友近さんとマツコ・デラックスさんが2023年10月20日放送のbayfm『シン・ラジオ-ヒューマニスタは、かく語りき』の中で大好きな中森明菜さんについて話していました。
（マツコ・デラックス）今のところ、あれよね。清水ミチコさんだけよね。サラッとやって……だからサラッとがいいのよ。きっと。
（友近）そうですね。
（マツコ・デラックス）そういうの、やんないもんね。
（友近）私、そう。やってないんですよ。
（マツコ・デラックス）明菜だけよね？ あんたが。あんたの明菜はひどいもん（笑）。
（友近）フフフ（笑）。
（マツコ・デラックス）誰の明菜がひどいか？って、あんたの明菜がひどい。
（友近）明菜ちゃんが「料理を作っていて。テレビ、奥の方から『あっ、私なんかバラエティ番組、出たかな？』と思って見たら友近ちゃんだった」っていう話をディナーショーで言ってくれていて。
（マツコ・デラックス）だからやっぱり、一番ひどいからよ。だって、なに言っているかわかんないんだもん。本当は。そうじゃない？ だって。紅白の時もびっくりしたじゃない？ あれ。ニューヨークから……「回線の調子が悪いのかな？」と思ったけど。「もうちょっと、音量上げなかったのかな？」って。それを再現できてるもん。あんたのは。
（友近）あら、嬉しいわ。本当に早く復活、ねえ。全面的に復活してほしい。
（マツコ・デラックス）でもなんか、全面的ではないけど今度、林哲司さんのトリビュートアルバムで『北ウイング』を新しく入れたらしいのよ。だから早く聞きたいんだけど、言ったらまだ解禁が……来週解禁みたいで。もったいぶるわよね。みんな。
（友近）でも、聞きたい！ もういいのにね。早く……みんな聞きたいと思ってるんじゃないかしら？
（マツコ・デラックス）とりあえずだから古い方の『北ウイング』、聞いてみる？
（友近）今から？ 私、大好きよ。あれ。
（マツコ・デラックス）ちょっとね……ああ、ほら！
（友近）前奏がいい！
（マツコ・デラックス）ねえ！
中森明菜『北ウイング』
（マツコ・デラックス）一応これ、千葉のご当地ソングだし。これ、成田空港の歌だもんね。
（曲が断続的に途切れて）
（マツコ・デラックス）なに？ どうしたのよ？ なに？ 明菜がなにか送っているの？ こっちに電波、送っているの？ ちょっと！ CDが飛んでいるって……。
（友近）なに？ 針が飛んでいるの？ レコード盤でやっているの？
（マツコ・デラックス）DJがスクラッチしてた？（笑）。
（再び曲がかかる）
（マツコ・デラックス）ああ、よかった、よかった。
（友近）でも同じところで飛ぶんじゃない？
（マツコ・デラックス）わかっている連中だったら飛ばすわよ？
（友近）フフフ（笑）。
（問題なく曲がかかる）
（マツコ・デラックス）飛ばない（笑）。
（友近）飛ばない（笑）。
（マツコ・デラックス）ちょうどさ、『北ウイング』ってさ、夜ヒットに出ていない時期だったのよ。
（友近）ああ、そうでしたっけ？
（マツコ・デラックス）『サザン・ウインド』と『北ウイング』は夜ヒットで歌っていないの。その後の特番とかでは歌っているかもしれないけど、リアルタイムの時には。あれがさ……。
（友近）えっ、なんで歌っていないんだろう？
（マツコ・デラックス）もめたのかね？ その時期に。ちょうどあの2曲が。
（友近）『サザン・ウインド』も好き。
（マツコ・デラックス）この2曲って、ねえ。明菜があの明菜になる直前のさ、一番……なんて言うんだろう？ 感情みたいなものがまだ……だからビブラート前明菜よね。
（友近）ああ、そうね。
（マツコ・デラックス）明菜はビブラート前・ビブラート後じゃない？
（友近）そう。それで大人の声と子供の声がちょっと混じったような感じの。
（マツコ・デラックス）そうなのよ。これとか、あとは『飾りじゃないのよ涙は』とか。あの時期、ちょうどいい時期よね。
（友近）あと、あれも好きよ。『ミ・アモーレ』も。
