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松尾潔と久保田利伸 R&B定番曲『Just The Two Of Us』を語る

松尾潔と久保田利伸 R&B定番曲『Just The Two Of Us』を語る 松尾潔のメロウな夜
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(松尾潔)それでアルバム、できちゃいますね(笑)。いわゆる、我々の業界で言うところの、トップラインだけを変えるってことですよね?

(久保田利伸)ただ、ロックの人たちはこれをやらない。

(松尾潔)これ、意外にそうか。ロックカバーは、たしかに聞かないですね。

(久保田利伸)これがね、R&B好きの人が絶対やってしまっているコード進行で、かつ、大衆とシェアできるコード進行。これと、もう1個が『Night and Day』のコード進行。

(久保田利伸)『Make It Last Forever』もそうなんだけど。

(久保田利伸)この2つに反応する人たちは僕らの仲間みたいな。

(松尾潔)踏み絵だ(笑)。

(久保田利伸)で、それにあんまり、素通りしちゃう人たちは、ごきげんようみたいな感じで。

(松尾潔)なるほどね。我々、R&Bトライブってことですね。

(久保田利伸)そうです。

(松尾潔)で、久保田さんのバージョン。さっき、お話されたKUBOJAHに収められたラヴァーズ調のものっていうのが最初に出たバージョンなんですけど。これまで、まあアメリカデビューされる時も、これ、また取り上げてらっしゃってというか。収められましたし。

(久保田利伸)そうなんですよね。

(松尾潔)あと、ほら。『BADDEST』のバラード編の時に、Smooth R&Bバージョンってありましたよね。

(久保田利伸)あったね。あれは、ある意味リミックスとして、歌はそのままに作ったんだけど。これはね、まず日本でレゲエのKUBOJAHの中で、キャロン・ウィーラーとJust The Two Of Usをやろうということで、やったんだけど。それを、そのボーカルパフォーマンスをアメリカのA&Rが聞いて。で、これはいいぞと。R&Bとしてのスタイルで、もう1回これをやり直そうということで。だから、俺のやったJust The Two Of Usがあって、アメリカのアーバン担当のA&Rたちが盛り上がってくれたの。この曲のおかげっていうのもある。

(松尾潔)それ、いい話ですね。じゃあ、2回レコーディングされたってことですね?キャロンとね。

(久保田利伸)まあ、オケでいけば、もう何個かありますけど。そうですね。

(松尾潔)で、リミックスを含めて、たくさん出ていると。で、今日はじゃあその、アメリカ、USデビューの時にリレコーディングされたバージョンをさらに、当時、僕も大変気にしていたブッチャー・ニコロ(Joe “The Butcher” Nicolo)というプロデューサーがいまして。ハウス・オブ・ペイン(House Of Pain)とかをやっていた人ですけども。

(久保田利伸)フィリーの人ね。

(松尾潔)フィリーのね。ブッチャーブラザーズリミックスっていうのがありますので、そちらを聞いてみたいと思います。1996年にアメリカでリリースされた、12インチシングルとしてマキシシングルに収められていました。デュエット ウィズ キャロン・ウィーラーで、『Just The Two Of Us Butcher Bros. LP Remix』。

Toshi Kubota Ft.Caron Wheeler『Just the two of us』

(松尾潔)いや、久保田さん。いま、ご紹介してびっくりしましたけど、およそこれ、20年前の。

(久保田利伸)うーん。まあでも、20年前って感じかな?

(松尾潔)そうですか。

(久保田利伸)なんか、ちょうどほら、オケの感じとか、ノリの感じが。まあちょっといま、1周してまた来てる感じがするけど。

(松尾潔)僕、だけど10年前に聞いた時より、2015年のいま聞くほうが、割と音がフレッシュに聞こえるな。

(久保田利伸)あ、あるかもしれない。それはやっぱり、音をずっと長年聞いて作っていると、そういう巡り、循環っていうのはね。

(松尾潔)ありますよね。

(久保田利伸)ファッション業界の10何年よりもちょっと長めだけど。多めだけど。20年くらいの中では、ちょっとフレッシュに聞こえ出すことがあるよね。

(松尾潔)ありますよね。これがちょっと面白いですよね。あ、来た!っていうか、なんだろう?惑星直列みたいな、ピタッと合う瞬間がありますよね。

(久保田利伸)で、僕らみたいに長く聞いてるとさ、1つのジャンルを。そうすると、『あっ、来たな!次はこの流れでいくと、これかな?』と思えるようなことも、ありますね。長く聞いてるとね。

(松尾潔)星の巡りみたいなので。定点観測の面白さっていうかね。もう百葉箱的な。

(久保田利伸)定点観測。百葉箱。覚えておいてよ。

(松尾潔)(笑)。そう言われると、次、しゃべりにくいんですけども(笑)。久保田さん、今年、まだ始まったばかり。6年目に入ったばかりなんですけども。今年、この6年目のメロウな夜。もう1回、来てくださいよ。

(久保田利伸)あ、ぜひお邪魔したいですよ。はい。

(松尾潔)2回くらいでもいいですよ。

(久保田利伸)もう、2回でも。

(松尾潔)何目線だ?っていう感じですけども。

(久保田利伸)お邪魔したいですよ。

(松尾潔)今日、ちょっとなんかしゃべり足りない感じが、いままでになく、すごくあります。やっぱりなんか、面白いなと思いましたね。久保田さんの。

(久保田利伸)話しながら、あれなんだ。あれも話したい、これも話したい、ここを突っ込みたいっていうのがあるんだ。

(松尾潔)あるんですけどね。

(久保田利伸)でもね、この1年ぐらい、割とこう、会う機会もなかったじゃん。話する機会も。

(松尾潔)そう。うーん、たしかにこの数年の中ではね。

(久保田利伸)そう。なかった1年なので。

(松尾潔)大森さんと酔っ払ってスタジオに行った時ぐらいですよ。

(久保田利伸)あの時、俺も忙しかった。いや、でもさ、スタジオのレコーディングのど真ん中でさ、あれでさ、どうしよう?もう時間、ないぞっていう時。夜中の12時半に来て。酔っ払って来て。あれは長かったね、あれはね。

(松尾潔)(笑)

(久保田利伸)1個質問したいだけだったんだよ。『これってどういう風に聞こえる?』って。潔ちゃんのジャッジを仰ぎたいなと思ったところに、ちょうど来てくれたんだけど。だから、聞きたいアンサーでいけば、3分から4分でよかったんだけど。1時間40分いたね。

(松尾潔)ああいう時ね、まあスタジオで、アシスタントの人が、『松尾さん、いかがですか?』って、オレンジとか出してくれたのを、おかわりしちゃいますからね(笑)。

(久保田利伸)おかわりしてたんだ。いやいやいや・・・ありがたいですよ。本当に。

(松尾潔)酔った後にちょうどよかったんですよね。まあけどあの時の作品が、いまこうやって仕上がったかと思うと、ちょっと感慨深いですね。

(久保田利伸)いやいや、おかげ様ですよ。本当に。ああいう夜があって、曲ができていくんです。ありがたいですね。うん。持つべきものは友。さあ、参りましょう。

(松尾潔)キレイなことばっかり言われると、ちょっと二の句が継げにくいですけど・・・

<書き起こしおわり>

松尾潔のメロウな夜『いまなら間に合うスタンダード』まとめ
松尾潔さんがNHK FM『松尾潔のメロウな夜』の中でR&Bの定番曲を紹介する名物コーナー『いまなら間に合うスタンダード』のまとめです。
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松尾潔のメロウな夜
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