アシッドパンダカフェ8周年記念のトークイベントの、ジェーン・スーさんとしまおまほさんがゲスト出演したパート書き起こし。『一人暮らしする・しない』問題などについて話していました。
※ジェーン・スー しまおまほ 『結婚したい・したくない』問題 の続きです。
出演者:ジェーン・スー(音楽プロデューサー・ラジオDJ)、しまおまほ(漫画家・イラストレーター)、高野政所(DJ・クラブ アシッドパンダカフェ店主)、浮き輪(アシッドパンダカフェPodcast司会進行役)
(浮き輪)だからまずね、しまおさんは『一人暮らしする・しない』問題ね。
(ジェーン・スー)本っ当、早くした方がいいですよ!
(しまおまほ)えっ、やっぱりした方がいい?
(ジェーン・スー)今日より明日の方が親は老けてるんですよ。明日より明後日の方が親は老けてる。どんどん出づらくなりますからね。
(高野政所)あ、まあそれはそうかもしれないですね。
(しまおまほ)した方がいいんですか?じゃあ、した方がいいんだ。
(高野政所)一人暮らしというものの是か否かについてですよ。だから。別にそんなに必要性を感じてないんですよね?特に。『した方がいいかな?』ぐらいなんですか?
(しまおまほ)『いいかな?』ぐらいだけど・・・
(高野政所)『しといた方がいい』ぐらいな。経験としてのってことですか?
(浮き輪)『いずれするんだろうな』は、あるでしょ?
(しまおまほ)いっつもね、R不動産とかSUUMOとかで・・・
(ジェーン・スー)(笑)R不動産から見ちゃうところがダメだよね。そこがダメ。
(高野政所・浮き輪)(爆笑)
(しまおまほ)私もね、そう思う。
(ジェーン・スー)あの、奇抜な物件とかいらないから。
(しまおまほ)おしゃれなやつ。
(ジェーン・スー)普通に四角い部屋から住んだ方が。
(高野政所)(笑)
(浮き輪)デザイナーズ系のね。
(しまおまほ)バルコニーとか広いの、ダメですか?
(ジェーン・スー)分かりますけどね(笑)。
(しまおまほ)見ちゃうんです。
(ジェーン・スー)もしくは、いきなり同棲とか。
(浮き輪)そうね。転がり込むパターン。
(しまおまほ)(笑)それが大変じゃん!まず、そうできる人をさ、探さないといけない。
(浮き輪)いやまあ、そうだけど。でも一人暮らしと相手っていう、ダブルゲット。
(しまおまほ)みんなは一人暮らししてるんだ?
一人暮らしを始めて良かったこと
(浮き輪)僕が、ちょうどいいパターンだと思うんですけど、昨年の9月から一人暮らしするようになったんすよ。僕、今35なんですけど。で、別に何にもないですけど、してよかったなとは思います。
(ジェーン・スー)楽しいですよね。一人暮らし。
(浮き輪)楽しいし。ねえ、家のどこでもエッチな事が出来るし・・・
(しまおまほ)わー・・・
(高野政所)まあ、分かりやすいところではそうですよね。だから、逆に言うと僕は実家にいた時に両親亡くなって、ちょっとの間一人暮らしで、その後すぐシェアハウスなんですよ。おっさん4人で。だから正式に言うと一人暮らしはそんなしたことがないっていう。
(ジェーン・スー)でも、実家が都内だったら出たり入ったりすればいいじゃないですか。私も2年おきにちょっと用事があって戻ったりとかしてましたよ。
(しまおまほ)そんな自由なこと・・・
(高野政所)でも、『一人暮らしにそんなに恩恵があるのか?』問題ですよ。
(浮き輪)まあ、してみないとね、実際の利害というかプラスマイナス分かんないしね。
(高野政所)まあ、そうですね。だからいつ帰ってきても怒られないとか。まあ、好きな時にご飯が食べられる、エッチな事が出来る・・・
(浮き輪)お風呂に何時でも入れるみたいなね。
(高野政所)そんぐらいかな?だって、実家にいたら自動でご飯出てくるし、楽じゃないですか。
(浮き輪)そうそう。洗濯物とか・・・
(高野政所)お母さんがやってくれるし、最高じゃないですか。
(ジェーン・スー)だってほら公共料金、自分の電気代ってだいたいいくらかかるのかとか分かんないじゃないですか。そう、そういうのはね。
(高野政所)『世の中を知る』っていうのはね、たしかにそうかもしれないですね。
(浮き輪)すげーんすよ。一人で暮らしていると、すげー電気代かかるんすよ。ビックリしますよ。水道代とかね、ガス代とかかかるんすよ。
(高野政所)(笑)なんと!
