ますだおかだ岡田圭右とピエール瀧 オリックスを語る

ますだおかだ岡田圭右とピエール瀧 オリックスを語る たまむすび

ますだおかだの岡田圭右さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。大好きなプロ野球とオリックスバッファローズについて、ピエール瀧さん、赤江珠緒さんと話していました。

(赤江珠緒)さあ、ここからは岡田圭右さんに野球の話をたっぷりと伺っていきましょう。大の野球ファンとして知られる岡田さんですが、ここでプロフィールの代わりに岡田さんの野球の歩みをオリックスの球団応援歌『SKY』にのせてご紹介させていただきますね。

(岡田圭右)お願いします。

(赤江珠緒)1968年11月17日、大阪市中央区ご出身の岡田圭右さんは阪急ブレーブスのファンだったお父様の影響で、ご自身も子供の頃から生粋のオリックスバファローズファンでいらっしゃいます。野球少年だった小学生時代、リトルリーグで当時ピッチャーだった清原選手と対戦。

(ピエール瀧)ええっ?

(岡田圭右)岸和田リトルリーグの四番でエース。

(ピエール瀧)ねえ。ピッチャーだったんですよね。高校に入るまで。

(赤江珠緒)結果は3バント失敗の三振でした。熱狂的なオリックスファンとして、あのイチロー選手をはじめ、オリックスの選手たちとも交流があり、2003年にチームを取材中、オリックスの新しいチームスローガンを提案されました。『出たとこ勝負、結果オーライ』というものでしたが、却下されました。また、岡田さんの2009年始球式での様子がプロ野球チップスのカードになっている?

(ピエール瀧)プロ野球チップスのカード。すごいよね!憧れ。

(赤江珠緒)楽天オークションで100円ぐらいで売られているということです(笑)。

(ピエール瀧)カード、100円でも価値ついたらすごいよ!

(岡田圭右)そんな書いてないの、勝手にアドリブで入れなさんな!それ。

(赤江珠緒)いまでも忙しい仕事の合間をぬって、年に10数回は球場観戦に行かれているということで。2013年のオリックス対ヤクルト、交流戦ではバルディリス選手の放ったホームランボールをキャッチして話題にもなられた。

(ピエール瀧)すごい。憧れのホームランボールキャッチですよ。

(赤江珠緒)すごいですね!

(岡田圭右)ピエールさんとは以前ね、野球の番組でご一緒して。ピエールさんも大の野球ファンですからね。

(赤江珠緒)ピエール学園ですから。

(ピエール瀧)まあ、だからこれね、文言おかしいなって。『子供の頃からの生粋のオリックスバファローズファンっていうのも変な感じですけども。要は、ブレーブスが好きだった?

(岡田圭右)阪急ブレーブスからの、オリックスブルーウェーブ、オリックスバファローズ。いろいろ球団があったんで・・・

(ピエール瀧)球団統合。ホリエモンがどうしたこうしたって言っている時に、結局あれで何か近鉄がなくなっている感じになっているんですけど。結果、なくなったのはブレーブスなんですよね。あの時。

(岡田圭右)そうなんですよ。阪急ブレーブスが結構・・・バファローズっていうの、残っていますからね。そこの中でね、ちょっとまあ・・・そこで違うチームの応援もできないし。やっぱり流れで行くとオリックスかな?というので、いまもなお、私は一応オリックスと。

(赤江珠緒)義理堅いじゃないですか。本当にね。お子さんの時から。ご自身も、野球をされていたということですからね。

リトルリーグで中1の清原と対戦

(岡田圭右)本当、ピエールさん。『なるほど』じゃないですけど、これね、清原さんは本当に・・・僕が小学校6年で清原さんが中1。1個上で。本当に四番でエースで。岸和田リトル。そん時でもう頭が我々よりも2つ、3つぐらい・・・

(赤江珠緒)やっぱり大きくて?

(岡田圭右)170以上ありましたから。

(ピエール瀧)やっぱ清原、すごかったっすか?

(岡田圭右)そうですよ。そりゃすごかった。もう名前が全国に轟いてましたから。そん時から。『岸和田に清原あり』みたいな。すっごい球、投げてましたから。この3バント失敗っていうのも、まあ送りバントやスクイズの3バント失敗はよく聞くと思うんですけども。私の場合はセーフティーバントの3バント失敗で。

(赤江・瀧)(笑)

(ピエール瀧)『これはスイングでは打てねえ』という判断?

