ジェーン・スー 爆笑問題 80年代歌謡曲と歌番組を語る

ジェーン・スー TBSラジオとの不思議な縁を語る 爆笑問題の日曜サンデー

ジェーン・スーさんがTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』に出演。80年代の歌謡曲やテレビの歌番組について話し合っていました。

初めて買ったカセットテープ

(太田光)でも、じゃあ話、合うよね。

(田中裕二)合うと思う。

(ジェーン・スー)世代的にはね。

(田中裕二)ただ、世代は結構違うんですよ。8学年も。

(ジェーン・スー)ああー。まあ、でもあの時の歌謡曲ってやっぱり小学生から高校生まで席巻してましたから。

(太田光)最初に買ったのは、なに?

(ジェーン・スー)カセットテープです。チェッカーズの『絶対チェッカーズ!!』です。

(太田光)ああー!そうか!

(田中裕二)アルバムね。

(ジェーン・スー)アルバムです。

(太田光)チェッカーズか!

(ジェーン・スー)チェッカーズですね。生まれて初めて、自分でお小遣いを貯めて行ったコンサートもチェッカーズです。西武・・・ドームじゃなかったですね。あの時は。球場。

(太田光)へー!誰のファン?やっぱフミヤですか?

(ジェーン・スー)いや、そこで私、大土井裕二さんだったんですよ。

(太田光)ええっ?珍しい!

(ジェーン・スー)ベース。だから、父親に『お前のマイナー志向がすごい心配だ』って言われて。

(太田・田中)(爆笑)

(太田光)たしかにちょっとね!

(ジェーン・スー)フミヤでも尚之でもなく。『なぜベースで大土井裕二なの?』って言われて。でも、やっぱりガンズ・アンド・ローゼズもダフ・マッケイガンが好きなんですよ。だからベースが好きなんですね。

(田中裕二)じゃあ、ビートルズだったら誰だったのかな?ジョージ・ハリスンなのかな?

(ジェーン・スー)どうなんでしょうね?ビートルズだったら、でもやっぱりこじらせている人も好きなんで、ジョン・レノンとかもやっぱりちょっと好きなのかな?とか。まあ、楽器にかかわらずなんですけど、ちょっとね、ミドレンジャー見たいな。

(田中裕二)要はミドレンジャーって。主役じゃなく、二番手でもないぐらい。

(太田光)クールファイブで言うと、小林さんみたいな。

(外山惠理)さかのぼっちゃった。

(田中裕二)うーん、クールファイブだと難しいんだよなー!小林さん、キャラあるからなー!キャラがあるからね。それはね。

(太田光)へー。田中くんは当時、フミヤの髪型をして。

(田中裕二)当時僕は大学生ぐらいですかね。

(太田光)自分、アイドル気取りで写真を撮ったりしてて。

(ジェーン・スー)そうなんですか?

(太田光)そうだよ。

(田中裕二)その前は、やっぱりマッチみたいに。サイドをちょっと後ろに流して。トシちゃんとかマッチとかみたいに。高校生ぐらいですよね。それで、その後チェッカーズ担って、今度、前髪を・・・

(ジェーン・スー)のばして。

(田中裕二)まあ、いまから考えたら、兵藤ゆき姉みたいな。ああいう感じにして。

(太田光)派手なジャケット着てな。

(田中裕二)で、その後、チェッカーズから今度、吉川晃司の時代が。半分上に上げて。

(太田光)で、肩パッド入れちゃって。こんな小さいのに。逆三角形になるはずが、正三角形になっちゃって。

(ジェーン・スー)(笑)

(太田光)非常口のマークみたいになっちゃって。

(田中裕二)そうです。いい思い出です。

(外山惠理)ひどい(笑)。

(ジェーン・スー)モニカ。モニカ。

(太田光)普通に三角が歩いてきた。

(田中裕二)そうです。三角。それ、日芸に三角公園っていうのがあるんですよ。そこにいたら、みんな三角だったって。

(ジェーン・スー)『あの時、みんな三角だった』(笑)。それ、ちょっといい話みたいになってますよ!

