玉袋筋太郎 ミスター高橋『悪役レスラーのやさしい素顔』を絶賛する

玉袋筋太郎 ミスター高橋『悪役レスラーのやさしい素顔』を絶賛する たまむすび

玉袋筋太郎さんがTBSラジオ『たまむすび』のニュースコーナーの中でミスター高橋さんの著書『悪役レスラーのやさしい素顔』を紹介し、絶賛していました。

(玉袋筋太郎)

(小林悠)まずは、こちらのニュースです。悪い奴ほど、本当はあったかい。『悪役レスラーのやさしい素顔』、絶賛発売中。新日本プロレス昭和の黄金時代、金曜8時のゴールデンタイム時代の名物レフェリーとして活躍したミスター高橋が書いた、いわゆるプロレス暴露本『流血の魔術 最強の演技 全てのプロレスはショーである』出版から14年。来日する外国人選手の世話係でもあった著者が、悪役レスラーの知られざる素顔を明かした『悪役レスラーのやさしい素顔』。こちらが先週発売となり、金曜8時の興奮がよみがえる!と往年のプロレスファンのハートを鷲掴みにしています。

(玉袋筋太郎)いや、この本が素晴らしくてね。読んじゃった。一気に。俺。

(小林悠)いま、手元にあるんですが。あの、アンドレ、シン、ブロディ、ハンセン。悪い奴ほど本当はあったかいんだと。そして秘蔵ショット満載とありますが。このミスター高橋っていうと、やっぱりプロレスを勉強し始めると、様々で『ミスター高橋本』という表現が出てくるんですよ。

(玉袋筋太郎)出てくるね。14年前に出した、流血の魔術っていう。そのプロレスの仕組みを全部、ね。教えちゃったっていう。まあ、暴露本って言ったら暴露本なんだけど。まあ、それでプロレスファンとか、プロレスマスコミから総スカンくらっちゃって。

(小林悠)総スカンですか?

(玉袋筋太郎)で、『触れるな!』ってことになっちゃって。でも、ものすごい売れたんですよ。で、俺が当時、やっぱりプロレスファンで。ほいでミスター高橋さんの本も、それまでの本も読んでいて、面白かったんですよ。で、その本を読んだ時に、『ああ、すげーな、プロレス!』って。俺はね、肯定派だったんですよ。『こんなことをしてまで、細工をして、見ている俺たちを興奮させてくれたんだ!ジャンルとしてこんな熟成されているジャンルはねーな!』って思ったわけ。うん。だからね、俺はもうずっと好意的に思っていて。それでプロレスのなんか裏が知っちゃったから、プロレスがなんとかとか、この人、罪人だ!とか言うのって、どうなんだろうね?

(小林悠)うん。

(玉袋筋太郎)その、まだ心の皮が剥けてないというかね。そういう感じがしたね。

(小林悠)ああ、人によってはほら、知りたくなかったっていう人もいるのかもしれないですけど。

ミスター高橋秘蔵の外人レスラープライベートフォト

(玉袋筋太郎)だけどこんな時代でさ、あるわけないじゃん。情報なんつーのは。逆にこれを、その流血の魔術を読んでプロレスを見ると、またこう、なんだろう?違った見方ができるっていうさ。これ、どういう風になってんだ?って。でもね、この本がいい!もうミスター高橋さんがね、3千枚くらい、昔の外国人レスラーのね、巡業中のプライベートフォトがあるわけですよ。

(小林悠)本当だ!

(玉袋筋太郎)で、アンドレ・ザ・ジャイアントなんてね、もう悪役ですから。誰も近づけないんですよ。

(小林悠)大きい、ヒゲもじゃの。

(玉袋筋太郎)いっつもこうやって、大巨人。人間山脈。その人がこの普段のプライベートのところの写真では、すっごいいい笑顔をしてるさ、伝説のサッポロビール園でね、ビールの大ジョッキ78杯飲んだっていう。

(小林悠)78杯!?

(玉袋筋太郎)そうですよ!で、外国人レスラー、普段ね、北海道の営業に行くとそのサッポロビール園でジンギスカンを食いながら生ビールを飲むのが好きだったとか、そういったエピソードが入っているわけですよ!

(小林悠)本当だ。アンドレが無類の映画好きだったことも意外と知られていないとか、そういった知られざる一面が。大きいな!本当、大きいですね。

(玉袋筋太郎)あとこう、アンドレがちょっとね、人種差別的な発言をしたら、一緒にバスに乗っていたバッドニュース・アレンがブチ切れて、アンドレを屋上に呼び出したっていうね、エピソードとか。面白いんだ、これが!

(小林悠)へー!私この、マクガイヤ兄弟っていうのがすっごい気になりますね。

(玉袋筋太郎)マクガイヤブラザーズだろ?すっごい。それはもう、キワモンだから。それ、ストロングスタイルじゃないから。

(小林悠)(笑)

(玉袋筋太郎)それ、違うから。

(小林悠)なんか2人とも300キロあるっていう双子の兄弟がいたそうですね。

(玉袋筋太郎)だけど、みんな死んじゃってんの。レスラーが。もう名優たちが。その悲しさ、儚さもね、味わえますんで。ぜひとも、読んでください!

(小林悠)これ、非常に興味深々です。私もいま、手元にありますが。

(玉袋筋太郎)課題図書だ!

(小林悠)あ、課題図書がまた増えました。面白い!

<書き起こしおわり>

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