ハライチ澤部 ジャック・ホワイト来日公演に行って感じたことを語る

ハライチ岩井 mixi2を語る ハライチのターン

(澤部佑)いや、それがかっこいいんだよ。それがかっこいいの。で、その狐のお面を俺達に投げるんだよ。「これ、持って帰れよ」みたいなのでヒュッて。

(岩井勇気)そしたらみんなは? 「うわっ!?」って?

(澤部佑)「うわっ、呪われるぞ!」じゃないんだよ(笑)。

(岩井勇気)もうそこだけ空いちゃって。みんな、避けちゃって。

(澤部佑)違うよ。「うわーっ!」よ。コロンコロンって下に転がったのをみんなで取り合って、みたいな。それで結果、取れなかったんだけど。それで2人で地元に帰ってきて。幸楽苑、ラーメン屋さんに行ってさ、「取れなかったな」なんつってさ。ハタチそこそこで。それがもうすごい思い出で。

(岩井勇気)いつも狐のお面なの?

(澤部佑)なんかその時のアルバム……まあ、なんかそう。そんなようなのが好きなんだよな。なんかちょっと、世界観が。で、その後もホワイト・ストライプスは解散して。ラカンターズってバンドだとか、デッド・ウェザーだとか、バンドをいろんな人とやっていて。そのジャック・ホワイトは。で、俺はそれを全部……フジロックとかにも結構、来てくれていて。

何度も見ているジャック・ホワイトのライブ

(澤部佑)いろいろ全部、見に行っていて。それで今回、ソロで来日ということで私も「行こう!」ってことで、。豊洲PIT、チケットを取って行ってきましたよね。もうなんか、ライブのロッカーとかさ、めんどくさいから使わないようにね。ほぼ手ぶらで行ってね。で、だいたいああいうところ、ワンドリンクあるでしょう? ビール。缶ビールを片手に。缶ビール、ちょっと飲みながら。音楽ライターみたいな面してね(笑)。あれ、なんなんだろうね? ライブ前。みんな、音楽ライターみたい面、してるよね。

(岩井勇気)やっちゃうね。俺も飲まれちゃうから。

(澤部佑)俺も飲まれていたね(笑)。

(岩井勇気)俺、横の壁にもたれながら見るね(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! こいつ、音楽ライターだ!(笑)。

(岩井勇気)横の壁にもたれながら見ちゃうね。

(澤部佑)うわっ、「関係者の人かな?」って。

(岩井勇気)横にもたれるんじゃないよ。背中でもたれて、横に見てるから。

(澤部佑)肩をもたれるんじゃなくて、背中をもたれて顔だけ? すごい! こいつ、通じゃん。達人じゃん。そんな感じで見ていて。そしたらもう、ジャックが出てきて開演するんだけども。始まったらもうさ、俺はキッズよ。「うおーっ!」って声をあげて、体を揺らして、みたいな。もう3曲目ぐらいにホワイト・ストライプスの曲をやってくれて。もうすごい、澤部青年が一番、聞いてたんじゃないかっていう曲もブワーッて。で、ずっともう最高潮よ? 最高潮だけど、今回もやっぱりあるね。度々、ハライチで話に出るけど。意識が飛ぶ瞬間(笑)。

もうあのロックスター、ギターヒーローが目の前でブワーッて。もうずっと最高潮。もちろん全部知ってる曲でさ、最高。「うわーっ!」ってなってるけど。残り少ないビールを飲んさ。ちょっと飲んだらすごくまずいの。ぬるくなっていてまずい。「ビールって後半、なんでこんなにまずくなるんだろうな? なんかよくアーティストもステージ上で飲んだりしてるよな。ちょっと飲んで演奏して。またちょっと飲んで……まずいって思ってるのかな?」とか、すごい考えちゃって。ガンガン演奏してるのよ?

(岩井勇気)なんか、そう。視野には入っているんだけどね。なんにも意識してないんだよね。そのアーティストのことをね。

(澤部佑)もう、わかんない。「この間の『アメトーーク!』、あそこでああ言えばよかったな」とか、考えちゃうの。なんか。ブワーッて出てきて。

(岩井勇気)あるよ。

ジャック・ホワイトが演奏しているのに意識が飛ぶ

(澤部佑)あるよね。目の前でジャック・ホワイトが演奏してのにる。「いかん、いかん……」って。

(岩井勇気)それで2曲ぐらい、やってる時があるもん。びっくりするよね(笑)。

(澤部佑)「いかんいかん。せっかくやってるんだから」っていうので集中して。それで最後、アンコール。最後は『Seven Nation Army』。大合唱で終わって。で、もうおじさん1人でね、ご機嫌で。Tシャツを買いに行ってね。うん。Tシャツ、1人で買って。

(岩井勇気)楽しんでるな。

(澤部佑)で、もう人の流れで結局、ビールの缶を捨てるところ、見つからなくて。結局、缶を折りたたんでさ。ショルダーポーチみたいなのだけ俺、あったから。ポーチに缶をそっとしまってね。で、そのまま缶とともに家に帰って。なんかそれが、すごい感じたんだよね。なんか。他の人はみんなさ、もうその辺にポイって捨てたり。外国の方も多いんだけど。その辺に置きっぱなしとか。そこを俺はもうポーチに缶を入れてさ。すごい、日本人だなって。「日本の音楽好きのおじさんになったな」って。わかる? 昔、十数年前は出待ちとかしてたのに、なんかおじさんの音楽の楽しみ方になっちゃったなっていう。

(岩井勇気)そうだな。たしかにな。そのアーティストを聞いてるやつになれてないかもな(笑)。

(澤部佑)そこは取れてきている?(笑)。

ハタチの頃の澤部さんがホワイト・ストライプスの出待ちをした話、いいですねー。そして今、おじさんになって大好きなはずのジャック・ホワイトを見ながらもなぜか意識が飛んでしまうというお話にもめちゃ共感してしまいました。なんかライブと別のことを考えてしまう瞬間、あるんですよねー(笑)。でもちゃんと缶ビールの缶を家まで持ち帰った澤部さんはえらい! リスペクトっす!

ハライチのターン! 2025年3月20日放送回

タイトルとURLをコピーしました