(浮き輪)知らないと思いますけど!
(高野政所)水、タダじゃないんだ!
(ジェーン・スー)NHKがガンガン来るんですよ。NHKが。「ワンセグとかも無いですか?」とかね、(NHK集金の)ジジイが言うんですよ。
(高野政所)(笑)『おめー、知ってんのかよ?ワンセグってよ。』って。
(ジェーン・スー)『ワンセグ』って何だか言ってみろ!
(高野政所)「何の略だか言えよ、お前!」っつって。
(しまおまほ)あー、一人暮らしねー・・・
(ジェーン・スー)でもまあ、ご実家の近くにね、たとえば。
(浮き輪)とかでもいいと思うけどね。しまおさんのパターンだったらね。
(しまおまほ)私ね、電気代は家の払ってるんです。
(ジェーン・スー)あっ、偉い偉い偉い。そうすると分かりますよね。
(しまおまほ)父が水道代払って・・・
(高野政所)分担制なの!?
(しまおまほ)そう。母がガス代払ってる。私が電気代。
(ジェーン・スー)電気代、一番高いじゃない。
(浮き輪)電気大臣。
(しまおまほ)一番高いの。一番パソコン使うから。
(浮き輪)だから、電気大臣。お父さんが水道大臣。
(しまおまほ)お父さん、お風呂好きなんで。
(高野政所)あっ、そういう嗜好に基づいた料金を払ってるんだ(笑)。
(浮き輪)「これはじゃあ、お父さん負担だな」っつって。
(しまおまほ)うーん、ねー・・・一人暮らしか、まあちょっと考えるか。宇多丸さんにもすごい言われるんですよ。宇多丸さんも「一人暮らしじゃないか」っつって。
(ジェーン・スー)何かすごい一人暮らししたら・・・
(高野政所)この現状をブチ抜く鍵は一人暮らしにあるっていうこと?
(ジェーン・スー)お家に呼んで下さいよ。是非。家にあそびに・・・
(しまおまほ)えっ、本当ですか?いいの?
(高野政所)(笑)何なんすか、それ?
(しまおまほ)私、スーさんに何かうっかり話しちゃいそうな気がして。それがやっぱりね・・・
(ジェーン・スー)みんなのうっかりを集めて私は・・・スイスうっかり銀行みたいになってますから。誰にも出さないでこう・・・
(高野政所)うっかり銀行にしまっておくんですね。
(ジェーン・スー)お前らに言えないこと、いっぱいあるんだぞ!誰かのあんなこととか、小林悠のあんなこと・・・
(高野政所)恐ろしい・・・
(しまおまほ)あー、口固いんだ。
(ジェーン・スー)しゃべんないですよね。さすがに。っていうかあいつら、ビックリする球投げてくるんで(笑)。言っちゃダメだよ、それ!って。
(高野政所)まあだから、そこは信頼していいんじゃないですか?
(浮き輪)この銀行、信頼なさって大丈夫ですか?
(高野政所)この銀行はかなり信頼性が高いということで。
(ジェーン・スー)何なら、アシパンに箱つくってもらいましょうか。シャッ!みたいな。
(高野政所)ボックスね。懺悔箱。
(しまおまほ)ねー。全部こう、内にね、入れちゃってるんでね。
(ジェーン・スー)来週、土岐(麻子)さんとご飯行くんですけど、一緒に行きませんか?
(しまおまほ)えっ、嘘!?本当ですか?私、土岐さんになかなか会ってなくってね。
(ジェーン・スー)どうですか?あとで合わせましょうか。何で怯えてるんですか?
(しまおまほ)いやいやいや・・・
(高野政所)やっぱりスーさんのことに、何か畏れを抱いてるんじゃないですか?
