渡辺志保 Gunna feat. Offset『Prada Dem』を語る

渡辺志保 Gunna feat. Offset『Prada Dem』を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2024年3月18日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でGunna feat. Offset『Prada Dem』を紹介していました。

(渡辺志保)というわけで、ここで今日の1曲目をお届けしたいと思うんですけれども。あのガンナが新曲を出しましたということで、そちらを紹介したいなと思います。『Prada Dem』っていうタイトルなんですけど。曲を聞いていただくと……かつ、そのリリックを見ながら曲を聞いていただくと『Prada Dem』っていうのがどういう意味なのか、わかるかと思うんですが。私も最初、「なんでプラダなんだろう?」とか思ったんですけど。最初に「I got the swag, Prada them Shawty havin’ drip, proud of them」っていう。「proud of them(彼らのことを誇りに思う)」っていうのをちょっとアトランタっぽく発音したら「Prada Dem」になるんですよね。で、それがそのままタイトルになっていて。その言葉遊びになっているっていうリリックなんですけども。

「Prada Dem」=「Proud of Them」

(渡辺志保)この曲にオフセットが参加してるんですよね。で、ガンナってYSLの問題で今もいろいろあると思うんですけれども。いろいろあったわけで。で、昨年のアルバムが非常に高く評価されたわけですけど。昨年、アルバムリリースした時にリリース記念ツアーみたいなのがニューヨークとLAでしか行われなかったんですよね。で、地元のアトランタでライブやってないじゃないか、みたいなことがちょっと話題になっていたんですけれども。先日発表された今年の5月、6月と全米ツアーをするんだけども、そこでは細かく全米を回って。その最後がアトランタなんですよ。

なので、この間ちょうどアトランタから帰ってきたAkiさんともその話をしたんですけれども。しかも結構ね、会場も大きなアリーナなんですよね。なので、久しぶりにその凱旋ライブを、しかもでかいところでガンナがやるっていうのはどんな感じの盛り上がりになるのかね、ということをちょっと今から、まあ全く部外者っていうか、ただのミーハーではあるんですけれども。楽しみにしている私がおります。

で、ここでオフセットで新曲をやるっていうことは、アトランタのストリートからも晴れて「お帰りなさい」みたいなムードがあるのかなと思ったり。で、この曲は最初にフックがあって、最初のバースはガンナのバースなんですけれども。そこでもですね、すごい覚悟がにじみ出るバースっていうか。ヘイターたちに向けて一蹴するようなリリックがたくさん並んでおりまして。その中でも「I’m not a rat, still gettin’ cheddar」っていうラインがあるんですけども。「Rat」はネズミのことですけども。

まあ、よくストリート界隈でスニッチ(告げ口、タレコミ)をしちゃうやつのことを「Rat」っていう風に言うんですよね。「裏切り者」みたいな感じで。で、「俺はラットじゃない」っていうのと、「gettin’ cheddar」。このチェダーっていうのはチーズいう意味で。そのチーズが転じて金の意味になるんですよね。なんでもう散々、ガンナは「スニッチした」とか「ネズミ野郎だ」とか言われてきたわけですけども。そこに向けて「俺はそうじゃない。金なら稼いでる」っていう。まあ「チェダー=金」っていうスラングの方程式みたいなものはそれこそ今日、これからゲストに来てくださるeydenさんも使っているわけですけども。そうしたリリックがですね並ぶ曲になっておりまして。たぶん新しいアルバムも準備中なのかなという風にも思いますので。

ちょっとガンナとその周辺のアトランタのラッパーたちの動き。そして今もずっとずっと続いているYSLの裁判の動きっていうのはやはり今年もですね、気になるトピックだなという風に感じた次第です。で、「2024年は俺たちの年だぜ!」っていう風にねおっしゃってますし。「2024 our year」って、「my year(自分の年)」じゃなくて「our year(俺たちの年)」っていう風に言ってるところもですねちょっと気になるポイントではありました。というわけでここで今日の1曲目をお届けしたいと思います。ガンナ feat. オフセットで『Prada Dem』。

Gunna feat. Offset『Prada Dem』

<書き起こしおわり>

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