(岡田圭右)そう。上で。判断(笑)。ほんで結果ね、セーフティーっていう安全なのに失敗があるという、恐ろしい状況になりました。

(赤江珠緒)一か八か(笑)。

(岡田圭右)一か八か。まさか今日のテーマ、一か八か。危ないですよ。本当に。

(ピエール瀧)やっぱりでもそんなにすごかったですか?

(岡田圭右)すごかった。だから我々世代だと、ドカベンとかね。野球漫画、ありましたけど。あれで言うと横浜学院の土門みたいな。豪速球。

(ピエール瀧)ああー!豪腕。

(岡田圭右)豪腕土門。で、キャッチャーは谷津吾朗っていうのがいましたね。受けれないからお腹で受けるという、恐ろしい(笑)。

(ピエール瀧)『前略 土門さん』ですよ。

(岡田圭右)『前略 土門様。やっぱり山田太郎はすごいです』ってね。谷津吾朗が明訓高校に丁稚奉公したという。

(ピエール瀧)ねえ!そうですよ。

(赤江珠緒)スラスラ出てくる(笑)。

(岡田圭右)これ本当、1回ね、ドカベン芸人、俺アメトーーク!でやってほしいの。やりたいんですよ。

(ピエール瀧)ああー!ドカベンはたしかにね。

(岡田圭右)そんなことはさておいて。でもまあ、本当に清原選手と対戦したりとか。やっぱりリトルリーグは小学校2年から中1までやっていましたから。やっぱり野球漬け。

(赤江珠緒)とはいえね、それだけ野球漬けのオリックスを愛してらっしゃった岡田さんですが、今シーズン始まる前の雑誌インタビューで見立てが本当にどうだったのか?というところがですね・・・

(岡田圭右)見立てというか、予想ですね。

(ピエール瀧)今シーズンの予想ですか。

2015シーズン前の予想

(赤江珠緒)『今年はオリックス、絶対に優勝だ!黄金時代到来。なぜなら、今年のオリックス打線は穴のない大阪環状線打線だ!』とおっしゃって。で、『注目選手は?』と聞かれたところ、『ズバリ、森脇浩司監督だ』と。選手じゃないじゃないか!っていうところもあるんですが。

(岡田圭右)また、この森脇さんって途中でもう休業に入ってね。

(赤江珠緒)蓋を開けてみるとオリックスは61勝80敗でリーグ5位と惨敗してしまいまして。岡田さんが注目されていました森脇監督も6月で休養に入られてしまったと。

(岡田圭右)まあ、雑誌のインタビューでシーズン前で。今日は本当、ピエールさんと珠ちゃんと2人。本当、私、好きな2人ですから。ぶっちゃけ言います。これ、雑誌のインタビューなんです。シーズン前なんですよ。多少リップサービス、多めに言いますよ。そりゃ。

(赤江珠緒)(笑)。まあ、ね。ただ、『黄金時代到来』って?

(ピエール瀧)でもただね、今年のオリックスに関してはシーズン前に優勝ってあげていた解説者の人、結構いましたよ。

(岡田圭右)いました。

(ピエール瀧)で、僕も正直、下手したらっていうか、あるかもって思って。結構来たぞ、熟したかも?って思ってましたよ。

(赤江珠緒)へー!

(岡田圭右)セ・リーグで広島、パ・リーグではオリックスみたいな。機は熟したみたいな感じ、ありましたよ。私はね、そういう思い裏腹、そんな思いもありながら、実はちょっとヤバイんじゃないか?っていうのは実はありました。

(ピエール瀧)(笑)。言いなさいよ!いまになって急にわかっていた感出すの、なに?

