朝井リョウ ラジオで結婚を匂わせた際に参考にした東野圭吾作品を語る

朝井リョウ ラジオで結婚を匂わせた際に参考にした東野圭吾作品を語る 高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと

朝井リョウさんが2018年2月4日放送のニッポン放送『ヨブンのこと』の中で実は1年以上前から結婚していたことを明かし、2週間前の放送で突然「妻」という言葉を出し、結婚を匂わせていた際にある東野圭吾作品にオマージュしていたと話していました。

(高橋みなみ)こんばんは、高橋みなみです。

(朝井リョウ)朝井リョウです。ということで、いきなりなんですけれども1通目。いただいておりまして。愛知県の「ちくわこ」さんからいただきました。こんばんは。ありがとうございます。「前々回の放送で『妻』と言っていましたが、結婚していたんですか? それとも冗談ですか? めっちゃ気になります」ということなんですけれども……正解ですっ!(拍手)。正解者がいました!

(高橋みなみ)ちょっと待って? えっ、何それ? 「正解者」?

(朝井リョウ)ちくわこさんは正解です!(笑)。

(高橋みなみ)いやいやいや、「正解」とかじゃないのよ。そういうことじゃないのよ。

(朝井リョウ)正解ですね。私、東野圭吾さんの本の中で『ある閉ざされた雪の山荘で』っていうミステリーがあるんですけど。それがすっごい好きで。何が好きか?っていうとずっと読んでいって。密室劇の物語で。雪で閉ざされちゃった山荘の中で殺人事件が起きていくって話なんですけど。ずっと読んでいく中で本当、最後の最後にある漢字たった一文字で全てがどんでん返しされるっていう。

(高橋みなみ)なにそれー?

(朝井リョウ)すごい仕掛けのミステリーがあるんですよ。でも、それゆえそれは映像化とかできないっていう本があるんですけど。本当、漢字たった一文字なの! それで「わーっ!」ってなるっていう本があって、めちゃくちゃ面白いんですけど。それが前々回の放送でいう「妻」っていう。

(高橋みなみ)一文字で。

東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』の一文字どんでん返し

(朝井リョウ)たった一文字で……これまでね、チームYの皆さんと築いてきた時間であったりとか、我々が提供していた話が何だったのか? 真実は何なのかということがそのたった一文字でわからなくなるという……(笑)。

(高橋みなみ)あの時さ、リアルタイムで聞いてた?

(朝井リョウ)リアルタイムでは聞いてなかったんですけど。

(高橋みなみ)私、本当にツイートをむちゃくちゃ見てたから!

(朝井リョウ)えっ、高橋さん、そんな前のめりにこのラジオに対してやってましたっけ? これまで。

(高橋みなみ)いや、やめなさいよ! 前のめりだよ! だってさ、やっぱり「どうなるんだろう?」と思ってたわけ。

(朝井リョウ)ああ、実は気になってたんですね?

(高橋みなみ)気になるでしょう? あの言い方は気になるよ!

(朝井リョウ)そうかそうか。高橋さんがそんなに気にしてくださっていて、なんか嬉しい。東野圭吾さんのその本もぜひ読んでみてください(笑)。

(高橋みなみ)なんなのよ? いや、聞きたいこと山ほどあるんでとりあえずタイトルコールしましょうかね。

(朝井リョウ)はい(笑)。

(高橋みなみ)『高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと』、スタートです。

(朝井リョウ)ということでね、東野圭吾さんの話ですけど……。

(高橋みなみ)違う違う違う違う違う! それも、もちろん気になるんですけど。それ以上に、妻?

(朝井リョウ)ねえ。びっくりしたよね、自分でも。

(高橋みなみ)こっちがだよ!

(朝井リョウ)自分でもびっくりしました(笑)。

(高橋みなみ)そういうことじゃないのよ。何なの、あの言い方は?

(朝井リョウ)いや、あれは……でも高橋さんにはさ、入籍する前ぐらいに。

(高橋みなみ)聞きました。

(朝井リョウ)っていうかだから結構前に話していて。

(高橋みなみ)あの時も意味がわかんないタイミングでサラッって言われたの。なんか。

(朝井リョウ)そうそうそう(笑)。なんか別になんかさ、人によってはわざわざその日、友達やなんかを集めて。ご飯会みたいなのを設定して。で、「結婚しました」みたいなことを……。

(高橋みなみ)普通、そうじゃん?

