ヤーレンズとランジャタイ国崎 伊藤幸司活動休止直後のツーマンライブ配信大幅カットを語る

ヤーレンズとランジャタイ国崎 伊藤幸司活動休止直後のツーマンライブ配信大幅カットを語る ABCラジオ

2024年10月28日放送のABCラジオ『ツギハギ月曜日~ヤーレンズのダダダ団!~』にランジャタイ国崎さんがゲスト出演。ランジャタイ伊藤さんが不祥事を起こして活動休止になった3日後、ヤーレンズと国崎さんで渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールで行ったツーマンライブ『ランジャタイのともだちんライブその2』について話した部分をご紹介します。

売れていない時代もずっと、ガラガラの客席の前で滑り倒しつつも切磋琢磨してきたというヤーレンズとランジャタイ。そんな時代を懐かしむようなトークをしながら、かなりのキャパの伝承ホールで行う2組のライブがソールドアウトになった感慨深さを語ります。

(出井隼之介)そんな2組がさ、渋谷の伝承ホールっていうまあまあ大きいキャパの会場で……そこが埋まりますっていうので。その開催3日前ぐらいに伊藤幸司のあの事件が発覚して。それで伊藤くんが活動しませんってなって。もう3人でやるしかないっていうことで。

(楢原真樹)さすがにキャンセルはできないからね。

(出井隼之介)あれ、もうむちゃくちゃなライブでね。結論から申し上げますと、なんと配信チケットも売っちゃったんですよね(笑)。チケットの売れ行きがよかったから、配信も先に売っちゃおうっていうことで。

(国崎和也)「ヤーレンズとランジャタイだから、これは絶対に売れる!」ってなってグレープがはしゃいで売っていたんですよね。

(出井隼之介)で、「後日、配信をしますけど。問題があったところ、問題発言とかが仮にあった場合はそこの部分をカットして入れます。ライブなので」っていうことで、結構あれ、やりましたよね? 3人で2時間半ぐらい、いろいろやりましたけど配信されたのが1時間弱ぐらいで(笑)。

(国崎和也)バッサリ、いかれてましたね。なんか聞いたら、ダメだったらしいです。「こんなの、流せない」って(笑)。

あまりのチケットの売れ行きにグレープカンパニーが大歓喜して配信チケットまで売っていたところでまさかの伊藤さんの事件発覚&活動休止。ライブは行ったものの、2時間半程度の公演が使えないところだらけで結局、配信されたのがたったの1時間程度になってしまった理由をヤーレンズと国崎さんは話します。

伊藤さんの事件が発覚した段階で国崎さんに「ライブ、どうするの? やるの?」と確認をしていたというヤーレンズのお二人。「やりますよ。この車、ブレーキがないけど一緒に乗ってくれます?」という国崎さんからの返答を見て「じゃあ、もうお祭りですね」と返していたんだそう。

そして迎えたライブ当日、ランジャタイ所属事務所・グレープカンパニーの社長さんがわざわざヤーレンズの楽屋に千疋屋の高級ゼリーを持参の上で「このたびはご迷惑をおかけしました」と挨拶に来たエピソードなども紹介。国崎さんも事務所側から「本当にくれぐれも、余計なこと言うなよ」と念押しされていたと話します。そんな中、ライブが始まりまずは国崎さんがピンのネタを披露したところ……。

(出井隼之介)だから「本当にくれぐれも、余計なこと言うなよ」って散々、念押しされた国崎さん、ピンネタが始まります。そしたら余計なことがデカデカと書かれた旗を持って、舞台上を走り回ってね。

(楢原真樹)伊藤幸司を表す4文字。「これぞ伊藤幸司!」という4文字が書かれた旗。

(出井隼之介)その瞬間にですね、袖にいたランジャタイのマネージャーさん、膝から崩れ落ちてました(笑)。

(国崎和也)あれはね、かわいそうなことをしましたよ。後日談って聞いたんですよね。

(楢原真樹)あなたはもう走ってるからね。ジャンヌ・ダルクのように旗を持ってね(笑)。

(国崎和也)工作してましたからね。『半沢直樹』みたいに。まず、だから違うコントをきっかけでやって。旗だって丸めておいて。蛇の小道具を作っておいて。コントをやるんだ。関係ない新ネタをやるんだっていうので。

(出井隼之介)旗なんか出てこない、別のコントをリハーサルでやったわけだ。

(国崎和也)2人には、しゃべってましたもんね。ちょっと旗を見せて「これをやるんだ。くれぐれもこれは、内密に……来た来た来た!(クルクルクルッ!)」みたいな(笑)。で、動線をバーッて行って。本当にあの半沢の曲が流れ出して。「いざ!」ってなって。で、袖で蛇を全部取って、袋も取って伊藤幸司の4文字がバーッて現れて。

(楢原真樹)伊藤幸司の自己紹介ね(笑)。

(国崎和也)「みんな! あいつ、◯◯◯◯だーっ!」って(笑)。

国崎さんとヤーレンズで完全にグレープカンパニーを騙してスタートしたライブ。国崎さんがピンネタを終えて舞台袖に戻ると関係者全員が鬼の形相で国崎さんを待ち構え、手にしていた旗を取り上げたんだそう。そりゃそうだ(笑)。しかし、次の瞬間驚くべきことが起きたのです。

(国崎和也)で、恐ろしいことに僕が終わって。ひとしきりやって戻ってきたら、言ったら関係者共々、全員が袖で鬼の形相で。旗を取り上げられたんですよ。で、俺は「終わった……」と思って。そしたら。びっくりしたのがヤーレンズのお二人がその旗を取り上げて、舞台に立ちまして(笑)。

(楢原真樹)俺らが国崎の魂を枯らすわけにはいかない!

(国崎和也)僕は驚きましたよ(笑)。

(楢原真樹)で、優勝旗返還みたいな感じで。あなたから旗をもらったから、もう行くしかない!ってなって。

(国崎和也)あれは素晴らしい漫才でしたよ。すごかったですねー。本当に……めちゃくちゃな漫才をされてましたよ(笑)。

(出井隼之介)あなたが言うんだから、本当にむちゃくちゃですよ。

(国崎和也)で、その内容をギュッとすると、伊藤幸司を歴代のそういう人たちが助けに来るっていう漫才で(笑)。

(楢原真樹)いろんな人が出てきて(笑)。

(出井隼之介)アベンジャーズが(笑)。

(楢原真樹)◯◯◯◯アベンジャーズが出てくる漫才ね(笑)。急遽、やりまして。会場にいた方だけが楽しめたという。

(国崎和也)オールカットでしたよ(笑)。

国崎さんの魂が込められた四文字旗を継承したヤーレンズ。そして歴代の「◯◯◯◯」な人が集結して伊藤さんを助けに来るという漫才を披露! マジでめちゃくちゃです(笑)。お話を聞いているだけだとめちゃくちゃおもしろいですけど、グレープカンパニーの事務所の人たちは頭を抱えたでしょう。使えない部分だらけで2時間半のライブが1時間ちょっとの配信になってしまったのも納得の展開です。現場でライブを見れた方がめちゃ羨ましいですわ。たぶんこの後、めちゃくちゃ怒られたんでしょうけどエピソードをラジオでおもしろおかしく話してくれるヤーレンズと国崎さん、最高ですね(笑)。

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