宇多丸さんが2025年11月13日配信のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』放課後ポッドキャストの中で玉袋筋太郎さんから聞いた人気番組『町中華で飲ろうぜ』ロケの過酷さについて話していました。
(コンバットREC)いや、だからさ、玉さんとかさ、羨ましいよ。あれが仕事になってるんだもん。
(宇多丸)いや、それはそれで大変なんだと思うよ。
(コンバットREC)今週も山梨とか行ってたよ? 羨ましいよ、これは。
(宇多丸)でも、言っていたよ。「ウタちゃん、ちょっと仕事でもう……」って。だから1日に何個も撮るから。
(コンバットREC)ああ、まあ2本、撮ってるからね。
(宇多丸)「正直ね、大変だよ」っつって。
(コンバットREC)あれ、2本じゃないのか。2本じゃなくて4本とか撮っている可能性もがあるのか。
(宇多丸)そうだね。しかもほら、1回で2軒とか行って。
(コンバットREC)しかも1軒ずつで結構食って飲むからね。
2本撮り・それぞれのお店でしっかり飲み食いする大変さ
(宇多丸)そうそうそう。だしさ、ご自身のお店もあって。それはだから体調も……。
(コンバットREC)今週も1軒目でさ、近所の酔っ払いにさ、飲まされてさ。
(宇多丸)ああ、『町中華』で?
(コンバットREC)そうそうそうそうそう。あれ、きついよね。
(宇多丸)だからもう2本目の玉さん、わかりますからね。「ああ、2本目だな」っていうね。いや、だから仕事になるとそれはそれで大変だから。
(コンバットREC)でも山梨のさ、ちょっといい町中華なんて行く機会、ないじゃん? 我々は。まあ宇多丸さんはライブとかあれば行けるかもしれないけど。
(古川耕)町中華にふらっとっていうのは、なかなかないもんね。
(宇多丸)ないね。
(コンバットREC)でも、地元の人におすすめのを聞いて、そこに行くわけだから。あれは相当いい店、行ってますよね。だから羨ましいですよね。
(宇多丸)そうだけどさ。その2本撮りとかさ、何本撮りとかでさ、酒を飲んで、しかもラーメンも食べなきゃいけないっていうのあるから。それは楽じゃないですよ。だから楽な仕事なんかないんですよ。
(コンバットREC)それは嫌かもしれないけど。あれ、日比ちゃんのやつとかは? あれは何本撮りなの?
日比麻音子の『おんな酒場放浪記』ロケ
(宇多丸)日比ちゃんも2本ぐらい撮ってると思いますよ。やっぱり2本目の帰り、終わりの締めの言葉とかはろれつが回ってなかったしますからね。全然(笑)。しっかり、きっちり(笑)。
(古川耕)すごいな、アナウンサーの仕事として(笑)。
(宇多丸)「何を言ったか覚えてない」とか言ってる時、ありますからね。
(コンバットREC)でもやっぱり飲むのが仕事になってるのはちょっと羨ましいとは思いますけどね。食わなきゃいけないのはちょっとね、しんどいかもしれないけど。
(宇多丸)あと、やっぱりちゃんと一定のサービス精神を発揮しなきゃいけないわけで。あなた、それは無理でしょう?
(コンバットREC)今、めちゃめちゃ俺、サービスしてますよ?
(宇多丸)だからそれは気が向いた時だろうが! 気が向いた時にやってるだけだろう?
(コンバットREC)いや、でも毎回さ、いい店でしょう? そんな、ダメな店に行くわけじゃないから。
(宇多丸)店さえよければ上機嫌ってこと?(笑)。
(コンバットREC)毎回……いや、お店の人も毎回、ウエルカムでしょう?
(宇多丸)まあね。
(コンバットREC)あれで店の人から塩対応だったら、こっちも……。
(宇多丸)でも、しゃべり上手な人ばっかりじゃないっていうのあるんだよ。ウエルカムでもしゃべりが……。
(コンバットREC)ああ、お店の人がね。
(宇多丸)前にさ、玉さんがトラック旅の番組、やってた時があるじゃない? トラックの運転手さんに話しかけて、乗っけてもらって。それでやっぱり言ってた。話してくれる人は楽なんだけど、やっぱり話下手な人も全然いて。
(コンバットREC)ああ、トラック野郎にね。
(宇多丸)そう。トラック野郎だし。で、何を振っても全然芳しくない時とか、結構本当に……。
(古川耕)ああ、密閉空間の中で……。
(宇多丸)そうそう。「本当に大変だ」って言ってた。それは。
(コンバットREC)でも『トラック野郎』ってやっぱり面白くないですか? 太宰を読んで「太宰は面白いなあ。アハハハハハハハハッ!」みたいな。
ロケで飲み食いできるのはいいけど、お店にも気を遣うし、1日に何軒もはしごをしなくちゃいけないから大変ですよねー。そういうところも含めてプロな玉さん&日比さん、リスペクトです!