(朝井リョウ)私もされたことがあるんですけど。なんか……何て言うのかな? 銀のカバーみたいなので料理が隠されて持ってこられた時、それをパッて開けた時にさ、銀の皿以上にリアクションをしなきゃってなるじゃないですか。

(高橋みなみ)ああ、たしかに。

(朝井リョウ)で、私はその感じで「結婚したんだよね」って言われた時になんか「期待を超えてこなかったな」って時が多いんですね。もっと驚くことを言われると思ってたんだけど……。

(高橋みなみ)やめなさいよ! 結婚だって驚くことでしょう? 「わーっ!」ってなるじゃん?

(朝井リョウ)いや、驚くことかなと思って。「ああ、まあそうだよね。年齢的にもそうだよね」みたいなことが多くて。で、私も普通にね、入籍するってなった時に友達とかに普通にしゃべってたんですよ。「そういえば入籍するんだよね」みたいな。で、まあ驚く人もいるし、私の付き合ってた人を……。

(高橋みなみ)すごいサラッと言うね? 本当に。

(朝井リョウ)私の配偶者を知ってる人は「ああ、じゃああの人と結婚するんだ。おめでとう」みたいな感じだったんですよ。で、だから仕事関係者とか家族とか、もちろん友人とかに普通に「入籍するんだよね」みたいな話をしてた時、ある人から「発表するの?」って聞かれたんですよ。

(高橋みなみ)ああ、なるほど。婚約発表を。

(朝井リョウ)でも私は「誰に?」と思ったんです。だって友達と家族と仕事関係者。私の現実世界で触れ合ってる人たちにはもう普通に報告をしてたので。「さらに誰に? 私は一体、誰に発表するんだろう?」と思って。で、しかも芸能事務所とかにも入ってないからさ。他の小説家の人も別に発表とか、しないしさ。

(高橋みなみ)まあ、そうだよね。っていうかさ、そもそもいつ結婚したの?

(朝井リョウ)ええと、去年(2017年)です。

(高橋みなみ)結構前だな!(笑)。

(朝井リョウ)全然去年で。それで「隠してるの?」って聞かれた時に「隠してると思われちゃうんだ」と思って。で、その時にナオト・インティライミさんのことを思い出して。

(高橋みなみ)はいはいはい。

(朝井リョウ)「インティは太陽、ライミは祭り。日出る国のお祭り男、ナオト・インティライミです」のことを思い出して。

(高橋みなみ)なんでフルで言ったんだよ?(笑)。

ふと思い出したナオト・インティライミ

(朝井リョウ)私、明治神宮の花火を見に行った時。花火を見に行ったんだけどさ、花火の前にライブがあるじゃないですか。で、詳しいことをあんまり知らなくて。花火だけ見に行ったつもりだったんですけど、事故的にナオト・インティライミさんのライブを見たことがあるんですよ。で、その時にあんまり今ほど有名じゃなくて。ライミさんも。

(高橋みなみ)ああ、駆け出しの時ですね。

(朝井リョウ)あんまり有名じゃなくて。で、「どんな人だろうな?」って思ったら今の自己紹介をされて。それを花火より何より、覚えちゃったんですよ。

(高橋みなみ)だからフル尺で覚えちゃったの?

(朝井リョウ)「インティは太陽、ライミは祭り。日出る国のお祭り男、ナオト・インティライミです」って覚えていて。で、ナオト・インティライミさんがデビューされた時には結婚されていて、お子様がいらっしゃったんだけど。

(高橋みなみ)そうなんですよね、最初からね。

(朝井リョウ)なんか普通に楽曲のインタビューとかでいきなり子供の話とか、あんまりしないから。普通に楽曲のこととか答え続けてたらある時、週刊誌に「隠し子」って書かれたことを思い出して。

(高橋みなみ)あれ、ひどいよね!