(岡田圭右)シーズン前、そんだけね、各解説者が。あの江川さんが『Going!』でも優勝だとか。もう世間はもうにわかに、ウワーッ!っと沸き立っているところに俺、ちょっと冷めるような発言はそりゃできない。

(赤江珠緒)水はさせないと。

(岡田圭右)できないですよ。

(赤江珠緒)でも、敗因は何だったんですか?岡田さん。

(岡田圭右)これ本当にね、今回オリックスという球団はまずね、キャンプ地が宮古島からね、今年のキャンプ地は宮崎に変わったんですよ。

(赤江珠緒)はー。

(岡田圭右)宮崎っていうのはソフトバンク、巨人っていう二大人気球団がやっているんです。それによって、オリックスのキャンプ地にもお客さんがドッと来て。

(赤江珠緒)巡りますもんね。

(ピエール瀧)ほうほう。『2つ見たから、オリックスも回ってみっか?』って。

(岡田圭右)そう。巡回できるようになっている。ほんだらそれが、お客さんは来る。そしてやっぱり巨人、ソフトバンクありますから。特に在京の女子アナも。いままで見たことがない女子アナ。オリックスの選手。来てもホンマ、ABC止まりですよ。ABCの喜多ゆかり止まりですよ。

(赤江珠緒)いいじゃないの、ABCで(笑)。私の後輩ですけども。

(岡田圭右)それが本当にね、TBSをはじめ、フジテレビ、日テレ、テレ朝も。女子、きれいどころが来る。そりゃあもうね、オリックス選手、もうやる気、そしていいところを見せようというちょっとね、空回りじゃないけど、張り切り感が出て。そして実はですね、特にオリックスは完璧と言われた中継ぎ、リリーフ。

(赤江珠緒)うん。

(岡田圭右)これがね、もう本当に平野、佐藤、そして岸田というね、後ろ。バッチリ揃えているリリーフ陣。これがね、実は前の監督の岡田監督時代からもうね、数年このパターンで後ろをやっていた。実はね、去年のソフトバンク戦。最終戦で劇的な負けたんですけども。もうあの時点で本当にリリーフ陣はもうね、パンパンだったんですよ。

(ピエール瀧)(笑)。今日2度めのパンパン?

(岡田圭右)パンパン!いろんな意味のパンパンありましたけど。こっちはね、肩、肘がパンパン。

(ピエール瀧)もう金属疲労で大変と。

(岡田圭右)大変。でも今年、そんだけ女子アナ来るわ、解説者が来るわ。みんな予想するということでお客さんも来て。張り切った結果・・・

(赤江珠緒)ちょっとスタートダッシュから力が入りすぎた?

(岡田圭右)そう。入りすぎていざスタートダッシュしたら、ちょっと負けが込む。『あれ?ちょっと待て。予想では俺ら、優勝なのに。なぜこうなってるんだ?』と。ほんだら、中継ぎ陣、リリーフ陣、みんな故障で離脱。結構怪我人が多かったから。どんどんどんどんダメな、負のスパイラルで。

(ピエール瀧)やっぱこれ、もしかしたらシーズン前にいろんな解説の人が『優勝だ!』ってあげたりとか。『今年はオリックス、行けるんじゃねえの?』っていう。そういうちょっと、戦力的にっていうので。それに、そのプレッシャーに潰れた可能性はありますよね。

(岡田圭右)今年はね、メディアにオリックスは潰された!

(赤江・瀧)(笑)

(岡田圭右)いままで本当に新聞紙上ね、そんなね、オリックスの記事なんかちっちゃいのよ。写真ない、活字だけの本当にね、狭い狭い・・・

(ピエール瀧)たしかにね、『京セラドーム、今日もガラガラ』みたいなやつね。

(岡田圭右)そう!なのに中島が入ったらカラー一面、裏一面とか。ブランコが加入してカラー一面。そんなんでオリックス選手は『これ、優勝できるんじゃないか?』という、メディアによって踊らされた。

(赤江珠緒)そこですかー!

(ピエール瀧)まあでも、それちょっとありますよね。

(岡田圭右)いや、あるんですよ。実は。

(ピエール瀧)あるある。急に注目されちゃって、みんな。

(岡田圭右)いままで本当に、宮古島キャンプなんかのどかなもんですよ。ピッチャー、投手陣がピッチング練習やっているところに地元の中学生が自転車で・・・

(赤江珠緒)(笑)。それはのどか!

(岡田圭右)自転車乗りながら見ているような状態で。ほいで、トイレどこ行く?って簡易用の、ホンマ工事現場のトイレみたいなところにチョコチョコッと入って。ピッチャーが。ほんで、中学生とかに『おう、お前また来たんか?』みたいな感じで。

(赤江珠緒)へー!

