ライムスターDJ JINが選ぶ 2014年アナログレコードベスト5

ライムスターDJ JINが選ぶ 2014年アナログレコードベスト5 JFN

ライムスターのDJ JINさんがJFN『Joint & Jam global dance traxx』の中で2014年にリリースされたアナログレコードのベスト5を紹介していました。

(DJ HERI)さあ、続いてはJINさんのベストトラックス2014。今年はどんな1年でしたか?

(DJ JIN)はい。まあ私はですね、DJ、そしてリスニング用にもヴァイナル。アナログレコードで聞くことが多いので、まあアナログレコードのリリースでベスト5を。ちょっとね、作品という意味でLP。アルバムもちょっと選んだんですけども。

(DJ HERI)はい。

(DJ JIN)まずは第五位。ANDERSON .PAAK『O.B.E. VOL.1』ということでですね。

第五位:ANDERSON .PAAK『O.B.E. VOL.1』

(DJ HERI)はい。

(DJ JIN)まあ、アンダーグラウンド・フューチャーミュージックと言ってもいいんですけど。こちらのアナログLP。デジタル音源での発表が2012年で、今年年末にアナログLPとして形になったんですけども。アナログLPのリリースとしては今年なんで、ちょっと第五位に入れさせてください。最新型Lo-Fiビートミュージックとなっておりまして。

(DJ HERI)はい。

(DJ JIN)アメリカを代表するHIPHOPバンドのTHE ROOTSのドラマーのクエストラブも一押ししているグループですね。ジャジーなアルバム作品となっております。そしてですね、第四位。MARTERというアーティストがリリースした7インチシングルレコード。『SKANKINGROOVE』というですね、曲でございまして。

第四位:MARTER『SKANKINGROOVE』

(DJ HERI)はい。

(DJ JIN)この番組でもオンエアーしたことがあるんですけど。和物フューチャーソウルとなっておりまして。これが本当に染みるですね、素晴らしい曲となっております。MARTERの楽曲『SKANKINGROOVE』。7インチシングルが第四位。そして第三位がですね、MOODYMANNというアーティストのアナログLP。その名も『MOODYMANN』となっておりまして。

第三位:MOODYMANN『MOODYMANN』

(DJ JIN)今年の初め頃にリリースされたんですけども。まあ、MOODYMANNと言えばデトロイトハウスの鬼才。結構ジャズのエッセンスとか、ジャズのイディオムを盛り込んだ極上の四つ打ちソウル・ミュージックと言ってもいいでしょう。そういったものを作るのが、非常に得意なアーティスト。MOODYMANNのアルバム。こちらが最高にまた素晴らしかったということで、第三位。そして、第二位がDEDICATIONというですね、12インチシングル。『I AIN’T GONNA TELL YOU』という曲がございまして。

第ニ位:DEDICATION『I AIN’T GONNA TELL YOU』

(DJ JIN)2014年のブギーディスコまとめMIX。以前やったのでもオンエアーしたんですけども。ニューヨークの名門ダンスミュージックレーベル、DFAというレーベルからリリースされた傑作ボーカルディスコトラックスなんですけども。このDEDICATION、ニューヨークの名門レーベルからリリースされたものなんですが。参加しているミュージシャンが神奈川県鎌倉在住のMikey Yamadaさん。それから、日本代表人力ダンスミュージックバンド、cro-magnonのメンバーであるコスガツヨシくんがミュージシャンとして参加しているなど、結構日本人も参加して。こう、自分なんかがDJするようなクラブのシーンでは、もうアンセムと言ってもいい鉄板の曲となっております。そして、栄えある一位。

(DJ HERI)はい。

(DJ JIN)ドゥルルルルル・ドン!第一位。DIGGS DUKEがリリースしたアナログLP。『Offering For Anxious』という作品が第一位になります。はい。こちら、もう本当に素晴らしい、いまの時代のソウルということですね。とりあえず、お聞きいただきたいのが、こちらのDIGGS DUKE『Offering For Anxious LP』より、『SWEAT LIKE SIEVES』。

第一位:DIGGS DUKE『Offering For Anxious LP』

(DJ JIN)お聞きいただいたのが、DIGGS DUKEのアナログLP。今年リリースされました『Offering For Anxious LP』より、『SWEAT LIKE SIEVES』。DIGGS DUKE。ワシントンDCのマルチミュージシャンとなっておりまして、演奏とかレコーディングとかまで自分でこなしてしまう。デジタル的な音のカチッとした部分と、アナログ的な演奏とか、そういったあったかさが本当にいい塩梅で融合した、まあ本当にいまの時代の最高のソウル・ミュージックが今年リリースされました。

<書き起こしおわり>

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