アンガールズ山根さんが2026年9月13日放送のABCラジオ『こたけ正義感の聞けば無罪』に出演。こたけ正義感さんと夫婦の役割分担問題について話していました。
(こたけ正義感)そういうお仕事は、来ないんですか? なんか料理系のお仕事とか。今、結構何でもできそうじゃないですか。
(山根良顕)料理系のお仕事も来てはいないけど……それこそさ、(NHK Eテレで)『すくすく子育て』をやらしてもらったりとかさ。イクメンオブザイヤーみたいなのもさ、昔にもらったけど。やっぱりプレッシャーだよね。そういうのもらっちゃうと。
(こたけ正義感)リアルだ(笑)。
(山根良顕)「男なのによくやってるよね」の評価がすごい上がっちゃうからさ。みんなしてるのに。
(こたけ正義感)普段、みんなやってることだっていう。
(山根良顕)それは女の人もやってるし。男の人でもやってる人がいっぱいいるのに。
(こたけ正義感)そうなんですよ。
(山根良顕)やっぱりメディアに取り上げていただいて……まあ、ありがたいよ。それがなんだろうな? 啓蒙になるから。俺らの仕事っていうのは見せていくことも仕事だから。
(こたけ正義感)ああ、そういう見方もありますよね。
(山根良顕)そうそう。でも「えー、なんかあいつだけ、いいな」とか、「私はずっとやってるよ?」って思われるのも……でも、それも全部。全部、担いでもう、受け止めていくしかない。表に出る人間としてはね。
(こたけ正義感)発信するのもそういう清濁併せ呑んでやらないとっていう。
(山根良顕)そうそうそうそう。
(こたけ正義感)たしかにこれ、本番が始まる前にスタッフの方と某芸人さんがワンオペで寝かしつけたことをアピールするSNSとかをやっていて。「これ、どうなんだろうね?」っていう話をちょうどさっき、してたところなんですよ。
(山根良顕)まあ、だから頑張ったんだろうね。
(こたけ正義感)そう。わかりますよ。頑張ったのは。
寝かしつけしたことをSNSでアピールする某芸人
(山根良顕)頑張ったし、アピールしてみたいし、共感もしてほしいんだろうね。世の奥さんとかと一緒だよ。要は、褒められたいし。何だろうな? 「こんな苦労してるけど頑張ってるよ」っていうのを見てもらいたいのもあるし。で、うーん……まあ「仕事につながれば」とか、そういうのもあるんじゃないの? やっぱり俺らってそれ、やっていかないといけなかったりもするから。
(こたけ正義感)まあね。そうですよね。
(山根良顕)それが、その子のためになるかもしれない。奥さんのためになるかもしれないって思いながら。でも奥さんからは「あなただけ褒められていいよね」っていう。そもも全部、飲み込まないといけない。
(こたけ正義感)なるほど。じゃあ別にそれを発信するのは嫌だっていうこともないんですね?
(山根良顕)嫌だってこともない。俺は嫌だってことは、ないかな。奥さんに「いいよね」って言われるのを「いや、でもこれも仕事なんだよ」って。それをうまくまとめ上げるのも仕事だと思っている。
(こたけ正義感)そうですか。じゃあ今後、子育てとか料理の仕事とか来ても全然それは嬉しい?
(山根良顕)全然嬉しいと思うし、男側の意見も言える世の中になってほしいなと思う。最近は。
(こたけ正義感)なるほど、なるほど。たしかに。
(山根良顕)どこかの芸人さんの奥さんがさ、ちょっとなんだろうな? 女の代表みたいな感じで「わかる」っていう評価をね。まあ、それは大事なんだよ。大事だよ、そりゃ。だけどさ、「男側だって頑張ってるんだよ」っていうことも今、評価してもらわないと男、きついなっていう世の中になってるような感じ、するの。
(こたけ正義感)そうですよね。本当の意味で両方ね、やってるんだから。両方の意見を……。
(山根良顕)そうそうそうそう。家事だけじゃなく、男の人だって何か貢献してたりとかするんだけども、あまり評価されずに。「何かをやってない」っていうことばかりを言われるっていうのはかわいそうだなと思うの。だから、そういうのを変えていく時代に今後、なっていくと思うから。男女平等にはならないんだろうし、男と女を平等にしようと思わない方がいいと思うの。もう生物学的にさ、作りも違うしさ、考え方も違うんだから。それは、それこそ多様性でもっとみんながハッピーになるようにしないといけないって俺は最近、思ってるの。でもそれをね、やっぱり面白く伝える術がないんだよね。
(こたけ正義感)まあね。まあ、そもそも一般化するのが難しいというか。それはもうね、それぞれのそのカップルとか夫婦でもう全然、当然個々人のね、能力とか取り組み方が違いますからね。
(山根良顕)そうそうそう。だから今までの男性の行ってきた業をさ、今の世代の男性たちが割を食ってさ、それで頑張ってやっているっていうのも評価してもらえる世の中に……。
(こたけ正義感)まあ、変わりつつはありますよね。その、やらないといけない。でもまだまだ、その役割分担のベースがやっぱり女性に偏ってる夫婦の方が多いと思うんですよ。
(山根良顕)多い。
(こたけ正義感)これはもう、無意識でそういう役割分担が生まれてしまってるみたいな。
(山根良顕)これは無意識なのか、得意・不得意なのかにもよると思うんだよね。違うところで活躍をして、それと同じぐらいになればいいなとも思っちゃうんだけど。それは違うのかね?