（マツコ・デラックス）かけたら？
（友近）『ミ・アモーレ』、あります？ 『赤い鳥逃げた』って、違うもんね。似てるけど。
（マツコ・デラックス）あれはね、最初は『赤い鳥逃げた』だったのよ。歌詞が。で、明菜ちゃんが「ちょっと違う」って言って、書き直したんじゃなかったっけな？ あれ、誰だったっけ？ 作詞。ああ、そうだ。康珍化さんだ。ある？
（友近）『ミ・アモーレ』、あった。
（マツコ・デラックス）それとも『赤い鳥』にしてもらう？
（友近）どっちだろう？
中森明菜『ミ・アモーレ』
（マツコ・デラックス）ちょっと、こんなの始めたらさ、また「あれもかけて」「これもかけて」ってなっちゃうじゃない？
（友近）そうね。キリがないね。
（マツコ・デラックス）どうする？ もう1曲だけってなったら何にする？ あと1曲だけ。
（友近）あれ。マツコちゃんも昔、好きって言っていたやつ。「ただ泣けばいい♪」って。
（マツコ・デラックス）『LIAR』ね。
（友近）そう！
（マツコ・デラックス）そんな……こんな番組中盤の直前でみんなでどんよりする？（笑）。
（友近）でもあれ、いいよね？
（マツコ・デラックス）いいわよ。『LIAR』もいいし。
（友近）あとはなにがいい？
（マツコ・デラックス）あとはトンチンカンっていう意味では『AL-MAUJ』とか。
（友近）ああ、久々に聞いてみたい。
（マツコ・デラックス）あれなら、あんまりみんなどんよりしないで済むと思うわよ。
（友近）そうだね（笑）。
（マツコ・デラックス）あの頃、明菜ちゃんはちょっとあの時代、サハラ砂漠に影響されてるのか。
（友近）ああ、そうね。『SAND BEIGE』とかね。
（マツコ・デラックス）そっちに寄っていたわよね。
（友近）長いロングスカートを履いて。
（マツコ・デラックス）『AL-MAUJ』で夜ヒットに出た時の明菜が一番好きで。なんかアース・ウィンド・アンド・ファイアーみたいな格好をして。逆光みたいな感じで、見ている眩しいの。だからもう、やりたい放題よ！
（友近）ファッションとか化粧とかも全部、自分で決めているのかな？
（マツコ・デラックス）だから見たかったのよ。夜ヒットに出てる時の『北ウイング』とか『サザン・ウインド』を！ でも明菜ちゃん、やりたい放題をしだしたのって、それこそ『ミ・アモーレ』ぐらいからよね？
中森明菜『AL-MAUJ』
中森明菜 / AL-MAUJ (アルマージ) (1988.1)pic.twitter.com/KQfp7CxK62
— 80's音楽bot (@80smusicbot) February 5, 2023
（マツコ・デラックス）これ、明菜ちゃんじゃなかったら絶対に売れてないわよ？ この歌（笑）。だから自分で好きな曲を選んでたんだよね。だって、選ばないでしょう？ アイドルに歌わせる曲で。全然キャッチーじゃないし。
（友近）でもいいのよね！
（マツコ・デラックス）いいのよ！ 私、好きなの！
（友近）昔、『異邦人』がバックで流れてたCMの感じのイメージ。
（マツコ・デラックス）ああ、三洋のテレビのね。
（友近）そうそう。それに出てきそうよね。
（マツコ・デラックス）あの頃、なんかみんな、ああいうのに憧れたのかもね。
（友近）「あぁぁぁぁ～♪」って。
（マツコ・デラックス）これ、ビブラート後だから（笑）。あと、歌詞もいいのよ。「喜劇の夜 悲劇の街」ってね。『SOLITUDE』も歌詞、いいのよ。この頃のこういう……これをアイドルが歌っていたんだから、すごいよね！
（友近）急にこっちの路線になったよね。でも歌う時もボソッ……って。
（マツコ・デラックス）ボソッ、コソッ……って歌って、ビブラートの時だけ急にって。
（友近）工藤静香ちゃんもそうなるよね。
（マツコ・デラックス）ああ、そうだ！
（友近）もうCM？
（マツコ・デラックス）CMよ、もう。今日、ずっとこんななの？
（友近）そう（笑）。
＜書き起こしおわり＞
