玉袋筋太郎・博多大吉 すれ違う際の挨拶のタイミングを考える

赤江珠緒 玉袋筋太郎と博多大吉の半生を掘り下げる たまむすび

玉袋筋太郎さん、ピエール瀧さん、博多大吉さんが勢揃いしたTBSラジオ『たまむすび』。お悩み相談コーナーに届いた『すれ違う際の挨拶のタイミングがわからない』という相談に対して、それぞれのやり方を披露し、最適なタイミングを考えました。

(ピエール瀧)まずはこれ、行きましょうかね。これはね、いまここにいる人たちはこの経験、あるでしょうということで。何かしらの解決策をお持ちでしょうということで。

(玉袋筋太郎)ほう。

(ピエール瀧)(相談メールを読む)『今回の私の悩みは、自分の方に向かって歩いてくる人に対する挨拶についてです。一度目が合ってしまうと、気づかない振りができず、かといって、あまり遠くから挨拶すると、たどり着くまでがとても気まずいです。ほどよい距離で、「いま気がつきましたよ」という感じに持っていくのもわざとらしさが出てしまいます。こういった場面、どうしたら上手く乗り切れるでしょうか?ちなみに私は、遠くにいる知人に手を振って応えたら人違いで、ぜんぜん知らない人だったことがあります。挨拶って無視するわけにもいかないので、難しいです』と。

(玉袋・赤江)ああー!

(ピエール瀧)これ、まあね、我々、いろんな局だったり、そういうところでちょっとね、先輩やら、昔ちょっと一緒にお仕事した人なんかとすれ違う時とか。

(玉袋筋太郎)あるし。視界の中に入ってきて、こっちは気づいてるんだけど、向こうが気づいてない時。

(ピエール瀧)そうそうそう。

(玉袋筋太郎)そこを気づいてないふりをしながら近づいて、おっ!ってこう・・・

(ピエール瀧)っていうのは。

(赤江珠緒)で、結構長い廊下っていうのもありますもんね。

(ピエール瀧)そうでしょう?どうしてます?

(赤江珠緒)ちょっとこう、目を触ったりしながら、しばらく間をもたせる。で、だいぶ近づいてから挨拶する。

(ピエール瀧)あ、まあそこまでは、一度認識したことをないことにする?

(赤江珠緒)ないことにする。どうやら知り合いだと思ったら。ちょっとこう、時間を、そこでのばして。

(ピエール瀧)大吉くん、どうです?

小走りでこちらから向かっていく

(博多大吉)僕はまあ、人によるんですけど。対象が目上の方なら、こっちから小走りで向かっていくっていうのが・・・

(ピエール瀧)(笑)

(赤江珠緒)なるほど!

(玉袋筋太郎)点数高いねー!

(ピエール瀧)やりそう!

(博多大吉)これがいいんすよ。

(ピエール瀧)はあはあはあ。

(博多大吉)で、小走りって真正面を向いて小走りすることってあんまりないので。ちょっと足元を気にしながらとか。『今日のこの靴で走って大丈夫かな?』みたいなことで、なんか目線をちょっと下にずらしながら、タタタタッて近づくと、結構大丈夫ですけどね。

(赤江珠緒)なるほど!

(ピエール瀧)あ、イメージが、シュタタタタッ、ペコッ!っていう感じの。

(博多大吉)そうです。だから距離を自分から詰めるっていうのが僕、いいと思いますけど。

(玉袋筋太郎)詰めるね。うん。

(ピエール瀧)そうか。向こうに合わせるんじゃなくて、こっちが詰めていくから。玉ちゃんはどうしてんの?

(玉袋筋太郎)俺はね、やっぱり自分からアピールだね。手を挙げて。『どうもー!』っつって。

(ピエール瀧)ああー。

(玉袋筋太郎)で、向こうも気づいて、『どうも!』じゃないですか。その『どうも!』のまんま、こう近づいてくる感じ。その近づく間で、何の会話をするか考えるみたいなね。

(ピエール瀧)ああー、そうか!

(玉袋筋太郎)先に、グッと。

(赤江珠緒)なるほど。

(玉袋筋太郎)で、近くに来たら、また近くで敬礼したり。

(ピエール瀧)あ、なるほど。

(玉袋筋太郎)で、過ぎ去りながら、なんか会話しながら、『どうも!また今度!』なんていう。

(ピエール瀧)ああー!そう、ねー。

(玉袋筋太郎)間を作るのも、わかる。すんごいわかるよ、それは。その、目をこすったりとか、携帯を見たりとか。

(赤江珠緒)ゴニョゴニョして。

(玉袋筋太郎)うん。たしかに、ゴニョゴニョしている時間だね。

(ピエール瀧)玉ちゃんはじゃあ、そういう局面になった時に、この挨拶は自分が作りますよっていう、自分がプロデュースしますよってことにするってことでしょ?