(しまおまほ)いや、何かね、答えをビシッと言われちゃいそうな気がして。自分で曖昧にしてることがあるじゃないですか。いろいろ。
(高野政所)曖昧にしておきたいこともありますからね。正直。
(しまおまほ)そうそうそう。
(ジェーン・スー)それ、すごい怒られます。友達に。「言うな!」って(笑)。
(しまおまほ)「もうそれ、やめたほうがいいよ!」とか言われたら、もうそこでね、終わりじゃないですか。オワ・・・\(^o^)/オワタじゃないですか。
(高野政所・浮き輪)\(^o^)/オワタ(爆笑)
(しまおまほ)\(^o^)/オワタが怖いんですよ。\(^o^)/オワタになるのが。
(ジェーン・スー)レッツ\(^o^)/オワタですよ。
(しまおまほ)ええー!?でもね・・・
(高野政所)そういう\(^o^)/オワタ経験を繰り返していくんですか?スーさんの強さっていうか・・・
(ジェーン・スー)そうですね。\(^o^)/オワタ・・・でも、終わってない!
(高野政所)(爆笑)
(ジェーン・スー)何も終わってない!っていう。
(高野政所)\(^o^)/オワタ、ナシよ!みたいな(笑)。
(ジェーン・スー)むしろ始まってないみたいな。
(浮き輪)終わりが始まりだったみたいなね。
(高野政所)じゃあそこはやっぱり、突破しないといけないかもしれないですね。
(ジェーン・スー)何にもね、恐れることなんかないですよ。人生に。
(しまおまほ)ふぁーーーっ!
(高野政所)無敵!1人無敵艦隊!すげーなー。
(ジェーン・スー)本当。大丈夫大丈夫。
(浮き輪)先ゆく選手がそう言ってますからね。
(しまおまほ)スーさん的にはどうなんですか?今後の展望っていうか・・・
(ジェーン・スー)今後の展望?
(高野政所)ああそうか。『お前はどうなんだ?』問題ってやつ。スーさんってすっごい人に言うけど、『お前はどうなんだ?』問題っていうのは、たぶんみんな気になっていると思ってますよ。
(ジェーン・スー)人生ですか?仕事とか結婚とか、そういうことですか?結婚はね、『結婚欲は無い』ってようやく認めました。ずーっと「結婚したい」って言って、周りがみんな「何で嘘をつくんだ?」ってずっと言われてて、「何で分かってくれないの?」とかって言ってたんですけど、『もしやこれは結婚したいと思っている人ほどではない?』みたいなことが分かってきて。
(高野政所)なるほど。分析したところ。自分で。
(ジェーン・スー)でも、だから、『縁があれば』みたいな。
(しまおまほ)ご兄弟はいらっしゃるんですか?
(ジェーン・スー)一人っ子です。一緒です、一緒。だから、『縁があれば』って感じですね。
(高野政所)『縁があれば』ってずっと言い続ける感じですよね?
(ジェーン・スー)そう・・・
(高野政所)もう分かってるのに、まだ言ってるんすか?
(ジェーン・スー)これ、本当に申し訳ないんですけど、もうウチの親とかが信じてないんですよ。こんなナリでこんなことを言うとすごい怒られそうなんですけど、「結婚したい」って言ってくれる人もいるわけじゃないですか。で、そういう人が年明けとかに挨拶に来る。来ては立ち消え、来ては立ち消え・・・
(浮き輪)親の側もね・・・
(ジェーン・スー)ピーターと狼みたいな。テレビ見ながら「ふーん。」って言ってるんですよ。
(浮き輪)『結果的にそうでなくなるものを連れて来おって』みたいな。
(しまおまほ)えー・・・
(ジェーン・スー)それでこの間、父親が墓前に「母さん、ジェーンも1人で生きていく覚悟が出来たようです」って。
(高野政所・浮き輪)(爆笑)
(ジェーン・スー)一緒に墓参りに行って、「オーイッ!!」っつって。
(浮き輪)何も言ってね-よ!って。
(ジェーン・スー)言ってないよ!
(浮き輪)でもバレてんだ。
(高野政所)そういうことですよね。でもね。
(ジェーン・スー)そうですね。これぐらいの歳になると、みんなそうですよ。(結婚)したくてしたくてしょうがない女なんてね、私の周りはいないです。
(高野政所)もうしてるんですね。そういう人たちはね。
(ジェーン・スー)そう。みんな、「いやー、今だって結婚したら、相手の親の介護でしょ?すぐ。ヤダヤダヤダヤダ!」っていうのばっかりですよ。残っているの。
(しまおまほ)あと、結婚して離婚した人で、もう1回結婚したりとかしてるもんね。
(ジェーン・スー)そう!離婚した人は、さすが結婚早くしただけあって、またすぐ(結婚)するんですよ。
(高野政所)あ、でもそれはあるかもしれないですね。
(ジェーン・スー)結婚1回できるやつは、何度でもできるんですよ。本当に。
(しまおまほ)不思議じゃない?
