堀井雄二 1984年版『ゴジラ』撮影に鳥山明らと取材でエキストラ参加した話

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堀井雄二さんが2025年1月25日放送のJ-WAVE『TOKYO M.A.A.D SPIN』に出演。榎本一夫さん、鳥嶋和彦さん、土居孝幸さんとジャンプ放送局時代を振り返る中で1984年版『ゴジラ』の取材で鳥山明さんらとエキストラ参加した際の模様を話していました。

(鳥嶋和彦)だからあの時、ヤンジャンと組んで講談社とか小学館が入れないように。ジャンプとヤンジャンでやればほぼ全年齢層をカバーできるからっていうんで。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とか全部、ほとんど独占して離さないっていう。

(土居孝幸)ああ、そうだ。そういう考え方でやってたね(笑)。推していたね(笑)。

(鳥嶋和彦)あれはだから全部、堀井さんが原稿を書いたんじゃない?

(堀井雄二)原稿、書いていた。覚えてる。初めて書いたの、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』じゃないかな? 紹介記事。

(鳥嶋和彦)一番最初に、誰よりも早く試写会で見れるから(笑)。

(榎本一夫)そうそう。試写会、いろいろ行きました。

(堀井雄二)あの時、ジャンプ巻頭ってそういう映画のあれだったのが、だんだんゲームに変わっていったんだよね。

(榎本一夫)ああ、そうだね。今じゃ考えられないけど。ジャンプの最初は映画とか、いろいろやっていたよね。そこでAppleのゲームを取り上げたり。

(堀井雄二)そうそう。ゲームでやると、やっぱり反応がよくて。

(土居孝幸)そういう風に変わっていきましたね、たしかに。

(鳥嶋和彦)コミケの特集もやったことあるね。

(土居孝幸)そうそう。だいぶ前に。

(堀井雄二)ゴジラもやって。みんなで逃げる役、やったんだよ(笑)。エキストラで。

(土居孝幸)大島でしたよね?

(鳥嶋和彦)あったね。あれ、ポスターに誰か、映ったんだよね?

(堀井雄二)俺、映っているよ?(笑)。逃げるシーンで映っている。

(一同)アハハハハハハハハッ!

(榎本一夫)ああ、そうか。

(堀井雄二)鳥山さんと一緒に逃げていたの。

(榎本一夫)そうか。なんか探したくなっちゃいますね(笑)。

ゴジラから逃げる鳥山明と堀井雄二

(鳥嶋和彦)そうそう。ゴジラは1年間、追いかけていたからね。

(Naz Chris)そんなにですか?

(鳥嶋和彦)とにかく、好きだったから。ゴジラが何十年ぶりかに復活するっていうことで。東宝に話をして。「最初から最後まで全部やるから独占させてくれ」って。

(Naz Chris)へー! 鳥山先生もゴジラ、好きだから。

(鳥嶋和彦)だからジャンプ放送局で毎回、取り上げるの。毎週。「こちらゴジラ◯◯」とかっていうのも、あったと思う。

(堀井雄二)ちょうどね、29年生まれで一緒なんですよ。ゴジラと。昭和29年、ゴジラ誕生。

(土居孝幸)原子怪獣ゴジラ。

(鳥嶋和彦)そう。だから大きなプールでの特撮も見たし、編集するところのさ、細かい作業とかも。

(Naz Chris)うんうん。そのゲームになっていったのは、ファミコンが出たぐらいの時ですよね?

(鳥嶋和彦)いや、そのもっと前から。

(Naz Chris)PCゲームからか。

少年ジャンプとヤングジャンプでゴジラに1年間、密着していたなんて今では考えられないことですよね。それにしてもエキストラで堀井雄二さんと鳥山明先生がゴジラから逃げていたなんて……めちゃめちゃレアなことが起きていたんですねー(笑)。ちょっと1984年版のゴジラ、見返してみたくなっちゃいました!

TOKYO M.A.A.D SPIN・2025年1月25日放送回

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