(玉袋筋太郎)するするする。でね、小学校の時にね、すげーいじめっ子がいたんだよ。1個上に。そいつがさ、やっぱり見つかるとすぐに『こっち来い!』ッツって、捕まっちゃうの。1日じゅう捕まっちゃうの。でもね、前、あったのは、もう300メートルぐらい先にいたんだよ。そいつ。向こう、ぜんぜん気づいてないんだよ。でも、俺たち、それで逃げたりして後からバレたら、絶対やられっから。向こう気づいてないんだよ。気づいてないのに、『三浦さーん!』ってこうやって近づいていっちゃったの。

(ピエール瀧)(笑)

(玉袋筋太郎)『三浦さーん!僕でーす!』って。嫌なんだけど。『僕でーす!』って。

(ピエール瀧)なるほど。はいはいはい。。

(玉袋筋太郎)『おう、おめーらか。ちょっと来い!』っつって、それでもう、連れ回されるの。

(ピエール瀧)結局は連れ回される(笑)。

(玉袋筋太郎)連れ回される。だったら逃げちゃえばよかったんだよ。気づいてねえから。

(赤江珠緒)ダッチョ。

(玉袋筋太郎)ダッチョだよ、ダッチョ。

(ピエール瀧)はいはいはい。そうか。それはもう、じゃあ、この人はその途中の気まずさがあるから。そこをやっぱ、大吉くんの場合は駆け足で間を詰める。玉ちゃんの場合は大声で、自分からアピールして。

(玉袋筋太郎)手を挙げて、お互いが近づいてくると。

(ピエール瀧)っていう。

(赤江珠緒)瀧さんはどうしてます?

(ピエール瀧)あ、でも俺もそうかな?『あ、いやいやいや、どーも!どーも!』って言いながら、『いやー、この間、ねー!』なんて言いながら。

(赤江珠緒)なにが『ねー!』だ(笑)。

(ピエール瀧)っていうことを言いながら、詰めていく感じかもしれないですね。はい。それか本当に、すれ違う時も気づいてないふりをしながらすれ違うか。

(玉袋筋太郎)いや、向こうも気づかねえ振りしたりする。それがいいよね。お互い、気づいてんのに、気づかない振りして。近くになったら、『ああ、どうも!』って。

(ピエール瀧)『どうも!』ってやるか。最初から、局のスタッフだと思ってましたっていうテイで。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)すれ違おうとするか。

(赤江珠緒)まあ、ねえ。そうなりますよね。

(ピエール瀧)赤江さんは、やっぱその、ゴニョゴニョ?

(赤江珠緒)うん。ゴニョゴニョ。あと、本当に朝とかだと、スタッフとかにも挨拶しなきゃいけないんだけど、『うちのスタッフだっけ?いや、うん?』みたいなのもあったりとか。そうすると、本当に遠くからだけど・・・みたいな。もうちょっと近づかないとわかんないみたいなね。ありますからね。

(玉袋筋太郎)ああ、そうか。目がちょっと悪いふりすりゃいいのか。こうやって。細めて。

(赤江珠緒)そうそうそう。

(玉袋筋太郎)そうやって近づいていくっていう方法もあるのか。

(ピエール瀧)そうでしょう。

(玉袋筋太郎)ああー!っていう。

(ピエール瀧)のもあるよね。

(赤江珠緒)あと、陽の加減で見えなかったみたいなね。向こうが陰になって、『あ、ごめんごめん。陰になっていた』っていう。

(玉袋筋太郎)そこまで、気にするもんなのかね?挨拶って。

(赤江珠緒)(笑)

(ピエール瀧)いやー、そこはね、やっぱり印象があるから。この人みたいに、そこでちょっと困っている人もいるってことで。まあじゃあ、自分の挨拶に置き換えていってください。やっぱし。それが、どうやら。

(玉袋筋太郎)いろいろ試してみるのもいいし。

(赤江珠緒)そうですね。パーッと近づいちゃった方がいいのか。

(ピエール瀧)かもしれないね。ということで、そのやり方がどうやら正解っぽいです。お願いします。

<書き起こしおわり>

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