(ジェーン・スー)本当に。
(浮き輪)結婚する才能があるんだよね。
(ジェーン・スー)あれは完全に才能です。全然私はその才能が無いので。
(しまおまほ)ああそう・・・
(ジェーン・スー)うん・・・
(高野政所)(笑)「ああそう・・・」っていう。
(ジェーン・スー)ね、チャンスがあれば。次なんかそういうことがあったら、まあ真剣に・・・考えて・・・(笑)
(浮き輪)笑っちゃってんじゃん!
(高野政所)1ミリも真剣味が感じられないですけどね。
(ジェーン・スー)たぶん報いを受けると思うんです。私。今までそういう身の程を、身の丈に合っていない、断ったりとかっていうことをしてるから。たぶんそろそろ神が『もうお前には婚姻届は書かせない』っていうアレをしてくると思うんで。
(しまおまほ)このさ、おもしろトークは・・・
(高野政所)(爆笑)スゴい!ガチャッ!って路線が変わったぞ!おもしろトーク話、はい。行きましょう。
(しまおまほ)ラジオをする前は、ただ知り合いにしてただけなんですか?
(ジェーン・スー)そう。だから・・・
(しまおまほ)スゴいですね!
(ジェーン・スー)ファミレスでずーっとこれをしゃべってて、今ブログも書いてますけど、すごいたくさんの人に読んでもらってますけど、それもずっとmixi日記で非公開で書いてたんですよ。で、ちょっと公開にしたり非公開にしたり。で、このしゃべりはずーっと友達としゃべっていて。友達もこういうノリなんですね。
(しまおまほ)リスナーってことですよね。
(ジェーン・スー)まあ、リスナーっていうか、奴らもしゃべるんですよ。で、だからラジオ出た時に友達がビックリして、「アンタ、ファミレスでしゃべっている話してるけど、大丈夫?」って電話かかってきて。
(高野政所)そういう首脳会議みたいなのをずっとやってたんですか?
(ジェーン・スー)そうですね。ファミレスで。ずーっとこうですよ。
(高野政所)スーさんの友達って、みんなそういう意見なんすね。
(しまおまほ)友達会ってみたいですねー。
(ジェーン・スー)いやーちょっとね、いろいろおりますよ。ちょっと、ちょっといろいろ・・・
(しまおまほ)一筋縄ではいかない。
(高野政所)精鋭部隊ですね。
(ジェーン・スー)ちょっと寄っていくと、2日ぐらい体力を奪われる感じの。
(高野政所)(笑)
(浮き輪)まずじゃあ、オリーブさんあたりから。
(ジェーン・スー)そうですね。まあ、あの人、柔らかい方ですからね。
(浮き輪)あれはソフトなんですか。なるほど、勉強になるな。
(ジェーン・スー)一番ソフトですね。シケ金っていう番組にね、ちっちゃい番組なんでゲスト有名な人呼べないんで、友達に来てもらってるんですけど。出てる人は比較的、マイルドな人ですから。
(音声途切れる)
(高野政所)ですって。
(浮き輪)ですってよ、奥さま。
(ジェーン・スー)えっ、でもしまおさんとそのお友達っていうのは、こっちも憧れる感じですけどね。
(しまおまほ)そう?
(ジェーン・スー)私まだ、ラジオとか始める前に・・・
(しまおまほ)でもお友達って言ったって・・・どういうことですか?
(高野政所・浮き輪)(笑)
(ジェーン・スー)お友達、いますよね?
(しまおまほ)最初の話に戻るってことですよね?土岐ちゃんとか・・・
(ジェーン・スー)そういうんじゃなくて、全然普通のお友達の仲のいい方とか。
(しまおまほ)あー。銭湯、二子新地の銭湯で働いている子。あと、パンケーキ屋で働いている子。それぐらいですかね。あと歯医者。
(ジェーン・スー)ちょっと、マンガになりそうじゃん。何かその登場人物の・・・
(しまおまほ)結局おもしろじゃないですか。
(ジェーン・スー)いや、だけどエグみが無くていいですよね。何やかんや言ってパステルカラーな感じしますよね。あのね、こっちは彩度と明度が低いんだ!とにかくね!
