高橋芳朗 リアーナ発 アメリカで盛り上がる『乳首開放運動』を語る

高橋芳朗が語る リアーナ発『乳首開放運動』とは何か? ザ・トップ5

音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんがTBSラジオ『ザ・トップ5 ザ・ワールド』の中で、最新の音楽ニュースとして、アメリカで盛り上がりを見せつつある『乳首開放運動 FREE THE NIPPLE』について話していました。

(高橋芳朗)ちょっと久しぶりなんで、洋楽のホットな情報をお伝えしたいなと思って。ちょっとニュースを持ってきました。

(江藤愛)ありがとうございます。

(高橋芳朗)あの、リアーナってご存知ですか?

(江藤愛)もちろんです。

(高橋芳朗)あ、知ってます?さすが。よかった。リアーナに関する話題をしたいんですけど。リアーナ、もうビヨンセとかレディー・ガガと並び称されるぐらいのいまのポップミュージックシーンのクイーンと言っていいと思うんですけど。彼女きっかけで、いまアメリカで『乳首開放運動』っていうのが起っているんですよ。

(江藤愛)なんですか、それ?

(高橋芳朗)『FREE THE NIPPLE』っていうのが盛り上がってきていて。リアーナって、シースルーのトップレスとかをガンガン着て、見せていく感じの人なんですよ。で、先月にね、トップレスの画像をInstagramってわかります?写真共有の。

(江藤愛)わかります。アプリみたいな。

(高橋芳朗)そうそう。SNSとかと連動させるやつ。あそこにアップしたら、不適切として永久追放になっちゃったんですよ。

(江藤愛)Instagramから?そんなことするんですか?

ブルース・ウィリスの娘が抗議

(高橋芳朗)そう。そしたら、ブルース・ウィリス。俳優の。の、娘のスカウト・ウィルスさんが抗議を。これはよくない!Instagram、ちょっと厳しいんじゃないの?っていうことで、抗議活動としてですね、ニューヨーク、マンハッタンの街をトップレスで歩いて、その模様をtwitterにアップしたんですよ。

(江藤愛)へー!

(高橋芳朗)これ、『ブルース・ウィリス 娘 乳首』で検索すれば出てくると思いますけど。

(江藤愛)(笑)

(高橋芳朗)でも、これね、面白半分でやったんじゃないの。ちゃんとした主張があって。スカウト・ウィルスさん曰く、『乳首は性的な対象ではない』と。でね、1930年代には、男性が公の場で乳首を出すと逮捕されていたんだって。で、それが解放運動によって自由になったという背景があって。で、『女性にも乳首を出す自由や権利が保護されてもいいんじゃないか?』と言ってるんですよ。

(江藤愛)はい。

(高橋芳朗)ちなみに、ニューヨークはトップレスで街を歩くことは違法にならないらしいんだって。だから、スカウト・ウィルスさんは逮捕されることはなかったらしいんですけど。

(江藤愛)あ、だから大丈夫なんですね。それはね。

<書き起こしおわり>

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