博多大吉が語る テレ東音楽祭の舞台裏

博多大吉が語る テレ東音楽祭の舞台裏 たまむすび

博多大吉さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、ナナナの声で出演したテレ東音楽祭の舞台裏についてトーク。恥ずかしい思いをした話をしていました。

(博多大吉)でもそんな中でね、まあいろんなお仕事をさせていただいて。僕ね、先週たまむすび終わりでテレビ東京の音楽祭に出てたの、知ってます?

(赤江珠緒)ええ、はい。うかがいました。

(博多大吉)知らなかったでしょ?

(赤江珠緒)後に、うかがいました。

(博多大吉)ちょっと、なんか自分でも照れくさかったんで。ちょっと公には言えなかったんですよ。赤江さんに『この後、行ってきます』とか。

(赤江珠緒)言ってくれれば、もう・・・

(博多大吉)ちょっと恥ずかしかったんで。

(赤江珠緒)なんでですか?ナナナでしょ?先生が歌うわけじゃないでしょ?(笑)。恥ずかしくないでしょうに。

(博多大吉)可能性はゼロじゃなかったんでね。まあ、テレビ東京さんの音楽祭の、司会が国分太一さんで。あと、大橋アナウンサーで。横になんか、視聴者の方からのファックスとかメールを紹介する係で僕、テレビ東京のマスコットのナナナっていう、バナナのキャラクターの声を生放送で入れてたんですね。

(赤江珠緒)はい。

(博多大吉)で、行ったんですけど。いやー、やっぱり音楽祭って司会とかやったこと、あります?赤江さん、あるんじゃないかな?

(赤江珠緒)音楽祭・・・

(博多大吉)音楽番組の。

(赤江珠緒)いや、あんまりね、ABCは演芸には力を入れてましたけど(笑)。

(博多大吉)お笑いにはね。

(赤江珠緒)音楽はあんまり力を入れてなかったような気がしますね。

現場はお祭り騒ぎ

(博多大吉)テレ東さんもね、1/3か半分ぐらいはもう正直、事前収録の方なんですけど。それでも4時間半の生放送で、いっぱいのアーティストさんが出てくるから、もうとにかく現場がもう、本当にお祭り騒ぎなんですよ。

(赤江珠緒)ええ、ええ。

(博多大吉)花火大会ぐらい。だって1組のアーティストさんに対して、マネージャーさんはもちろん来るでしょ?で、おそらく社長さんとかもやって来てると思うんですよ。事務所の。

(赤江珠緒)で、レコード会社の方とか。

(博多大吉)レコード会社。レーベル会社の人がいて、そこに、メイクさんとスタイリストさんが入るから。だから、1アーティストに最低でも10人ついているイメージで。そういうアーティストが15組、20組いるから。そらもう・・・

(赤江珠緒)そりゃすごいですね。

(博多大吉)テレビ東京の廊下なんか、ぎゅうぎゅうですよ。ロビーとか。で、そんな中に私、ナナナ。実は楽屋もあったんですよ。

(赤江珠緒)はあ。

(博多大吉)で、たった1人です。僕。芸人。で、もちろん曽志崎(マネージャー)、いないんで。フランスにいるから。僕、単身乗り込んでって。したら、なんで、気をつかってくれたのかわかんないですけど、3階が楽屋だったんですけど。スタジオに近いところから順に、普通は大物が使うじゃないですか。

(赤江珠緒)まあ、そうですね。すぐに行けるように。

(博多大吉)移動しやすいように。なぜか、いちばん近い楽屋がナナナだったんですよ。

(赤江珠緒)はー。

(博多大吉)私だったんですよ。で、本能的にコレはマズいと思って。その、レーベル会社の方、もしくは事務所の社長の方の中には、『なんだ、この楽屋割は?』って言われるんじゃないかと。

(赤江珠緒)あ、アーティストはアーティスト業界の中でね。順列というか。厳しそうですもんね。

(博多大吉)ちなみに私の横は西野カナさんだったんですけど。西野カナと博多大吉(ナナナ)っていうのが並んでいるのも、ちょっとどうかと思うじゃないですか。だから、なるべく楽屋には入らないようにしようと思って、最初にバーッと入ったんですね。そしたらなんか、Tシャツが置いてあるんですよ。ナナナの。その、お祭り用のね、テレビ東京がこの日のために作りました!みたいな。