(浮き輪)彩度と明度が低い!(笑)
(しまおまほ)明度、低くなってますよ。だんだん。あずき色っぽくなってますよ。
(高野政所)あずき色(笑)。
(ジェーン・スー)いやいや、フランスの伝統色みたいな感じだと思うけどな。
(しまおまほ)いやー、そんなことないですよ。いや、これはもうヤバイよ。
(ジェーン・スー)アボリジニ・カラーですよ。私たちなんて。
(高野政所)アボリジニ(笑)。その牽制のし合いは不毛だと思う。
(しまおまほ)そうそうそう。
(ジェーン・スー)ちょっとでも、憧れるじゃないですか。なんとなく、ふわっとした感じが。
(浮き輪)でも、お互いに何となくの無いものねだり的な部分はあると思いますよ。やっぱり。
(しまおまほ)みんなでも、そういうのありますよね。
(ジェーン・スー)無いものねだりなんですかね。あ、でもね、無いものねだりでも、全然無いものってあるじゃないですか。たとえば、『私がエビちゃん』みたいな。
(高野政所)ま、絶対無いっていう。
(ジェーン・スー)『無いにも程がある!』っていう。バカ言ってるんじゃない。私、1回エビちゃん見習って、白いワンピースで合コン行ったこととかあるんですから。本当に。
(浮き輪)スーさん、あとね、(藤原)紀香みたいなヘアーね・・・
(ジェーン・スー)そうそう。いろいろそういう、全くありえないところに行く経験っていうか、トライは何度もしてるんですけど。っていうところはもう完全にノリというか、遊びというか、レジャーじゃないですか。
(高野政所)そうですよね。本気じゃないですよね。
(ジェーン・スー)そう。「仮装でしたよね!」みたいな話で。「ちょっと全然アウトカーストでしたよね!」みたいな話では盛り上がれるんだけど、ちょっとパステルカラーとかっていうこの・・・
(高野政所)近いような気がするけど・・・
(ジェーン・スー)程度が一番ほしいですね。
(高野政所)ちょっと憎い感じですか?しまおさんのこと。
(ジェーン・スー)ちょっと憎い感じです。
(高野政所)やっぱりその初期の『出おって!』が続いている感じですか(笑)。
(ジェーン・スー)あの、タマフルで『ぼんやりとは言え、ミューズでしょ?』みたいなので。
(しまおまほ)んー、何にもないよ・・・『そんなことないよ』は全然効力ない・・・
(ジェーン・スー)いや、結局こう、何て言うんだろう?タマフルという学園ドラマの中の、こう・・・
(しまおまほ)たまたまですよ。本当に何かねー、ないがしろにされてて(笑)。
(高野政所)ないがしろっていうのは?番組の中で?
(しまおまほ)そう。私、いろいろ4月とか、春とか秋とかちょっと内容が変わったりとかあるじゃないですか。そういう時、『ちょっとこう内容リニューアルした方がいいんじゃないですか?』とか考えるんだけど。「こういうの、どうですか?」って言うと、「まあ、このままでいいんじゃないですか?」みたいな(笑)。
(浮き輪)それね、ないがしろにされてるんじゃなくて、非常に尊重されてるんですよ。
(ジェーン・スー)そうですよ。
(高野政所)そうですそうです。超大事にされてますよ。
(ジェーン・スー)だんだんイライラしてきた(笑)。やっぱり!
(しまおまほ)ああそう・・・でもこれは・・・こう、そっ・・・あれしないんじゃないですか?
(ジェーン・スー)何語しゃべってるんですか?