(朝井リョウ)ひどいよね? 「言ってなかっただけじゃん」と思ったんですけど。「ああ、隠し子って書かれてたな」と思って。で、私ももしかしてこのまま、その本のインタビューとかで「結婚してました」とか、言わないからさ。

(高橋みなみ)たしかに。言うタイミングないわ。

(朝井リョウ)そうそうそう、ないからさ。でも、このままずっとそれがなかったら……ナオト・インアサイミですか? 現象としては。

(高橋みなみ)なんでナオトさんをくっつけちゃったのよ?

(朝井リョウ)「隠してた」という……。

(高橋みなみ)「隠してた=ナオトさん」じゃないんだよ!

(朝井リョウ)「ナオト・インアサイミだな」って思っちゃって。それも嫌だなと思ったんですよ。「隠してたんだ」みたいに言われるのも嫌だなと思ったんだけど。でも発表をするのも、私は芸能人でも何でもないから嫌だなって思った結果、現実と同じように会話の中で……(笑)。

(高橋みなみ)いや、私、本当にさ、前々回でサラッて言った時にさ、困ったもん。

(朝井リョウ)えっ、嘘?

(高橋みなみ)本当に。「本当にこれでいいのかな?」って思った。

(朝井リョウ)いや、私もなんか思ったよ。たぶん、初めてじゃん。あんまりその、わかんないけど。まあでも、芸能人じゃないから初めても何もないんですけど。

(高橋みなみ)いや、あの言い方はないよ? なかなか。

(朝井リョウ)たぶん、ないよね? でも、なんかこういう実験的なことができるのは芸能事務所とかに所属してない人しかいないなって。

(高橋みなみ)『ヨブンのこと』で実験するんじゃないよ、あんた!

(朝井リョウ)そう思ってね。

(高橋みなみ)しかもさ、エンディングで……たぶんみんな、そのエンディングら辺のどこかでなんか言うのかな?って思ったのよ。「嘘でした」とか「本当です」みたいな。でも、何も言わず……次の週も何も言わず。

(朝井リョウ)でも、現実ってそうだから(笑)。現実がそうなので。私、現実と同じようにできないかなと思ったんですけどなんかいざ……この説明もだから、するつもりなかったんですよ。種明かし。

(高橋みなみ)ああ、そうなのね? このタイミングでね。

(朝井リョウ)今後もなんか会話の中で妻という存在が出てくるのであれば、配偶者の存在が出てくるのであれば、そこで自然に会話の中で出ていくということで。こう、本当に現実と同じように口コミで広まらないかなって思っていたんですけど。

(高橋みなみ)ヤバッ!(笑)。

(朝井リョウ)なんか、思ったより私にリプライで「結婚されたんですか?」みたいなのが来てたから「みんな、びっくりしたんだろうな」って(笑)。

(高橋みなみ)びっくりするわ、そりゃ。

(朝井リョウ)でも一般人と一般人の結婚なのでね。本来は別になんかラジオに載るような情報でもないですし。なんかこう、発表みたいなことをするような情報ではないなっていう。なんか「それをしたら自分のことを芸能人だと思ってるみたいだな」と思って。

(高橋みなみ)でも「妻」って言った時の朝井さんのあの顔、忘れない。

(朝井リョウ)ププッ!(笑)。

(高橋みなみ)はい、ということでニッポン放送『ヨブンのこと』。この番組は高橋みなみと。

(朝井リョウ)朝井リョウがあなたの余分な時間にお邪魔してお送りします。

朝井リョウ 配偶者と相談して「結婚式を挙げない」決断をした理由を語る
朝井リョウさんが2018年2月4日放送のニッポン放送『ヨブンのこと』の中で実は1年以上前から結婚していたことを明かし、配偶者と2人で相談して「結婚式を挙げない」という決断をしたことを話していました。
朝井リョウ お互いに健康的に生きていくために共闘できる相手と結婚した話
朝井リョウさんが2018年2月4日放送のニッポン放送『ヨブンのこと』の中で実は1年以上前から結婚していたことを明かし、「お互いに健康的に生きていくために共闘できる相手と結婚した」と話していました。

朝井さんが「これがやってみたい」と言っていた東野圭吾さんの『ある閉ざされた雪の山荘で』、めちゃ気になりますね。今度、読んでみたいと思います!

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