浪花のモーツァルト、キダ・タローさんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。浪花のモーツァルトと呼ばれるようになった由来や、実はショパンの方が好きな話、話題の『日本のベートーベン』について話していました。
(赤江珠緒)『浪花のモーツァルト』の名称で親しまれるキダ・タロー先生、本日のゲストです。ということでね、もう先生。本当にすさまじいレジェンドですけども。いろんなことがありますが。ちょっと、最近で言うと浪花のモーツァルトという呼び名もですね、これはどなたが?
(キダ・タロー)これはナイトスクープのプロデューサーの松本さんという有名な人がおりまして。その方がむちゃくちゃモーツァルトのファンなんです。それでキダ・タローの曲の一部がモーツァルトのに非常によく似ていると勝手に解釈なさって。そうつけはったんですよ。その、つけられたものを『結構です』と言うわけにいかんし。否定したかて、知られるもんは知られるし。ポシャるものはポシャるし。ほっといたら、割と出てきましたんで。まあええやろという。はい。
(ピエール瀧)あ、じゃあそういう。別の方がキダ先生のこういうやつで、浪花のモーツァルトだ!っていうのがひとり歩きしちゃって、いつの間にかそれがっていうことなんですね。
(キダ・タロー)自分では言わんでしょ。
(ピエール瀧)でも先生、気に入ってらっしゃいます?そのフレーズ。
(キダ・タロー)私、ショパンの方が好きなんです。
(赤江・瀧)(爆笑)
モーツァルトよりショパンの方が好き
(ピエール瀧)なるほど!『ショパンがよかった、俺』と(笑)。
(赤江珠緒)初めて聞きました(笑)。まさかキダ先生がショパンの方だったとは。
(キダ・タロー)ショパンの方が、美しいでしょ?もうどのフレーズとっても。切れば熱い血があふれるような。素晴らしいと思います。私。
(赤江珠緒)『子犬のワルツ』とかですか?
(キダ・タロー)えっ、あ、そう。なんでも。あの方の作った曲はなんでも。
(赤江珠緒)旋律が美しくて。
(キダ・タロー)はい。
(ピエール瀧)ここ最近はね、ベートーベンも出てきましたからね。
(赤江珠緒)ベートーベン、出てきますよ。先生。日本のベートーベンが。
(キダ・タロー)迷惑な話やね!
(ピエール瀧)(笑)
(キダ・タロー)あんなもん、よう見抜けんのかな?みなさん。
(赤江珠緒)あ、そうですか。そういうもんですか。
(キダ・タロー)俺、おかしい思うわ。俺と松尾貴史が行ってね、取材したら一発でバラすよ。そんなもん。
(ピエール瀧)一発でバラすよ、あんなもん(笑)。ねえ、そうでしょう。観察眼がハンパないから。キダ先生。
<書き起こしおわり>