(岡田圭右)投手が中学生をイジってるぐらいな。そういう環境。

(ピエール瀧)なるほど。『西くん、今日も球、走ってんねー!』みたいな感じで(笑)。

(岡田圭右)そうそう(笑)。『うるさい、黙れ!』みたいな。中学生とそんなやりあっている環境から、ガラッと今年変わって。それがね、まあ球団の営業面は非常にね、喜んだと思うんですけど。実際にチームとしてのね、中はね・・・

(ピエール瀧)そうか。自分たちが急に『プロチームなんだ』っていう自覚するみたいな(笑)。

(岡田圭右)自覚が出て(笑)。急に本当に。

(赤江珠緒)いや、でもその話を聞くとね、愛すべき球団だなって。ちょっとジワジワ来ましたけども。ここからですね、改めて岡田さんにプロ野球のオリックスの魅力を教えていただこうということで。では、岡田さん。お願いします。

(岡田圭右)プロ野球、ここに注目ぅぅぅぅー!ワオ!出た!プレイボーーール!

(赤江・瀧)(笑)

(赤江珠緒)はい。最初の注目ポイントは何でしょうか?

(岡田圭右)『パ・リーグにパ顔が減ってきた!』パッ!出た!

(赤江・瀧)(笑)

(ピエール瀧)すごい。強弱があるね。緩急つけてくるね。

(赤江珠緒)えっ?パ顔って何ですか?

パ・リーグにパ顔が減ってきた

(岡田圭右)これね、私の造語というか。パ・リーグ顔。まあ、ピエールさんもわかりますけども。一昔前のパ・リーグの選手の顔というのは本当に土偶のような。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)はい、はい。

(岡田圭右)野球のパ・リーグ顔というのはみんなそんな感じの、腫れぼったい顔をした。

(赤江珠緒)あんまりいまで言うイケメンさんみたいな顔はいらっしゃらなかった?

(岡田圭右)じゃあないんですよ。いまで言ったら、いちばんパ・リーグ顔。いまもなお残っているのは、もともとは近鉄だった、今年阪神。もう引退しました藤井選手。

(赤江珠緒)藤井選手。はい。

(岡田圭右)ハンサムとか言ってね、ちょっと笑いをとってますけど。あの選手とか。あとは、コーチしている馬場選手とか。あと、本西コーチとかね。そのへんの感じがみんなね、パ・リーグ顔というか。

(ピエール瀧)まあね、福良さんも悪くないですよ。

(岡田圭右)ああー!オリックスの新監督、福良監督。パ顔がまた入ってきました!

(ピエール瀧)ザ・パ・リーグ(笑)。

(岡田圭右)そしてヘッドコーチが元ロッテの監督、西村コーチという。また、これもパ・リーグ顔で。オリックスもまたまた暗黒の時代に入ったと・・・

(赤江・瀧)(笑)

(岡田圭右)もう1回、もうメディアに躍らされるのは嫌だ!と。いったんじっくりと選手を鍛えたいという俺、チーム方針だと。今年、わかった。

(ピエール瀧)モテるわけない!っていう(笑)。女子アナが来たとしてもっていう。

(赤江珠緒)えっ?じゃあパ顔じゃない人がオリックスにも増えたってことですか?

(岡田圭右)そうなんですよ!タイトル的に『パ顔が減ってきた』っていうのは最近・・・パ・リーグ、野球選手自体、みんなイケメン度がどんどん上がって。パ・リーグもダルビッシュ投手をはじめね、いましたし。結構ね・・・

(ピエール瀧)西武の岸くんとかね。王子様っぽい感じで。

(岡田圭右)そうです。日ハムにも結構多いしね。石川選手とか。結構。

(赤江珠緒)オリックスは?

