でか美ちゃん BiS1期の解散10周年記念・一夜限りの復活ライブを語る

ジェーン・スーとでか美ちゃん BiS10年ぶり一夜限りの復活ライブを語る こねくと

でか美ちゃんさんが2024年7月9日放送のTBSラジオ『こねくと』の中で前日に新宿・歌舞伎町で行われたBiS1期の解散10周年を記念する一夜限りの復活ライブについて話していました。

(石山蓮華)さて、今週の選曲はどんな感じでしょうか?

(でか美ちゃん)「生きてまた会いま賞」。スーさんとの掛け合いとかオープニングでもちらっと話したんですけど、BiSというアイドルグループがいて。10年前に解散して。それが昨日、10年ぶりに一夜限りの復活ライブがあったんですが。BiSというグループは今もいるんですよ。いわゆる「BiS1期」。初期メンバーの10年ぶりのライブで。今はBiS3期さんっていう、3期メンバー……3期メンバーとはまた違うんだけど。まあ通称、BiS3期っていうので、違うメンバーでやられてるんですが。そのBiS1期のライブがありまして。

で、ちょっとね、私が動画撮影禁止っていうルールとかを把握してなくて一瞬、SNSに載せちゃったりして。ご迷惑をおかけしちゃったことは本当に改めて、申し訳なかったなと思うんですが。本当にそのライブがめちゃくちゃ良くて。当時の6人のメンバーさんの中には、もう今や大河にも出られている俳優のファーストサマーウイカちゃんもいたりとかして。本当にみんな、今でもステージに立ち続けている6人が、みんな各々に忙しいんだけども、解散から10年後の昨日、会えたっていうのがすごいグッと来て。

で、オープニングでは散々、「昔話やめて 壁か何かにでも話しててよ」みたいなフレーズの話をしてたけど。やっぱり同窓会のような空気もあり。たぶんね、10年前にBiS1期を熱心に応援していた方の中には、熱心すぎるがあまり、仕事を辞めてる人とかもいたの。

(石山蓮華)そうなの!?

(でか美ちゃん)ツアーを全部追うためとか。はまりすぎるあまりね。そのアイドルへのはまり方の是非というものは一旦、置いておくとして。でもこの10年の間にそんな方もさ、再就職をして、誰かと恋をして、子供が産まれて、家庭を作って……みたいな方もたぶんいらっしゃって。モニターに抜かれるお客さんの中に、子供を肩車している方がいてさ。その子は明らかに10歳未満なの。「この解散してから今日までの10年の間に、この人は子供が産まれて育てたんだ」とかも……マジで知らない人だけど、それがグッと来て。

で、ウイカちゃんがMCで言ってた言葉がすごく心に残ったんですが。一言一句、違わずには言えないんだけども。「BiSの後にBiSHが生まれて。BiSHは本当に大人気のグループになったけど。私たちはたしかにそんなにね、当時はBiSHほど売れなかったかもしれないけど。今日はBiSHのおかげで、BiSHが財を成してくれたから今日のフリーライブできてますわ」っていう風に言ってちょっと笑いを取った後に、「でもBiSがなかったら、BiSHもおらへんで。で、プー・ルイがおらへんかったら、BiSもないんやで?」っていう、その創始者のメンバーを称えて。

まあ、BiS1期の中でもメンバー変動とかはあったから。で、ウイカちゃんとか、コショージメグミちゃんっていうメンバーの子とかはBiS1期の中では後期の方で入ってきてた人だったりもしたんで。こういうウイカちゃんの全ての歴史に感謝しつつ、10年間のことも感謝しつつ。それで「生きてまた会えて嬉しいです」って言っていて。それは、私もすごい知ってるファンの方で、さっきスーさんとも話したりしたんだけど。この10年の間に亡くなってる方とかも、やっぱりいらっしゃって。

「みんながこうやって生きて集まってくれていることが嬉しい」

(でか美ちゃん)それで「生きてまた会えて嬉しいです!」ってウイカちゃんが言った時、ウイカちゃんとメンバーさんたちがワーッと目の前のお客さんに手を振った後、空にね、手をあげたの。すごいそれが……それだけで伝わるものがあったというか。やっぱり、10年前を回顧してしまう気持ちもありつつ。10年、その6人のメンバーさんとプロデューサーの渡辺さんもそうだし。ステージを作ってきた人たちもずっとこの10年、生きてきたから立てたステージなんだなと思って、それがすごいグッと来ちゃって。

(石山蓮華)そうだね。なんか本当に、生きてる人に会いに行ってるんだもんね。

(でか美ちゃん)で、私はやっぱり10年前のライブも見させていただいいてたからグッと来たっていうのもあったけど。今回、初めてBiSを見たっていう方も結構いらっしゃったみたいで。なんか各々の人生があって、昨日があったんだなと思ったので。なので、こちらの賞をね、発表したいと思います。では、発表します。生きてまた会いま賞は、BiSで『nerve Final Version』。

BiS『nerve』

(でか美ちゃん)お送りしたのはBiSで『nerve Final Version』でした。

(石山蓮華)でか美ちゃん、息が上がってますねー。

(でか美ちゃん)そしてスーさんも見に来てくれた。ありがとうございます。いや、本当にそのスーさんとの掛け合いでも言ってたんですけど。そのBiSが当時やってきたことっていうのは本当、賛否あったし。当時も。今だとより、否が強いかもしれないんだけども。

(石山蓮華)そうね。なんか当時、いろんなニュースとかで見ていて。「BiSは今、こんなことをやってんの? えっ、こんな大変なことになってるの?」っていうので常にびっくりしてました。

アイドルがライブハウスでライブする文化を作ったBiS

(でか美ちゃん)なんか私も1人のアイドルファンとして、いろんな感情で見てたけど。なんかね、BiSがライブハウスでアイドルがライブすることを当たり前にしてくれたから。なんか本当に今に続くライブアイドルの文化とかって、マジでBiSが切り開いてくれた部分が本当に大きくて。自分もライブとかしてたので、めっちゃやっぱりその先陣を切ってくれた人として感謝もしてるし。「伝説だな」っていうのをね、なんかまざまざと見せつけられたという気持ちになりましたね。そして、やっぱり『nerve』はどの時代でも名曲だなと思いました。

(石山蓮華)はい。でか美ちゃん、今週も選曲ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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