石橋貴明 イチローに初めて書いたサインを語る

石橋貴明 イチローに初めて書いたサインを語る 石橋貴明のGATE7

石橋貴明さんが2021年6月27日放送のTBSラジオ『日本生命 presents 石橋貴明のGATE7』の中でイチローさんとの出会いについてトーク。一番最初にイチローさんに書いたサインのことを話していました。

(石橋貴明)そうですね。91年、イチローがあれするオリックスが神戸に行くんですよ。だから僕、一番最初に神戸の練習場でイチローに会うんですよ。「ラッコ男って書いてください」っつってサイン色紙に「とんねるず 石橋貴明」っていつものサインを書いて「ラッコ男」って書いたんですよ(笑)。これ、意外と言ってない話で。しばらく部屋に飾ってあったよ? 「ラッコ男 とんねるず 石橋貴明」って(笑)。

ラッコ男 とんねるず 石橋貴明

(石橋貴明)そうですね。この92年、森さんの西武と野村ヤクルトですよね。4勝3敗。そして次の年は4勝3敗で野村ヤクルトは勝つんですよね。これ、いい試合だったな。見たな。神宮球場で。で、最初の92年の時に岡林だったかな? 誰かがピッチャーの石井に変化急を投げて打たれたんですよ。で、「うわっ!」って。で、その前にトラ(広沢克己)がセカンドゴロで楽々セーフだと思ったら、足が遅くて。で、すげえ辻さんからバックホームされて、なんか情けないスライディングしてアウトになったんですよ。で、「お嬢さんスライディング」って言われちゃったっていう。で、その次の年に巻き返したんですよね。

で、93年には松井秀喜が巨人に入団。そうですよ。前の年にイチローはオリックスに入ってるんですよね。だから92年に入ってるはずなんですよ。でも、そう考えると何年か土井さんは使ってくれなくて、イチローは出てこないんだけど。イチローって、入った年にもう2軍でバカバカ打っていて。ジュニアオールスターでMVPなんだよね。鈴木で。それで、そうですよ。94年にイチローが210本。当時、130試合ですからね。いまだに200本、打っている人はいますけども、130試合に200本を打っている選手っていうのはいないんですよ。130試合で210安打、打っているんですからね。

現れた当時、近鉄の佐野が言ってましたけど。ファーストゴロでピッチャーはベースカバーに入るでしょう? 「ベースカバーに入ると、イチローに追い抜かれる」って言ってましたから(笑)。わかります? ファーストゴロでスタートして、ピッチャーがベースカバーに入ったら、かならずバッターよりも先にベースの方に向かっているんですよ。距離からすると。だけど、かならずベースの手前の2メートルぐらいでイチローに追い抜かれるんだって(笑)。だから絶対にセーフになっちゃうっていう。どこを投げても打たれるっていう(笑)。

ファーストゴロのベースカバーでイチローに抜かれる

(石橋貴明)「情けねえこと言うなよ、佐野!」っつって(笑)。一番大事なところじゃん? 8回ぐらいに佐野はセットアッパーだから投げるから。でも、そこで打たれちゃうから、赤堀まで繋げられないんだよ(笑)。すごかったよね。やっぱりイチローは強力だったよね。でも、やっぱりパ・リーグはこの時代、90年から94年まで西武、西武、西武、西武ですからね。西武がもうこの時、5シーズン勝っちゃうんだよね。で、セ・リーグは巨人、広島、ヤクルト、ヤクルト、巨人ということで。まあ、新たなスターがどんどんとここでうねりのように現われるんですね。

<書き起こしおわり>

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