(岡田圭右)オリックス、こちら写真資料ありますけども。手元に。まあ、中島選手はね・・・この下。いま私の一押し、こちら。背番号50の、小田選手。

(ピエール瀧)小田裕也。

(赤江珠緒)キレイな顔!王子様みたいなお顔じゃないですか。

(岡田圭右)でしょ?ちょっと、リトル福山みたいな。福山選手をキュッとちっちゃくしたみたいな。福山雅治さんの・・・

(赤江珠緒)福山選手って(笑)。

(ピエール瀧)入れないで。マシャは入れないで。オリックスに(笑)。

(岡田圭右)あの、申し訳ございません。福山雅治さん(笑)。

(ピエール瀧)まあ、たしかにこの、かわいい感じの。

(岡田圭右)そうなんですよ。小田選手。

(ピエール瀧)なんでしょう?恋愛ゲームに出てきそうな感じの。ねえ。

(岡田圭右)いままでオリックス。このパ・リーグにいない。特にオリックスにはいない顔ですから。

(赤江珠緒)伊藤光さんなんかも。

(岡田圭右)伊藤光ね。かっこいいでしょ?そしてね、先ほどもちょっと私が一押しでした森脇監督ですよ。休養しましたけど。元祖イケメン。ねえ。プロ野球界の草刈正雄と言われてましたから。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)昔からね、岡田さんの言うパ・リーグ顔もわかるんだけど。でも、球界一のイケメンはパ・リーグに多かったんですよ。

(岡田圭右)あ、そうですね。数は少ないですけど。パ・リーグは。

(ピエール瀧)そうそう。そういうのを伝統に。まあ、森脇さんなんかもね。梨田さんとかもそこに入るのかな?昔だったら。

(岡田圭右)ああー!楽天監督の。ダンディな顔で。だから今回、オリックスの選手、みなさん。ねえ。福山さんが結婚してね、悲しんでいる福山ロスの方。この背番号50。小田選手。かわいいです。

(赤江珠緒)これ、また女性ファンも増えるでしょ?

(岡田圭右)増えますね。カープ女子とかもね、言われてますけども。オリックスもいまして。オリ姫というのが。

(赤江珠緒)ああ、いい語呂ですね。

(ピエール瀧)ネーミング、いいもんね。オリ姫ね。

(岡田圭右)はい。僕もね、年間10数試合、プライベートで見に行く場合はね、結構外野で見るんです。ちゃんと。あの、お金払って外野で見るとね、やっぱり健気にね、女性1人2人とか。なんか肩を寄せて、本当に応援してるんですよ。

(赤江珠緒)はいはい。

(ピエール瀧)あのプレートも自分で作ってね。

(岡田圭右)プレート!ホンマ、オリックスの選手ね、あれ絶対悪い子いないよね。たぶん、あれ。

(赤江・瀧)(笑)

(ピエール瀧)思い込みでしょ?それ、ただの。

(岡田圭右)いや、なかなかオリックスの選手を外野席で1人ね、わざわざ西武球場なんか遠いところ行ってよ?応援しないですよ。

(ピエール瀧)ああ、そうか。阪神とは違うんだもんね。

(岡田圭右)阪神なんかテレビでみんな派手ななんか、ピンクのなんやらみたいな。賑やかにしてて。オリックス、本当にね、ちょっとした未亡人みたいなね。

(ピエール瀧)(笑)

(赤江珠緒)そこまで?

(岡田圭右)あのプレートが遺影に見えてくるのよね。いや、本当に。

(赤江珠緒)言いすぎ(笑)。

(岡田圭右)いやいや、本当、みんな健気にね。

(赤江珠緒)では、続いてのポイントをお願いします。

お騒がせ助っ人外国人

(岡田圭右)続いては、『お騒がせ助っ人外国人』!これはまあ、みなさん本当にね、いろんな外国人もいまして。まあ、ピエールさんも当然知っているような外国人、います。はい。まあ、古く言えばドン・マネーというね。これ、近鉄の外国人なんですけど。お家の方に大量のゴキブリが出たことによって、家族と相談し、『もうこれは帰ろう』と。

(赤江珠緒)(笑)

(岡田圭右)ドン・マネーという。これ、バリッバリのメジャーです。

(赤江珠緒)へー!それが理由で帰っちゃった?

