石橋貴明と五十嵐亮太 3割バッター激減の日本プロ野球を語る

石橋貴明と五十嵐亮太 3割バッター激減の日本プロ野球を語る 石橋貴明のGATE7

石橋貴明さんと五十嵐亮太さんが2024年5月11日放送のTBSラジオ『石橋貴明のGATE7』の中で日本プロ野球で3割バッターが激減していることについてトーク。ピッチングのデータ化が進み、打たれない球の再現性が高まってピッチャーの力が上がっているためだと話していました。

(石橋貴明)これも今、野球界がすごいことになっているんですけども。3割バッターが両リーグで5人ぐらいしかないんですよ。で、パ・リーグで3人しかいなくて、その3人が全部、ソフトバンクですよ?

(五十嵐亮太)そうか。3割が……。

(石橋貴明)これ、今年3割、いなくなるんじゃねえの? セパで。

(五十嵐亮太)毎年、減ってますよね。去年も少なかったですよね。この時期。

(石橋貴明)それでサンタナが異常に打っている以外、ちょっとあれすると3割切っちゃうような記録ですからね。これはバッターが力がなくなったのか、ピッチャーが良くなったのか。

(五十嵐亮太)ピッチャーの力が上がっていると思いますね。やっぱり、僕らの時代でいうと投げたいボールとかスピン量の話とかって今、機械で調べられるけど、当時は調べられなかったんですよ。で、バッターがどういうのが苦手でとかっていうのが全部、データ化されているので、再現しやすいんですよ。

データ化で再現性が高まり、ピッチャーの力が上がる

(石橋貴明)あれ、持ってるんでしょう? ソフトバンク、アイピッチ。

(五十嵐亮太)ああ、ありますね。

(石橋貴明)あれ、持っているんだってね。俺、なにかで聞いたんだよね。

(五十嵐亮太)あります。完全にピッチャーのボールを再現できるマシンっていう。

(石橋貴明)「大谷くんのスライダー」っつったらもう……あれ、すごいんだけど。俺、ずっと不思議だったの。だってそんな再現性なんて、100パー行くわけないじゃんって思って。だってボールを入れて、昔だったらタイヤみたいなのでバーン!ってあれするんだけども。「縫い目はどうするのよ?」って思っていたらあれ、縫い目を合わせるのね。カチャカチャカチャってやって、縫い目を合わせた状態でビュッて。それで再現できるんだって。だからさ、「うわっ、これすげえや!」って。カチャカチャカチャってやって。

(五十嵐亮太)縫い目も合わせるんですか?

(石橋貴明)合わせて、そこからバーン!って出るのよ。

(五十嵐亮太)すごいな。そんなのも興味があるんですか? そんなものにまで興味を示してるんですか。すごいな!って。

(石橋貴明)「あれ、ほしいな」って。

(五十嵐亮太)なにに使うんですか?

(石橋貴明)リアル野球BANに。

(五十嵐亮太)リアル野球BAN(笑)。贅沢な野球BANですね! そんなの、打てないでしょうよ? スイーパーとか、普通にやってくるんでしょう? そんなの、打てないですよ!

(石橋貴明)50センチ、曲がるっていうからね。ベース1個半ぐらい、曲がっていっちゃうんですよ? ノーチャンスですよね。

「アイピッチをリアル野球BANに投入したい」(石橋)

(五十嵐亮太)無理ですよ。でも「こういうボールを投げれば抑えられる」っていうのがわかっていたら、再現はできますよね。ピッチャーは。だからそうなると、ピッチャーのレベルが上がって当然なんですよね。

(石橋貴明)そうなると、やっぱりバッターはきつい?

(五十嵐亮太)バッター、きつくなると思います。だからピッチャーのレベルが高いと思います。だって日本からアメリカ・メジャーに行ったピッチャー、みんな結構活躍してるじゃないですか。松井、今永もそうだし、山本投手もそうだしって考えると、やっぱり日本のピッチャーのレベルは高いと思います。

(石橋貴明)すごい金、もらえるんだね。次から次へと行っちゃうよね。

(五十嵐亮太)行きますね。金額がちょっと違いますもんね。しかも今の円安で。今、アメリカに行ったら……ちょっと為替の話になっちゃうけども(笑)。あの人たち、日本に住む時にめちゃくちゃ楽ですよね。帰って来る時、どんな気分で帰ってくんでしょうね?(笑)。「いくらぐらい、円に変えようかな?」みたいな感じになりますよね。今、こんな150円超えてる円安で。すごいな。今、アメリカ行って稼ぎたいですよね。

<書き起こしおわり>

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