マツコ・デラックスが語る テレビの仕事で生きていくということ

マツコ・デラックスが語る テレビの仕事で生きていくこと 5時に夢中!

マツコ・デラックスが語る テレビの仕事で生きていくこと

マツコ・デラックスさんがMXTV『5時に夢中!』で『テレビの仕事で生きていくこと』について語っていました。三谷幸喜さんがテレビの仕事を辞めようとしたというエピソードに対するコメントとして、こんな風に話していました。

(ふかわりょう)はい、ちなみにマツコさんはこういうような心境の時ってあるんでしょうか?

(マツコ・デラックス)・・・あー、なんかやっぱり、ミッツ(・マングローブ)さんとかIKKOさんとかクリス(松村)さんとか(はるな)愛ちゃんとかKABAちゃんとかがみんな揃ってると、『ヤダ・・・』って思う時あるよね。『なんでアタシ・・・アタシも居たかったわ』って思う時はあるよね。やっぱり。

(ふかわりょう)(笑)あ、そうなんですか。

(マツコ・デラックス)『楽しそう・・・』みたいな。

(若林史江)なるほどね。

(ふかわりょう)そうなんですね。ちなみに、じゃあ逆にですけど、

(マツコ・デラックス)『なんでダイアナ(・エクストラバガンザ)さんまでいるのにアタシいないのよ?』っていうね。そういう思いはあるわよね。

(一同)(爆笑)

(ふかわりょう)ちなみにマツコさんが『テレビの中に入ろう、テレビの中で生きていこう』と決めた瞬間ってあったんですか?

(マツコ・デラックス)えー?

(若林史江)ここ(5時に夢中!)、最初でしょ?

(マツコ・デラックス)ここはもう、惰性でダラダラやってるだけじゃない?

(ふかわりょう)まあある種、民放といいますか・・・

(マツコ・デラックス)ほら、まだ今の地デジじゃなかったし、こんなの見ようと思う人しか見れない局だったから、ほぼ見てなかったのよ。誰も。

(ふかわりょう)最初、アンケートも50人ぐらいしか・・・

(マツコ・デラックス)そんなもんよ。だからもう、葛飾ケーブルテレビに出てるような感覚で出たわけよ。

(若林史江)よくマツコさんが言ってたのは、『東京都の校内放送』って言ってて。

(ふかわりょう)その状態から、今のいろんな番組に出演されてますけど、どっかでその気持の切り替えってのはあったんでしょうか?

(マツコ・デラックス)えっ、だからなんかアレよね。惰性よね。

(若林史江)一時期さ、『魂、売ったわ』って騒いでた時なかった?『抗ってたんだけど、魂売ったわ』って騒いでる・・・

(マツコ・デラックス)抗ってたっていうか、これ魂を売る作業じゃない。これって。1人でも多く見る人がどんどんなっていくってのは、それだけ魂をバラ撒いてるわけじゃない?それに対するさ、恐怖みたいなのはあったけど。でもだからなんかこう、『じゃあこれ頑張りましょう』って思ってなにかしたっていうのはないわね。成り行き・・・

(ふかわりょう)ちなみにその、『魂を売る恐怖』ってどういう感じなんでしょうか?

(マツコ・デラックス)だってなんか、こんなのさ、本当ただやりたいことだけやってるわけにもいかないじゃない?テレビってさ。サービスをするものじゃない。だからそれと・・・完全に自分のポリシーと違うことをやってるってことはないけど、そこは脚色したりさ、大げさにするわけじゃない?それが自分の真意とは100%合致しないわけじゃない。だからそれを繰り返すことに対するアレはあるわよね。やっぱり。

(ふかわりょう)じゃあ先週の『私はマスメディアの犬になりました』っていうのは、あながちノリで発言したことではないと・・・

(マツコ・デラックス)全然ノリじゃなくて本心よ。だってオマンマ食ってるから、それは言うこと聞くのは当然じゃない。うん。

(ふかわりょう)・・・・

(マツコ・デラックス)何?アナタ!何なの、アナタ!アナタ、また涙ぐんでんだ!

(ふかわりょう)これはまた別のラインがありまして・・・

(マツコ・デラックス)また違う涙腺なの!?

(ふかわりょう)違う涙腺があります。

(マツコ・デラックス)何?どうしたの、今日!?

(ふかわりょう)やっぱりテレビで生きていくってのは、ある種の『犬』になる必要があるってことなんですか?

(マツコ・デラックス)いや、もう『電波芸者』ですよ。お呼びがかかったら、ちょっとでもシナを作って、お酌をして、またお呼びがかかるのを待つっていうのの繰り返しじゃない。こんな仕事。

(ふかわりょう)ちょっと、さっきの焼酎、テキーラに変えてください!ショットで行きます!

(スタッフ)(爆笑)

(ふかわりょう)ありがとうございました。では、続いてまいりましょう。

<書き起こしおわり>

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