(ピエール瀧)マネーはもらったろうね。でも、しっかりね。

(岡田圭右)これ、よう言われる。本当にね、関西のスポーツ紙にも出たでしょう。『マネーはもらったのに帰る』みたいなね。ドン・マネーですよ。あと、グリーンウェルね。

(赤江珠緒)あ、グリーンウェルさんはもう、有名。

(岡田圭右)これ、絶対に出てくる。お騒がせ助っ人。『神のお告げ』と。

(赤江珠緒)お告げで帰っちゃったね。すぐ帰っちゃった。

(岡田圭右)はい。そして私が一押しなのはこれですね。オリックスの2014年ですよ。もう最近です。開幕戦でバリバリのメジャー。ベタンコートという選手。四番にね、これほとんどね、結果即二軍落ちだったんですけども。突然の帰国。というのの理由が、普通、野球選手だったら肘とか肩とかね。腰をいわして故障とか。ありますけどね。ベタンコートの帰った理由は、外反母趾という。

(赤江珠緒)(笑)

(岡田圭右)恐ろしい、OLのような理由で。バリバリのメジャーだったらオーダーメイドでスパイク作るのに。なんで無理からそんな・・・

(赤江珠緒)いま、外反母趾!?(笑)。

(ピエール瀧)っていうか、去年も一昨年も外反母趾だっただろ?っていう話だけどね。

(赤江珠緒)そうでしょう!?急には・・・(笑)。

(岡田圭右)気圧の関係かも(笑)。

(ピエール瀧)気圧かな?

(岡田圭右)気圧、関係ないですよ。本当、関西は。恐ろしいのがいましたね。

(ピエール瀧)まあ、たしかにそのへんはいますけどもね。

(岡田圭右)はい。外国人選手はいろいろいたりしてね。

(ピエール瀧)まあ、いろいろお騒がせの人もね、いたでしょう。

(岡田圭右)ただね、僕、昨今のプロ野球に言いたいのは、俺、前もピエールさんに番組で言ったかもしれないけど。助っ人外国人、ちょっと多すぎるの。いま。登録の人数が多すぎるから、よりいい選手を試合に出すでしょ?だからこういう、いま挙げたようなちょっとポンコツ外国人をあんまり試合で使わないんですよ。昔は外国人も少なかって、ちょっとポンコツ外国人を試合で使って。それがみんな脳裏に焼き付いて。それが面白かったのに。

(赤江珠緒)ああー!

(岡田圭右)すべての12球団、昔だったら外国人、たぶん言えたのに。いま、言えないもん。

(赤江珠緒)なるほどね。

(ピエール瀧)ああー、そうかもしんないね。

(岡田圭右)そうなんですよ。だから、外国人に対する愛着がわかないのよね。昔だったら多くてもホンマ2名ぐらいしかいなかったから。それでなんか、打てへんかったけど試合に使って、『なにやってんねん!』みたいな。そういうのがあったのに。

(ピエール瀧)まあね。打たないけど、高い金払っているから、無理に試合に出すっていうね。

(岡田圭右)そうそうそう!

(赤江珠緒)それがね、キャラクターと相まってね。

(岡田圭右)キャラクターとして。なったのにね。

(赤江珠緒)そうかそうか。そういうのは選手の方も寂しいかもしれませんね。

(岡田圭右)そうなんですよ。いま、ちょっと枠が増えたんでね。ちょっとそのあたり、いい意味でも悪い意味でも、ちょっと外国人の人数をね、どうにかしてほしいなという、俺は思いがあるんですよ。

(赤江珠緒)はい。そして続いての、もうひとつ、注目ポイントがあるということですが。

意外と大事。選手の登場曲

(岡田圭右)はい。来ました。続いて、これ行きましょう。『意外と大事。選手の登場曲』!

(ピエール瀧)ああー、最近の選手、みんな打席とかマウンド入る時、登場曲使いますね。

(岡田圭右)ピエールさんもそうですけど。俺もプロレス、好きでしょ。やっぱプロレスっていうのはエンターテイメントで。登場曲。あの登場のシーンからもう始まっているんですよ。そこで、場内のお客さんを味方にしたり。あえてヒールだったら、そういうので敵にしたりみたいな。

(ピエール瀧)雰囲気を作ったりとかね。

(岡田圭右)特に怖かったプロレスで言うたらね、ブッチャー・シーク組。『吹けよ風、呼べよ嵐』。怖かったー!