(太田光)でもたしかに盛り上がるだろうね。その時代の話を一緒にしてさ。

(田中裕二)そうだね。

(ジェーン・スー)カラオケは相当・・・この間も言っていたんですけど、ザ・トップテンの1980何年の何月何日のトップテンのセットリストで歌いたいとか。

(田中裕二)ああー!

(ジェーン・スー)これ、超盛り上がると思うんですよね。

(太田光)ベストテンじゃなくて、トップテンなの?

(ジェーン・スー)いや、ベストテンでもいいんですけど。あ、そうでした。TBSですね、ここはね(笑)。ベストテンでもいいんですけど。トップテン、まあ最後に『親子でブー!』みたいなところまでやりたいなっていう。

(外山惠理)(笑)

(太田光)えっ、なに?『親子でブー!』って?

(ジェーン・スー)『親子でブー!』って、写真を撮るんです。みんなで。

(田中裕二)なんだっけ?トントン?

(ジェーン・スー)そうそう。キャラクターがいて。最後にみんなで集合写真。その・・・

(田中裕二)結局、真似なんですよ。

(ジェーン・スー)そうそう。真似なんです。パクリなんですけど。あと、堀ちえみの真似をして靴を飛ばしたいなとか、そういう・・・当時の覚えていることを。

(太田光)(爆笑)。あったねー!堀ちえみ、途中で靴、飛んじゃったんだよね。

(ジェーン・スー)『青空に稲妻♪(ポーン!)』って飛ばしたり。そういうのをやりたいなと思って。

(一同)(笑)

(太田光)そうかー。俺、トップテン見に行ったことあるもんな。渋谷公会堂に。友達が郁恵ちゃんのファンクラブ入っていて。

(田中裕二)そうか。司会側だもんね。司会のファンだったのね。

(太田光)それで、俺はマチャアキが好きで。トップテン見に行ったの。すごかったよ。

(田中裕二)司会目当てだ。明菜ちゃんとか?

(太田光)明菜ちゃんとか出てて、渋谷公会堂の前で練習してんだよ。あの、愚連隊みたいなのが。

(田中裕二)愚連隊じゃない。親衛隊だよ!

(太田光)『あ”ーき”なち”ゃーん!』って。

(田中裕二)やってたよねー。あれはすごかったよ。俺もだから、レッツゴーヤングを見に行きましたよ。見に行った時、覚えてますけどね、トシちゃんが出て、聖子ちゃんが出て、キョンキョンが出て、ワム!が出たんだよ。

(ジェーン・スー)うわっ、すごい!それはすごい!

(太田光)ワム!はすごいね。

(田中裕二)はい。その回でしたね。すごかったね。

(ジェーン・スー)神回ってやつですね。いまで言うと。

(太田光)神回だね。

(田中裕二)ワム!ですからね。

(ジェーン・スー)それ、やっぱり見ていると、目の前でワム!は歌うわけですよね?

(田中裕二)歌うんです。

(太田光)口パクだろ?あれ。

(田中裕二)まあだから、当時わからないですよ。やっぱね、NHKホールの会場にいるから。口パクかどうかなんて興奮してもう、わかんないですよ。

(ジェーン・スー)でも目の前でワム!が歌っているっていうの、すごいですよね。

(太田光)俺はトップテンの時は中説を小堺さんがやっていたからね。前説、中説。

(ジェーン・スー)そっか!

(太田光)すごいですよ。

(ジェーン・スー)すごい!

(太田光)じゃあそのへんのチェッカーズから入って、音楽っていうものに・・・

(ジェーン・スー)そうですね。音楽が大好きで。もういまみたいに、録音ができないじゃないですか。機器がないんで。なんで、それこそベストテンを見ながら、親がカチャカチャ掃除とかしてるのを、『黙って!』って録音したりとか。

(田中裕二)ラジカセでね。

(ジェーン・スー)そうそう。『久米さん、ギリギリまでしゃべってる!』みたいな(笑)。

(太田・外山)(笑)

(田中裕二)ギリギリ前しゃべり。あれが俺、大好き。

(ジェーン・スー)すごいなと思いながら。ギリギリまでしゃべってる!っていうのを録音したりして聞いて。

<書き起こしおわり>
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