東野幸治 井上尚弥 vs ネリ戦に見切れていたロバート山本博を語る

東野幸治 井上尚弥 vs ネリ戦に見切れていたロバート山本博を語る 東野幸治のホンモノラジオ

東野幸治さんが2024年5月10日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でボクシング・井上尚弥 vs ネリ戦の生中継でロバート山本博さんが何度か見切れていた件についてトーク。山本さん本人から聞いたインスペクターの仕事について話していました。

(東野幸治)そして、こちら。愛知県の方。「東京ドームで行われたボクシングの試合。ロバート山本博さんがリング上で度々、見切れていました。井上尚弥選手の試合のラウンド間のインターバルにリング上で真剣な眼差しで井上陣営を見つめるロバート山本。試合後の退場時にチャンピオンベルトを両手に抱え、井上選手の後ろを歩くロバート山本。ロバートのネタで山本さんがどんな場所にでも何となく溶け込むというネタがありましたが、まさにそれを見ているようでした。山本さんは以前、番組企画でボクシングのプロライセンス取得試合で勝利。その後、トレーナーライセンス取得。今年、日本ボクシングコミッションのインスペクター(試合進行の仕事、ポジション)のライセンス取得したことで今回の見切れに至ったようです。もうロバートでは秋山さんしかちゃんとお笑いやっていないような気がします。それぞれの道を歩み始めてるんでしょうか? なんだか心配です」。

インスペクターを務めたロバート山本博

(東野幸治)いや、今日俺、ワイドナショーで会いましたよ。だから、インスペクターっていう試合進行やから。だから、別にどっちかを応援するじゃなくて、ちゃんと試合ができるように、進行するように計量の時からずっと見てるんです。ほんで、本当は山本、ネリ選手をインスペクターしたかったんですって。たとえば今までのことでいろいろ、数々因縁というか、クレームをつけるじゃないですか。で、そこはちゃんとやらなあかんってことで、厳しい眼差しで見るっていうのをやりたかったけど。上の人から「あなたは井上さんで」って。もう世界戦、4回目やって言ってましたよ。インスペクターをやるの。

ほんで、なんか1ラウンドで倒れたじゃないですか。その時にコーナーに戻って、座っている横で山本がずっと見ているじゃないですか。あれは聞いて。何を見てるか?って言ったら、傷の深さがどれぐらいかとか。だから「頑張れ!」とか「負けるな!」とか言っているんじゃなくて。仕事としてちゃんと見て、それを上にあげる。上にあげたら、それがリングサイドにいてるドクターの情報として入って。それで試合をして。もしもあかんかったら、止めるタイミングもあるから。だから仕事なんやって。

(渡辺あつむ)重要な。

(東野幸治)めちゃめちゃ重要な仕事。で、いろいろ、言うたら裏方としてやる仕事で山本は行っていただけで。「うわっ、テレビに映ってるわ。ドキドキするわ」とか「みんな、見ている?」とか、そんなんじゃ全くないって言ってた。だからワイドナショー、ぜひ見てほしいんですけど。八重樫さんがいろいろしゃべってくれるんですけど。その横で、言うたら山本くんがロバートじゃなくって、インスペクターとしてこう、正式なユニフォームで来ている時の顔はもうめちゃめちゃ険しい顔でずっと聞いてましたし。

(渡辺あつむ)そらそうですよ。

めちゃめちゃ険しい顔の山本博

(東野幸治)だからやっぱり、ボクシングが好きで。ボクシングに貢献する仕事と、芸人の時は芸人の仕事が二つ、ありますから。ぜひぜひ見てほしい。ロバート山さんの険しい顔。インスペクターの顔を。

(渡辺あつむ)だから間違って歯を見せたらやばいですよね。

(東野幸治)そう。ふざけたらあかんのよ。でも何となく場の空気が「おい、博! お前、なんだよ? そんな険しい顔して!」とか、今田さんはご機嫌に言ってはったけど。「あんまりね、そうじゃないんですよ、皆さん」みたいな。で、試合の話終わって。「インスペクターの仕事は何ですか?」って聞いたら、白い歯もあるけど。井上選手の試合の八重樫さんの解説を、横で笑っていたらあかんやん? もうめちゃめちゃ険しい顔で……ぜひぜひ皆さん、見てほしいと思います。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました