でか美ちゃん モーニング娘。『Do it! Now』を語る

でか美ちゃん モーニング娘。『Do it! Now』を語る アフター6ジャンクション

でか美ちゃんさんが2026年9月29日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』の中で宇多丸さん、朝井リョウとハロプロ楽曲の魅力についてトーク。モーニング娘。『Do it! Now』を紹介していました。


(宇多丸)さあ、ということで今日は楽曲を紹介していただくわけなんですが。もう、行きますかね。たっぷり、できるだけあれしたいから。ということで1曲目、でか美ちゃんですか? 選曲は。お願いします。

(でか美ちゃん)モーニング娘。の『Do it! Now』です!

(宇多丸)これ、その映像の中でもやられてましたよね?

(でか美ちゃん)そうですね。イベントの中でも……今回、2曲ずつ選ぶって中で「何を選ぼうかな?」と思った中で、自分の視点で解説できるものがいいなって考えた時、そのイベントでまさかの3人で歌って踊ってるだけでも見てられない可能性があるのに勇気がありすぎてユニットコーナーをやったんですね。柚木麻子のアコースティックソロコーナーと……。

(宇多丸)あれ、でも良かったですよ。シャッフルの2人で。で、モーニング娘。「ヤキソバ」……。

(でか美ちゃん)『、、、好きだよ!』ですね。

(宇多丸)ああ、『、、、好きだよ!』。「ヤキソバ」って言っちゃった。それは歌詞だ。

(朝井リョウ)お腹、空いてるかな?

(宇多丸)すぐ「ヤキソバ」って言っちゃう(笑)。あの曲のことを。そうそうそう。『、、、好きだよ!』。あれ、選曲といい、アレンジといい、めちゃくちゃ良かったですよ。

(でか美ちゃん)よかったです。

(朝井リョウ)あれは本当に完全にプロの力と麻子のボーカル力ですよね。

(でか美ちゃん)で、2人で、朝井さんと私は『Do it! Now』という楽曲をやったんですけど。もともとすごい好きな曲なんですけど。

(宇多丸)何年ですか? 2002年ぐらいかな?

(朝井リョウ)後藤真希さんがおそらく最後に参加のシングルですね。

(でか美ちゃん)で、この曲はハロオタの中ではいろいろ言われてますが。大好きな、いわゆる「つんく♂がうるさい曲」っていうシリーズがあるんです。

(宇多丸)つんく♂さんの、なんというかな? 声がいっぱい入っている。

(でか美ちゃん)そう。コーラスがもう随所に入っている、いわゆるつんく♂がうるさい曲。その中ではやや控えめな方なんですけど。そういった楽曲で好きで。しかもこう、なんだろうな? 世間でよく言われてる「ハロプロ歌唱」っていうのがあるんですよ。

(宇多丸)歌い方の癖というか。

(でか美ちゃん)「キャッ」とか「ニャッ」とか「ンァッ」みたいな。それはなぜつんく♂さんのコーラスがかなり過剰に入っていて、ハロプロ歌唱もかなりしなきゃいけないかっていうのを自分らで実演してみてわかったのがこの曲、リズムもメロディもラップの独特の乗り方もグルーヴも、そしてそれをやりながらかっこいい曲なので常にキメ顔をしてなきゃいけないっていうのも、全てにおいてめっちゃ難しかったんですよ。

(宇多丸)2000年代初頭のUSのR&Bに顕著だったこの間がものすごく細かく……すごいビートはゆっくりしてる調なのに間ですっごい細かくリズムが刻まれてるトラックなんですよね、これね。

(でか美ちゃん)そうなんですよ。なので最初、好きで聴いてるだけでは『Do it! Now』がどれだけ難しい曲かわからなかったんですけど。やってみたらすごいムズくて。

(宇多丸)だからやっぱりこう、あのハロプロのリズムの取り方をしないと無理みたいな。

(朝井リョウ)そうなんです。なんかゆっくりしたように聞こえるけど、でも意外と細かくリズムがあるからなんか間が空いてるように感じちゃうんですよね。やりながら。リズムに乗らないと。

