マキタスポーツ プチ鹿島が語る SNSと田舎の類似性

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TBSラジオ『東京ポッド許可局』の中でマキタスポーツさん、プチ鹿島さん、サンキュータツオさんがSNSについてトーク。SNSと田舎の類似性について話していました。

(サンキュータツオ)思わずツイートしてしまいました。『「いろいろ考えて、明日フェイスブックのアカウントを削除することにしました」と宣言する友人に、どう反応したらいいのかわからない』。

(プチ鹿島)あー。いいところ、突いてきましたよ!うん。いま、やめればいいんだって話ですよ。あるあるある。

(サンキュータツオ)どうしたらいいのかわからない。

(プチ鹿島)あと、『しばらくの間、つぶやけません』とかさ(笑)。『しばらくの間、ちょっとフェイスブック上にいません』みたいなことを宣言される方、いるじゃないですか。知らねーよ、そんなの(笑)。

(サンキュータツオ)(笑)

(マキタスポーツ)でも、隣近所感覚じゃないですかね。

(サンキュータツオ)まあまあ、知っている人にね。業務連絡っていうことで。

(マキタスポーツ)でも思ったんだけど、俺、田舎に住んでいた時って、田舎ってそうだなって思って。田舎ってやっぱりフェイスブックだわ。

(サンキュータツオ)まあ、そっか。コミュニティーが。

(マキタスポーツ)お付き合いがあって、いいね!外交みたいなものも当然あるわけで。で、シェアさせていただきますみたいなやつとか。

(サンキュータツオ)噂の広まり方とか、シェアだよね。

(マキタスポーツ)だからやっぱあれ、みんなが心の田舎を求めてフェイスブックとかやってるんじゃないんですか?やっぱり。

(サンキュータツオ)あー・・・

(マキタスポーツ)田舎を求めてるんじゃないですか?

(サンキュータツオ)そっか。

(プチ鹿島)『お待たせしました。情報解禁です!』とか(笑)。

(サンキュータツオ)あれ、いらねーわ(笑)。

(プチ鹿島)知らねーよ!なんだよ、それ。

(マキタスポーツ)いや、知らないっていうのがだから、見えちゃうんでしょ?PK(プチ鹿島)さんに見えちゃうわけですよ。

(サンキュータツオ)俺さ、情報解禁っていう言葉、すっげー嫌い。あれ、なに?あれ。お前、そんな大したもんじゃねーよ!って。

(プチ鹿島)俺、あの言葉って、国しか言っちゃいけないと思うんだよ(笑)。

(サンキュータツオ)そうだよ!。

(プチ鹿島)お待たせしました!って。

(サンキュータツオ)興味ねーよ!なんだよ、情報解禁って?

(マキタスポーツ)そうだけど。だからお前、興味のない人と一緒につながっているわけだから、見えちゃうんじゃねーかよ。

(サンキュータツオ)いや、なんかリツイートが・・・

(プチ鹿島)だから、逆に言えばですよ、俺らの自意識が邪魔をするのは、ほら、俺らにとっては情報解禁なんだけど、それをやっぱり、『ああ、そういう風に思っちゃう人が
いるんだな・・・』って。言えないです。私は。照れちゃいます。

(サンキュータツオ)なんだよ?そのオンリーワンな。もうみんな気になってしょうがない情報をいま、リリースしてみました!みたいな。

(プチ鹿島)お前は官房長官か!?っていう(笑)。

(サンキュータツオ)そうだよ!飼育員か!?っていう。

(マキタスポーツ)本当、それはそうです。もう。お説ごもっともですけど。田舎ですから。言ってみれば。仕方ないです。でも、そこに関わりを持っちゃってるんだもん。見えますよ。

(サンキュータツオ)だけどさ、田舎の人だってシェアしてほしくない話題、あるわけでしょ?

(マキタスポーツ)でも、見えますから。

(サンキュータツオ)閲覧公開してないのに、シェアするやつがいるから・・・

(プチ鹿島)だから前に(ジェーン・)スーさんが言っていた、『いいと思ったらリツイート』とか。知らねーよ、そんなの(笑)。

(サンキュータツオ)(笑)

(マキタスポーツ)いや、知らねーし・・・

(プチ鹿島)たぶんだからスーさんもそれに『なんだ、これ?』っていう。

(サンキュータツオ)でもSNSは本当に心の田舎なのかも。

(プチ鹿島)そう。いや、だから『これをいいと思ったらリツイート』に乗っかる方は楽しいんです。SNSは。絶対。絶対楽しいです。シェアしたりね。

(マキタスポーツ)そう。乗っかる方が楽しいんです。そういう場なんですよ。あそこは。で、いろいろ言いますよ。夜回りするんでしょ?だから要するに。そういうことが見えてくるわけでしょ?で、ネタにするんでしょ?我々はその、サブカル側だから。

(プチ鹿島)インスタグラムとかね。

(サンキュータツオ)みんな、人に興味があるんだね。だから。

(マキタスポーツ)興味あるんですよ。

(サンキュータツオ)そっか~。

(プチ鹿島)興味があるし、不意打ちに入ってきちゃうじゃないですか。不意をつかれるっていう。ちょっと一瞬、ギョッとしちゃうんですよね。私なんかまだ、田舎・・・

(サンキュータツオ)だから、一丁目に住んでいるけど、二丁目の誰々さんがこんなことをしたっていうどうでもいい情報まで入ってくる。

(マキタスポーツ)どうでもいい情報まで入ってくるから。

(プチ鹿島))いや、だからフェイスブックもあれ、わざとやってると思うんだけどさ。『○○さんが☓☓さんにいいね!しました』とかさ。あれ、わざとでしょ?

(マキタスポーツ)わざと。わざと。

(プチ鹿島)のぞき見を商売にしてるわけですよ。で、それをよろこんでいる人も。『あっ、誰と誰がつながっているし、誰がこの写真にいいね!って言った』って。それを見せてるんだけど、どうしてもね、『なにこれ?』って思っちゃう。

(マキタスポーツ)嫌だって思う人も、当然いる。だけどあれ、わざとやっている。

(プチ鹿島)わざとやってる。で、意外とそういうのが好きだって・・・まあ、mixiの足あととかね。あれ、わざとやってるんだよ。

(マキタスポーツ)そう。わざとやってるんだよ。

(サンキュータツオ)あー、俺、いまだにフェイスブックの使い方、よくわかってないんだよね。

(プチ鹿島)だってマキタさんのカミさん、奥さんがね、分娩室に入っている時間に、俺のmixiに足あとがついてて。『おかしいだろ?』っつったら、これ、マキタさんのやつだから。ログインしてたんですよ。奥さんに、なりすまして。

(マキタスポーツ)なりすましじゃねーよ(笑)。まあ俺、mixiやってなかったからね。

(プチ鹿島)そうそう。たまに奥さんのアカウントでのぞきに来るんです。俺のを。でも、『足あとついているけど、これ、奥さん分娩室にいるじかんだよな?』みたいな(笑)。

(マキタ・タツオ)(笑)

(サンキュータツオ)なるほどね。

<書き起こしおわり>

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