星野源 オールナイトニッポン最終回でいつも通り普通の放送をする理由を語る

星野源 クインシー・ジョーンズ追悼選曲 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2026年3月31日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』最終回で普段通り、普通の放送をしようと思った理由を話していました。

(星野源)やべえ。どうしよう。全然、終わる感じしないんだけど(笑)。なんか、しないよね。全然、終わる感じしないんだよな。なんかあの、どんぐらいだっけ? 2ヶ月前ぐらいだっけ? 1ヶ月とかそのぐらい前に……今日がね、最終回なんですけど。「3月いっぱいで最終回です」と発表した時はかなり感慨深いものがあって。それまでね、結構打ち合わせも重ねて「卒業しよう」っていうね。それでこう、どういう風に伝えたらいいかなとか、いろんなことをね、もちろん考えながらその放送を迎えて。すごい感慨深い気持ちだったんですけど……今日はなんか、何にもないっていうか。普通通りすぎて。

そう。朝起きてもなんか普通にだるいし。「よし、今日は最終回だから」みたいなのがなくて。めっちゃ天気悪かったし(笑)。雨で。なんかすごいブルーな感じっていうか。いや、本当に……本当になんか普通っすね。「じゃあ普通の放送やろう」と思って。なんで今日、普通です。最終回スペシャルっていうか、特別な企画とかはございません。いつもの通り『星野源のオールナイトニッポン』をやって、いつものように終わろうかなと思っています。

だから、なんていうの? お別れの言葉みたいなのも全くないです(笑)。普通、考えた方がいいと思うんだけど、ないですね。あとね、割と武道館のイベントでもそういう、結構「自分にとってこの番組、ラジオとは」みたいなのを話す時もあったから。なんかね、それを繰り返すのもなんだしとか思うと「普通にやろうかな」って思って来たんですよ。

そしたらですね、打ち合わせに入ったらですね、なんと今日、送られてきた、送ってきてくれたメールがですね、1万通らしいです。すごいですね。ありがとうね。1万通だって。とんでもないですね。1万通だよ? ということでメール選び担当、メール出し担当の作家の加藤くんは昨日から来てやってます。いいですか? 昨日ですよ。その、日が明けて昨日だから31、じゃないですよ。30からですよ? 30日からやって全部、見ないとさばききれないぐらいの量が来てるってことです。すなわち全部、見てるってことですね。すごいね。

だからその、僕はいつも通りなんですけど加藤くんだけがいつも通りじゃないです(笑)。本当に大変。でも、みんなが思いを込めて書いてくれたメールですから、思いを込めてメールを選んでいるみたいなんですけど「めちゃめちゃメールを読む速度が速くなった」って言ってましたね。ここへ来てスキルを獲得していて。

あと、打ち合わせをしてる時にいろんな人が挨拶に来てくれたりとか。あとここのね、フロア、放送のフロアに今まで見たことないぐらいの数の人がいて。懐かしい人たちもいてね。もう、なんだろうね? 長い時間、一緒に過ごしたスタッフの人とかいて。だからすごいなんか、終わるっぽいんですよ(笑)。終わる感、なんかあるね。うん。

で、ちょっとたぶん放送しながら実感していくんじゃないかなっていう感じがあるので、今日はもうね、いつも通りやろうと思いますよ。桜が結構ね、咲いていい感じで。先週もその話したけども。で、すぐ雨だったから散っちゃうかな、なんて思ったら全然散らなくて、結構いい感じでしたね。昨日も一昨日もいい感じで。そしたら今日、すごい雨で。まあ、いろんなことを思いますけどまずは本当に夏が心配です。もうあったかすぎて。怖いよね。怖い怖い。

だからもう「夏が怖い。暑い。つらい」とかって言うのももう今日が最後なんで、先に言っておきます。今年の夏も暑いです。マジで。マジでつらいと思うんでみんな、気をつけようね。本当。水を飲みましょう、みたいな(笑)。何を最後の放送で言ってるんだ?って感じだけど。もうね、本当ですよ。本当、そうなんだよ。

