってるんですけど。で、まあまあ雑誌の内容ですから、まだ発売される前のね、雑誌の内容ですから。なんていうスナックに行ってどうだったか?っていうのは、いまはまだ言えないですけどね。

ただ、まあ発売したらまとめて話そうかな?これもね、1ネタ下手したら2週とれるんで(笑)。あの・・・いま仮に、可能な限り小出しにするとですね、まあスナックだからね、カマンベールチーズとかさ、ハムとかさ。それに爪楊枝が刺してあってさ。なんて言ったらいいんですかね?簡単な、お誕生日会みたいな感じになるのね。テーブルの上が。で、爪楊枝にこう、なんて言うんでしょう?昔はクリスマスチキンの足先についていた紙で作った王冠みたいなの、あるじゃないですか。あれが爪楊枝にくっついているやつで。

爪楊枝が刺さったハムとカマンベールチーズ

ハムやカマンベールチーズ、もう切ってあるのね。切ってあるハムやカマンベールチーズに刺してあるんですよ。で、自分で食べるか?と思いきやね、普通そんな楊枝が刺してあったら自分で食べるじゃないですか。ところがですね、まあスナックにはママさんがおります。どんなママさんか?は話せません。雑誌を読んでのお楽しみですけども。そのママさんが私と・・・(笑)。あろうことかMC漢さんに『はい、あーん』って言ってカマンベールチーズとハムをこうやって食わせたっていう(笑)。

ほんで、まあ私はいいですよ。私はもうなんて言うか、後家殺しって言うか・・・まあ、後家殺しは言葉悪いですけど。もう、52ですし。銚子にいた頃はね、スナックが私のフッド、根城でしたから。おやつはスナックの柿の種でしたからね。私は。勝手に開けて食ってましたから。なんで、いま行かないだけで。ましてや、新宿なんて洗練されてますから。銚子のスナックなんてもう、地の果てですからね。そこで駆けずり回っていたもんですから。おばあちゃん転がしもね。

まあ、転がしっちゃあ言葉が悪いですけど。おばあちゃんと仲良くするっていうのも、問題なくスイスイ行ったんですけど。MC漢さんに『あーん』って言ってね。で、『あーん』ってカマンベールチーズを食べているのを脇で見ながらドキドキしましたけどね。まあ、本当に雑誌っていうのは載るのはほんのちょっとですから。2割ですね。8割は取材した人間、取材された人間の思い出話なんですよ。それがもうめちゃめちゃ面白いですね。アントニオ・ロウレイロの時もそうだったんですけどね。

来週、11月2日に発売になるみたいなんで。まあ、BRUTUSです。興味ある方は、写真を見るだけでも面白いんで。面白いって別に、からかっているんじゃなくて。MC漢さんってね、めちゃめちゃハンサムなのね。あの、ハリウッド的な意味でハンサムなんですよ。めっちゃめちゃいい男で。あの方、頭のいい方でもありますし。やっぱりパブリックイメージでだいぶPVとかアー写とかはハンサムを隠してるね。バッドボーイ・・・まあ実際、B-BOYラップなんですけども。に、持っていってますよ。

あれでね、アルマーニのスーツとかを着てバリッとしたらもう本当に・・・まあ欧米だとね、たとえばイタリア系でマフィア役もできて、普通に色男もできるっていう俳優とかいっぱいいますけどね。まあ、デ・ニーロなんかも含め、代表としてですけどね。あのぐらいのクオリティーのハンサムな方でしたけどね。あの、私はそっちじゃないですけど、そっちの方だったらうっとりすると思いますよね。ガタイも立派だし。

まあそんなね、ハンサムなMC漢さんがね、カマンベールチーズを『あーん』ってやられているところは、雑誌に載るかな?ってそりゃ載らないと思うけどね。まあ、1ネタ1時間勝負は比較的私もやっていて楽しいんで。興が乗ったらやってみたいと思いますので。みなさん、ぜひお楽しみにという感じですね。

<書き起こしおわり>

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