作者・吉沢やすみと爆笑問題 ドラマ版『ど根性ガエル』を語る

作者・吉沢やすみと爆笑問題 ドラマ版『ど根性ガエル』を語る 爆笑問題の日曜サンデー

『ど根性ガエル』の作者、吉沢やすみさんがTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』に出演。爆笑問題とドラマ版『ど根性ガエル』について話していました。

(田中裕二)そうなんですか!ねえ。町田先生もね、『教師生活25年』って言っていたけど、当時がいくつだったんでしたっけ?

(吉沢やすみ)当時がだから・・・40までいってないかな?

(太田光)もう定年だって。ドラマでは、校長で定年って言ってる。

(吉沢やすみ)来年定年。校長で。

(太田光)設定だから。でんでんさんが。でも俺ね、ドラマ見ていてね、みんなぴったりだと思うんですよ。で、どうかな?と思ったの。正直、こんだけ思い入れがあるからね。だけど、俺ね、ピョン吉がちょっとこう、『俺、そろそろ寿命かもしんない』みたいな話を・・・

(江藤愛)あ、Tシャツが剥がれてね。切ないの。

(太田光)俺ね、『あ、たしかにど根性ガエルってああいう切なさ、あったな』とは思いつつ、なんかもうちょっと・・・再放送で見ているから、それは切ない話も安心して見てられるんだけど。ああやって大人になって、ピョン吉がもう寿命とか言われると、ちょっともう怖くてね。

(田中裕二)(笑)

(太田光)なんて言うの?悲しすぎちゃって。その設定が。

(吉沢やすみ)いや、それは僕もね、最初は、『もうなにも口を出さない』っつって。台本をもらってね。それで読んだ時、でも、『僕自身は描けないけど、これもありかな?』って思ったんですよね。一応ね、上手くやってくれると思うんだけどね。絶対もう、死なすことはないと思うんだけどね。

(太田光)それは僕もわかるんですよ。

(吉沢やすみ)僕もね、まだ先はわかんないんですね。一応、台本はね、5話までしか来てないんで。

(太田光)いや、それはわかる。たぶん、ちゃんとハッピーエンドになることはわかるんだけども。でも、それの気持ちにもう耐えられない自分がいて。『あ、こんなに俺、感情移入してたんだな』って改めて。もうピョン吉とひろしが、ひろしがピョン吉のTシャツを着てないのとか、当時の回でもあったけど。『いやだ!俺は着ない!』っていうのはあったけど。『もう、着てくれよ!』とかってね。もう辛くて見てられなくなっちゃうから。もしかしたら、2回目以降、見ないかもしれない。

(田中裕二)なんだ、それ!(笑)。

(吉沢やすみ)(笑)

京子ちゃん役 前田敦子

(太田光)なんか、耐えられる自信がないんだよね。で、前田あっちゃんもすごく合っているんだけど。

(江藤愛)かわいいねー!

(太田光)かわいいでしょ?

(吉沢やすみ)ツンデレでね(笑)。

(太田光)あれ、でもたしかに言われてみれば、京子ちゃんって結婚には向かない女なんだよね(笑)。当時から。

(田中裕二)そうなんだよ。

(吉沢やすみ)いちばんすごいなと思ったのは、要はね、出戻って帰ってくる設定なんですよね。あれを読むといちばんすごいなと思ったのはね、他はみんな、五郎は警察官になってね、ちゃんとやっているわけですね。で、ひろしだけは、相変わらずフラフラして。でもね、2話目でやったんだけど、実は結構、いっぺん勤めてね、やったこともあるんですよ。いろいろあって辞めちゃったんだけどね。でも、そん時もピョン吉シャツは着て行かないんですよ。家に置いておいてね。だから、徐々にほら、ひろしもピョン吉から離れて。

(田中裕二)まあ、ね。

(吉沢やすみ)でもやっぱり、徐々に『お前しかいない』っていう感じになってきて。2人でもって再生していくみたいな話になってるんですね。だからいまのひろしはどうしようもないですからね。テレビのね、ひろしは(笑)。

(太田光)そうね(笑)。

(吉沢やすみ)プー太郎でね、ダメ男で(笑)。

(太田光)いやー、でもこれは本当、今後の展開はちょっとね、楽しみだけど。

(江藤愛)なんか泣けそう。

(太田光)泣けそうだよね。

(吉沢やすみ)本当、僕自身もね、すごく楽しみにしている部分はあるんですね。だからいちばん最初のね、アニメ化の時も、まだ僕新人だったから全部おまかせしたんですね。そしたらね、はっきり言ってアニメの画って上手いんですよね。だから僕なんかね、最初のど根性ガエルのマンガって、ひろしの顔、正面か横ぐらいしかないんです。アニメになったらさ、上から見たり。

(田中裕二)はいはいはい。

(吉沢やすみ)逆にもう、それを盗んで描いたりして。

(田中裕二)ああー、逆にね!

アニメ版を参考にして描く

(吉沢やすみ)やっぱりアニメを描いている人ってね、マンガの画、描かしたら上手い人、いっぱいいるんですよ。だからそういう面ではね、アニメに関してもすべておまかせして。それを描いてよかったですね。アニメなんかも本当に、だって当時、新人だからね。文句なんか言えない。おまかせします!って(笑)。

(田中裕二)まあ、そりゃそうだよね。まだだって22とか。本当、それぐらいの頃だもんね。しかもまだ、アニメっていう言葉も、業界は知らないけど、一般的にはないぐらいの時代だもんね。

(吉沢やすみ)でも、ほら。アニメでうれしかったのは、当時ね、2年半ぐらい連載した段階で始まったんですね。2年半やっていると、原作がだいたい120本ぐらい残っていたんですよ。ところがアニメは週に2本ずつやるから、始まって1年とちょっとでもって追い付いちゃったんですよ。

(田中裕二)あ、もう追い付いちゃった。

(吉沢やすみ)だから後半の半年ぐらいは、もうほら。向こうのオリジナル。で、原作が追い付いたらまたやるっていう。でもね、本当に原作通りにやってくれたんですね。もちろん、話は変えたりするけど、『なんとかの巻』っていうのはね。そういう面で、全部原作通りにやってくれたんですね。

(太田光)そうですか。

(吉沢やすみ)中にはね、完全に原作より面白いの、いっぱいありますしね(笑)。

(一同)(笑)

(吉沢やすみ)なかにはね、こりゃないだろ?っていうのもありますけどね。

(田中裕二)まあ、我々もわからず、ずっと見ていたね。

(太田光)2回目、もう1回リバイバルで、とんねるずがテーマ曲をやって。あれもよかったですよね。すごく、アニメ。

(吉沢やすみ)そうですね。あれも、画はすごくよかったですね。

(太田光)画、すごかったですよね。あれね。

<書き起こしおわり>

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