(こたけ正義感)でも、これはもう夫婦の合意によるかな。
(山根良顕)まあ、そうだね。
(こたけ正義感)どういう約束で一緒にいるか次第かなっていう。そういう役割分担をきっちり明確にして、うまくいってるところもあるでしょうしね。
(山根良顕)たしかに。それさ、「夫婦の合意」ってさ、あるじゃん? 俺、結婚する時にさ、「幸せにします。だから結婚してください」って……まあ世の中のある程度、大体の人たちは男性からプロポーズをして。そういう風なことを言うじゃない? で、喧嘩になったりとかした時に「『幸せにする』って言ったよね?」って言われると、もう手も足も出ないの。それってさ……それって、しょうがないよね?
(こたけ正義感)だからその「幸せにします」が契約だとするじゃないですか。その合意内容があやふやだとこういうトラブルになるんですよ。
(山根良顕)そうだね。
(こたけ正義感)中身がもっと細分化して、細かいところまで決めないといけないから分厚い契約書が必要なわけじゃないですか。人と人の約束っていうのは。
(山根良顕)だから行政書士に公文書みたいなのを作ってもらわないとダメってことだよね。結婚する時に。
(こたけ正義感)それか、その都度、話し合いをするたびにルールを追加していくっていうことなんじゃないですか。
(山根良顕)ああ、そうか。それは明文化しないといけないの?
(こたけ正義感)まあお互い、ちゃんと覚えてるんであれば文書にする必要はないですよ。
(山根良顕)でもなんかトラブルになった時に口約束と、なんか書いて印鑑があるとかで違ったりしないの?
(こたけ正義感)効力としては一緒なんですよ。口約束でも書面でやっても効力としては一緒なんですけど、あとは「言った・言わない」の争いになった時に証明できるかどうかの差しかないですね。契約っていうのは。
(山根良顕)ああ、そうか、そうか。まあ、別に離婚するわけでもないんだけど。そういうことなんだね。
(こたけ正義感)だから、わかります。その役割分担ね、「男も頑張ってる」と言いつつもじゃあ、客観的に見たらどのぐらいの比重かを理解してない人も多いですよね。
(山根良顕)まあ、そうだね。だからやってない男性陣がさ、なんか足を引っ張ってるんだよね。だからすごい細かくさ、やっている家事を書き上げてやっていて。すごいなとは思うんだけど。でも旦那さんも頑張ってんじゃないかなとも思うんだけど……あれを突きつけられると、なかなか反論しづらいというか。
男性の「言われたことをちゃんとやっているのに……」という不満
(こたけ正義感)まあ、本当に仕事の処理能力が違うんだと思いますけど。あとはよくね、男側が言うのは「言われたことはちゃんとこなしてるのに」って言って不満を持つ時、あるじゃないですか。でも、その言われたこと……要は指示が下りてきているわけじゃないですか。でも、全体を把握して。で、それぞれのタスクを整理して。「このタスクはあなたに」っていう作業。これが実は一番、大変じゃないですか。
(山根良顕)ああ、指示出しね。
(こたけ正義感)店長の仕事というか。店長が仕事を全部把握して。「こういう仕事がある」って分類をして、バイトに渡すじゃないですか。で、バイトは言われたことやるじゃないですか。でもバイトは「言われたことをやってるのに」って文句を言うみたいな構造というか。
(山根良顕)ああ、たしかにね。その「全体を把握している」っていうことが大事なんだよね。
(こたけ正義感)まず、そこの労力が実はすごい大変だってことに気づいてないパターンもあるかなと。
(山根良顕)たしかに。まず「手伝ってる」とかっていうのはNGワードだっていうことはだいぶ前に気づいていて。
(こたけ正義感)僕も結構、そのバイト側の人間なんで。その構造はある時から意識し始めて。「やってるだけでは対等にはならないぞ」っていうのは……。
(山根良顕)ただ、スーパーバイトだとしてよ? 言われたことをすごくこなす。そして量もすごくこなすだったら、もうちょっと評価してほしいなとも思うね。
(こたけ正義感)たしかに。そこのバランスですね。
(山根良顕)そこが奥さんとバランスが取れてればいいわけよね。
(こたけ正義感)そうだと思います。奥さんもストレスがなければね。
(山根良顕)で、休みの時に旅行に行って。奥さんというか店長に「ちょっと◯◯に行ってきました」ってお土産をね、渡すとか。そういう構図よね?
(こたけ正義感)構図ですね。あと店長もちゃんと休みが取れてるのか、とか。
(山根良顕)ああ、そうね。それも大事だよね。「ちょっと今日は僕がやりますよ」みたいな日もいっぱいあったりね。
(こたけ正義感)そうですね。結局、この全体のバランスがちゃんと取れてれば文句ないけど。バランスを見ずに文句を言うと、ちょっとトラブルになるよっていう。
(山根良顕)そうだよね。でもそういうことがわかっていても夫婦って、わかんないよね。
(こたけ正義感)まあ、そうですね。結果ね。各々の仕事で抱えたストレスとか、見えないですからね。
(山根良顕)そう。見えないし。「この人はいい旦那さんなんだろうな」とかって思ってる人も離婚しちゃったりとかするもんね。
(こたけ正義感)それはね、ありますよね。
(山根良顕)難しいよね。
(こたけ正義感)たしかに、何に不満を持ってるか、わかんないですよね。

男性側が「言われたことはちゃんとやっているのに……」と不満を持ちがちな問題に対して「タスクを振り分ける指示出しが一番大変。これは店長の仕事」とこたけ正義感さんが指摘していたところに非常に納得感を感じました。店長、大変!