10年前の一番最初のトーク

(星野源)メールが来ています。千葉県ラジオネーム「目玉焼きご飯」。「源さん、10年前の初回放送で一番最初のトーク、何を話されていたか覚えてますか? そうです。うんこです。源さんは放送前、お腹を壊していて、うんこトークからこの番組が始まりました。いつでもトイレに行っていいですからね」と。ありがとう。すごいね。26歳の方。もしかしたら、ちゃんとね、初回から聞いてたら16歳の時にこのうんこトークを聞かされたのかもしれないですけど、今日もちゃんとお腹壊してます。久しぶりに壊してるんだよ、今日。なんか知らないけど。うーん。

だからなんか、俺の体とかは最終回に向かってるのかも。なんか、初回放送をリスペクトっていうか(笑)。初回放送リスペクトの体になってるのかもしれないです。うん。あの、アニメとかで第一期の主題歌が二期のラストにかかるみたいな感じだと思います(笑)。その、一期のオープニングテーマが二期の最後の放送のエンディングテーマになるみたいな、そういうエモさが俺の体には起きてるらしいですね。まあ、自分の精神的にまだちょっと実感できていないんで。メールとか読んだら実感できるのかな?

千葉県ラジオネーム「ステルス豆鉄砲」。24歳。「源さん、こんばんは。僕は最近、気になってる人がいます」(笑)。ええっ? あの伝説のリスナー、ステルス豆鉄砲。当番組のAD堀くんの双子の兄弟、ステルス豆鉄砲ですね。「僕は最近、気になってる人がいます。それは自分が働いている会社のグループ会社の同期の女の子です」。すごいね。全部言うじゃん。「一度、複数人で飲みに行ったことがあり、少し話したことがある程度だったんですが、その子の話し方や雰囲気がすごく好きで先日、僕から思い切ってLINEをし、デートに誘いました。すると即日、予定が決まり、デートに行きました。デートでは一緒にお昼にピザを食べて、その後商店街をゆっくり歩いて買い物をしました。すごく楽しい時間で、かなり好感触でした。そして今日、次のデートの約束も取り付けることができました。来週の最終回までに……」。

ああ、これね、先週送ってきてくれたメールだね。「来週の最終回までにこの恋の進展はないと思うのですが、いつかの機会に彼女ができました報告ができるといいなと思っています。源さん、僕、頑張ります」だって。どう? 堀くん。ああ、「頑張ってほしいです」(笑)。いや、本当、頑張ってほしい。もうね。ステマメはこの番組を支えてくれたようなリスナーですから。おもしろ投稿でね。いや、素晴らしい。

リスナーとの関係性

(星野源)いや、本当になんかこういう関係だよねって思うね。なんかその「彼女ができました」の前っていうか(笑)。「好きな人がちょっとできちゃったんですけど……」っていう報告を受けるような間柄ですね。僕とリスナーはね。うん。嬉しいね。なんか一時期、「友達かよ」みたいなくだり、あったじゃない? リスナーが友達に送るみたいなメールを送ってきて。「いや、俺、友達じゃねえんだけど?」みたいな。だけど、まあなんかもういいかってなってますね。友達でいいかっていう(笑)。もうだんだんそういうメールとかジングルが来ても普通に「ああ、そうだね」とか言うようになっちゃったもんね。

長野県「巻かないロールキャベツ」。「源さんは10年前の自分と3分間、電話ができるとしたらどのようなことを話しますか?」。ええっ、3分間限定なの? なんだろう。10年前だもんね。ちょうどだからラジオが始まった時ですよね。ラジオ、この番組が始まった瞬間、何を話すんだろう? 「マジ大変だから気をつけろ」って言うと思いますね(笑)。「心の準備をしておけ」って言うと思いますね。マジ大変だと思う。あとでも「今日は無理なんじゃねっていう体調とか、心とか、そういう状態でラジオやらなきゃいけない日が来ると思うけども。だいたい放送が終わったら元気になってるから、ラジオは楽しんでくれ」って言いますね。だいたい元気になってるからね。

なんで今日もお腹痛いし。なんて言えばいいんですかね? あの、いつものように満身創痍な感じなんで。今日もちょっとね、終わる頃には元気になってるんじゃないかなと思っておりますよ。

星野さんの最終回のオープニングトーク、いつも通りのトーンでぬるっと始まって聞いているこちらもリラックスして最後まで聞くことができました。お腹痛いトークで初回とラストが対になっているのもたまらないですね。10年間、お疲れ様でした!

星野源のオールナイトニッポン 2026年3月31日

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