(しまおまほ)この差はやっぱり・・・
(高野政所)埋まらないんですかね?川が流れてるんですかね?そこには。
(ジェーン・スー)うらやましいです。うらやましい。
(しまおまほ)うーん。と言われると、何ともあれですけどね。
(浮き輪)しまおさんはね、憧れるとか言われても『私はそうは思わないけど』っていう話の部分があるわけですよね。
(高野政所)平行線じゃないですか。
(しまおまほ)ただ、『そんなことないですよ。学校の中でもこんなでしたよ』って言うんだけど、『こんなでしたよ、とは言え・・・』って思われてるんだろうなと思いつつ、みたいなところがあって。それで落ち込んだりするんですよ。
(ジェーン・スー)また家帰って寝たくなる(笑)。
(浮き輪)(笑)
(高野政所)説明しづらいですもんね。そこはね。
(ジェーン・スー)寝過ぎですよ。しまおさん(笑)。
(しまおまほ)でも気になるじゃないですか。何かね。
(浮き輪)結構しまおさん、気にしいですよね。この間、アシッドたんぱにゲスト来てもらって、結構しゃべった感じで、しまおさん結構何にも考えてない風に思われるパターンが、たぶん結構あると思うんですけど。結構考えてフィルターを通してるんですよ。これでも。
(高野政所)『天狗にならない天狗』とか、新しい概念が生まれたりとかしてて(笑)。『天狗にならない私=天狗』みたいなね。
(浮き輪)要はしまおさんが、(女子高生)ゴリ子とかで世に出たタイミングの時に、周りの人に天狗って思われないようにしている私が逆に人によっては嫌味に思われるんじゃないか?っていう、『逆天狗状態』っていう・・・
(高野政所)そうそうそう。さらに、『そういう風にふるまっていない私、スゴい』みたいな(笑)。もう二重三重構造。
(ジェーン・スー)メタにメタを重ねてる感じ。
(浮き輪)グルグルしちゃってる感じね。
(しまおまほ)まあ結構続いてますね。スパイラルで。
(ジェーン・スー)でもね、そういう感じをさせないからいいですよね。
(高野政所)表面上に出ている部分でね。
(ジェーン・スー)人にゆっくり、のんびりした空気を与えるっていうのは。
(しまおまほ)うーん。どうかなあ、みんな?
(高野政所・浮き輪)(爆笑)
(浮き輪)出た!みんなはどうかな?
(高野政所)どう思う?
(しまおまほ)分かんないよ。自分じゃ分かんないっすよ。
(ジェーン・スー)あ、自分じゃ分かんないです。
(浮き輪)とりあえず、いいですか?2人のメアド交換とか。
(高野政所)LINEの交換とか、一応した方がいいんじゃないですか?
(ジェーン・スー)この流れで、いつかシケ金にも来て下さい。
(しまおまほ)本当ですか?
(浮き輪)聞きたい。この先。
(高野政所)まだまだ聞きたいですよね。
(浮き輪)これはもうちょっとあるよ。
(高野政所)掘っていったら、まだあると思います。
(しまおまほ)もう一扉ぐらい開けたいですよね。
(高野政所)これ、たぶん放送では無理かもしれないですね。見てないところで、ガッツリ。
(ジェーン・スー)お互いのスイス銀行になりましょう。
(高野政所・浮き輪)(爆笑)
(しまおまほ)そう。それがあるから。たぶんね、土岐さんは私に聞かれたくないこともあるかもしれないから、来週はどうかな?
(ジェーン・スー)分かりました。
(しまおまほ)土岐さんは私と仲いいけど、やっぱりお互いに開けない扉はたぶんあると思うんですよ。
(ジェーン・スー)じゃあ、再来週に扉を開けていただく感じで。
(しまおまほ)おー。そうなんですよね。
(ジェーン・スー)誰か入れますか?サシだと、『ゲー-ッ!』って。
(高野政所)(笑)
(しまおまほ)じゃあ、土岐ちゃんの第二回に私をゲストとして。
(高野政所)ゲスト(笑)。ゲスト飲み会要員。
(しまおまほ)大変だよね、みんなね。
(ジェーン・スー)生きるって、大変。
(高野政所)大変ですよね!本当。
(しまおまほ)何か悩み相談とかってやってるけど、やっぱり『とは言え・・・』っていうの、あるじゃないですか。
(浮き輪)いや、だからね、僕とか政所さんとかもたまにね、自分で言っていて偉そうだなって思うこと言ってるけど。『こんなこと言ってるけど、部屋じゃ洗い物がたくさんあるな』とかさ。『洗濯回さなきゃな』とか。
(高野政所)『捨ててないペットボトルがあるんだよ』とか。そんなもんなんですよね。
(しまおまほ)ねー。もう最悪ですよ。
(高野政所・浮き輪)(爆笑)
(高野政所)言っちゃいけないですよ、それは!それは言っちゃいけねー!
(しまおまほ)ちょっと今ね、ダウンな時期なんです。何か。
(浮き輪)バイオリズム的にね。
(しまおまほ)そうなんですよ。
(ジェーン・スー)『とは言え、楽しいですよね!』みたいな感じで終わるのかと思いきや(笑)。
(高野政所)『最悪ですよ』(爆笑)
(浮き輪)はい、じゃあしまおさん、告知を。
(高野政所)時間ですか?
(浮き輪)ボチボチ。
(以下、告知タイムのため割愛します)
<書き起こしおわり>
https://miyearnzzlabo.com/archives/15203