(でか美ちゃん)そうそう。で、よくそのつんく♂さんはメンバーさんへの評価とかを出す時も「ロングトーンの時にリズムが消えている」とか、そういうリズムのことを厳しく見られてるんですけど。「なるほど、だからここまでリズム、リズム、リズムっておっしゃるんだな」っていう。で、その中でやってみて一番難しかったのはAメロの「チュルルル♪」っていうコーラスがあるんですよ。私、今もちょっとうまく言えなかったけど。音程も、入るタイミングも「チュルルル♪」が本当に難しくて。結局、正直うまくできなかったなっていう。鍛錬が本当に足りなかったなっていう中、やっちゃったんですけど。その難しさとつんく♂さんがかなりコーラスうるさいっていうところに着目して聴いていただけたらこの曲の深みがよりわかるかなと。

(宇多丸)だからつんく♂さんがリズムのガイドを細かく弾かないと、とてもじゃないけどできない曲だからってことなんですね。きっとね

(朝井リョウ)で、その配信にはおそらく入ってないと思うんですけど。私、本番で「チュルルル♪」って言った時、お客さんの笑い声がしたんですよ。で、「もうちょっとできたな。頑張れたな」って。

(宇多丸)ああ、そう? へー! ちょっとじゃあ「チュルルル♪」、本家はどうかっていうのも注目しながら。俺ちょっとその時点で聞いたことないんで。

(でか美ちゃん)あと、この本のタイトルもね、『Do it! Now』の歌詞から引用してますので。そういう意味でも。

(宇多丸)「宇宙のどこにも見当たらないような」って。

(でか美ちゃん)そうなんです。そこもぜひ注目してください。

(宇多丸)曲紹介お願いいたします。

(でか美ちゃん)はい、お聞きください。モーニング娘。で『Do it! Now』。

モーニング娘。『Do it! Now』

(宇多丸)はい、モーニング娘。で『Do it! Now』をお聞きいただいております。「チュルルル♪」。

(でか美ちゃん)「チュルルル♪」がムズいですよー。

(朝井リョウ)難しかったー!

(宇多丸)ああそう? そうかそうかそうか。だからちょっと入るタイミングとか。

(でか美ちゃん)音程もなんか絶妙なんですよね。家で皆さん、歌ってみてください。本当に難しいから。

(朝井リョウ)意外とできない。

(宇多丸)なるほどね。あとやっぱりリズムがたしかにタイトだってのは本当そうですね、これね。もうお二人がYouTube画面に向かってバリバリ踊りながら某局に映ったモーニング娘。26で「あっ、裏かぶり」とか言ってて。困ったもんです、これね。

(朝井リョウ)ハロメンとしての自覚(笑)。

(宇多丸)今、もう終わりました。大丈夫です。ありがとうございます。

(朝井リョウ)よかったです。

朝井リョウ モーニング娘。'20『KOKORO&KARADA』と『オデュッセイア』を語る
朝井リョウさんが2026年9月29日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』の中で宇多丸さん、でか美ちゃんさんとハロプロ楽曲の魅力についてトーク。モーニング娘。'20『KOKORO&KARADA』を映画『オデュッセイア』と絡めて紹介していました。
でか美ちゃん Juice=Juice『クラクラ☆クライマックス』を語る
でか美ちゃんさんが2026年9月29日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』の中で宇多丸さん、朝井リョウさんとハロプロ楽曲の魅力についてトーク。Juice=Juice『クラクラ☆クライマックス』を紹介していました。
朝井リョウ つばきファクトリー『弱さじゃないよ、恋は』を語る
朝井リョウさんが2026年9月29日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』の中で宇多丸さん、でか美ちゃんさんとハロプロ楽曲の魅力についてトーク。つばきファクトリー『弱さじゃないよ、恋は』を紹介していました。

「チュルルル♪」、試しに歌ってみたけどたしかにムズい! 実際に歌って踊ってみるとメンバーのスキルの高さが実感できるというのもいいお話です!

アフター6ジャンクション2 2026年9月28日

タイトルとURLをコピーしました