TBSラジオ『西寺郷太のたまごレディオ』ゲスト:岡村靖幸さん。岡村さんがプロになる前に影響を受けた曲を紹介し、音楽談義に花を咲かせていました。
(西寺郷太)1曲、岡村さんから子供の頃といいますか、先ほど言ったようなプロになるまで影響を受けた曲というのを選曲してきてもらったんですけど。
(岡村靖幸)しましたね。
(西寺)もう先ほどから名前が出てる・・・行っていいですか?
(岡村)行く?
(西寺)まだ?もうちょっとしゃべりましょうか(笑)。この曲、僕も大好きです。
(岡村)いいよね。俺、あとさっきの『Torture(The Jacksons)』も大好き。
(西寺)あ、マジっすか?よかった。ギリギリまで(かけるのを)迷って。いや、なんでかっていうと、ジャクソンズのメンバーと最近すごく仲良くなって。
(岡村)いいね。知ってるよ知ってるよ。
(西寺)それで、ティトっていう次男のギターの人が、東京でライブやってたんですよ。ブルーノートで。いま、まだ日本にいるらしくて。で、電話がかかってきて。『メシ食おう』って言われて、明日メシ食うんですよ。
(岡村)いいねー。
(西寺)で、ラジオ聞いてくれているらしくて。だから、ティトが聞いてると思ってかけたところもあって。
(岡村)いいね。あれ、プロモーションビデオ、マイケル・ジャクソン出てないんだよね。
(西寺)出てないんです。マイケルもジャーメインも出てないんです。めっちゃ詳しいですね。
(岡村)(笑)
(西寺)あれ、最悪のビデオなんですよ。
(岡村)ビデオはね。ビデオはすごい不思議なビデオ。
(西寺)ビデオ史上最悪のビデオで。歌っている2人がいなくて。いないだけならいいんですけど、なんかマネキンみたいなので、いるように見せかけてるんですよ。それで、マイケルの兄ちゃんのマーロンっていうのが、マイケルのフリしてるんですよ。ちょっとゲスいんですよね。すごく(笑)。でも、すごく僕それが愛らしくて。大好きなビデオなんですよ。
(岡村)僕も好き。
(西寺)ティトが聞いてるんでアレなんですけど(笑)。とにかく好きだっていう意味で。
(岡村)僕も大好きです。
(西寺)それではちょっと1曲、先ほどの岡村さんが選んでくれたこの曲。僕も好きな曲です。
(岡村)僕、言うの?
(西寺)言って下さい。
(岡村)松田聖子で『ロックン・ルージュ』。
松田聖子『ロックン・ルージュ』
(西寺)はい。岡村靖幸さんの影響を受けた曲。ロックン・ルージュ。
(岡村)いい曲だねー。俺、大好き。
(西寺)良すぎですね。これ。
(岡村)久々に聞いた。
(西寺)久々に聞きますけど、めっちゃいいですね。
(岡村)めっちゃいいよ。
(西寺)いま何か、岡村さんが僕が持って来た・・・これ、何枚ぐらいあるんだろう?200枚ぐらいかな?あるCDを・・・僕、ビニールに入れてるんですよ。こうやって。薄くできるように。それでレコードみたいにこう見れるっていうのを、岡村さんが楽しそうに。
(岡村)いいね、これ。
(西寺)見てくれてますけど。さっき、岡村さんが笑ってましたね。放送している最中に、『この時代にヒューイ・ルイス特集するってどんな番組だ?』って。
(岡村)この時間帯(火曜日 夜8時-10時)にね。
(西寺)(笑)
(岡村)まあ、深夜ならともかく。すごいよー。
(西寺)ヒューイ・ルイス特集(笑)。『誰も欲してない』とか言ってたじゃないですか(笑)。欲してますよ。『スポーツ』ですよ!
(岡村)もちろんもちろん。『スポーツ』、何曲シングルカットされたか?っていうね。わかりますわかります。若い人、知らないなって思ったんですよ。
(西寺)たしかにそうですね(笑)。岡村さんと僕、仲良くなってスゲーな!って思ったの、本当正直、岡村さんってめちゃくちゃいろんな新しい音楽を聞くじゃないですか。
(岡村)聞きますかね?
(西寺)聞いてますよ。ほいでめっちゃ僕にもいろいろ教えてくれたり。あと、『これ聞いてみな』とか言って。最新のこんなのがあるけど・・・っていうのをね、ちょいちょい名前出てくるんですけど。『あっ、マジですか?』みたいな感じで僕、その後買ったりとか。
(岡村)うん。うん。
(西寺)『あったっけ?』って僕、めっちゃ覚えてるんですけど。そういうの。
(岡村)(笑)。だって、酔ってるんだもん。
(西寺)(笑)。あっ、そうか。
(岡村)酔ってないときだっけ?
(西寺)酔ってました。その時、たしかに。でもその時はそうでしたけど。でも本当にね、なんか『新しい音楽を聞いて俺はどうするか?』みたいなことをめちゃくちゃ考える人で。だから僕のヒューイ・ルイス特集はちょっと・・・
(岡村)(笑)
(西寺)そういう人からしたらワケわかんないですよね(笑)。
(岡村)いや、もう尊敬するよ。尊敬する。
(西寺)(笑)。いやいや、この岡村さんの今のね、マネージメントというか、近藤さんはね、僕にとってもワーナー時代のレーベルのボスだったんで。でも僕、そんなことばっかり言ってたら、近藤さん昔からレコード屋とかで会うと、『お前はいつか作曲家とか作詞家、職業作曲家とかになれるから』って言って。もう22・3歳ぐらいの時ですよ。70年代のポップスがいっぱい入ったボックスとかを『オイ郷太、これ持っていけ』って言って7枚組?10枚組ぐらい?のをくれてたりした人なんですよ。
(岡村)へー。いいね。
(西寺)だからすごい、いまだにね、岡村さんとそれでこういう現場で会って。
(岡村)実際、なったしね。
(西寺)結果的に。で、こうやってお話できるっていうのも。
(岡村)あ、違う違う。いろんな人に曲書いてるじゃん?実際にね。
(西寺)あ、書いてます。
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