(ピエール瀧)デンデ、デンデ、デンデ、デンデ・・・♪

(岡田圭右)そうです!これ!『危ないです、危ないです、近寄らないでください!』。これがね!ここで、テンションが上がるんです。だから最近で言えば、プロ野球でもそういうのを取り入れて。有名なので言ったら、清原選手の長渕さんの『とんぼ』。ほんだらもう、場内が大合唱とか。ねえ。楽天の日本シリーズで、ファンキーモンキーベイビーズの『あとひとつ』。あれで大合唱で。

(赤江珠緒)たしかに。

(岡田圭右)でしょ?そういう部分で俺、実はね、この登場曲というのは注目してるんですけども。やっぱり、リリーフ投手の登場曲っていうのがいちばん大事で。DeNAの山崎投手ね。いま、場内がすごいノリのいい曲で、手拍子でやっているんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(岡田圭右)ただ、我がオリックスの平野投手。これ、リリーフね。すごいですよ。登場曲に対してね、みんなが乗れる曲。俺、本人にも言うたんですよ。してほしい!と言うたんですけど。この平野投手の登場曲。なかなか子供、お年寄り、乗れない。ちょっと聞いてほしいと思う。平野投手の登場曲、こちら!

(赤江珠緒)えっ?これで登場されてくる?

(岡田圭右)まあ、音楽のね、センスがいいのはわかりますけども。これ、KREVAさんの曲なんですよ。

(赤江珠緒)曲名が『中盤戦』という。

(岡田圭右)まさかリリーフなのに中盤戦というタイトル(笑)。

(ピエール瀧)(笑)

(岡田圭右)これ、どうなんだ?と。リリーフエースが『中盤戦』っちゅうタイトルで、いまのKREVAさんのラップ。普通は場内、さっきやったみたいにみんなワーッ!ってしたいのに。あの曲かかったら、どういうノリで・・・

(ピエール瀧)まあ、でも中盤に出てくるからなんじゃねえの?先発じゃねえっていう自覚はあるっていう。

(赤江珠緒)でも、リリーフで。

(岡田圭右)リリーフでね、俺、本当・・・

(ピエール瀧)本人が気合い入るのかな?これ、本人が選んでるですか?

(岡田圭右)みんなあれ、登場曲ってたぶん本人が。本人で、自分がテンションが上がる曲。でも、仕方がないんですけど、そこはちょっとお客さんが知っているような曲で。なんかたとえば関西ですから、なんかウルフルズの、なんかね、『ガッツだぜ!!』みたいな。『ガッツだぜ!!』って乗るし。

(赤江珠緒)たしかにね。

(岡田圭右)もう1回、ちょっと。これ、乗れますか?みなさん。

(赤江珠緒)たしかに、ちょっとリズムを取るのが・・・たしかにね(笑)。音楽的レベルがちょっと高い感じがね。

(岡田圭右)高いんですよ!

(ピエール瀧)まあ、全員お客さんがヒップホップ好きだったら、割とこう、アガるっていうのはあるかもしれないけど。そうだよね。老若男女いるわけですから。

(岡田圭右)特に野球少年。子供たちがいるから。なるべくそういう子供にもわかるような曲の方がいいなと。

(赤江珠緒)ああ、でもね、今日教えていただいたんで平野さんが出てくる時に、耳をすましてみようっていう気になりますね。これかー!みたいなね(笑)。

(岡田圭右)ねえ。だからちょっとこれ、お願いしたいなと。

(ピエール瀧)オリックスだったら誰のやつがいちばん盛り上がります?

(岡田圭右)あのね、糸井選手は打席に入った時、SMAPさんの『SHAKE』。『SHAKE SHAKE ブギーな胸騒ぎ♪』で。ほんで、一打席目は子供が来てるから、アナ雪。そういうなんか。

(ピエール瀧)子供にもちょっと、ファンサービスっていう。そう。打席で変えたりするのよ。あれ。

(赤江珠緒)そうなんだね。へー。そういう楽しみ方もあるんだね。

(ピエール瀧)『今日は5打席目回ってきたから、あの曲が聞ける』みたいな。そういう感じ。

(岡田圭右)やっぱり験を担いだりする選手もいますから。そっからやっぱ始まってますからね。

(赤江珠緒)岡田さん、止まらないんですが、お時間が来てしまいましたので、このあたりで・・・(笑)。

(岡田圭右)いや、すぐ止まりますよ。大人なので・・・

(赤江・瀧)(笑)

(岡田圭右)結構へばってきました(笑)。

(赤江珠緒)この後、エンディングまでお付き合いください。

<書き起こしおわり>

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