(赤江珠緒)そこはやっぱり気分から盛り上げて行こうと。

(博多大吉)そうそうそう。で、いろいろお知らせのお手紙みたいなのがあって。『今日はテレビ東京の音楽祭に出演、ありがとうございます。不手際もあると思いますが、楽しい時間をすごせたらいいなと思っています』みたいなお手紙があって。

(赤江珠緒)えっ、すごーい。

(博多大吉)たぶん全楽屋に入ってるんですね。もちろん。で、そこにTシャツが置いてあって。あれ?と思って。これ、着るのかな?って。というのも私、天の声なので。映る可能性はゼロなんです。

(赤江珠緒)そうですね。

(博多大吉)逆に言うと、映っちゃだめなんですよ。

(赤江珠緒)ナナナに声を当てるっていうことですからね。

(博多大吉)で、スタッフさんが一応打ち合わせです、みたいな感じで来た時に、『これはなんですか?このTシャツは?お土産ですか?私への』と。したら、『あの、みんな着ようと思って』って言うから、『あ、着た方がいいですか?』『まあ、できれば』『出ないんですよね?』『まあ、出なくてもね、みんな着るんで』みたいなことを言われたんで、じゃあまあせっかくお祭りムードだから、着たんですよ。

(赤江珠緒)そりゃ、そうですよ。

(博多大吉)緑色で、ナナナが胸元にバーン!と大きくついているTシャツをね。で、それでウロウロしてたんですけど。なんて言うんでしょう?番組が進むにつれて、どうやら誰も着てないなっていうのが、天の声を入れながら、わかるんですよ。

(赤江珠緒)うん。アーティストさんはそれぞれのパフォーマンスに合ったイメージの服を?

(博多大吉)そうそう。僕のイメージは、アーティストさんがパフォーマンスする時は自分たちの衣装で。トークの時はこのTシャツに着替えるんだろうなって。

(赤江珠緒)ちょっとね、24時間テレビみたいにね、みんなで揃えて。

(博多大吉)だからなんて言うんでしょう?みんなで一致団結、連帯感を出すためのTシャツかな?と思ったら、人っ子一人着てないんですよね。

(赤江珠緒)ははー、ああ、そうですか。

(博多大吉)で、なんか収録の合間とか、CM中とか、なんせマネージャーいませんので。たとえばタバコを吸いたいけど、タバコを取りに帰ったりとか。携帯になにか連絡がないか?とか。何回か僕、楽屋に戻ったんですよね。その天の声を入れているブースから。

(赤江珠緒)はい。

(博多大吉)したら、そこには人だかりがいっぱいいるわけじゃないですか。で、そんな中を、私、ナナナTシャツを着た僕が(笑)。

(赤江珠緒)いや、先生。ちょっとそれはね、やっぱり・・・しかも、ナナナ本人だから。先生、ナナナの声だから、ナナナアピールみたいな。恥ずかしい!

(博多大吉)そう。わかってくれてます?この恥ずかしさ。『なに?あいつ。天の声は僕ですよとでも言いたいのかしら?』みたいな目ですごい・・・

(赤江珠緒)(笑)。そうですね。これ、ナナナに関係ないことでこのお仕事にね、携わっていると、ああ、気をつかって着られてるな、ぐらいで。

(博多大吉)なんか、『以後、お見知りおきを』みたいな感じでTシャツでアピールしてるところを僕、突っ切っていかなきゃいけないんで。明らかに芸能界の重鎮みたいな。4、5人から僕、にらまれてたんです。

(赤江珠緒)(笑)

(博多大吉)『あいつ、なんだ?』みたいな感じで。『1人、はしゃいでんのか?』みたいな。

(赤江珠緒)あ、そうですか。

(博多大吉)いやー、すっごい恥ずかしかったです。

(赤江珠緒)それは恥ずかしかったですね。やっぱりそしマネ、いりますね。

(博多大吉)いる!うん。そしマネがいたらね、1枚持ってきてもらったと思うもん。シャツかなんか。

(赤江珠緒)(笑)。そうですか。

(博多大吉)すいません。こんな話で。

<書き起こしおわり>

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